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GEX グッピー元気 プロバイオ繁殖・育成用フード 52g 関東当日便
グッピーの飼い方は?
熱帯魚と言えばグッピーが有名ですよね。お店で安価で販売されていることが多いのですが、とても綺麗なヒレを持っており、多くの方に人気です。そんなグッピーは育てる上でいくつか気を付けなければいけないポイントがありますので、今回は飼育方法や注意点などを解説していきます!
グッピーについて①
グッピーってどんな魚?
名前は知られていますが、どのような魚なのか詳しく知っている方はあまりいません。こちらはブラジルやコロンビアといった地域が原種の熱帯魚ですが、生命力が強い為、今では世界中に存在しており、実は日本でも野生化した個体が泳いでいます。因みにこの名前は植物学者で発見者のレクメア・グッピー氏の名前から付いています。
綺麗なヒレを持っているのはオス
どんなレイアウトにも合う綺麗なヒレが特徴的な魚ですが、ペットショップで見てみると、ヒレの小さい個体と大きな個体がいますよね。ヒレが綺麗で大きいのがオスの個体で、メスはヒレが小さく、また体が少しふくよかなのが特徴です。オスメスがとても見分けやすい魚ですね。
グッピーは水草レイアウトに合う!
よく水草レイアウトの水槽に入れられている魚でもあります。大きくて綺麗なヒレで泳ぐ姿は、水草レイアウトの雰囲気にとても合いますよね。ただし、あまりにも数を入れると水質が悪化しやすく管理しにくくなりますので、水草をメインにレイアウトする場合は入れ過ぎないように注意が必要です。
グッピーは色々な種類がある
実は色々な種類がいる魚で、画像のようにヒレや体の柄も違います。ヒレの大きさや柄が美しい程高値がつくことが多く、お店で気軽に買えるものはちょっとヒレが小さめとなっていますね。国産のブランド種は値段が高いのですが、その分の美しさがあります。
グッピーについて②
グッピーは初心者でも育てやすい熱帯魚
ここまで人気な熱帯魚となったのは、美しいヒレを持っているのはもちろんのこと、やはり育てやすいことがポイントとなっています。性格も穏やかで、人懐っこい面があり、初心者でも気軽にチャレンジ出来る魚ですね。
グッピーの寿命は?
気になる寿命ですが、メダカの仲間は短めの寿命のものが多く、約1年程度となっています。長いと2年程度まで育てられることもあります。購入する際に既に数か月経っていることがほとんどですので、繫殖させて長く楽しむのがおすすめですね。
グッピーは何匹飼える?
ワンペアで育てる方も多いのですが、大きな水槽に入れるのであれば、沢山入れてみるのも良いでしょう。水槽の水1リットルにつき1匹くらいが最低限の目安とされているのですが、初心者の方は3リットルにつき1匹くらいを目安とした方が良いですね。
グッピーは混泳出来る魚
性格も大人しいので、混泳させることが出来ます。ただし、ヒレが派手なので他の魚にかじられることがあり、混泳させる魚は大人しい魚を選んだ方が良いでしょう。底生のコリドラスやネオンテトラ程度であれば問題なく混泳出来ます。画像のような、広々としたレイアウトで色々な魚を入れるのも楽しいですよね。
グッピーの飼い方①必要なもの
必要なもの①水槽セット
まずは水槽セットを購入しましょう。既に一通りのセットを持っている方はそれを使って問題ありません。水槽セットにはフィルターも付いていることが多いのですが、もしフィルターが付いていなければ別途購入しましょう。水槽セットのサイズですが、小さい魚ですので30㎝程度の幅の水槽でも大丈夫です。
必要なもの②底砂
底砂無しで飼育することも出来ますが、底砂を敷いた方がバクテリアが繫殖して水質が安定しやすいので、初心者の方は敷くことをおすすめします。ソイルなど酸性に傾く底砂は適していないので、大磯砂などアルカリ性に傾く底砂を使用するのがおすすめです。
必要なもの③カルキ抜き
熱帯魚や金魚にとって有害な水道水の塩素を抜く為のカルキ抜きも購入しておきましょう。水槽セットに付いていることも多いのですが、すぐに無くなってしまいますので、買い足しておいた方がいいですね。また、2日ほど水道水を天日にあてることでカルキ抜きをする方法もあります。おすすめのカルキ抜きは下記記事でご紹介していますので、参考にしてみて下さい。
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必要なもの④餌
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小さな魚ですので、小さめの餌を用意しましょう。上記のような専用の餌が販売されているので、初心者の方はそういったものを購入するのがおすすめです。通常の熱帯魚用の餌でも食べられますが、もし大きければ砕いて与えましょう。
必要なもの⑤ヒーター・水温計
熱帯魚ですので、ヒーターと水温計で温度管理をしてあげましょう。水温は23~26度が適温となっていますので、サーモスタットで25度程度に設定するか、オートサーモのヒーターを買ってください。水温の変化はストレスとなりますので、なるべく一定温度を保ちたいですね。
必要なもの⑥水草
なるべく水草を入れてあげましょう。水草を入れることで、水質の改善や、ストレスの緩和が期待出来ます。どんな水草を入れても構いませんが、初心者の方は、まずは育てやすいカモンバなどから始めてみるのがおすすめです。
必要なもの⑦ライト
水槽セットに付いていることも多いのですが、もし無ければライトも購入しましょう。せっかくの美しい魚ですので、ライトで照らして綺麗に見たいですよね。また、水草を育てる上でも必要です。夜はちゃんと消灯して、昼と夜のリズムを作ってあげて下さい。
必要なもの⑧掃除用具
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段々と水や底面が汚れていきますので、掃除用具も必要です。上記のような線用のホースがありますので購入しておきましょう。バケツは小さなサイズでも構いませんが、ある程度容量があった方が扱いやすいでしょう。
グッピーの飼い方②水槽準備
水槽をセットして水を入れる
一通り必要なものが揃ったら、セットしていきましょう。水槽と底砂を水洗いして、底砂を敷き、カルキ抜きをした水を入れます。底砂が舞い上がって水が濁っても、ある程度時間が経てば澄んできますので待ちましょう。フィルターやヒーターもセットしてしまいます。
水草を植える
魚を入れる前に水草を植えてしまいます。魚を入れた後に水草を入れると、引っ越してきたばかりなのに重ねてストレスがかかってしまいますので、先に入れておいて、隠れ家にしてあげるのがおすすめです。この段階でレイアウトが決まりますので、レイアウトを先にイメージしてから植え付けていきましょう。
2週間程度フィルターを動かして放置しておく
水草も入れたところで魚を入れたくなりますが、すぐには入れず、2週間程度フィルターを動かしておきましょう。この段階ではまだ水槽内にバクテリアがいないので、水質がとても不安定です。少し待つことで水質が安定してきますので、そこから魚を入れて下さい。
グッピーの飼い方③水合わせ
水合わせとは?
魚を購入したら、水合わせをして入れます。水合わせとは、購入した袋の中の水の温度と水質を合わせていく作業のことで、少しずつ慣れさせることで驚かないようにします。袋を水槽の水に30分浮かべて水温を合わせ、次に袋の中に水槽の水を少しずつ入れます。袋がある程度満たされたら、後は袋の中のグッピーを水槽に入れましょう。この時、細菌などを水槽に入れない為に、グッピーだけを水槽に入れ、水を入れないようにするのがポイントです。
3日ほど餌を控え目にする
引っ越してきたばかりの魚はとても緊張していますので、すぐに餌を与えるのは避けた方が良いでしょう。3日程は様子見程度にして、慣れてきたと感じたら普通に餌を与えて下さい。また、その間は水槽にあまり近づかないようにして、驚かさないことも大切です。
グッピーの飼い方④日頃の管理
餌やり
餌やりは一日二回、5分程度で食べ終わる量を与えましょう。初心者の方は最初は具合が分からないかもしれませんので、少しずつ与えて調整してみて下さい。一日一回でも構いませんが、出来れば朝と夕方に与えた方が良いでしょう。
水替え
フィルターを動かしていても水は汚れていきますので、週に一回、水替えをしてあげましょう。ホースとバケツを使って、水槽の水を3分の1程度抜き、新しくカルキ抜きした水を入れます。この際、新しい水の温度が大きく違うとストレスを与えてしまうので、出来ればヒーターで温めてから入れてあげたいですね。
苔掃除
水替えをする際、ついでに苔掃除もしておきましょう。ライトをしっかり当てている水槽は、どうしても苔が生えてしまいます。軽くこするだけで取れる苔もありますが、もし中々取れにくい苔が付いてしまった場合は、苔を食べる生き物を入れたり、薬を使って対処したりします。苔対策は下記リンクで解説していますのpで、気になる方はチェックしてみて下さい。
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グッピーの飼い方⑤繫殖方法
グッピーは放っておいても繫殖する魚
繫殖方法ですが、実は特に手をかけなくても勝手に繫殖する程、繫殖力の高い魚です。3ペアほど水槽に入れておけば自然に増えていきますので、初心者の方でも簡単に増やすことが出来ます。
隠れ家を用意して食べられるのを防ぐ
グッピーは卵胎生の魚ですので、いきなり赤ちゃんが産まれてきます。産まれた赤ちゃんはとても小さく、親グッピーに食べられてしまいますので、赤ちゃんが隠れられる場所を作っておきましょう。水草を沢山植えておけば、赤ちゃんも隠れられます。また、赤ちゃん用の隔離ボックスも販売されていますので、食べられて生き残らない場合は検討してみて下さい。
赤ちゃんの餌は?
赤ちゃんは最初から人工飼料を食べられますので、親に与えていた餌を細かくすり潰して与えると良いでしょう。赤ちゃん用の餌もありますが、すり潰すのが簡単でおすすめです。
グッピーの飼い方⑥注意点
購入時にヒレをチェックしておく
購入時に、ヒレや柄はよくチェックしておきましょう。形がおかしかったり、ちぎれていたりするものは避けたいですね。因みに、繫殖させると親の遺伝子を継いだ赤ちゃんが生まれますので、なるべく良い個体を選ぶことで、長く良い個体を楽しめます。
餌の与えすぎに注意
初心者の方はつい餌を与えすぎてしまうのですが、少ないよりも多い方が問題が生じやすいので、与えすぎないよう注意して下さい。与えすぎると水質悪化にも繋がり、死に至ることも珍しくありません。
グッピーは強い水流が苦手
実は強い水流を得意としない魚なので、フィルターの水流が強いとストレスになってしまいます。水流を調整出来る製品であれば、少し弱めにして、快適に泳げるようにしてあげましょう。
病気を防ぐには?
グッピーを育てていると、病気になることもあります。病気になる原因は様々ありますが、快適な環境を維持し、体力をつけておくことが大切です。その為に大切なのが、水質の維持と、ヒーターでの水温管理の徹底です。ヒーターが弱いと水温変化が荒くなって体調を崩す可能性がありますので、かならず水槽サイズに合ったヒーターを使用して下さい。
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まとめ:グッピーの飼い方は?
今回の「グッピーの飼い方は?必要なものや育て方、繫殖方法まで詳しく解説!」はいかがでしたでしょうか?概要から育て方までしっかり解説させて頂きましたが、初心者でも気軽に育てられる魚でしたよね!水質・水温だけ適した状態に出来れば問題なく育ってくれますので、気軽にチャレンジしてみて下さい!
グッピーの飼い方が気になる方はこちらもチェック!
今回はグッピーの飼い方を解説させて頂きましたが、他にも熱帯魚に関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。
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