検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

自転車の英式バルブの仕組みと空気の入れ方は?他の種類との違い含めて解説!

ママチャリなど日本で多くの自転車に採用されている英式バルブ。ここでは英式バルブの特徴や、米式・仏式バルブとの違いやメリット、デメリットを説明します。また英式バルブの仕組みや空気の入れ方もご紹介します。さらに英式から米式への交換方法もご紹介しますよ。
更新: 2023年3月30日
山口 徳成
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

Panaracer(パナレーサー) エアチェックアダプター

英式バルブとは

自転車のチューブについているバルブは、3種類ほどあります。その中でも日本で最もポピュラーなバルブは英式バルブになります。いわゆるママチャリや、車いすなどにも使われているバルブです。

他にも米式バルブ、仏式バルブがあります。マウンテンバイクや、オートバイ、自動車などには米式バルブが多く、自転車のロードバイクでは仏式バルブが多くあります。

自転車のバルブの種類

英式バルブと言いながら、実際のイギリスではほとんど使われていないバルブ形状。日本ではママチャリから、子供用の自転車までほとんどの自転車がこのバルブ形状です。
 

自転車用バルブの種類の1つ、仏式バルブは、高い空気圧を維持できるバルブ形状です。仏式バルブは別名「プレスタ」、「フレンチバルブ」とも呼ばれています。軽くて空気圧の微調整も簡単と言う特徴があります。ほとんどのロードバイクにはこの仏式バルブが採用されています。
 

米式バルブは、その名の通りアメリカ製の自転車や自動車、オートバイに使われているバルブ形状です。空気漏れが少なく頑丈という特徴があります。空気圧の調整も可能です。自転車だけでなく様々な種類のチューブやタイヤに使用されているバルブです。
 

英式バルブの仕組み

英式バルブの仕組みはいたってシンプル。キャップを外すとナット部分を外すと、中に虫ゴムと呼ばれる部品があります。空気を入れる際この虫ゴムは空気圧によってチューブ側に押し出され、チューブ内に空気が入るようになっています。

空気を入れ終わった後は、チューブ内の空気圧により、虫ゴムが外側に押し出され、空気が漏れないようになっています。そのためこの虫ゴムと言う部品は、とても重要です。半年もしくは年1回ほど交換しないと、ゴムが劣化し空気漏れが発生してしまいます。

英式バルブのメリット・デメリット

メリット

英式バルブのメリットは、日本で最も普及しているタイプのバルブなので、他のバルブと比較しても安価で手に入ると言う点です。タイヤチューブだけでなく英式バルブ用の空気入れなど、パーツ類も安価で容易に手に入る点がメリットです。
 

デメリット


英式バルブのデメリットは、空気圧の調整が非常に困難と言う点です。先程の仕組みの部分でも述べましたが、バルブ内に虫ゴムを入れる仕組みであるため少しだけ空気を抜いたり、空気圧を測定する仕組みにも対応していないのです。

またロードバイクなど、高い空気圧を使用する自転車には不向きです。そして仕組みの部分でも述べた虫ゴムを、定期的に交換する必要がある点です。
 

空気が漏れにくい効果を得たいなら

空気が漏れにくい効果を簡単に得たいなら、英式バルブの虫ゴム部分をスペシャルバルブに交換すると、劣化スピードが遅くなる効果や、空気漏れがなくなる効果があります。効果が高いので交換すると良いメリットばかりのようですが、虫ゴムに比べてコストが高いのがデメリットです。

英式バルブの空気の入れ方

ママチャリの空気の入れ方の動画

英式バルブに空気を入れる場合は、トンボ口と呼ばれる洗濯バサミのような器具が付いている空気入れを使用します。
 

英式バルブ空気の入れ方

指でトンボ口と呼ばれる器具を挟んで、先端部分を大きく開きます。トンボ口の片側には、凹部分があります。この部分を、英式バルブのナットの下側に引っ掛けて、バルブの空気入れ部と、トンボ口の空気入れの穴が合うように挟み込みます。
 

何度やっても空気が漏れる場合、空気入れのチャック部分のゴムが劣化していることが考えられます。この場合はチャックを交換しなければなりません。ホームセンター等でチャック付きホースが販売されています。空気入れ後は、指や手で押して空気圧を確認します。
 

空気の入れ方が悪いと・・・

空気の入れ方が悪いとどんな問題があるのでしょうか。乗り心地に影響するのはもちろんですが、空気圧が低いとチューブに傷がつき、パンクする危険性があります。また英式バルブの仕組みから、空気漏れのスピードが早まることもあります。空気を入れすぎると、滅多にありませんがチューブが破裂する危険性があります。

本来は適切な空気圧に保つことが重要です。しかしながら英式バルブは、空気圧の調整ができずそもそも空気圧を計ることができません。そのため空気圧が測れるチューブやバルブに交換する方もいます。
 

英式バルブを米式バルブに

ちょこちょこ空気が漏れ、虫ゴムの交換が面倒だと言う方や、空気圧が計れる空気入れを持っている方は、英式バルブを米式バルブに変更する方もいるようです。英式から仏式への変更は仕組み上、また使用上からおすすめできませんが、米式への変更は効果やメリットが大きいのでおすすめです。
 

米式バルブの仕組み

出典: https://www.amazon.co.jp/%EF%BC%97%E8%89%B2-%E8%89%B2%E3%81%8C%E9%81%B8%E3%81%B9%E3%82%8B%EF%BC%81%E5%90%84%EF%BC%92%E5%80%8B%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC-%E4%BB%8F%E5%BC%8F%E2%86%92%E7%B1%B3%E5%BC%8F-%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC/dp/B01KCA98UA/ref=sr_1_1_sspa?ie=UTF8&qid=1539821398&sr=8-1-spons&keywords=%E7%B1%B3%E5%BC%8F+%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96+%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97&psc=1

米式バルブの仕組みはちょっと複雑です。タイヤの反対側の開口端部分に、円筒形状のバルブステムと、このバルブステム内に逆止弁が付いており、その上にキャップが付いていると言う仕組みになっています。

バルブコア内に空気通路が形成され、空気通路の先端部に突起があり、この突起部分を押すと空気が出入りする仕組みです。
 


米式バルブのメリット・デメリット

メリット

米式バルブのメリットは、その仕組みにあります。耐久性があり、空気の微調整が可能で、しかも空気漏れが少ない仕組みになっています。

自動車やオートバイも米式バルブなので、ガソリンスタンドや自動車整備場で、空気を入れることができます。スタンドにある空気入れの種類は必ず米式。こまったらスタンドで空気を入れることが出来ますよ。
 

デメリット

米式バルブはがっちりとした仕組みと、部品数が多く作られている分、英式バルブと比較すると重たいと言う点があります。また一般的な空気入れの種類は英式バルブ用なので、米式バルブに対応した空気入れを購入する必要があります。
 

英式バルブから米式バルブへ

Panaracer(パナレーサー) エアチェックアダプター

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon

チューブごと交換するのは手間とお金がかかります。もっと簡単にバルブのみ交換したいと思うのは無理からぬことですね。実は英式バルブから、簡単に米式バルブに交換するアダプターがパナレーサーから販売されています。

これはパナソニックが特許技術を持ったアダプターで誰でも簡単に英式バルブから米式バルブへと変更できる優れものです、もちろん空気入れは米式バルブに対応しているものが必要となりますが、700円程度で変更できる便利なアイテムです。
 

米式アダプターの交換手順

取り付け方もとっても簡単。5分もあれば交換可能です。自転車の空気を抜き、英式バルブのナットを外します。
次に虫ゴムを外します。この時空気がしっかり抜けてないと虫ゴムが飛んでくる可能性があるので注意しましょう。次に空洞になっている部分に米式バルブを取り付けます。

出典: https://www.amazon.co.jp/Panaracer-%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC-%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC-%E8%8B%B1%E5%BC%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E7%B1%B3%E5%BC%8F%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%96%E5%A4%89%E6%8F%9B-ACA-2/dp/B007YDM5UY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1539749413&sr=8-1&keywords=%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC+%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC

その上から米式バルブの本体を取り付ければ作業は完了。とっても簡単でしょう。この次は米式バルブの空気の入れ方についてご説明します。

米式バルブ空気の入れ方

空気の入れ方:空気圧の見方

タイヤの種類によって、空気圧は異なります。今まで空気圧を気にしてなかったと言う方も、空気を入れる前は必ず空気圧を確認するようにしましょう。タイヤの種類によりますが、たいていはタイヤ側面に適正空気圧が表示されています。
 

空気圧の単位の種類

空気圧をややこしくしているのは、各国で使う単位がことなるからです。4種類程度の単位があり、日本ではkgf/cm2(主に自動車やオートバイ)、アメリカやヨーロッパではPSi、kpa、berで表示されています。

タイヤの種類にもよりますが、たいていのタイヤ側面には2種類の単位で適正空気圧が表示されています。空気入れのエアゲージの単位をみながら空気を入れて行きましょう。
 


米式バルブ対応空気入れを使う

自転車用の空気入れで米式バルブ専用の空気入れと言うのはあまり見かけません。大抵英式、仏式、米式の3種類どれでも空気を入れることができる空気入れが販売されています。米式バルブに変更したら、3種類どれでも空気を入れることができる空気入れの変更をおすすめします。
 

バルブへの接続方法

英式バルブでしか、空気入れをしたことない方が戸惑うのはバルブへの接続方法です。挟み込む形ではなく押し込んではめ込むタイプで、まずはつまみ部分を立ててバルブに押し込み、シューっと空気が抜ける音がしたら、つまみを下ろします。

この作業がうまくいかないと、空気を入れても空気圧がうまく測れなかったり、空気がうまくチューブに入らないので注意してください。

うまく接続できたら後は、適正空気圧まで空気を入れていくだけです。空気入れ後は、キャップを閉めれば完了です。

米式バルブは英式バルブに比べ、適正な空気圧が測れるため、タイヤ本来の乗り心地が楽しめる効果や、空気漏れがない効果も得られる上、メンテナンスもほとんど必要ないと言う効果が得られます。
 

この動画では、英式から米式、仏式バルブまで全ての種類の空気の入れ方を解説しています。

せっかくなのでバルブキャップもおしゃれに

英式バルブに対応したおしゃれなバルブキャップというのはあまりありませんが、米式や仏式バルブに対応しているおしゃれなバルブキャップはたくさんあります。バルブを交換するとおしゃれが楽しめると言う効果も期待できます。私自身もちょっとしたカスタムが好きなので、バルブキャップを購入し、愛車をカスタマイズしています。

もしあなたが自分の自転車を、英式バルブから米式バルブへ変更したなら、ついでにおしゃれなバルブキャップも合わせて購入してみてはいかがでしょう。たいていは1つ500〜1000円程度で手に入ります。
 

最後に

いかがでしたでしょうか。ここでは英式バルブの空気の入れ方や仕組み、他の種類のバルブとの違いなどをご紹介しました。英式バルブは、日本ではポピュラーなバルブです。部品なども安く簡単に手に入り、空気の入れ方もとても簡単です。

ほとんどの自転車に採用されている英式バルブから、米式バルブへの交換手順や交換アダプターもご紹介しています。慣れるまで空気の入れ方は難しいかもしれませんが、適正な空気圧で乗る自転車は、乗り心地も良く、チューブなども長持ちする効果もあります。

もし興味があればぜひバルブ交換もチャレンジしてみて下さい。