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DUO「マニック」のインプレと使い方!シーバス用人気ルアーの魅力を徹底解説!

シーバスゲームを中心に人気のあるルアーブランド「DUO」から発売している「マニック」というルアーをご存知でしょうか?「マニック」というルアーは特にベイエリアで強い威力を発揮するルアーです。そんなマニックの魅力について、解説します。
更新: 2021年5月16日
佐藤尚登
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シーバス向けルアー「マニック」について

シーバスアングラーにとって、「DUO」というルアーブランドを知らない方は少ないでしょう。そのDUOから発売している大人気ルアー「マニック」をご存知でしょうか。マニックの独特のムーヴアクションや、その使い方、インプレから解説します。

「マニック」の概要

マニックとは、DUOから発売されている、シンキングペンシルルアーです。そのシルエットは、小魚に似せた一般的なミノーとは異なり、さらにスリムな、まるでイソメやサヨリのように細身な形状をしています。泳ぐレンジは全て、表層~表層直下を想定されて設計されています。また、他のシンキングペンシルとは異なった「マニックムーヴ」と呼ばれるムーヴアクションが人気です。

「マニック」の特長

他のミノーとは一線を画すその形状とムーヴアクションで、春先のバチ抜けパターンに重宝されています。ただ巻きからトゥイッチ、デッドリトリーブなど様々な使い分けができ、表層をゆらゆらと泳ぐイソメやイワシに似ており、ベイエリアでのシーバスゲームに適しています。

ルアーブランド「DUO」について

人気ルアー「マニック」を産みだしているルアーブランド「DUO」とは、どのようなメーカーなのでしょうか。その秘密は、徹底したものづくりへの情熱です。

国産品質を貫くジャパンルアー

DUOは、「ジャパンクオリティ」をコンセプトに掲げるルアーブランドです。作られるルアーは全て国内の自社工場で手掛け、専任スタッフの手により金型作成から組み立て、塗装などの工程が行われます。品質にこだわったルアーは海外でも高い評価を受けています。

シーバスだけじゃない!多くのラインナップ

DUOが手掛けるルアーは、シーバス用やマニックのようなシンキングペンシルだけでなく、あらゆるルアーのジャンルを開発し、ブラックバスやトラウト用などルアーフィッシングに人気の魚種に対応した幅広いラインナップをほこります。

「DUO」について詳しく知りたい方はこちらをチェック

DUOの魅力について、こちらで更に詳しく解説しています。DUOの魅力を知りたい方は以下をチェックして下さい。

DUO「マニック」のアクションについて

「マニック」のムーヴアクションとは、どのようなものでしょうか。特にバチ抜けパターンに強みを持つルアーのムーヴアクションを解説します。

「マニック95」のアクション解説

マニックのムーブアクションは、ほとんど「泳がない」に近いほどの微妙なロールアクションといえます。これは、シンキングペンシルの中でも特殊で、表層を生き物のように自然な引き波を立てながら泳ぎます。この微振動を生むアクションを「マニックムーブ」と呼んでいます。

「マニックムーブ」の魅力

多くのバチ抜けパターンのインプレにも使われるほど実績のあるムーヴアクションで、かすかな引き波が出来る程度のリトリーブで巻いてくるだけで、自然なロールアクションが生まれシーバスの捕食スイッチを入れてくれます。

バチ抜けパターンについて


「マニック」が最もハマる釣りと言われるのが、いわゆる「バチ抜け」と呼ばれるタイミングです。シーバスアングラーの中ではよく使われる言葉ですが、「バチ抜け」とはどのような事を指すのでしょうか。

バチ抜けとは

バチ抜けの「バチ」とは、いわゆるイソメやゴカイ類の事を指します。そして「抜け」とは、普段砂地に潜むイソメ類が産卵のために巣穴から抜け出てくることから、イソメ類の産卵時期の事を「バチ抜け」と呼びます。その産卵のために水中に抜け出てきたイソメ類を捕食するシーバスを狙うのが、「バチ抜けパターン」と呼ばれる釣りで、イソメ類は水面をゆらゆらと泳いだり流れている事が多く、それに似せたルアーでバチを意識したシーバスの食性を利用して釣ります。

「マニック」の真価を発揮するシーズン

いわゆる「バチ抜け」が始まるのは地域によって異なりますが、最盛期は冬明けから春時期となります。その時期は、シーバスは産卵後の体力が減衰しており、捕食する気力と体力が弱く、逃げ惑う小魚より食べやすいバチを捕食している傾向にあります。そこで役に立つルアーが「マニック」です。マニックの細身シルエットとマニックムーヴにより、シーバスがバチを意識している時期であれば、釣果に結び付くはずです。なお、バチ抜けパターンは泥質で干潮差がある地域が良く、太平洋側のベイエリアなどがおすすめです。

バチ抜けについて詳しく知りたい方はこちらをチェック

バチ抜けパターンの釣りを覚えると、時期は短いですが爆釣に繋がる可能性があります。バチ抜けパターンやバチ抜けのインプレについてもっと知りたい方は以下をチェックして下さい。

DUO「マニック」で狙う対象魚

「マニック」で狙う主なターゲットは、どのような魚でしょうか。一般的な対象魚から、使い方によって狙える魚まで、解説します。

シーバス

「マニック」はバチ抜けパターンに有効なルアーの1つで、そのバチを捕食しているのがシーバスです。マニックはそんなバチを意識したシーバスを釣るのに最も適したルアーといえます。産卵後のシーバスは捕食スイッチが中々入らず、バチをメインに食べるなど偏食気味になりますが、そんなシーバスをやる気にさせるルアーが「マニック」です。

ヒラメ、青物

マニックはその形状からバチをイメージしがちですが、サヨリなどの細身シルエットの魚にも似ており、春先のサヨリを捕食している青物などのフィッシュイーターにも有効です。また、「マニックFISH」というやや太いシルエットのマニックはイワシとマッチしており、バチ抜けに限らずイワシを捕食している魚や時期にも使え、ヒラメなどのフィッシュイーターにも有効です。

DUO「マニック」の使い方

「マニックムーヴ」など独特のアクションが人気のルアー「マニック」ですが、上手に使うにはどのような使い方が有効でしょうか。たくさんのインプレがあるように、使い方は様々ですが、基本はバチ抜けパターンでの使い方が一般的です。

使い方①:基本はただ巻き

インプレすると、「マニック」はバチのように表層、表層直下をゆらゆらと泳がせる釣りが有効で、またその自然体なロールアクションが最も生きるアクションです。そのため、基本はただ巻きで十分釣れます。ただ、潮や河川の流れる速度に合わせ、微妙な引き波が立つ程度に引いてくると良いでしょう。ただ巻きでも、リトリーブ速度に気を配りましょう。バチ抜けパターンでは、デッドリトリーブも非常に有効です。

使い方②:ロッドアクションも有効

シンキングペンシルである「マニック」を、逃げ惑う小魚のように演出する事もできます。表層を泳がせトゥイッチを入れてあげると、水面をパシャパシャと逃げ惑うイワシなどの小魚のように見えます。釣り場の状況に合わせて使い分けてみると釣果に繋がるでしょう。

DUO「マニック」におすすめの釣り場


「マニック」が活躍するフィールドは、どのようなエリアでしょうか。キモは、シーバスが何を捕食しているのか、その食性を理解する事が釣果の近道です。

バチ抜けを狙えるベイエリア

バチ抜けパターンが「マニック」が一番活躍する釣りになりますが、バチ抜けパターンが全国どこでも通用するわけではありません。イソメ類は全国にいて、産卵のために巣穴から出てくる時期はありますが、バチに食性が変わるシーバスというのは、基本的に大量のバチが一斉に数ヶ月間、大潮の干潮差が激しい時期に起こります。そのため、干潮差が多い太平洋側の、特に泥地が多いベイエリア(港湾)が最もおすすめです。東京湾では、いたるところでバチ抜けを見る事ができます。

オープンフィールド

「マニック」をバチ抜けではなく、イワシやサヨリなどのベイトフィッシュに見立てて狙う事も有効で、ベイエリアから離れて磯やサーフなどオープンフィールドでも活躍できます。特に「マニックFISH」がおすすめです。

バチ抜け定番の「マニック」ラインナップ

DUO「マニック」には多数のラインナップとカラーバリエーションが存在します。それらを概要にまとめてご紹介します。基本は「マニック95」、そこからサイズが上がり、ウェイトも上がるため狙えるエリアが広がります。なお、一般的なバチのサイズは、長くても10cm程度です。115以上のサイズでは、サヨリなどのベイトフィッシュとしても使えます。

マニック95

重さ/8g
長さ/95mm
レンジ/表層、水面直下
フック/#10
価格/\1,300円(2018年12月12日現在)

マニックのファーストモデルであるマニック95は、最もベイエリアで使い勝手の良いサイズとなっています。バチ抜けパターンに最適なモデルで、8gと軽量ですがベイエリアのような限られたフィールドでは十分な飛距離を出せます。

マニック115

重さ/16g
長さ/115mm
レンジ/表層、水面直下
フック/#8
価格/\1,480円(2018年12月12日現在)

マニック115は、95に対し重量が倍となり、ミノー並みの飛距離を出せるので、干潟など遠浅なフィールドでウェーディングゲームなどにも使えるサイズです。

マニック135

重さ/21g
長さ/135mm
レンジ/表層、水面直下~30cm
フック/腹#8、尻#6
価格/\1,580円(2018年12月12日現在)

マニック135は小型ジグにも匹敵するウェイトで、その使えるフィールドはベイエリア以外のオープンフィールドで活躍します。大型のバチを意識したサイズで、ランカーサイズを引きずり出します。

マニック155

重さ/27.5g
長さ/155mm
レンジ/20~30cm
フック/#6
価格/\1,680円(2018年12月12日現在)

マニックシリーズ最大サイズのマニック155は、これまでアプローチできなかったポイントへ確実にマニックを届かせるウェイトを持ちながら、きちんとマニックムーヴは顕在です。また、サヨリパターンにばっちりハマるマニックなので、バチ抜けに限らず、サヨリを食べているシーバスや青物なども狙えます。

マニック75

重さ/7.6g
長さ/75mm
レンジ/表層、水面直下
フック/#10
価格/\1,200円(2018年12月12日現在)

最も小型のマニック75ですが、小さいバチや、マイクロベイトを捕食しているシーバスに対してアプローチできます。マニック75にはランカーサイズはもちろん、フッコサイズもかかんにヒットしてきます。


もはやイワシ「マニックFISH」ラインナップ

バチ抜けパターン必釣ルアー「マニック」から派生したモデルで、よりベイトフィッシュに近い形状をもった「マニックFISH」も人気ルアーです。イワシに似た形で、他のシンキングペンシルとコンセプトは近いモデルですが、微妙なロール波動を生むマニックムーヴは顕在です。また、フックアイなど重心を見直し、マニックより飛距離増となっています。

マニックFISH88

重さ/11g
長さ/88mm
レンジ/表層、水面直下
フック/#8
価格/\1,300円(2018年12月12日現在)

カタクチイワシを模したようなマニックFISHは、通常のマニックと違いバチ抜けパターンに留まらず、トップウォーターで狙う青物やヒラメなど対象魚はかなり広がります。

マニックFISH99

重さ/16.2g
長さ/99mm
レンジ/表層、水面直下
フック/#6
価格/\1,400円(2018年12月12日現在)

マニックFISH88よりも大型の、ミノーサイズまで拡大したシルエットで魚へのアピール力は更に増します。特に飛距離はマニックFISH88を上回り、沖にいる魚にもアピールできます。逃げ惑うベイトを追いかけ、シーバスの他にも青物やタイなどの貪欲な魚もマニックFISHを追いかけてきます。

DUO「マニック」の魅力についてまとめ

DUO「マニック」は、バチ抜けパターンに限らず、フィッシュイーターがイワシやサヨリなどベイトフィッシュを捕食している時などにも有効な、マルチに使えるシンキングペンシルです。また、安心の日本製という心強さもあります。

春先は「マニック」でベイエリアを攻めるべし

バチ抜けの最盛期が春先になり、大潮のタイミングに合わせてベイエリアを攻めてみましょう。夜間に水面をライトで照らすと、大量のバチが泳いでいる姿を見れるかもしれません。また、バチを捕食しているシーバスがいれば、ライズなどが起こるので、ポイントを注意深くチェックしましょう。バチに意識が高ければ、「マニック」の出番です。スローに、ただ巻きで狙ってみましょう。

トップで爆発?「マニックFISH」に爆釣の匂い

マニックの派生モデル「マニックFISH」は、新たなトップウォーターゲームの予感を感じさせるシンキングペンシルです。水面をただ巻きでも良いですし、トゥイッチを入れパシャパシャと跳ねさせるのも、逃げ惑うイワシを演出できますので、フィッシュイーターの捕食スイッチを入れてくれるでしょう。

「マニック」を使いたい方は釣行前にこちらをチェック

バチ抜けはシーバスを簡単に狙える時期であり、「マニック」が活躍する時期でもあります。釣行前に、バチ抜けパターンのインプレをおさらいしたいという方は、以下をチェックしてください。