ツーリングドーム220 NE1215 ノースイーグル
mont-bell モンベル ムーンライトテント1型 (1-2人) アイボリー(IV) #1122286
Coleman(コールマン) ツーリングドームST 170T16400J
Ripen(ライペン アライテント) トレックライズ1 本体 0327100クリーム テント タープ 登山用テント 登山2 アウトドアギア
スノーピーク ファル Pro.air 2 [ SSD-702 ][テント アウトドア用品 キャンプ用品]
Coleman(コールマン) エクスカーションティピ/210 2000031573
はじめに
バイクでのソロキャンプツーリングは、たくさんの荷物を積載して走行するので体力を消耗しがちです。また、ソロキャンプツーリングは旅情を高められる宿泊形態である反面、消耗した体力をいかに回復させるかが課題になります。
走行中に体力を消耗しないテントとは?過ごしやすいテントは?そんなテントに求める条件を抽出するために、評判がいいテントの仕様を確認し、比較するうえでの基準を考えます。
ソロキャンプツーリングのスタイルについて
ソロキャンプツーリングのスタイルは、ツーリングとキャンプのどちらに重きを置くかで変わります。ツーリングの目的に合わせてスタイルを変えるライダーも多いですね。
寝るためだけにキャンプ場を利用する人、ツーリングもキャンプも楽しみたい人、キャンプがメインでバイクは単なる移動手段という人もいます。一か所のキャンプ場に連泊して、空荷で周辺ツーリングするのもありです。
キャンプツーリングテントの種類:形状
キャンプツーリングで好まれるテントの形状について整理します。ソロキャンプツーリングでどんなメリットがあるのかを確認しましょう。ツーリングの目的に合わせて違う形状のテントを使い分けるライダーも多いですよ。
ドーム型
ドーム型のテントは簡単に設営できますし、耐風性にも優れているので人気があります。居住性を高めるために前室をそなえたドーム型テントが多いですね。逆に、コンパクト性を高めるために前室がないドーム型テントもまれにあります。
Aフレーム型
Aフレーム型のテントを愛用するソロツーリングキャンパーは多いですね。かつてはくさび型ともいわれました。出入り口を風下にすると耐風性は最強です。
フレームを湾曲させなくていいので、ドーム型よりも簡単に設営できますし、フレームの破損を心配する必要もありません。
ワンポール型
ワンポール型のテントはここ近年で人気が高まりました。ソロキャンプツーリングで使えるものも増えましたね。テントフロアをペグダウンしてからセンターポールを設営する、そんな手軽さが魅力です。
夏は下から上へと暖かい空気を逃がせますので熱気がこもりにくく、冬の積雪でテントが押しつぶされにくい、そんなメリットがあります。
ワンタッチ式
ワンタッチテントは折り畳み傘のように組まれたフレームを広げるだけで設営できる手軽さが魅力です。ハードなツーリングで体力を使い切った状態でも、手早く簡単にテントを設営できます。
ポップアップテントと混同されがちですが、収納状態が円盤型のポップアップテントはバイクに積載しにくいのでキャンプツーリングには不向きです。
キャンプツーリングテントの種類:用途
一人用のソロテントには一般レジャー用と山岳用の2種類があります。ソロキャンプツーリングではスタイルに合わせてどちらも使われますので、違いを把握しておきましょう。一般レジャー用と山岳用ではスペックに比例して価格が高くなります。
一般レジャー用
一般レジャー用の一人用ソロテントをキャンプツーリングで愛用するライダーは多いですね。バイクや自動車などの動力移動が前提で、収納寸法よりも居住性が高められています。軽量でコンパクトな収納寸法よりも、耐久性を重視した一人用ソロテントが多いですね。
山岳用
山岳用の一人用ソロテントは徒歩や自転車などの人力移動を前提に設計されており、収納寸法がコンパクトで極限まで軽量化されています。重い荷物をバイクに積載したくないライダーが愛用することが多いですね。各所に破損しにくい工夫がなされていて、強風時でも設営しやすくなっています。
キャンプツーリングテントを比較:定番系
キャンプツーリングでは定番と言われている代表的なテントを紹介します。今回紹介するテント以外にも、モンベルのクロノスドームやダンロップのRシリーズも人気です。小川テントのステイシーネストも評判がよく、定番テントとなりつつあります。
モンベル ムーンライトテント2型
mont-bell モンベル ムーンライトテント1型 (1-2人) アイボリー(IV) #1122286
モンベルのムーンライト2型は簡単に設営できるテントとして評判がいいですね。インナーテントを仮ペグダウンしてから立ち上げると強風下でも楽に設営できます。出入り口が広いので、狭さを感じることはありません。
キャンプツーリングでは二人用の2型を使うのが一般的ですが、より軽量でコンパクトなテントを求める場合は一人用の1型を選択しましょう。
モンベル ムーンライト2型の詳細 | |
フロア面積 | 26,400㎠ |
前室面積 | 6,000㎠ |
収納サイズ | Φ16×46㎝ |
総重量 | 2.8㎏ |
コールマン ツーリングドームST
Coleman(コールマン) ツーリングドームST 170T16400J
コールマンのツーリングドームSTは広い前室の評判が高いドーム型のテントです。ブーツ、ヘルメット、シートバッグを前室におけば、インナーテントを広く使えます。一人用としては十分に広い前室ですね。
インナーテントのポール差込口の片方はスリーブ式ですので、一人でも設営しやすくなっています。アルペンオリジナルブランドであるサウスフィールドのテントでも採用された仕様です。
コールマン ツーリングドームSTの詳細 | |
フロア面積 | 25,200㎠ |
前室サイズ | 21,263㎠ |
収納サイズ | Φ23×54㎝ |
重量 | 4.4㎏ |
キャンプツーリングテントを徹底:コスパ系
コスパが高いツーリングテントも人気があります。キャンプツーリングは年に数回しかしない、降水確率が低い時しかしない、そんな人ならハイスペックなテントは必要ありません。タープを併用するならロゴスのROSY ツーリングドームやマキノのダブル防水テントもおすすめです。
バンドック ツーリングテントUV
バンドックのツーリングテントUVはコスパが高いキャンプツーリング用テントとして評判がいいですね。テントの前後が出入り口になっていますので通気性が良く、暑い季節でも快適に過ごせます。
フライシートの耐水圧は1,000㎜と低めですが、警報レベルの雨でない限り浸水することはありません。インナーテント長辺がやや短いのですが、一人用としては十分に広いですね。
バンドック ツーリングテントUVの詳細 | |
フロア面積 | 21,670㎠ |
前室面積 | 10,500㎠ |
収納サイズ | 約13.5×13.5×46㎝ |
重量 | 2.3㎏ |
ノースイーグル ツーリングドーム220
ツーリングドーム220 NE1215 ノースイーグル
ノースイーグルのツーリングドーム220は耐久性が高いツーリングテントとして評判がいいですね。コンパクトな収納サイズに魅力があり、多くのライダーから愛用されています。
重量が比較的に重めなのは、厚めの生地がフロアに用いられているためです。ツーリングドーム220は一人用ですが、インナーテント長辺が長いのでキャンプツーリングで問題なく使えます。
ノースイーグル ツーリングドーム220の詳細 | |
フロア面積 | 21,000㎠ |
前室面積 | 12,600㎠ |
収納サイズ | 15×15×38㎝ |
重量 | 3.3㎏ |
キャンプツーリングテントを比較:山岳用
山岳用のテントは荷物を少なくしたいキャンプツーリングで愛用されています。山岳用のテントはテントポールを別に収納するものが多いので、パッキングしやすいですね。
強風下でも設営しやすい工夫がされているテントが多く、設営後の耐風性も抜群です。今回紹介するテント以外にも、アライテントのエアライズ1やダンロップのVS-20にも人気があります。
アライテント トレックライズ1
Ripen(ライペン アライテント) トレックライズ1 本体 0327100クリーム テント タープ 登山用テント 登山2 アウトドアギア
アライテントのトレックライズ1は信頼性が高い軽量でコンパクトなテントとして評判が高いですね。国内で手作りされていますので、縫製がとても丁寧ですね。ポールをインナーテントのスリーブに通し、グロメットに差し込むのは片側だけですので、一人でも素早く設営できます。
キャンプツーリング用のテントとしては前室の面積が狭いと感じたら、DXフライシート仕様を選択しましょう。究極の一人用といわれるトレックライズ0はキャンプツーリングでは不向きです。
アライテント トレックライズ1の詳細 | |
フロア面積 | 23,100㎠ |
前室サイズ | 2,475㎠ |
収納サイズ | 本体:Φ14×30㎝ ポール:38㎝ |
重量 | 1.46㎏ |
スノーピーク ファル Pro.air2
スノーピーク ファル Pro.air 2 [ SSD-702 ][テント アウトドア用品 キャンプ用品]
スノーピークのファル Pro.air 2はシェルターとしても使える軽量でコンパクトな山岳用テントです。フロア幅はJIS規格で定められた二人用のサイズを20㎝上回りますので、一人用で使うとかなり広く感じます。
フライシートだけで自立しますので、さらに荷物を軽量化したいキャンプツーリングではインナーテントをもっていかない方法も選択できます。
スノーピーク ファルPro.air2の詳細 | |
フロア面積 | 27,300㎠ |
前室面積 | 不明 |
収納サイズ | 本体:φ17×33cm ポール:11×50cm |
重量 | 1.7㎏※本体とポールのみ |
キャンプツーリングテントを比較:ワンポール型
ソロキャンプツーリングでワンポールテントを使う人が増えています。ファミリーサイズのワンポールテントは前室がないものが多いのですが、ソロキャンプ用のワンポールテントは前室があるものが多いので、タープがなくても快適です。
キャンプ場ではファミリー用のワンポールテントが急増していますので、派手なシルエットに躊躇する必要はありません。
DOD ライダーズワンポールテント
DOD(ドッペルギャンガー)のライダーズワンポールテントは、テント内の半分が寝室スペース、もう半分が前室スペースになっています。2ルームテントのような使い方ができますので、テント内のアレンジがしやすいと評判です。
インナーテントのフロア面積は一人用ですが、緊急時には前室にもう一人収容できます。フライシートだけでの設営が可能なので、インナーテントを吊らなければ一人用としてはかなり広いリビングスペースが確保できます。
DOD ライダーズワンポールテントの詳細 | |
フロア面積 | 23,249㎠ |
前室サイズ | 23,249㎠ |
収納サイズ | Φ14×50㎝ |
重量 | 2.5㎏ |
コールマン エクスカーションティピ 210
Coleman(コールマン) エクスカーションティピ/210 2000031573
コールマンのエクスカーションティピ 210はインナーテント内にセンターポールを立てる一般的なワンポールテントですが、広い前室をそなえているので評判は上々です。
フロア面積も広いですし、後室もありますので、一人用としてはかなり広いといえます。外気を積極的に活用するベンチレーションシステムはコールマンならではですね。
コールマン エクスカーションティピ 210の詳細 | |
インナーテントサイズ | 31,500㎠ |
前室サイズ | 21,840㎠ |
収納サイズ | Φ17×50㎝ |
重量 | 4㎏ |
キャンプツーリングテントを比較:ワンタッチ
ワンタッチテントはテント設営に不慣れな人におすすめです。キャンプツーリングをしたいけれど、テントの設営に自信がない…そんな人には救世主だといえますね。
ワンタッチテントは初心者の第一段階として使用しましょう。ワンタッチテントの注意点については後述します。
DOD ライダーズワンタッチテント T2-275
DODのライダーズワンタッチテントT2-275は通気性がいいので夏のキャンプツーリングでも快適です。テント後方には大きな窓がついていますので、テント内が蒸れるのを防げます。インナーテントを外せばシェルターとしても使えますので、汎用性が高いですね。
DOD ライダーズワンタッチテント T2-275の詳細 | |
フロア面積 | 24,000㎠ |
前室サイズ | 10,560㎠ |
収納サイズ | Φ19×56㎝ |
重量 | 3.2㎏ |
クイックキャンプ ビートル1
クイックキャンプのビートル1は軽量でコンパクトな一人用ワンタッチテントです。ワンタッチテントとしては珍しくアルミ製のフレームが用いられています。フロア面積や前室面積は広いといえませんが、ペグなしで完全に自立するので野宿ツーリングで重宝しますね。野宿ツーリングでは余計な装備を持たず、手早く撤収するのが第一ですよ。
クイックキャンプ ビートル1の詳細 | |
フロア面積 | 16,400㎠ |
前室面積 | 3,844㎠ |
収納サイズ | 17×17×52㎝ |
重量 | 3㎏ |
キャンプツーリングテントを検証:居住性
今回紹介したテントの居住性を検証します。テントの居住性はフロア面積で決まります。フロア面積が広いほど、ゆったりと就寝できますし、荷物をたくさん置けるからです。
フロアの長辺が長いほうがいいのか?短辺が広いほうがいいのか?それは使い方次第です。フロア長辺が長いと枕元に荷物を置け、広いと荷物を横に置きやすくなります。
フロア面積が広いテントランキングベスト3
順位 | メーカー/テント名 |
1 | 〈31,500㎠〉 コールマン/エクスカーションティピ 210 |
2 | 〈27,300㎠〉 スノーピーク/ファルPro.air2 |
3 | 〈26,400㎠〉 モンベル/ムーンライト2型 |
居住性が高いツーリングテントは?
エクスカーションティピ 210は断トツでフロア面積が広いですね。荷物をすべて前室に置いて、後室を出入り口にすれば、タンデムツーリングでも快適に使えます。ファルPro.air2は山岳用テントの中ではトップクラスの広さです。ムーンライト2型は足元が狭いものの、出入り口付近はかなり広いので、手元にたくさん荷物を置くことができます。
フロアサイズは広いほうがいいのか?
フロアサイズは広いほうがいいといえます。就寝時はなるべくインナーテントに荷物を置いたほうがいいからです。特に食料や残飯は必ずインナーテントに入れましょう。テントの外や前室に食料を放置すると、野生動物に食い散らかされる可能性があるからです。
味を占めた野生動物は頻繁にキャンプ場に来るようになり、今後利用するキャンパーが迷惑することになります。前室に荷物を置く場合の注意点は後述しますね。
キャンプツーリングテントを比較:前室サイズ
今回紹介したテントの前室サイズを比較します。前室はヘルメットやブーツを置いたり、雨天時に料理を作ったりするのに便利です。狭くてもないよりはマシですが、広いほど居住性は高くなります。前室と後室があれば、出入りする側とキッチン側というように分けてもいですね。
前室面積が広いテントランキングベスト3
順位 | メーカー/テント名 |
1 | 〈23,249㎠〉 DOD/ライダーズワンポールテント |
2 | 〈21,840㎠〉 コールマン/エクスカーションティピ 210 |
3 | 〈21,263㎠〉 コールマン/ツーリングドームST |
前室が広いツーリングテントは?
前室の広さではライダーズワンポールテントが断トツの1位でした。フロア面積と同じですので、2ルームテントといっても過言ではないレベルですね。エクスカーションティピ 210やツーリングドームSTは前室と後室がありますので、テント内を便利にレイアウトできます。キャンプツーリングにワンポールテント?思いもよらぬ結果ですね。
前室に荷物を置く場合の注意点
前室に荷物を置いて就寝する場合は、シートバッグやサブバッグに入れた状態で置きましょう。集めて重くすることで、野生動物に引き出されないようにするためです。
特に本革製のブーツは野生動物が好きなにおいがしますので要注意です。ヘルメットは地面に直接置くと、内部に湿気がこもります。シートを敷くか、開口部を上に向けて置くのがベストです。
キャンプツーリングテントを比較:コンパクト
今回紹介したテントのコンパクトさを検証します。キャンプツーリングで用いるテントのコンパクトさは、収納サイズの長さで決まります。バイクに対して横向きにテントを積載することが多いからです。収納サイズの長さが短いほど、バイクに積載した時に横へ張り出しません。
収納サイズの長さがコンパクトなテントランキングベスト3
順位 | メーカー/テント名 |
1 | 〈38㎝〉 アライテント/トレックライズ1 ノースイーグル/ツーリングドーム220 |
2 | 〈46㎝〉 バンドック/ツーリングテントUV モンベル/ムーンライト2型 |
3 | 〈50㎝〉 スノーピーク/ファルPro.air2 DOD/ライダーズワンポールテント コールマン/エクスカーションティピ 210 |
コンパクトなツーリングテントは?
携行性では山岳用のテントに勝てるツーリングテントはありません。トレックライズ1とファルPro.air2はポールを折りたたんだ時の長さですので、テント本体の収納サイズはさらにコンパクトです。コスパが高いツーリングドーム220と2種のワンポールテントが思いのほか健闘しましたね。
収納サイズの長さは短いほどいいのか?
収納サイズの長さはライダーの肩幅前後ならコンパクトだといっていいですね。シートバッグにパッキングする場合はシートバッグの内サイズより小さければ問題ありません。むしろ、シートバッグの内サイズちょうどのほうがバイクに積載した時に安定します。
キャンプツーリングテントを比較:重量
キャンプツーリング用のテントは軽量であればあるほどバイクに積載しやすいといえます。バイクに積載する荷物が重いと走行時の安定性が確保できなくなるからです。せっかくの絶景ワインディングロードであっても、走行安定性が損なわれていると楽しく走れませんよ。
しかし、テントを運ぶ仕事をするのはバイクですので、軽量さよりもコンパクトさを重視する方が現実的です。
軽量なテントランキングベスト3
順位 | メーカー/テント名 |
1 | 〈1.46㎏〉 アライテント/トレックライズ1 |
2 | 〈1.7㎏〉 スノーピーク/ファルPro.air2 |
3 | 〈2.3㎏〉 バンドック/ツーリングテントUV |
軽量なツーリングテントは?
ランキングを見ると、当然のように山岳用のテントが上位を占めました。コスパが高いツーリングドームUVも健闘しましたね。ランク外を見ると、4位がライダーズワンポールテント、5位がムーンライト2型ムーンライト2型でした。
思いのほか重いのはツーリングドームSTとエクスカーションティピ/210です。コールマンのテントは丈夫な素材が用いられることが多いので、ファミリー用も含めて軽量ではありません。
軽量なツーリングテントを選ぶ基準は?
キャンプツーリング用のテントは軽量であればあるほどいいのですが、山岳用のテントは生地が非常に薄いので、取り扱いには十分注意しましょう。
軽量なテントを選ぶ基準を示すとするならば、車両重量の2割程度の重さなら軽量だといっていいですね。250ccクラスのバイクの平均車両重量は150㎏ほどですので、テントの重量が3㎏前後なら軽量だといえます。
キャンプツーリングテントを比較:仕様
キャンプツーリング用のテントを比較する際に、悩まれやすい仕様について述べますね。候補をいくつか挙げて、最終決定する際の参考にしてください。
アルミポールorグラスファイバーポール
アルミ製のポールは強度があり、軽量ですので評判がいいですね。インナーテントのスリーブ内をするすると滑りますので簡単に設営できます。しかし、設営時に強引に曲げると折れやすいですね。丁寧に扱えば耐久性は高いといえます。
グラスファイバー製のポールはコスパが高いテントで用いられることが多く、柔軟で折れにくいと評判です。しかし、ジョイント部のカラーがインナーテントのスリーブ内で引っかかり、設営が難しくなる場合があります。品質が悪かったり紫外線で劣化したりすると、竹のように割れる可能性があります。
ポリエステルorナイロン
ナイロン製のフライシートは軽量なテントで用いられます。引き裂き強度が強いので生地を薄くできるからです。しかし、紫外線による劣化が早いので、取り扱いに注意したいですね。濡れると乾きにくいのも難点です。
ポリエステル製のフライシートはレジャー用のテントで用いられます。紫外線による劣化が緩やかですので、耐久性が高いと評判です。しかし、軽量ではないのが難点だといえます。キャンプ場をベースに空荷で周辺ツーリングするキャンプツーリングに最適です。
ワンタッチテントの注意点
ワンタッチテントは簡単に設営できるのが魅力ですが、キャンプツーリングには不向きな面がありますので、取り扱いには注意しましょう。
テントの設営に不慣れな人がキャンプツーリングを体験する場合はメリットがあります。しかし、破損のリスクが付きまといますので、本格的にキャンプツーリングをしたい人は組み立て式のテントをおすすめします。
撤収時の注意点
生地がダメージを受けないよう、テントは撤収時に毎回違うところを折りたたむべきなのですが、ワンタッチテントはどうしても毎回同じところを折りたたみがちになってしまいます。
毎回同じところを折って収納すると生地が傷みます。浸水するほど傷むまでは相当な回数が必要なので、それほど心配する必要はありませんが、破れのトラブルにそなえてリペアシートやガムテープを携行したいですね。
積載時の注意点
ワンタッチテントはテント生地とポールが一体化されていますので、バイクに積載して走行すると振動でテント生地とポールが擦れて生地が傷みやすいですね。また、ポールの屈折箇所が破損すると、現場でのリペアは難しいといえます。
キャンプツーリングテントを比較:まとめ
キャンプツーリングで使える評判がいいソロテントを紹介し、カタログスペックをもとに比較しました。定番とされるテントやコスパが高いテントは評判通りランキング上位に入りましたね。思いのほかワンポールテントがキャンプツーリングで便利であることもわかりました。
比較することでわかること
フロア面積や前室面積は居住性を高め、コンパクトで軽量なテントはバイクに積載しやすいですね。テント生地やポールの素材をチェックするのも重要だといえます。今回紹介したテント以外を検討する場合も、同様の比較をして検討してみましょう。
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