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自転車塗装でリメイクしよう!自分でリペイントするやり方や手順を解説!

劣化して汚らしくなってしまった自転車を放置していませんか?捨てるのはもったいない、かと言ってお店にリペイント依頼すると高額になってしまいますよね。なるべく安上がりに自転車を塗装する方法があります。今回は、DIYで自転車をリメイクする塗装術をご覧いただきます。
更新: 2024年5月28日
Hobby Life
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なぜ自転車の塗装は劣化するの?

経年劣化してしまう自転車のペンキ

自転車は金属でできていて、その上に専用の塗料で塗装されています。ですが、経年や風雨による劣化で塗装は剥がれてしまうでしょう。時間でペンキが剥がれていく劣化は避けることができないですので、永遠に塗装した箇所がきれいにキープできるといったことはありません。

保管方法によって自転車の塗装はダメージが異なる

自転車は扱い方によってもダメージの度合いが異なってきます。たとえば、ガレージなどの屋内保管であれば、長期にわたって綺麗な塗装のままキープできるでしょう。ですが常に雨ざらしの自転車は、どうしても塗装面へダメージを受けやすい状態です。

自転車の塗装劣化を防ぐにはメンテナンスが必須!

もっとも簡単なメンテナンスは自転車を磨くこと

保管のやり方によっては、自転車の塗装面をよい状態のまま維持させることはできますが、何よりも日頃のメンテナンスをすることがおすすめのdiyといえます。雑巾で空拭きするだけでも効果が得られるでしょう。もしくはグリスアップをすることで、よい状態をキープできます。

DIYで塗装面のメンテナンスも簡単にできる!

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自転車店へメンテナンスを依頼することも安心ですが、自分で楽しみながら作業するのも豊かなひと時です。塗装は簡単なdiy作業でもあるので、初回でも簡単にできます。バケツとブラシ、そして専用の洗剤があれば日頃の簡単ケアは十分です。仕上げにスプレー式の潤滑剤などを塗布するだけで、美しいままキープできます。

自転車を素敵なカラーリングで塗装しよう!

自分で自転車をリメイクすると楽しい!

塗装と聞くと、はじめは敬遠したくなってしまいます。玄人式のやり方もありますが、今回ご紹介する塗装スタイルは、初心者でもできる簡単な方法です。ハケとペンキ、スプレー塗料を使って自転車をよみがえらせることができますので、今まで放置してしまっていた汚い自転車でも、自分好みのカラーリングへと変身させることができます。

どのくらいの時間で自転車塗装できる?

自転車塗装は、主にフレームを塗ることが多いでしょう。大人用や子供用の自転車がありますが、はじめのうちは3時間~というように、余裕を持てる日に行うことが望ましいです。塗装作業は塗るだけではなく、乾燥という時間も必要ですので、じっくりとdiyできる日時に行いましょう。

まずはどんなカラーリングにするかイメージする

見切り発射の塗装では汚くなってしまう

自転車のリメイク塗装をはじめる際、手順としてカラーリングのイメージ作りをしましょう。配色は仕上がりに直結する重要なことですので、自分の自転車がどのようなカラーリングで仕上がるのか、アイデアを巡らせておきます。単色や複数色での塗装がありますので、自分でできる範囲も併せて、トータルイメージを膨らませてみましょう。

自転車の絵を描いてイメージを作るのがおすすめ!

自分で行う自転車のリメイクがはじめての場合、中々イメージが浮かばないといったこともあるでしょう。その場合、絵を描いてみるのもおすすめです。実際にフレームのカラーリングを想定し、ペンキの色や塗る手順など、自分で行う作業の一連もイメージできるので行うことがよいでしょう。

フレームのカラーリングが自転車の色となる

自転車は、フレームのカラーリングがメインの色といえます。自転車のイメージを大きく変える重要なパーツですので、やはり自分の好きな色でフレームカラーをイメージしておきましょう。はじめは複雑な塗装よりも、シンプルな単色でフレーム塗装する方法がビギナーには作業しやすいです。

自転車のリペイントに使う塗装用具を揃えよう!

不足のないように塗料を買い揃える


リメイク用の塗装材料を揃えます。カラーリングごとのペンキを不足しない量で揃えておきましょう。フレームは案外たくさんのペンキを使いますので、ケチらずに一回り大きめの容量を購入しておくと安心です。カラーリングを自分で決め、ペンキを購入する際もDIYの醍醐味でもあるので、ワクワク感は最上でしょう。

道具があればあるだけDIYしやすい!

自転車のリメイクにはペンキだけではなく、スプレー塗料やハケなども必要です。自転車はシンプルな乗り物ですがパーツ点数が多いので、はじめてのリメイクの場合、塗りにくい箇所が出てきます。そのため、ドライバーやモンキーレンチ、軍手なども揃えておくとよいでしょう。

ドライバー

モンキーレンチ

軍手

おたふく手袋 スベリ止め軍手

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自分で自転車の塗装をリペイントするやり方①

自転車の劣化している箇所をチェックしよう!

それでは、自転車のリメイク塗装の手順をご紹介していきましょう。まずはダメージ箇所を確認しておきます。その後、表面の汚れを落とすために洗剤で掃除することが大事です。余計な汚れが無くなれば、ペンキがきれいに塗りやすくなるので、より美しく塗装したい場合は済ませておくとよいですね。

DIYで簡単にできるおすすめの自転車塗装方法

自転車を洗車後、よく乾かしてからペンキ塗りを開始します。確実なリメイクをする場合、自転車をバラすことがおすすめですが、ビギナーには少々面倒に感じるので、簡単な手順でできるやり方を挙げていきましょう。詳細は、次項より順次ご紹介していきます。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方②

マスキングテープで自転車の各所をカバーしよう!

ペンキを塗りたくない箇所にカバーするアイテムとして、便利なマスキングテープがあります。ですので、まずはカバーしたい箇所をマズキングテープでしっかりと隠します。

主に、カゴ、サドル、タイヤなどが挙げられますが、お好みで検討してから作業しましょう。ペンキは一度付いてしまうと除去することは手間が掛かってしまいますので、注意しながらリメイクしていきます。

自転車はスプレー塗料で着色する手順が簡単!

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出典:Amazon

ハケで塗る方法もありますが、ビギナーにおすすめの塗装方法はスプレー塗料です。これは噴射するだけで塗装できるので、比較的簡単な手順で塗装ができます。ですが注意点としては、他所にペンキがつきやすいといった点が挙げられるでしょう。

そのため、しっかりとマスキングテープで塗りたくない箇所をカバーすることが、丁寧なDIY作業といえます。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方③

自転車にスプレー塗料を使うときの簡単な方法

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スプレー塗料で自転車のリメイクをする場合、適切な方法があります。スプレー式は簡単に塗れますが、塗りムラが出てしまうこともあるので注意です。自転車から20~30㎝ほど離して、上下左右に満遍なく噴射されるようにしましょう。それにより、全体へ均一なペンキが塗布されますので、diyでも綺麗な仕上がりになります。

スプレー塗料を使うときのデメリット

市販のスプレー塗料は1缶数百円ほどと安い物ですので、自転車塗装のDIYには最適なペンキといえます。残らずに使い切りたくなってしまいますが、スプレー式はペンキが無くなる前に、ドバッと多量のペンキが噴射される物もあるので要注意です。

せっかく綺麗なリメイク中でも、最後に台無しとなってしまうケースがありますので、やはり余裕を持った量のスプレー塗料を用意しておきましょう。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方④


自転車のリペイントをするときは天候も重要

冒頭にもありましたが、自転車のリメイクを自分で行う場合、間違っても雨天時の作業はおすすめできません。やはり、晴れた日中に行うDIYがベストですので、塗装には天候も重要な要素といえます。

スプレー塗料ですとわりと乾燥しやすいので、年間をとおして短時間で仕上げたい方へは最適な自転車のリメイク方法です。

自転車塗装の手順の中でもっともNGなこと

もっともNGな行為とは、乾燥途中に触ることです。DIYの途中でどうしても乾燥具合が気になり、触って確認したくなることもありますが、控えましょう。指紋が付いたりペンキが剥がれてしまったり、というように嬉しいことは何もありません。早くリメイクしたい場合でも、じっくりと乾燥を待つことを忘れずにしましょう。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方⑤

ハケを使った自転車リペイントも簡単でおすすめ!

もうひとつの塗装方法として、ハケで行うDIYリペイントもおすすめです。ハケでのリメイクは、スプレーとは違って「ピンポイントで塗装できる」というメリットがあります。たとえば、フレームとタイヤの接点やチェーンとの隙間など、細かい箇所へはハケを使ったペンキ塗装が最適です。

ハケ塗装での自転車リメイクは時間が掛かる?

実はハケを使ったリメイクですと、スプレーとは違って時間が掛かります。ですが、細部まで丁寧に塗り込めるので、おすすめできる方法でもあります。フレームは塗りごたえがある面積が広い箇所ですので、ビギナーでも塗りやすいでしょう。

もちろん、前述のようにマスキングテープを使って、塗りたくない箇所のガードを丹念に実践するのがおすすめです。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方⑥

ハケを使ってDIY塗装する場合に限り、塗り跡が出やすくなります。スプレーでは出ませんが手塗りの特徴ですので、気になる方へはおすすめしません。

ですが、スプレーとは違って厚く塗れる点は、後々自転車の耐久性を増すことにもなるので、メリットでもあるでしょう。自転車の塗装面は消耗箇所でもあるので、確実に重ね塗りしやすい方法はハケ塗りです。

ハケでの自転車リメイクは絵画的で楽しい!

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メッキ部分や複雑なカラーリングで塗装したい場合、やはりハケを使った塗装がおすすめです。絵を描くような感覚で自転車のペンキ塗りが自分でできますので、まさに自分だけのスタイルが作れる方法でもあります。

フレームをはじめ、フェンダー、チェーンカバー、ホイールなど、お好みで自分流の一台が作れますので、DIYでのハケ塗りは楽しい作業です。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方⑦

自転車に塗ったペンキの乾燥待ちは重要な手順

スプレーと同様に、ハケ塗りの手順で行ったリメイクも乾燥をしっかりとさせましょう。とくに塗り重ねた場合は、余計に時間を置いて確実に乾燥させることが重要なポイントです。

埃やゴミなどが舞ってこないような場所で、半日~1日ほど乾燥させれば乾きます。やはり乾燥させる場所も重要ですので、異物による悪影響のない場所を選びましょう。

長持ちしやすいおすすめの自転車塗装の仕上げ方法

ハケでの塗装やスプレー塗装でも同じですが、最後の仕上げにクリアーというスプレーを塗布させる手順をご紹介しましょう。どういったことかといえば、ペンキの上に一枚クリアーな膜を作る方法です。

この手順を含んだDIYであれば、さらにきれいな自転車リメイクとなります。しかも、長持ちしやすいといったメリットもあるのでおすすめです。

自分で自転車の塗装をリペイントするやり方⑧

自転車塗装の天敵はサビ!

自転車のリメイク術をご覧いただきましたが、状態によっては手順がかさむケースもありますので、少々触れておきましょう。自転車によっては、フレームなどにサビが発生していることもあるので、いきなり塗装することはおすすめできません。まずはサビ落とし剤などを使って、綺麗にしてから塗装をはじめることが最善の塗装といえます。

簡単に使えるサビ落とし剤がある!


フレームは金属ですので、はからずもサビが発生することもあります。せっかく素敵なカラーリングを思いついても、サビによってDIY作業が無駄になってしまうこともあるでしょう。

塗装する自転車にサビが発生している場合、サビ除去の作業も手順の中に入れておきます。これにより、イメージをしたとおりの艶やかなリメイク自転車ができあがるでしょう。

DIYの自転車塗装に関する余談

自転車塗装用ペンキ料金はまちまち

自分で自転車の塗装をする場合、単色であれば1,000円掛からないペンキ代で済みます。安価なスプレーであれば、もっと安い価格で作業できるでしょう。ペンキもピンからキリまであるので、実際に数種のペンキを扱うショップで選ぶことがおすすめです。

高額なペンキもあり、耐久性が高い商品もあるので、永い間自転車に乗る予定がある場合、高級な塗料を使うことがよいでしょう。

塗料を塗り重ねると自転車が丈夫に仕上がる!

塗り重ねという手順もありますが、塗膜を丈夫にしたい場合にはおすすめです。ペンキの量はかさみますが、耐久性はグンと上がりますので、2~3度ペンキを塗り重ねるとよいでしょう。

この場合、毎度しっかりと乾燥させてから塗り重ねることが大事です。これにより、かなり丈夫な塗装面となりますので、風雨にも強い自転車となって安心できます。

自転車の塗装に不安があったらプロショップへ!

DIYでの自転車塗装が不安な方へ

ここまでご覧になってみていかがでしょうか。「DIYでできる」と感じた方や「やっぱり不安」だと感じた方もいるでしょう。確かにはじめての塗装ですと、失敗しないかと不安になってしまう方も多いです。

イメージはあっても、いざ実践となると難しそうだと懸念してしまうケースがあるかもしれません。その場合、やはりプロに依頼することが最善策です。

プロの自転車塗装の技は格別!

大事な自転車を、より丁寧に復活させたい場合、プロの塗装業者の技術料はかさみますが、間違いない仕上がりに期待できるでしょう。細部のオーダーもできますので、こだわり派にはおすすめできます。

とくに毎日乗る自転車であれば、なおさら格別なスタイルをゲットできますよ。気になった方はお財布と相談しながら、お店に見積もりを貰ってみるとよいでしょう。

プロが行う自転車塗装は高額でも安心を買える!

ビギナーの場合、単色で塗装するケースが多いですが、プロであれば複数色やワンポイントでロゴを入れることもできます。もちろん料金は都度上がってしまいますが、末永く乗る愛用の自転車であれば、お任せすることもよいでしょう。サビも綺麗に除去してくれて、自転車のメンテナンスもOKですので、安心材料ともなります。

リペイントした自転車で毎日が楽しめる!

自転車を復活させる塗装術をご紹介してきました。今回の内容は自分で簡単にできる方法でもあるので、1日あれば誰でもできる手順でご覧いただきました。少ない道具でも手軽にトライできる内容ですので、もし劣化してダメージだらけの自転車がある場合、綺麗なフレームとして愛車をよみがえらせてみてはいかがでしょうか。

塗装作業は気分転換にもなり、心機一転で自転車走行が一層楽しめることでしょう。

自転車が気になる方はチェックしよう!