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便利すぎる「防水テープ」の使い道と選び方を解説!種類で違う特徴とは?

防水テープをご存知でしょうか。普段の生活では馴染みのない防水テープですが、一般的な用途として知られる水回りの破損部の補修だけでなく、いろいろな用途で使える便利なテープです。今回はそんな防水テープの選び方やおすすめの使い方についてご紹介します。
更新: 2024年10月1日
bily
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この記事で紹介しているアイテム

防水テープとは

防水テープとは、防水気密テープとも呼ばれるもので、名前の通り防水性・気密性の高い粘着力の強いテープです。

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防水ですので屋外・屋内を問わず使うことができ、建築現場でも床材の下や壁・天井などに使用されています。また、そういったプロの現場に限らず、外壁の補修やテントなどの縫い目の補強、配線の養生などさまざまな使い方があるので、日常生活の中でも役立つ便利なテープなのです。

用途に合わせてさまざまな種類があるので、この記事ではおすすめの使い方や選び方についてご紹介をしたいと思います。

防水テープの種類と特徴

防水テープにはさまざまな種類のものがあります。それぞれの種類と特徴、おすすめの使い方についてご紹介しますので、選び方の基準として参考にしてください。

片面タイプの気密防水テープ

光洋化学 気密防水テープ エースクロス 50mm×20M

出典:Amazon
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出典:Amazon
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最もスタンダードな片面が粘着面になっている気密防水テープです。色は黒もしくは白のものがほとんどですので、使う場所に合わせて色を選択してください。水道管や外壁の補修・補強などに使用する場合に適した防水テープです。配線の養生やほう縛に使える細いタイプのものもあります。屋内・屋外のどちらでも使用できます。

両面タイプの気密防水テープ

光洋化学 気密防水 両面テープ SBW 50mm×20M

出典:Amazon
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粘着面が両面についている気密防水テープです。2枚の素材を重ねて貼り合わせる場合などに使用します。例えば、屋外のバルコニーに床材を敷く際に固定のために使用したり、同様に人工芝を設置する際などにも使えます。

耐熱性の高いアルミ素材の気密防水テープ

光洋化学 気密防水 片面テープ アルミ 50mm×20M

出典:Amazon

より耐熱性・耐候性・強度に優れている防水テープはアルミ素材で作られたものです。屋内でももちろん使えますが、外壁の補修など長期間屋外で使う場合におすすめです。ビニール素材の防水テープは手で切れるものもありますが、アルミタイプはカッターが必要なのでご注意ください。

クッション性のある防水テープ

ニトムズ 防水すきまテープ ハード E0090

出典:Amazon
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扉のすき間をふさぐために使用できるのが、発泡体やゴムなどのクッションがついた防水テープです。扉の側面に沿って貼り付けることで、扉を閉めた時にわずかにできるすき間をふさぎます。これにより、すき間から水が漏れてきたり風が吹き込んでくることを防げます。屋内・屋外ともに利用可能です。

簡易的な補修や補強に使える防水テープ

CAPTAIN88 防水テープ CP-184

出典:Amazon
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最後に、その他のテープと比較すると強度は落ちますが、簡易的な補修や補強であれば、上記のような長さの短いテープがおすすめです。テントやレインウェアの縫い目に貼ると、縫い目から水が漏れてくることを防げます。また、小さな穴が空いてしまった場合なども使えますね。アイロンを掛けて接着するタイプのものがあります。
 


防水テープの選び方

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前章でご紹介した通り、防水テープにはさまざまな種類があります。用途に合わせて選ぶようにしましょう。選び方の基準は大きく4つあります。

片面タイプか両面タイプか

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使用する用途に応じて、まずは片面タイプでよいのか両面タイプが必要なのかを判断します。縫い目の補強や、配線整理・配管補修など巻きつけるような使い方をする場合は、片面タイプを選択します。一方、2枚の素材を重ねて貼り合わせるような場合は、両面タイプを選択してください。

耐熱性が必要か

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使う場所や貼り合わせるものが熱を持つような場合は、耐熱性の高いものを選択します。例えば、屋外で使用する場合、外壁や屋根などの長時間直射日光にさらされるような場所は耐熱タイプがよいでしょう。また、耐熱材を接着する場合なども耐熱タイプを選択します。

必要なサイズを確認する

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防水テープはさまざまな幅のものが販売されています。使う場所や用途に合わせて必要な幅を確認して、製品を選択しましょう。水道管の補修や配線の養生などに使用する場合は、幅が狭いものが巻きつけやすく、扱いやすいです。

縫い目の補強の場合は、縫い目の幅に合わせて選択します。外壁の補強など、強度を要する場合は幅が広いものの方が接着面が増え、強度が上がります。

すき間を塞ぎたい場合は素材を確認する

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用途の中でも、窓のサッシや扉のすき間などを塞ぎたい場合は、クッション性のある防水テープを選択します。クッション部の素材は、スポンジのような発泡体を使用したものや、ゴム製のものなどがあります。ゴム製の方が、よりすき間の密着度が高く、気密性に優れています。

出典: https://item.rakuten.co.jp/buildash/d000106800/

物置の扉に貼り付ける場合の使用例です。

それでは、実際の防水テープの使い方例をご紹介します。防水テープの選び方と合わせて参考にしてみてください。

防水テープの使い方① 水道管が破損した場合の補修

水道管が破損して水漏れが起きてしまった場合、防水テープを巻くことで破損部を補修することができます。

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水道管や蛇口周りから水漏れしているのを見つけた場合、破損部分に防水テープを巻きつけます。破損部のみにピンポイントで巻きつけるのではなく、その周囲から巻きつけて補強するようにしましょう。

少しの水漏れであれば、防水テープで補修することが可能です。ただし、水漏れの量が多い場合は応急処置として防水テープを使い、水道周りの修理屋さんを呼ぶようにしましょう。

防水テープの使い方② 外壁の修理・補強


防水テープは屋外でも利用できます。外壁が破損した場合の修理としても利用できます。

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写真のように、外壁が大きく損傷してしまった場合の修理方法をご紹介します。単純に穴が空いた部分を新しい木材でふさぐことも可能ですが、それだけだと繋ぎ目から雨などが入ってしまう恐れがあります。

そうなると、木材が腐ってまた大きな穴が空いてしまうなんてことにもなりかねません。繋ぎ目の部分を防水テープで補強してあげると、そういったリスクを軽減できます。

防水テープの使い方③ 扉やふたなどのすき間をふさぐ

扉のすき間をふさぐ使い道についてはこれまでにも記載をしましたが、クッション素材のついた防水テープであれば、扉に限らずさまざまなすき間をふさぐことができます。

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例えば、バイクの荷台に取り付ける荷物を入れるボックスなど、屋外で使用するもので雨が降ると中に水が染み込んできてしまうような場合、ふたの部分に沿って防水テープを貼れば、すき間から水が入ってくることを防げます。

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ヘルメットのシールドの部分に貼って、雨が入ってくるのを防いでいる方もいましたよ。工夫次第でいろいろなすき間をふさぐことができますね。また、屋内でも利用用途があります。例えば、屋内の窓やドアのすき間をふさぐことで、冷暖房の空気が外に逃げることなく、省エネ対策としても効果的です。

防水テープの使い方④ テントなどの縫い目補強

テントやレインウェアの縫い目の補強や、小さな穴が空いてしまった場合の補修などにも使えます。

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テントやレインウェアはもともと水が入らないように設計されているものですが、縫い目の部分は針を刺している分、弱くなっている場合があります。

特に長年使い込んでいるような場合は、縫い目の部分から水が染み込んできたり、破れてしまったりすることがあります。

そんなとき、縫い目に沿って防水テープを貼ることで、縫い目部分の補強ができます。また、小さな穴が開いた場合や、破れてしまった場合には、その部分に防水テープを貼ることで補修することができます。愛用のグッズを末長く使うためのメンテナンス手段として、活用してみてはいかがでしょうか。

防水テープの使い方⑤ 木材の腐食防止

屋外で雨風にさらされる場合、木材同士を重ねておくとその部分に湿気が溜まり、腐敗してしまうことがあります。防水テープを使うことで、このような腐敗を防ぐことができます。

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木材同士が接する場所に防水テープを貼っておくと、木材が湿気により腐敗することを防ぐことができます。上の写真では、デッキの土台と床板の間に防水テープを貼っています。

これによって土台と床板の間の接面部が傷んだり腐ったりすることを防げます。一度腐ってしまうと全ての木材を交換して貼り直す必要がありますので、この一手間で防ぐことができるのはよいですよね。

防水テープの使い方⑥ 屋外の床材貼り付け

屋外のバルコニーや庭に床板や人工芝を敷くことを考えたことはありませんか?ここでも防水テープが活躍します。

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最近ではDIYの一環としてお庭づくりやベランダのリフォームなどが流行っています。簡単に敷くことができる木製の床材や人工芝などが多数販売されていますが、そんな場所には両面タイプの防水テープがおすすめです。

使っていくうちに床材がずれてしまうことを防げますし、綺麗に施工することができますよ。賃貸の場合は剥がした際に元の床材を傷つけてしまう恐れがあるので、注意しましょう。


防水テープの使い方⑦ 電気配線の養生

屋外の雨風にさらされる場所や屋内の水回りなどで電気配線を行う場合、配線の接続部に防水対策を施す必要があります。

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例えば車にLEDライトをつけたい場合、雨にさらされる可能性があるため、ショートや火事の原因となります。このような電気配線を行う際、電源ケーブルの皮膜を剥いた箇所や、接続部を養生しておく必要があります。

細めの防水テープをぐるぐると巻きつけておくようにしましょう。防水用のチューブなども販売されていますが、細いケーブルやそれほど長くない場合などは施工が簡単な防水テープがおすすめです。

防水テープの貼り方

これまでいろいろな使い方を紹介してきた防水テープですが、正しい貼り方をしないとその効果が半減してしまいます。防水テープを貼る上で注意すべきポイントについてご説明します。

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施工面のホコリや汚れを取ること

防水テープを貼る際に、施工面とテープの間にすき間ができてしまうと、そこから水が入り込む恐れがあります。すき間ができることを防ぐために、施工面にホコリや汚れがないことを確認しましょう。テープを貼る前に、乾いた布などで施工面を掃除することをおすすめします。

シワを作らないように貼る

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施工面の掃除に続いて、実際に貼る際にシワを作らないようにすることも大切です。平面に貼るときは、端から順にシワができないよう、空気が入らないようにぴったりと貼っていきます。筒状のものに巻きつける場合は、少しテープを引っ張るようにしながら貼っていくと上手に貼ることができます。

貼る順番は下から上に

水は重力に従って上から下に流れていきます。その流れを妨げない順に貼っていくこともポイントとなります。

例えば、窓枠に沿ってテープを貼る場合、一番最初は底辺の部分、次に両サイド、最後に上辺の部分を貼っていきます。その際に一つ前の手順で貼ったテープに重ねるように貼ることで、水がスムーズに流れてくれます。

逆に、上から順に貼ると段差ができてしまい、僅かながら水が溜まる箇所ができてしまいます。その部分から水が染み込んでしまう恐れがあるのです。同様に、テープを巻きつける場合も、下から上に向かって巻いていくようにしましょう。

防水テープは使い道いろいろな便利グッズ

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ご紹介した通り、防水テープにはさまざまな使い方があります。気密性、防水性、耐熱性、耐候性に優れ、屋外・屋内を問わずに手軽に使える防水テープ。

ご自宅で破損や水漏れが気になっている箇所、配線が露出している箇所などに使ってみてはいかがでしょうか。大きな工事が不要で、どなたでも簡単に使えるのでおすすめです。この記事の使い方や選び方が参考になれば幸いです。