両面テープの剥がし方ガイド！粘着の跡までキレイに剥がすコツを大公開！注意点も！

両面テープの綺麗な剥がし方は

剥がれない両面テープをスッキリ落とす

両面テープは普通のテープよりも粘着力が強力なものが多く、剥がしたいときに粘着部分が残ってしまうことがあります。

貼ってからそれほど時間がたっていないものなら剥がしやすくても、時間が経過するとなおさら剥がれないなんてことも…。今回は、両面テープのいろいろな剥がし方と、その注意点、おすすめグッズなどを紹介します。

両面テープがきれいに剥がれない失敗談

剥がすときに大変な強力両面テープ跡

強力な粘着力は魅力的であるものの、剥がすときにやっかいな両面テープ。きれいに剥がれずに跡のこりしてしまうことも…。

そのテープ跡が大きな面ともなると、剥がすのに何時間もかかったり、そもそもキレイに剥がれないで諦めなければいけないこともあります。

ガムテの粘着なら簡単なのに

粘着テープのベタベタ剥がしにはいろいろな方法がありますが、身の回りの品を使ってベタベタをとる方法にハンドクリームを使ってこすり取るというものも。ガムテープの跡くらいのベタベタなら、この方法でもきれいにはがせます。

糊部分だけが残っているテープ跡をきれいにするには、ハンドクリームも役に立ちます。

薬剤は塗装もはげる心配が

粘着を薬剤で溶かしてしまえば簡単にきれいにすることができますね。しかしこちらの方法は、貼り付けてあった面の材質によってはオススメできません。プラスチックが溶けたり、塗装まで溶けたりします。

使う場所と使う薬剤を考えてから使わないと、取り返しのつかないことになってしまいます。それぞれシール剥がしなどの薬剤に書かれた使用できるもの、使用できないものを確認して正しく使いましょう。

両面テープの剥がし方①

糸でやる剥がし方

両面テープが貼ってある側の材質を少しでも傷つけないように、できるだけきれいに両面テープを剥がす取り方です。まずは、水糸という丈夫な糸を使って、物理的に粘着テープを剥がしていく方法から見ていきます。

貼ってある面を傷つけないシールはがしの道具にはプラスチックのカードなども使えますが、それよりもずっと傷つけにくいのでおすすめです。使い方も簡単。糸を接着面とテープの間を通していくだけです。

糸を使う方法は物理型の剥がし方

たくみ ミエール水糸

出典:Amazon

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水糸を両手にぐるりと巻き付けて持って、左右に動かしながら、テープと接着面を剥がしていきます。粘着のベタベタが残りますがドライヤーなどで温めて指の腹でゴシゴシこすれば取れてきます。糸を持つ手が痛くなるので、手袋や軍手をして使うといいですね。

両面テープの剥がし方②

消しゴムを使う剥がし方

時間はかかるけれど、きれいに粘着のベタベタをはがす取り方であること、プラスチック消しゴムはどこの家にも1つや2つ探せばあるでしょう。これなら、新しく買い物せずにテープ跡を取れます。この2点が消しゴムでの取り方のおすすめポイント。

粘着のベタベタを消しゴムのカスに絡めて少しずつ剥がしていくので、絡め取り型とでも命名しましょう。それでは、詳しいやり方の解説です。

絡め取り型の剥がし方

同じように絡め取り型の両面テープの剥がし方には、ガムテープなどでペタペタ少しずつ剥がす取り方もあります。両面テープの紙やスポンジの部分は剥がしてしまって、できるだけ粘着のベタベタ部分だけにします。

あとは、粘着のベタベタを消しゴムでこするだけ。消しゴムのカスに粘着がからまって少しずつ取れてきます。プラスチックのカードや定規でこそげ落としてからやると、きれいになるまでの時間短縮になります。

傷はまったくつかない方法ですが、きれいになるまで消しゴムでこすり続けるので「手が疲れる」、「消しゴムがもったいない」などという意見もあります。

両面テープの剥がし方③

ドライヤーを使う剥がし方

熱を加えて両面テープを剥がす方法も有名です。熱が粘着成分を溶かすため、テープがきれいに剥がれるのです。

髪を乾かすのに使うドライヤーや、服をプレスするのに使うアイロンを使って熱を与えらるとよいでしょう。また両面テープ剥がし専用の道具として、ヒートガンがあります。テープをよく使用する機会があるなら、常備しておくのも1つの手です。

とにかく、熱が加わると粘着の成分が溶けて、テープが剥がれやすくなりますので、それを利用して少しずつきれいにしていきましょう。

糊成分を溶かす型の剥がし方

ガラスに貼られたステッカーをドライヤーで剥がしている動画を見ていきましょう。

ステッカーも両面テープも同じく粘着力が高いので、取り方のポイントは一緒です。焦らずゆっくり糊をあたためて取れやすくして剥がしていきます。

ステッカー部分を剥がす、残った糊をできるだけ剥がす。ここまでずっとドライヤーで温めて作業します。最後に仕上げをして、まったく跡が残らず剥がすことができました。

両面テープの剥がし方④

市販のシールはがし

両面テープの取り方といえば、100均でも売られているシールはがしがあります。専用の道具ですし、他のやり方と組み合わせれば、かなり早くテープの跡も簡単に取れます。

液体タイプのものを綿棒などにつけ、剥がしたいテープの粘着に塗っていくタイプと、スプレーでテープ全体に一気に薬剤を塗布するタイプがあります。剥がしたいテープに合わせて選んでください。

溶かす型の進化系！薬剤で強力に

手で剥がす取り方と、シールはがし液を使った取り方、プラスチックのお菓子の容器に貼られたシールで検証している動画です。動画の中でもありますが、まったく剥がしていない状態にシールはがしを塗っても、薬剤が粘着部分に浸透していません。

テープを剥がした後に、残った粘着部分ををきれいにするのに使うと、スッキリ落ちます。

両面テープの剥がし方⑤

壁についた両面テープの剥がし方

両面テープの使い方として、ポスターなどを壁に貼る時にも使いますね。自分の物であれば、多少傷がついてしまっても、跡が残ってしまっても、自分の責任と我慢すれば良いですが、壁となると話はまた別です。

特に賃貸物件の壁なら修理費を取られてしまいます。両面テープを剥がして修理費なんて、痛い出費です。壁の両面テープをできるだけきれいに剥がす取り方にはどんなものがあるでしょうか。

傷をつけたくないもののテープ跡を剥がす方法

壁についた両面テープをきれいに跡を残さないよう剥がす方法はいくつかあります。1.ドライヤーで温めながらゆっくりひっぱって取る。2.お酢での湿布をして剥がしてみる。(テープにお酢を染み込ませてラップで湿布。

10分ほど放置します)3.除光液での湿布をする。やり方はお酢と同じです。4.ハンドクリームを指につけてこする。テープを剥がしたあとのベタベタの取り方として効果あり。家にあるようなもので壁のテープやテープ跡をきれいにする方法でした。

両面テープの剥がし方⑥

布についた両面テープの剥がし方

衣類にテープでつけられたタグ。子供のスクール水着のアイロン接着名札の跡。間違えて服に貼ってしまった両面テープ跡などなど。布に両面テープがつくと取れなくて困ることが多々あります。

最近は両面テープも強力なものがあって、簡単には取れないように改良されています。使っている時はありがたいけれど、いざ取るとなると大変です。布についた両面テープの跡はどのように取ったらいいのでしょうか。

温める方法で糊成分をキレイに

布についた両面テープは、糊をあたためて剥がれやすくする方法で取ります。

使うのはドライヤーやアイロンなど家にある道具でOKです。もし、ドライヤーもアイロンもなかったら、効果は落ちますがお湯につけて温めても糊がやわらかくなって、簡単に取ることができるようになります。

どの場合でも注意したいのが、あせって無理に剥がそうとしないことです。布が毛羽立って剥がした跡が目立ちます。布についたテープ跡をきれいに剥がすなら、ゆっくりと少しずつです。

ドライヤーまたはアイロンは裏から

布について剥がれないテープ跡をきれいに剥がしたい場合は、裏側からアイロンやドライヤーを当ててみてください。もし、テープ部分が熱くて手では取りにくいときは、テープ跡の上からガムテープを貼る方法がおすすめです。

一気に剥がすと、いっぺんできれいに取れる場合もあります。いっぺんに取れなくても、のりが温まっていれば、何度かガムテープを付けて剥がしてとしているうちに、きれいになります。

両面テープの剥がし方注意点

いくつかの方法を組み合わせて

壁や布、車のダッシュボードなどプラスチック面にこびりついた、しつこいテープ跡。剥がす方法は専用のはがし液をはじめとして、温めてのりを溶かす、カードを隙間に入れ込んでこそげる、消しゴムやガムテープの粘着で絡め取るなどいろいろな方法があります。

布についたテープのところでも触れましたが、溶かして柔らかくしたところを、絡め取る方法を加えてより取りやすくするなど組み合わせることで、簡単に剥がしやすくなります。

使えるもの・使えないもの表

シールはがし液は「超強力ラベルはがし 雷神」の使い方注意を参考にしました。消しゴムに対する布のように、ピンと貼る工夫をすることで使用できるものもありますが、使いにくくおすすめできないものは△としています。

材質によっては使えないものも

エーゼット　超強力ラベルはがし雷神

出典:楽天

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キシレン・エチルベンゼンといった有機溶剤を含んでいる製品です。シールの紙部分など液体が浸透するものなら、のり成分を溶かす効果があります。

プラスチック製品にも使えますが、CDケースなど材質によっては薬剤によって溶かしてしまいますので、できるだけ目立たない場所で試してから使います。

まとめ

両面テープの剥がし方は熱と薬剤で対処しよう

両面テープ跡の剥がれないという悩みを解決する方法をいくつか見てきました。

家の中で普段使っているものでも、時間をかければきれいに糊のベタベタをとることができます。また、薬剤を使わないものなら、手肌の荒れや薬剤のニオイなどもなく安心して使うことができます。

のりを溶かす薬剤である、市販のシールはがし液も良いですが、まずは家にあるものを試してみてください。アイロンやドライヤーを使うときは温めすぎて、焦がさないように、またやけどしないように注意が必要です。

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