サボテンの水やりのコツ!季節ごとのポイントと置き場所などの管理方法をご紹介!のイメージ

サボテンの水やりのコツ!季節ごとのポイントと置き場所などの管理方法をご紹介!

サボテンの水やりを中心とした育て方について紹介しています。水やりや手入れについて、各季節ごとに解説していますので、これからサボテンの栽培を始めようと思っている方におすすめの内容となっています。また、おすすめのサボテンの種類についても紹介しています。

2019年02月18日更新

のべじ
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目次

  1. はじめに
  2. サボテンとは
  3. おすすめのサボテンの種類
  4. サボテンの鉢の選び方
  5. サボテンの土の選び方
  6. サボテンの肥料の選び方
  7. サボテンの植え替え
  8. サボテンの増やし方
  9. 季節の育て方:春
  10. 季節の育て方:夏
  11. 季節の育て方:秋
  12. 季節の育て方:冬
  13. サボテンの育て方:病気
  14. サボテンの育て方:害虫
  15. サボテンの水やりと季節の育て方についてのまとめ

はじめに

おしゃれで可愛らしいサボテン。インテリアにもぴったりでお部屋に飾っている方も多いのではないでしょうか?丈夫で手入れをあまりしなくていい植物として紹介されることも多いですが、間違った手入れをすると、いくら丈夫なサボテンでも枯れてしまいます。今回はそんなサボテンの水やりや手入れのコツを紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さい。

サボテンとは

世界に5,000種以上

サボテンの仲間は世界に5,000種以上存在すると言われています。南北アメリカ大陸とその周辺の島々に多く生息しています。自生地の気候にあわせて様々な種類が有り、中には氷点下になっても生存できる種類もなります。日本国内でも古くから観賞用に流通し、多くの愛好家がいます。

サボテンは水やりがいらない!?

サボテンは乾燥した地域に自生しているため、水やりがいらない植物として紹介されていることが多いです。しかし、これは間違った育て方で、サボテンもしっかりと水やりをしなくてはいけません。サボテンを枯らしてしまったと言う人の多くは水やりが足りてない場合が多いですので、正しい水やりを身につけましょう。

おすすめのサボテンの種類

アストロフィツム

球体に星をちりばめたような白点があることから「有星類」とも呼ばれています。多くの種類ではトゲが無くて扱いやすく、変種や交配種が豊富で、コアなファンも多いサボテンです。寒さは苦手なため、冬場は室内で管理し、夏の強い日当りも苦手なため、置き場所に注意しましょう。

オプンチア

いわゆる団扇サボテンの仲間です。ウサギの耳のような可愛らしい姿のウチワサボテンを見かけることが多いですね。しかし、成長すると2mを超える種類もあり、大きく生育した姿は非常に迫力のある姿を楽しめます。栽培は難しくなく、屋外でも日当りがよければ越冬可能で、民家の軒先で見かけることも多い種類です。

マミラリア

400を超える種類のグループです。とにかく丈夫で初めてサボテンを栽培する方にもおすすめできます。日当りがよく、風通しの良い置き場所に置けば室内でもそれほど手入れせず丈夫に育ちます。小型の種類が多く、置き場所を選ばず、インテリアとしても適しています。

ロフォフォラ

メキシコを中心に自生するサボテンです。棘がなく、柔らかい体をし、棘の代わりに毒性分を持つとい少し変ったサボテンです。丈夫な性質で、長く栽培すると群生して見事な姿に成長します。寒さに弱いので、冬場は室内に取り込みましょう。

ギムノカリウム

南米の草原地帯に自生するサボテンです。小型で渋い色味の種類が多いです。草原地帯に自生しているため、あまり強い光は好ましくなく、室内でも育てやすいサボテンです。また、他の種類よりも水やりの回数を増やしてあげると健康に育てることが出来ます。寒さには弱いので冬場は室内に取り込みましょう。

サボテンの鉢の選び方

迷ったらプラスチック鉢

一番オーソドックスな鉢です。何より安価で、軽くて移動させやすいですし、鉢の温度が上がりやすいので、サボテンの栽培に適しています。迷ったらまずはプラスチック鉢で栽培することをおすすめします。黒い鉢にし、日当りの良い場所に置くとより効果的です。

素焼き鉢は水やりを多めに

素朴な味わいのある素焼きの鉢は、鉢自体が水分を通し、蒸発するので土の乾燥が早いのが特徴です。多湿を嫌うサボテンの栽培にぴったりですが、逆に水分の蒸発が早すぎる場合があるので、他の鉢を使用するときよりも水やりの頻度をあげる必要があります。

鉢の性質に合わせて水やりをしよう

サボテンの栽培には上記の2つの材質が特に向いていますが、その他の材質の物でも問題ありません。お気に入りの鉢と合せてサボテンを栽培するのが何よりの楽しさになります。自分でリメイクした鉢を使用するのもいいですね。ただし、その鉢の性質を見極め、水やりの仕方を工夫する必要があります。

水やりを考えて底穴があるものを

どの材質の鉢でもそうですが、多湿を嫌うサボテンには底穴のある鉢を選びましょう。底穴があれば、水やりの際もあまり細かい事をきにせずにすることが出来ます。食器などのお気に入りの器を使用する際は、予めドリルなどで穴を開けて使用しましょう。また室内に置く場合は、受け皿もあると安心です。

サボテンの土の選び方

土によって水やりが変る

サボテンにとって土選びは非常に大切です。サボテンは乾燥した地域に自生しているため、多湿を嫌います。そのため、排水性が良い土が必要となりますが、同時にある程度の保水性も必要となります。土の性質によって水やりの仕方が変ってきますので、しっかりと土選びをしましょう。

初心者は市販のサボテン用土を

初心者の方には、ホームセンターなどで販売されている、市販のサボテン用の土をおすすめします。最初からサボテンに適した配合がされ、排水性、保水性などが調整されているので、失敗が少なくなります。各メーカーから販売されていますので、使い比べてみるのもいいですね。

こだわり派は自分で配合

市販の土は便利ですが、自分で配合してみたいと言う方もいるでしょう。そんな方は赤玉土:鹿沼土を中心にし、軽石やバーミキュライト、川砂を混ぜましょう。ご自宅の環境や鉢の種類によって水の乾き具合が違うため、それに合せて配合をすると効果的です。

サボテンの肥料の選び方

肥料は少なめに

サボテンは肥料分の少ない土地に自生しています。そのため肥料が少なくても十分に育ちますし、反対に肥料分が多すぎると成長に影響が出てしまうこともあります。肥料を与える場合は、通常より控えめに与える事がポイントです。

元肥には緩効性の肥料を

サボテンの植え替えをする場合は、緩効性の肥料を土に混ぜて元肥として与えましょう。緩効性の肥料は名前の通りじっくりと効く肥料です。水やりをすると、少しずつ肥料分が溶け出します。少しずつ溶け出るため、それほど肥料が必要ないサボテンにも適度に吸収され効果的です。市販のサボテン用の土を使用する場合は、最初から混ざっている可能性があるため注意しましょう。

水やりとともに液体肥料を

生育期である春から夏の季節には、水やりと共に液体肥料を追肥として与えると効果的です。2週間に1度の割合で市販の液体肥料を規定よりもさらに薄めて水やりを兼ねて与えましょう。生育が止まる冬は与えないように注意しましょう。

サボテンの植え替え

購入してきたら

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お店で購入してきたサボテンは、まず植え替えをすることをおすすめします。冬に購入した場合は生育が止まっているため春まで待ち、それ以外の季節では植え替えましょう。そのままでも育てられなくないですが、お気に入りの鉢に植え替えることで、サボテンの栽培もより楽しくなりますよ。

根っこをきれいに

植え替えをする場合は、まず丁寧に鉢から抜き出します。そして古い根っこをきれいにしましょう。手で軽く引っ張って抜ける根っこは抜いてしまって構いません。そして丈夫な根っこだけを残したら、1/3程度に切りつめます。こうすることで新たな根っこが発根しやすくなり、鉢への活着も早くなります。

鉢への植え付け

鉢の底にまず軽石や鉢底石を入れ、その上に土を半分くらい入れます。片手にサボテンを持ちながら土を足して植え付けます。土が足し終わったら、割り箸などで土をほぐして、根っこと馴染ませましょう。最後に鉢をトントン叩き、少し表面が下がるようであれば土を足して調整しましょう。

植え付け後にたっぷり水やりを

鉢への植え付けが終わったら、たっぷりと水やりをしましょう。土の中には、みじんと呼ばれる、土のカスが混じっています。このみじんが残っていると、排水性が損なわれトラブルの元になってしまいます。鉢底から流れる水が透明になるまでたっぷりと水やりをしましょう。

サボテンの増やし方

ある程度成長したサボテンは、実は簡単に増やすことが出来ます。成長はゆっくりですが、自分で増やしたサボテンは愛着もひとしおです。チャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみて下さい。

挿し木で増やす

サボテンは挿し木で増やすことができます。まず、鋭利なカッターナイフを用意し、切る場所を決めます。カッターの刃を当てたら思い切って切りましょう。躊躇せずにスパッと切るのがポイントです。切り取った子株は1週間ほど切り口を乾かし、用土に植え付けます。1ヶ月もすれば活着します。親株はしばらく室内などの日陰で管理し、1週間ほどしたら元の置き場所に戻します。

子株を育てる

サボテンの種類によっては、親株の側面や頂点から子株が出てきます。そのまま群生をさせても良いですし、外して増やしても良いでしょう。子株を外す場合は、手でねじって外すか、カッターで節目を切り取ります。しばらく切り口を乾かし、用土に植え付けましょう。子株は水切れに弱いので、親株より水やりの頻度を多くすると上手く育てることができます。

季節の育て方:春

春は成長を始める季節

春になって暖かくなると、休眠していたサボテンが徐々に成長を始めます。植え替えや挿し木などはこの時期が一番ベストです。1年の中でも一番栽培をしやすい季節でもあります。

水やり

水やりは、土が乾いたらたっぷりとしましょう。鉢底から水が溢れるくらいが目安です。環境にも寄りますが、1週間に1回程度が基本になります。水やりと同時に、薄めた液体肥料も2週間に1回くらいの割合で与えると効果的です。

置き場所

日当りの良い屋外か、室内の場合は南向きの部屋の窓際に置きましょう。水やりの回数が増えて、日当りが悪いと徒長の原因となってしまいますので注意しましょう。春の初めは朝晩冷え込む日もあります。天気予報を見て冷え込む日は夜間だけ室内に取り込みましょう。

手入れ

成長期に入ったサボテンは種類によって日に日に大きくなります。しかし、間違った手入れをしていると、徒長などがおきやすい季節でもあります。徒長の原因は水やりが多すぎたり、日当りの悪さが主な原因となります。しっかりと観察して、徒長の傾向が見られたら手入れの仕方を改めましょう。

季節の育て方:夏

真夏は半休眠期

真夏の7~8月は半休眠の季節です。挿し木や植え替えなどは控えた方が無難でしょう。しかし、完全に休眠しているわけではないので、適度な水やりなども必要です。その前後は成長期ですので、水やりなどしっかりとして成長を促してあげましょう。

水やり

半休眠期は生育期より間隔をあけて水やりをしましょう。目安として、土が乾いて3~4日経ってから水をあげます。あまり水をあげすぎると、鉢の中がいつまでも湿っていて根腐れ病を起こす可能性があるので注意しましょう。

置き場所

夏に気をつけたいのが蒸れです。乾燥した地域に自生するサボテンにとって蒸れは大敵なので注意しましょう。置き場所としては風通しの良い場所が適していますが、用意できない場合は、扇風機などで風を循環させてあげましょう。また、日当りが良い場所が適していますが、日当りが良すぎると種類によって焼けてしまうので、その場合は、少し日陰に移動してあげましょう。

手入れ

サボテンは暖かい場所に生息しているので、真夏こそ成長期と思っている方も多いと思います。そのため、水やりや各手入れをしてしまいがちですが、半休眠期である真夏にあれこれと手入れをしてしまうと、サボテンの調子を崩してしまう原因となるので注意しましょう。

季節の育て方:秋

秋は再び成長期

真夏の半休眠期を終えると再び成長期に入ります。しかし、冬になれば成長が止まってしまうため、植え替えや挿し木などはあまりおすすめできません。もしするのであれば、なるべく早めに時期に行いましょう。徐々に休眠への準備を始める季節でもあります。

水やり

春と同じく、土が乾いたらたっぷりと水やりをするようにしましょう。10月くらいまでは液体肥料を与えても大丈夫ですが、季節の後半は休眠への準備になるため、与えないようにしましょう。

置き場所

なるべく日当りの良い置き場所に置きましょう。冬に枯らしてしまわないためにも、この季節にたっぷりと太陽の光を浴びさせてあげます。季節の後半で気温が5度を切るような日があれば、夜間のみでも室内に移動すると安心出来ます。

手入れ

成長期が再開しつつ、徐々に休眠期への移行となる秋は、季節の中でも手入れの仕方が変ってきます。序盤は越冬するための体力と付けさせるための時期になります。しっかりと水やりや追肥をすることで、元気に冬を越すことが出来るようになります。

季節の育て方:冬

冬は休眠期

気温が10度を下回る頃になると、サボテンの休眠期に入り、それほど手入れも必要ない時期になります。植え替えや挿し木は適していませんので、新しいサボテンの購入も控えた方が無難です。

水やり

休眠しているサボテンはほとんど水分を吸収しません。そのため、他の季節と同じように水やりをしてしまうと、根腐れをしてしまったり、枯れてしまう原因となるので注意しましょう。しかし、完全に断水してしまうのも良くないため、1ヶ月に1度、土の表面が濡れる程度に霧吹きをしてあげましょう。

置き場所

冬は、室内に置き場所を作るのが良いでしょう。暖かく、日当りが良い場所が良いので、南向きのお部屋の窓際が最適です。この季節でも、晴れて10度近くまで気温が上がる日の日中は、一時的にベランダなどへ出してあげるのもいいですね。

手入れ

休眠期である冬場は、ほとんど手入れのいらない季節です。むやみに手入れをしてしまうと、サボテンの調子が悪くなるので注意しましょう。暖かくなるまでは日当りの良い室内でそっと見守るのが一番です。

サボテンの育て方:病気

かかりやすい病気

サボテンは丈夫な植物ですが、時として病気にかかってしまいます。サボテンがかかりやすい病気には根腐れ病、軟腐病などが挙げられますが、いずれも過湿が原因となる場合が多いです。そのため、排水性の良い土にを用意し、風通しが大切になります。また、生育の止まる冬場の水やりをしすぎるのも病気の原因となりますので注意しましょう。

病気の対処方法

病気になってしまった場合は、早めに対処しましょう。根腐れ病の場合、腐ってしまった根を取り除き、新しく清潔な土に植え替えます。元々の土の排水性を確認し、場合によっては種類を換えてみましょう。軟腐病の場合は、市販の殺菌剤を散布します。他のサボテンや多肉植物にも移ってしまう可能性があるため、完治するまでは離れた置き場所で栽培しましょう。

サボテンの育て方:害虫

サボテンに寄生する害虫

サボテンに寄生する害虫として、アブラムシ、コナジラミ、コナカイガラムシ、ハダニなどが挙げられます。寄生による食害などの被害だけでなく、ウイルス病の媒介やすす病の発症にも繋がるため、早めの対処が必要となります。

害虫の対策方法

害虫対策として、土に粒状の殺虫剤を混ぜておくのが簡単な方法です。また、万が一発生してしまった場合、市販のスプレータイプの殺虫剤を散布しましょう。気づくのが遅くなると、手遅れになる可能性もあるため、日頃からの観察が大切になります。

サボテンの水やりと季節の育て方についてのまとめ

以上、サボテンの水やりと季節ごとの育て方のコツについてご紹介しました。サボテンを健康に育てるコツは、何よりも水やりと日当りです。季節ごとに適切な手入れをすれば健康に育ってくれるでしょう。初心者の方でも育てやすい植物ですので、まずはお気に入りのサボテンを育ててみてはいかがでしょうか?

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今回は、サボテンの水やりや季節ごとの育て方のコツをご紹介しましたが、その他のサボテンや多肉植物などに関する記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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