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大根のおいしいレシピ7選!定番メニューから消費メニューまでご紹介

冬は大根がおいしい季節です。お鍋の薬味に大根おろしをしたくて1本買ったものの、残ってしまったなんてことはありませんか。ここではおいしい大根を余すところなくいただく簡単レシピをご紹介します。定番レシピから、無駄なく使えるレシピまで盛りだくさんです!
2020年8月27日
ryoumin315
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冬が旬の大根、一本丸々消費できるレシピは?

冬は大根が旬のおいしい季節です。今では1年を通して手に入る大根、体にもお財布にも優しいお助け食材です。旬のおいしい大根を葉っぱのついたまま、丸々一本買う方も多いのではないでしょうか。おいしい大根を、無駄なく消費するためにはどんなレシピがあるでしょうか。ここでは、大根の定番レシピから、メインにもなるボリューム満点のメニュー、捨ててしまいがちな皮や葉っぱのおいしいレシピをご紹介します。

部位別!向いているおいしい大根の食べ方

葉に近い上の部分、真ん中の部分、下の部分とで同じ大根でも随分と味わいや歯ごたえが変わります半分だけ買いたいときにも参考にしてみてください。

上の部分は

上の部分は甘味が強く、辛味が少ない生食向きです。甘い大根おろしが好きな方もこちらを使いましょう。

真ん中の部分は

真ん中はオールマイティー、ふろふき大根など定番メニューむきです。生食でも上の部分に比べて繊維が多めですが、食べられます。

下の部分は

下の部分は繊維が多く、辛みが強いため漬物や炒め物、煮物などに適しています。辛い大根おろしが好きな方はこちらを使うとよいでしょう。みぞれ鍋など過熱して使う場合もおすすめです。

皮や葉は

取れたての新鮮なものであれば葉っぱも繊維質が豊富で栄養価が高いところです。また、皮はビタミンCが豊富で歯ごたえもよく、漬物や炒め物に適しています。捨てるところのない大根です。余すところなく無駄なくいただきたいですね。

大根おろしはもっとおいしくなる?

上の「部位別~」でご紹介した通り、大根は部位によって硬さや味わいが異なります。大根おろしも辛いのが好きな方、甘いのが好きな方、鬼おろしのような粗目が好きな方、ふわふわの優しい食感が好きな方と様々です。おろし金もセラミック、金物、竹製、プラスチック製と様々です。おろし金が古いと、刃がすり減っているので力をかけなくてはならず、水っぽい大根おろしになるそうです。

おろし方で変わる大根おろし

ふわふわの大根おろしが好きな方は、大根を丸を書くようにおろしてみてください。水が出にくく、ふわふわの食感になります。逆にところどころ塊があるような粗目の鬼おろしが好きな方は大根をまっすぐ直線を往復するようにおろしてみてください。

陶器のおろし金

セラミックのおろし金は弱い力でもふわふわの大根おろしを作ることができます。

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金物のおろし金

オーソドックスな金物のおろし金です。力の入れ方で粗くもふわふわにもできるそうです。(強い力だと粗目,弱い力だとふわふわ。)

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竹製の鬼おろし

昔ながらの竹製の鬼おろしです。シャキシャキ食感の残った粗目の大根おろしが好きな方におすすめです。食物繊維を壊すことなく摂取できるそうですよ。

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大根のおいしいレシピ①

定番メニュー ふろふき大根の作り方


おいしくできるとものすごく料理の腕が上がった感じがする定番のふろふき大根、実はただ茹でているだけでとっても簡単です。甘味噌も覚えておくと、焼きおにぎりにしたり、蒟蒻や里芋、厚揚げに乗せて田楽にしたりとアレンジが効きます。

材料

大根の真ん中の部分、もしくは丸々一本。米ぬか大さじ3くらい(なければお米を大さじ2くらい)。甘味噌(みそ大さじ3、砂糖大さじ3、みりん大さじ3、すりごま大さじ2、かつお節1パック)
飾りにゆずの皮があるとものすごく余所行きな表情になります。

作り方の手順

大根の皮をむいて、3㎝位の幅に輪切りにし、包丁で上下に十字の切り込みを入れます。片側に十字を入れたらひっくり返して45度くらいずらして入れるとバラバラになりません。面取りをするときれいに仕上がります。(上の写真ではしていません。)

米ぬかかお米をだしパックに入れて中身が出てこないようにします。水を張った大きな鍋に大根を並べ入れ、一緒に入れて落し蓋をし、水からコトコトと30分くらい茹でていきます。

火加減は最初は中火でお湯が沸いてきたら弱くしましょう。圧力鍋を使うと5分くらいで出来上がります。電子レンジの場合は米ぬか入りません。切って切込みを入れた大根を耐熱容器に入れてラップをふわっとかけて、3~5分ほどレンジにかけます。大根の大きさや水分、レンジの熱量によって時間が変わりますので、様子を見ながら好みの硬さにしてください。

お湯の色が白っぽく濁り、白い泡が出てきます。気になる方はすくって捨ててもよいですが、そのままにしておいて問題ありません。

甘味噌を作ります。上の材料にある分量は、使う味噌や好みで調整してください。アルコール分が気になる方は、レンジに1~2分かけて飛ばします。(飛び散るので必ずラップをふわっとかけておきます。また、ものすごく熱くなりますので出すときにやけどに注意してください。)
うつわに煮汁ごと大根をよそい、甘味噌を乗せて出来上がりです。お好みでゆずの皮や青じそなどを散らしてもおいしいです。甘味噌が苦手な方はポン酢やめんつゆでいただいてもおいしいです。

大根のおいしいレシピ②

メインにも 大根ステーキの作り方

ふろふき大根が余った時や、時間がないときに便利です。驚くほど簡単なのにしっかりコクがあり、メインにもなる一品です。

材料

大根の真ん中の部分、オリーブオイル・バターなど好みの油、ポン酢大さじ3、スライスチーズ、いりごま
※ポン酢の代わりにめんつゆを使ってもおいしくできます。

作り方の手順

茹でておいた大根(レンジでチンが簡単です)を油を引いたフライパンに並べて中火で焼く。

ポン酢を回しかけて両面に焼き色を付ける。

これくらい色がついたらお好みでバターを少々入れてフライパンをくるくる回してからめる。器に盛り、スライスチーズをかけてレンジで30秒チンするか、トースターでチーズが溶けるまで焼く。仕上げにいりごまを振ったら出来上がり。チーズが苦手な方はかけなくてもおいしいです。

大根のおいしいレシピ③

お肉とお酢で大根の煮物の作り方


しっかり味のしみた大根はほっとする味わいです。お肉の代わりに厚揚げでもおいしくできます。冷めてもおいしいのでお弁当にも向いています。(汁気は取って入れましょう。)

材料

鶏肉(ここでは胸肉2枚を使っています)もしくは豚肉、牛肉などお好みのお肉500gくらい、大根1/3本(どの部分でもおいしいです。下の部分も柔らかくできます。)、ニンジン1本、砂糖大さじ3、しょうゆ大さじ3、お酢50㏄(酸味は飛ぶのですが、苦手な方はお酒大さじ3に変えても。)

作り方の手順

すべての材料を圧力鍋に入れて混ぜ合わせ、フタをして中火にかけます。ピンが上がってきたら弱火にして20分加圧します。水を入れていませんが、大根から水が出るので心配ありません。圧力鍋がない人は普通のお鍋でも作れます。その場合は水100㏄を加えてコトコト煮てください。お酢の効果で胸肉もジューシーに仕上がります。

大根のおいしいレシピ④

生でもりもり 大根サラダの作り方

シャキシャキの大根を生で味わいます。癖がなく万人受けするサラダですが、水が出やすいので食べる直前に作りましょう。

材料

大根の上の部分、ツナ1缶、青じそ、ポン酢大さじ3、ごま油小さじ1、いりごま

作り方の手順

大根を薄く輪切りにします。(固めの食感が好きな方は縦に切ってください。)

少しずつずらして重ね合わせ、端から細切りにします。きれいに積み重ねてしまうと切りにくいのでこうすると包丁が滑らずに安全にきれいに切れます。

ボールにすべての材料を入れて混ぜ合わせます。ポン酢の代わりにお醤油とマヨネーズを入れてもおいしくできます。ツナの代わりにシラスやかつお節、焼きのりを入れてもおいしいです。

大根のおいしいレシピ⑤

大根の葉っぱも捨てないで!菜飯の素の作り方

葉っぱがついている大根を買ったときは、すぐに細かく切ってゆでておきましょう。ゆでた状態で冷凍保存もできるので、ちょっと緑が欲しいときにも活用できます。

材料

茹でた葉っぱ、しょうゆ、みりん、酒(葉っぱの量に合わせて1:1:1の割合)、お好みでごま油やいりごま、シラス、かつお節や昆布(だしを取った後のものでOK)など

作り方の手順

小鍋によく洗って刻んだ大根の葉を入れ、水から火にかけます。お湯が沸いたらざるにあけ、自然に冷まします。(冷凍保存するときはこの後、ラップにくるんでからジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。量が少ないときはこのようにしてためておいて一気に消費してもよいです。)
菜飯の素の材料を小鍋に戻し、弱火にかけて水気がなくなるまで煮詰めます。仕上げにごま油を回し入れ、いりごまを振って出来上がりです。

大根のおいしいレシピ⑥

大根の皮も捨てないで!おいしい佃煮の作り方


大根の皮も立派な食材です。食感の良さを生かして佃煮にして消費します。お弁当にも箸休めにもピッタリです。大根のしっぽの部分も一緒に調理すると一気に消費できて捨てるところ知らずになります。

材料

大根の皮1本分、塩昆布15gくらい(大さじ3くらい)、鷹の爪1~2本、しょうゆ大さじ3、お酢大さじ1、砂糖大さじ3、いりごま

作り方の手順

皮を細切りにします。たてに皮をむいてから細切りにするとやりやすいです。量が確保できないときは、この状態でジッパー付きの袋に入れて冷凍保存しておきましょう。

鷹の爪をみじん切りにしておきます。大根の皮は塩を振って10分ほど置いて水気を切っておきます。小鍋に塩昆布といりごま以外の材料を入れて、弱めの中火にかけ、汁けがなくなるまで煮詰めます。最後に塩昆布、いりごまを振って出来上がりです。

大根のおいしいレシピ⑦

大根の皮と葉であっさり漬物の作り方

⑥のレシピに似ていますが、和えて冷蔵保存するだけの簡単漬け物です。沢庵よりもあっさりしていて食べやすい味になります。葉っぱは入れてもいれなくてもおいしいです。

材料

大根の皮と葉、お酢大さじ3、塩小さじ1、一味、塩昆布少々、あればゆずの皮を入れると香りがよくなります。

作り方の手順

塩を振って水けをきっておいた大根の皮と、ゆでて水けを絞った葉、他の材料を混ぜて密閉容器に入れて30分ほどなじませます。甘いのが好きな方は砂糖を少し入れてもおいしいです。保存期間は1週間ほどで食べきるようにしてください。

大根のおいしいレシピ!まとめ

大根のおいしいレシピ7選!定番メニューから消費メニューまでご紹介、いかがでしたでしょうか。大根一本くらい軽く消費できそうですよね。定番メニューもとても簡単なのでぜひご活用ください。大根づくしの食卓も旬のおいしい大根なら、みんなが満足してくれそうです。

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