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岡山で冬に行きたい観光スポット12選!冬の家族旅行やデートにもおすすめ!

八つ墓村の洞窟の風景や、るろうに剣心の江戸の街など、岡山には映画ロケにも用いられる、写真映えの観光地が豊富。冬になると、高原にある恩原湖や蒜山などは氷や雪の絶景スポットに!湯原や奥津など通好みの温泉も多くあります。そんな冬の岡山観光をご紹介!ご期待くださいね。
更新: 2021年3月12日
haekon
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岡山の観光地はどんなところ?

桃太郎伝説がある古くから文化が栄えたエリア。吉備津神社をはじめとして、備中松山城や岡山後楽園など江戸時代からの情緒を残す観光地も豊富。

また、倉敷など、昔ながらの良さを残しつつ、デニム製品などの新しいビジネスも展開している観光地も出てきました。

冬に行きたいのは?

瀬戸内海に面する地区は、比較的温暖な一方、蒜山高原などの高地では冬になると、雪も多く、スキーなどのアクティビティーが楽しめます。

また、岡山駅周辺のイルミネーションや湯原温泉のキャンドルなどは、冬ならではの風情が味わえますよ。そんな岡山の観光地から12か所、厳選してご紹介いたします。なお、本記事は2018年11月15日現在の情報をもとに執筆しています。お出かけの際は、最新情報のご確認をお願いいたします。

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット1

岡山後楽園はタンチョウで人気の観光地

日本三名園の一つで、岡山藩2代藩主池田綱政公が造った庭園です。延養亭は園内を一望できる絶景スポット。能舞台・栄唱の間では、藩主が家臣や領民に能を舞ってみせたそうです。戦災を逃れた廉池軒は、江戸時代そのままの姿を残す貴重な建物。池のほとりに静かにたたずんでいます。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

冬になると、延養亭付近では、もやが立ち込めるのを見ることができます。開園すぐの午前8時から9時くらいに発生する可能性が高いとのこと。また、例年1月1日のイベントでは、園内で飼っているタンチョウが、優雅に飛ぶ姿を見ることができます。

おめでたい年を迎えられそうですね。また、1月中旬からはロウバイ、2月上旬からは梅が咲き始めます。冬も華やかですよ。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5
【連絡先】086-272-1148
【アクセス】公共:JR岡山駅からバスまたは徒歩。城下駅から徒歩 車:岡山ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット2

満奇洞は洞窟で人気の観光地

江戸時代に、猟師が狸を追っている時に見つけたとされる洞窟。歴代の映画「八つ墓村」のロケ地ともなったそうです。寅さんで有名な渥美清さんや豊川悦司さん、稲垣吾郎さんもこちらを訪れたのですね。約450mの洞窟内は、約15℃の気温。冬でも暖かく感じます。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

泉水は後ろ向きにコインを投げると、願いが叶うスポット。先ずは運試しにどうぞ。鍾乳洞のライトアップもこちらの見どころ。赤や青、紫などの光で照らされた鍾乳石や岩肌からは、妖しげな美しさを感じられます。

ケルンの寺院や五百羅漢などの奇岩も楽しめます。最奥には恋人の泉が、バラ色(?)の光で出迎えてくれます。冬でも心が温かくなりますね。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】新見市豊永赤馬2276-2
【連絡先】0867-74-3100 満奇洞管理事務所
【アクセス】公共:JR伯備線井倉駅からバスを利用 車:中国道北房ICまたは新見ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット3

恩原湖は氷紋の観光で人気

鳥取県との境に位置し、標高700mの恩原高原にある湖です。周辺には白樺やカラマツの林があり、森林浴にもおすすめ。全長2Km程度のトレッキングコースがあります。

冬のデート&家族旅行の楽しみ


夏の緑や秋の紅葉も人気の観光地ですが、12月下旬から1月になると、凍り付いた湖面に直径5mから30m程度の氷紋(氷の円模様)ができることでも有名。冬でしか見られない神秘的な風景ですよ。近くにはスキー場もあります。岡山のスキー場は、蒜山高原とこちらだけ!冬のアクティビティーもお楽しみくださいね。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒708-0601  岡山県苫田郡鏡野町上齋原
【連絡先】0868-54-2987 鏡野町産業観光課
【アクセス】公共:津山駅からバスを利用 車:中国道院庄ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット4

倉敷は街並みが人気の観光地

江戸時代から、備中松山藩の港や天領として、取引の中心となった街。今では、美観地区という観光名所となっています。こちらには、白壁や瓦屋根の建物、掘割りやその岸の柳の木など、江戸情緒ただよう風景が並んでいます。京都の映画村を観光している気分になります。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

くらしき川舟流しは、街の景観を楽しめる観光アクティビティー。江戸時代の川舟を再現しており、まるで時代劇に出ているような感覚を味わえます。映画のロケ地としても有名。「ALWAYS 三丁目の夕日」や「るろうに剣心」もこちらで撮影されたそうです。

ロケ地巡りも倉敷の楽しみ方ですよ。冬の散策で寒くなったら「星野仙一記念館」はいかがでしょう?名古屋や大阪、仙台などのイメージが強いですが、倉敷市生まれとのこと。熱い姿がよみがえってきますよ。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】岡山県倉敷市中央1丁目10−11
【連絡先】086-426-1001
【アクセス】公共:JR倉敷駅から徒歩 車:山陽道倉敷ICまたは瀬戸中央道早島ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット5

備中松山城は天空の城が人気の観光地

兵庫県の竹田城跡とともに、雲海の中の「天空の城」が見られることで人気です。しかもこちらは、江戸時代に建てられた天守も観光できる貴重な城。他にも鎌倉時代からの遺構なども残っています。赤穂浪士で有名な大石内蔵助が使節として訪問したエピソードもあり、場内も興味深く観光できます。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

雲海は、9月下旬から4月上旬の早朝に発生する可能性が高いとのこと。特に、冬の早朝には濃い雲海となります。展望は、城ではなく、備中松山城展望台から。駐車場が近くにあるのも、寒い冬にはうれしいですね。また、高梁駅前で、乗合タクシーも利用可能です。美しい天空の城をお楽しみに。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】岡山県高梁市内山下1
【連絡先】0866-22-1487
【アクセス】公共:備中高梁駅からバスや乗合タクシーを利用 車:岡山道賀陽ICから国道484号線、国道180号線を経由

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット6

神庭の滝はニホンザルで人気の観光地

高さ110mの豪快な滝で、日本の滝百選にもなっています。滝の中央にある「鯉岩」は、さかのぼりをする鯉に見立てられた縁起物。他にも「玉垂の滝」や「鬼の穴」という洞窟などの観光スポットがあります。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

この付近には、大阪大学の人たちが研究・餌付けしている、野生のニホンザルが100匹以上生息しています。研究者は、ニホンザルたちの顔を識別できるそうです。山に食物が少なくなる12月から3月の冬季が最も現れやすいとのこと。事前にライブカメラの映像を確認してからくると、会える確率も高くなりますよ。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒717-0004 岡山県真庭市神庭
【連絡先】0867-44-2607 真庭市役所勝山振興局地域振興課
【アクセス】公共:JR姫新線中国勝山駅からタクシーを利用  車:米子道久世IC湯原ICまたは中国道落合ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット7

岡山駅はイルミネーション観光で人気

岡山駅前では例年、冬になると、ももたろうファンタジーという観光イルミネーションを開催。今年度は2018年11月30日から2018年12月25日の予定です。クリスマス感満載のシンボルツリーをはじめとして、東口広場や西口広場には、様々なLEDが輝き、観光客や仕事帰りの人たちを楽しませてくれます。


冬のデート&家族旅行の楽しみ

岡山は、ももたろうの故郷としても有名です。駅前にはももたろうの銅像があり、桃のイルミネーション装飾がされています。2017年には、割れた桃のイルミネーションが!

その前年(2016年)は割れていませんでしたが、中にいるももたろうが見えにくいとの、来場者の意見を取り入れたのだそうです。今年の冬は、どちらのバージョンでしょうね?それとも全く違うタイプかも?楽しみです。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒700-0024 岡山県岡山市北区
【連絡先】086-941-0091 MOMOTAROH-FANTASY実行委員会(岡山放送事業部)
【アクセス】公共:JR岡山駅から徒歩 車:岡山ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット8

武蔵の里は剣豪で人気の観光地

こちらは、宮本武蔵の生誕地といわれ、武蔵の里とも呼ばれる観光スポット。最寄りの駅名もずばり「宮本武蔵駅」です。武蔵が太鼓の叩きかたをみて、二刀流をひらめいたとされる「讃甘神社」や、武蔵を祀った武蔵神社、生家跡などの史跡が観光地となっています。なお、武蔵の生誕地は兵庫県説もあるそうです。今なお、謎めいた人ですね。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

冬の寒さが身にこたえたら、室内施設、「武蔵資料館」にもお立ち寄りください。生涯一度も負けなかったといわれる剣豪としてだけでなく、芸術家としても側面も見ることができます。絵画や彫刻、金工などの作品が50点ほど展示され、多能さがうががえます。厳しい戦いを続けた、剣豪の目に映った景色を見られるのもうれしいですね。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒707-0415 岡山県美作市宮本94 武蔵資料館
【連絡先】0868-78-4600 武蔵の里 五輪坊
【アクセス】公共:宮本武蔵駅から徒歩 車:鳥取自動車道大原ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット9

吉備津神社は桃太郎の観光で人気

大吉備津彦大神を祀った神社で、大神は桃太郎伝説のモデルともいわれています。伝説に出てくる鬼は、こちらでは「温羅」と呼ばれており、実際に、鬼ノ城なる史跡も観光地となっています。伝説の全てが明らかになっているわけではないようですが、それだけに、ロマンが感じられていいですね。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

「吉備津造り」は、屋根を2つつないだ建築様式で、この地域独特のもの。一見の価値があります。また、初詣でも県内有数の人気スポット。縁結びなどにご利益があります。正月三が日には三味線もちつき、3日には矢立の神事などが行われ、冬の観光にもおすすめですよ。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】岡山県岡山市北区吉備津931
【連絡先】086-287-4111 吉備津神社
【アクセス】公共:JR吉備線吉備津駅を利用 車:山陽道岡山ICから国道53号、国道180号を経由

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット10

招き猫美術館はご利益で人気の観光地

招き猫を専門にした珍しい美術館です。寺社や郷土に伝わる珍しいものや、現代アートの奇抜なもの、木や石、紙でできたものなど数千もの招き猫が、福を招いて待っています。ちなみに右手はお金を、左手はお客を、両手は幸運を招くのだそうです。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

併設のラッキーキャッツハウスは招き猫の神社。札にお願いを書いて壁に貼りつけるのが、こちらのルールです。叶い札には、お礼のことばもたくさん書いてあります。ご利益がありそうですね。ミュージアムショップではオリジナルの招き猫やお守りも販売。

かわいいので、お土産にも喜ばれますよ。冬の寒さをしのげるのも、ありがたいですね。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒701-2151 岡山市北区金山寺865-1
【連絡先】086-228-3301
【アクセス】公共:JR岡駅や津山線からタクシーを利用 車:山陽道山陽ICまたは山陽道岡山ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット11

湯原温泉は砂湯が人気の観光地


こちらは、古墳時代から「たたら製鉄」が盛んだった所で、温泉が過酷な仕事の療養にも使われてきました。川底から砂を噴きながら温泉が出るため、「砂湯」ともいわれる露天風呂が人気の観光地。「美人の湯」や「子宝の湯」、「長寿の湯」などがあり、それぞれ広さや水温が異なります。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

クリスマスの時期には、「キャンドルファンタジーin湯原」なるイベントが開催されます。「砂湯」周辺に626本のキャンドルを点灯、幻想的な中での入浴を満喫。また、冬の夜空に花火も上がり、幻想的な風景が広がります。開催は、2018年12月22日(土)から23日(日)の予定です。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】岡山県真庭市
【連絡先】0867-62-2526 湯原観光情報センター
【アクセス】公共:JR中国勝山駅からバス。湯原温泉下車 車:米子道湯原ICから

冬に行きたい岡山!おすすめ観光スポット12

奥津温泉は足踏み洗濯の観光で人気

泉質は、アルカリ性の単純温泉、漂白成分によりお肌が白くなる「美人の湯」としても人気です。日帰り温泉「花美人の里」では、温泉水を90%以上使ったオリジナル化粧水を販売しているほど。「足踏み洗濯」なる風習もこちらの名物です。

クマなどから襲われないように、立って行う洗濯のこと。観光用に実演もありますが、真冬は行われず、3月下旬から12月上旬の日、祝日に開催とのことです。

冬のデート&家族旅行の楽しみ

真冬に開催されるのが、「奥津温泉湯氣まつり」。1月末から2月にかけての2日間、ミニかまくらが100個以上作られ、その中にキャンドルが灯されます。参加者すると、あたたかい豚汁もいただけますよ。冷えた体は、美肌温泉で温めてくださいね。

お出かけ情報

観光地へのアクセスなどの基本情報は、以下となります
【住所】〒708-0503 岡山県苫田郡鏡野町奥津463
【連絡先】0868-52-0610 奥津温泉観光協会
【アクセス】公共:JR津山線津山駅からバスを利用。奥津温泉下車 車:院庄ICから国道179号線を経由

まとめ

岡山の冬の観光地はいかがでしたか?冬でなければ味わえないイベントや、景色などを中心に観光地をご紹介してきました。

砂も噴き出す露天風呂やそのまま化粧品にできる温泉など、秘湯的なスポットもありましたね。秋も深まってきました。そんな岡山の冬を満喫してみませんか?

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