中国地方は冬こそ面白い！
中国地方は、「岡山県」、「広島県」、「鳥取県」、「島根県」、「山口県」で構成されています。それぞれの県には、絶景を楽しんだり、温泉に浸かったり、美味しいグルメを味わったりと魅力的な観光スポットがたくさんあります。
暖かい季節に観光する方も多いと思いますが、冬ならではの楽しみ方もあるのです。今回は中国地方の冬こそ行ってみたい観光スポットの数々をご覧いただきます。
冬旅行におすすめの中国地方の観光地をご紹介！
それでは、冬こそ行ってみたくなる中国地方の観光スポットをご紹介しましょう。ご紹介するのは全部で11ヶ所の観光スポットです。それぞれのスポットの特徴や冬の楽しみ方、お出かけ情報なども盛り込みました。ぜひご覧ください(記載の情報は2018年11月18日現在のものです)。
冬旅行におすすめの中国地方の観光地①
国営備北丘陵公園 イルミネーション
冬旅行におすすめの中国地方の観光地1番目は「国営備北丘陵公園 イルミネーション」です。国営備北丘陵公園は中国地方唯一の国営公園で、広島のキャンプスポットとして人気です。日本オートキャンプ協会によって5つ星を獲得した充実のオートキャンプ場があり、キャンプシーズンには多くのキャンパーが訪れています。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
備北丘陵公園の冬といえば、デートにもおすすめの夜のイルミネーションでしょう。どのエリアでも光の絶景が楽しめますが、「スターライトシンギングツリー」は見逃せません。地元FM局とコラボして、番組リスナーから寄せられた大切な人へのメッセージをボードに表示します。デートのカップルもメッセージを読みながら大盛り上がりです。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕広島県庄原市三日市町4-10
〔TEL〕0824-72-7000
〔イベント開催期間〕2018年11月10日～2019年1月14日
〔イベント開催時間〕17:30～21:00
〔入園料〕大人450円,子供(中学生以下)無料,シルバー(65歳以上)210円
〔駐車料金〕310円/1台
〔アクセス〕中国自動車道「庄原」ICより10分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地②
お好み村
冬旅行におすすめの中国地方の観光地2番目は「お好み村」です。寒い冬には広島の熱々グルメを味わうのが一番でしょう。広島グルメといえばもちろん「お好み焼き」ですね。
焼きたてのお好み焼きを「ハフハフ」いいながら食べるのは最高です。たくさんのお好み焼き店がありますが、お好み村なら美味しいお店を見つけやすいのではないでしょうか。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
お好み村には2階から4階まで24軒ほどのお好み焼き店が入っており、グルメの食べ歩きもしやすくなっています。デートのカップルも非常に多く、ふたりでお好み焼きを箸でつつく仲睦まじい姿も見られます。
創業50年以上の老舗から比較的新しいお店まで、それぞれに独自の工夫を凝らした美味しいグルメが味わえます。冬は広島グルメで暖まりましょう。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕広島県広島市中区新天地5-13
〔TEL〕082-241-2210
〔営業時間〕各店舗による
〔アクセス〕広島高速4号線「中広出口」より15分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地③
湯原(ゆばら)温泉 砂湯
冬旅行におすすめの中国地方の観光地3番目は「湯原温泉 砂湯」です。湯原温泉といえば岡山でも有名な温泉地で、掘削ではなく自噴する源泉がたくさんあるのが特徴です。
温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、温泉地に15ある源泉から毎分4千リットルもの豊富な温泉が湧きだしています。温泉宿には健康チェックや人間ドックなどをセットにした宿泊プランなども用意されています。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
この温泉地でおすすめの温泉が「砂湯」と呼ばれる無料の露天風呂です。川底から湧き出す温泉が砂を巻き上げながら噴出していることからその名がついています。
目の前にダムの壁があるため絶景とはいいがたいのですが、昔ながらの解放感いっぱいの温泉は観光客にもデートのカップルにも大人気です。専用の湯浴み着を借りれば女性でも入浴可能です。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕岡山県真庭市湯原温泉
〔TEL〕0867-62-2526
〔日帰り温泉入浴時間〕24時間 ※都合により入浴できない時間帯もあり
〔日帰り温泉入浴時間〕無料
〔アクセス〕米子自動車道「湯原IC」より5分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地④
備中松山城 雲海展望台
冬旅行におすすめの中国地方の観光地4番目は「備中松山城 雲海展望台」です。備中松山城といえば、全国で最も高所にある山城として有名で、鎌倉時代に建てられたもので国の重要文化財にも指定されています。標高が430mと高いため城までたどり着くのは大変ですが、絶景を楽しめるスポットだけに多くの観光客が訪れています。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
秋から翌年の春までの季節はカメラを持った大勢の観光客が山を登ります。その理由はその時期しか見られない「雲海」の絶景を見るためです。雲海だけでも立派な絶景ですが、その中に浮かんだように見える城の姿は絶景としかいいようがありません。絶景が現れるのは明け方から早朝にかけてですので、少々早起きして出かけてみましょう。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕岡山県高梁市奥万田町
〔TEL〕0866-21-0461
〔アクセス〕岡山自動車道「賀陽ＩＣ」より30分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑤
しまねお魚センター
冬旅行におすすめの中国地方の観光地4番目は「しまねお魚センター」です。グルメ好きのカップルがデートで訪れる人気の施設で、島根県内随一の水揚げを誇る「山陰浜田港」から直送された新鮮な魚介類が並びます。
冬の魚介グルメといえば「あんこう」が有名ですが、山陰浜田港でも全国有数の水揚げがあり、これを目当てに訪れる観光客も多くいます。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
魚介グルメをお土産にするのもいいのですが、やはりとれたてをいただくのが一番でしょう。センター内には魚介グルメをいただける鮮魚店直営のレストランがあり、日本海でとれる新鮮な魚介類を中心に、頬っぺたが落ちるほど美味しいグルメの数々をいただくことができます。観光やデートの食事にぜひ利用してみましょう。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕島根県浜田市原井町3050-46
〔TEL〕0855-23-5500
〔営業時間〕8:30～17:00
〔定休日〕火
〔アクセス〕浜田自動車道「浜田IC」より10分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑥
美又温泉
冬旅行におすすめの中国地方の観光地5番目は「美又温泉」です。冬の観光といえば温泉が外せませんが、島根の名湯美又温泉に立ち寄ってみましょう。
女性の観光客やデートのカップルにも人気の温泉地で、pH9.8というヌルヌルつるつるの泉質が特徴的です。数件の宿しかないこじんまりとした温泉地ですが、極上の美肌湯が観光客を迎えてくれます。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
宿泊してゆっくりと温泉に浸かるのもおすすめですが、観光のついでなら日帰り温泉がいいでしょう。温泉好きの方におすすめなのが「美又温泉会館」です。美又温泉の元湯になっている人気施設で、大人250円という銭湯価格で利用できます。肌が滑らかになっていくのを実感できる泉質抜群の温泉です。寒い冬は島根の名湯で決まりです。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕島根県浜田市金城町追原11
〔TEL〕0855-42-1686
〔日帰り温泉営業時間〕8:00～21:30(土・日・祝日は6:00～)
〔日帰り温泉入浴料〕大人250円,子供150円
〔アクセス〕浜田自動車道「金城スマートIC」より15分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑦
鳥取市さじアストロパーク
冬旅行におすすめの中国地方の観光地8番目は「鳥取さじアストロパーク」です。冬楽しめる絶景といえば、満天の星空を挙げる方もいるでしょう。冬は空気が澄んでいるためとりわけ星空がはっきりと見えます。
美しい絶景をふたりで楽しむデートは最高ですね。周辺に住宅地などのないこの施設は、星空を眺めたり天体観測をしたりするにはぴったりです。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
アストロパークといえば人気なのが望遠鏡付きの宿泊施設です。「星のコテージ」と名付けられた建物には自分で操作できる望遠鏡が設置されており、星を観察したり写真に収めたりして自由に天体観測ができるのです。食事は持ち込みや自炊が基本ですが、自分たちのペースでじっくりと天体観測や星空の絶景を楽しむにはもってこいの施設でしょう。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕鳥取県鳥取市佐治町高山1071-1
〔TEL〕0858-89-1011
〔コテージ利用料〕29,800円～/1泊 ※3名以下で和室1室のみの利用の場合には4,500円割引
〔アクセス〕鳥取自動車道「用瀬PA出口」より20分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑧
鳥取砂丘
冬旅行におすすめの中国地方の観光地8番目は「鳥取砂丘」です。鳥取砂丘といえば、鳥取県を代表する観光スポットとしてあまりにも有名ですね。観光やデートで訪れるこの人気スポットは、5月あたりから夏の終わり頃までが一番賑わいを見せ、冬場の観光客は比較的少なめです。しかし、冬ならではのメリットも実はあるのです。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
ベストシーズンには近くの駐車場がいっぱいになりますが、冬は込み合うことなく駐車することが可能です。また、人気のラクダに近づくことも冬場なら容易です。
さらに、いつもなら行列ができるリフトも、冬場ならすぐに乗ることができます。砂丘の広がる景色は絶景ですが、冬に雪が砂丘を覆った景色もまた絶景です。観光やデートなら冬もぜひおすすめです。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
〔TEL〕0857-22-0581
〔アクセス〕鳥取自動車道「鳥取IC」より20分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑨
きらら夢トンネル
冬旅行におすすめの中国地方の観光地11番目は「きらら夢トンネル」です。鉄道の走る予定地であった路線を観光用として整備し、トロッコ遊覧電車をそこに走らせています。約6kmの距離を40分ほどかけて走りますが、「錦町駅」からすぐの「広瀬トンネル」がきらら夢トンネルと呼ばれています。デートスポットとしても大変人気の路線です。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
トンネルの内部には蛍光石を使って壁画が描かれており、それをブラックライトで照らすことで絵が浮かび上がって見えるのです。
その絶景は何とも幻想的で、見どころの場所では停車してくれるので、トロッコから降りて景色を楽しむことができます。地元の学生たちが描いた絵が使われているのもこのトンネルの魅力です。デートにもぜひおすすめです。
お出かけスポットは中国北地方のココ！
〔住所〕山口県岩国市錦町広瀬7873-9
〔TEL〕0827-72-2002
〔トロッコ料金〕片道:大人650円,子供300円|往復:大人1,200円,子供600円
〔アクセス〕中国自動車道「六日市IC」より15分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑩
唐戸市場
冬旅行におすすめの中国地方の観光地10番目は「唐戸市場」です。山口といえば「ふぐ」が有名ですね。冬の1月から3月ごろが最も美味しいとされるグルメです。唐戸市場はその冬のグルメの市場として人気があります。地元の漁師たちが自分でとってきた魚介類を直接販売しているのでその新鮮さはお墨付きです。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
唐戸市場といえばやはり新鮮な魚介グルメの食事でしょう。市場には気軽にグルメを味わえる食堂と寿司店が入っており、連日多くの観光客がやってきています。食堂ではふぐの唐揚げや新鮮な刺身などがセットになった定食が人気で、その味はプロの料理人も絶賛するほどといわれます。もちろん人気の寿司店も冬のグルメがてんこ盛りです。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕山口県下関市唐戸町5-50
〔TEL〕083-231-0001
〔市場営業時間〕5:00～15:00(店舗によって異なる)
〔アクセス〕中国自動車道「下関IC」より15分
冬旅行におすすめの中国地方の観光地⑪
秋芳洞
冬旅行におすすめの中国地方の観光地11番目は「秋芳洞」です。鍾乳洞といえば気温が一年中安定していることで知られていますが、秋芳洞も例外ではなく寒い冬でも気温17度が保たれています。
鍾乳洞の入り口まで行く杉の木立がなんとなく冒険心をくすぐりますね。観光コースは約1kmとなっており、往復すると1時間半ほどでまわってくることができます。
観光スポットの冬の楽しみ方は？
洞内では入り口付近から奇岩や奇石が次々と現れて見どころ満載です。
例えば、500段あるといわれる階段状に連なる皿形の鍾乳石や、天井から折りたたんだ傘がたくさんぶら下がっているように見える「傘づくし」など、楽しくて1時間半の冒険はあっという間に時間が過ぎてしまいます。冬でも寒さ知らずで絶景を楽しめるのは鍾乳洞ならではです。
お出かけスポットは中国地方のココ！
〔住所〕山口県美祢市秋芳町秋吉
〔TEL〕0837-62-0305
〔開洞時間〕8:30～17:30(12月～2月は16:30)
〔入洞料〕大人1,200円,中学生950円,小学生600円
〔アクセス〕小郡萩道路「秋吉台IC」より5分
冬の観光は寒さ対策を万全に！
中国地方は「三陽エリア」と「山陰エリア」の2つに大きく分けられ、冬場の気候も大きく異なっています。山陽エリアは瀬戸内海の影響下にあって比較的温暖ですが、山陰エリアは日本海側の厳しい寒さの場所が多く、ところによっては豪雪地帯もあります。
中国地方を観光する場合には、自分の目指す観光スポットの気候にも注意を払い、人も車も寒さ対策を万全にして冬の旅を楽しみましょう。
中国地方の冬を楽しもう！
ここまで、冬にこそ行ってみたくなる中国地方の観光スポットをご紹介しました。冬でしか味わえない楽しみもたくさんありますので、ぜひ本記事を参考にして中国地方を旅してみてはいかがでしょうか？
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