キャプテンスタッグ 炭焼き名人 M-6638
ロゴス(LOGOS) バーベキュー ポータブル 火消し壺 エコ 消し炭の再利用可能
【国産木炭】 岩手なら炭 堅一級 木炭5kg
尾上製作所(ONOE) 着火剤
スノーピーク 火ばさみ N-020
ロゴス(LOGOS) 送風機 BBQガンブロー バーベキューの火起こしに 着火用具 折りたたみ式 単三電池使用
耐熱手袋 バーベキューグローブ 耐熱800℃
カセットガス トーチバーナー CB-TC-OD
ウェーバー コンパクトラピッドファイヤーチムニー
ソト フィールドチャッカー ST-Y450
炭火焼きの特徴
バーベキューといえば炭火焼きですが、炭火焼きの特性を知っていますか?なぜ炭火焼きが美味しいかを知っておくとよりバーベキューが楽しめますよ。
赤外線効果
炭火焼きで有名なのが赤外線効果です。赤外線によってじっくり熱されることで、旨味を閉じ込めます。直接火で焼くと表面が先に扱げてしまいますが、炭火焼きなら中もしっかりと火を通すことができるのです。
高い温度
炭火焼きの温度は約500℃といわれていますが、風を送ることで約1000℃にも達することもあります。そのため、炭火焼きでは水蒸気が発生しにくくなり、食材の表面がパリッとした状態にできるのです。外で火起こしできるバーベキューならではの火力といえるでしょう。
炭の種類
単に炭といっても色々な種類があります。その中でもバーベキューによく使われる炭を簡単に紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
黒炭
別名木炭。ナラやクヌギなどの木材から作られています。使いやすく安いと、バーベキューだけではなく様々な用途の使い方もできます。迷ったらとりあえず黒炭を用意しておけば問題はありません。
黒炭の特徴
- 着火しやすい
- 煙や火はほとんどない
- 燃焼時間は約1~2時間程度
- 炭が崩れやすい
白炭
外見が白い炭。カシの木などの固い木材から作られています。高価な炭として有名な「備長炭」も白炭の部類です。火力があることから釜焼きなどの使い方をされますが、火力が強すぎてバーベキューに向かないという話も聞きます。
白炭の特徴
- 着火しにくい
- 火力が強い
- 燃焼時間が長い
- 炭が崩れにくい
- 高価
オガ炭
おがくずを圧縮加熱加工した炭。他にも成形炭ともいわれています。白炭と似ていながら白炭よりも使いやすいと、バーベキューなどでもよく使用されています。
オガ炭の特徴
- 着火のしやすさ「黒炭>オガ炭>白炭」
- 火持ちのよさ「白炭>オガ炭>黒炭」
- 形が均一で隙間ができにくい
- 炭が崩れやすい
- 炭が火で爆ぜにくい
簡単なバーベキューの火起こし①:「準備」
炭
【国産木炭】 岩手なら炭 堅一級 木炭5kg
なんといっても炭が無ければ何も焼くことができません。好きな種類の炭でいいですが、特におすすめなのは黒炭です。使い方も簡単で火起こし初心者にも使いやすい炭といえます。ただ、白炭やオガ炭などにもそれぞれ特徴がありますので、用途に合わせて使い分けてもいいでしょう。
炭の量は一人約1kg
一般的にバーベキューでの炭の目安は「1時間当たり一人約1kg」だと言われています。炭の使い方によって量は変わりますが、一つの目安にしてください。炭が足りないとバーベキューはできませんので、余裕をもって、一人約1.5~2kgほど用意することをおすすめします。
新聞紙・着火剤
尾上製作所(ONOE) 着火剤
バーベキューをするためにも着火剤が必要になります。燃料やチップなど火が簡単に付く物もありますが、新聞紙や紙などの引火物でも大丈夫です。ただし、新聞紙などは燃えると風で待ってしまいますので、風が強い日は新聞紙などよりジェル状の着火剤の方がいいかもしれません。
また、人によっては「新聞紙のインクが食材に付いて嫌」という人もいますので、念のため確認を取るといいでしょう。
ティッシュはダメ
火起こしといえば、ティッシュや糸くずなどに一度引火させてから木材へと引火させますが、ティッシュなどの燃えやすい素材の場合、炭に引火する前に燃え尽きてしまう可能性がありますのであまりおすすめしません。そのため、火が付くまでの時間燃え尽きない物が必要になります。
炭バサミ
スノーピーク 火ばさみ N-020
炭バサミとは炭を崩したり移動させたりするための道具です。トングと使い方は同じですが、炭バサミの方が炭を扱いやすい形状をしています。ただ、トングでも十分代用できますのでトングでも構いません。柄が短いと手元が火で熱いので、柄の長いトングを選びましょう。
団扇
ロゴス(LOGOS) 送風機 BBQガンブロー バーベキューの火起こしに 着火用具 折りたたみ式 単三電池使用
火を付けるためには、燃料のほかに十分な酸素が必要です。炭櫓がしっかりしていれば必要ありませんが、火力を上げるために用意しておくといいでしょう。団扇の他にも、火吹き棒や送風機などでも構いません。
軍手
耐熱手袋 バーベキューグローブ 耐熱800℃
火起こしはとても熱いですので軍手や耐火グローブが必要になります。また、炭を扱うと手が真っ黒になってしまいますので軍手などは欠かせないでしょう。怪我や火傷をしないためにも必ず用意してください。
ライター・バーナー
カセットガス トーチバーナー CB-TC-OD
火起こし用にライターやマッチなどを準備します。火が付けばなんでもいいですが、使いやすさからチャッカマンが良いでしょう。他にもバーナーがおすすめです。バーナーの火力があれば直接引火させる付け方もできます。
メタルマッチや摩擦で行う火起こし器でも構いませんが、バーベキューを楽しむのに、わざわざ苦労をする必要もありません。
火消壺
ロゴス(LOGOS) バーベキュー ポータブル 火消し壺 エコ 消し炭の再利用可能
火消壺とは炭を処分するための入れ物です。熱した炭は水をかけて消化すると爆ぜて危ないため、密封した入れ物に入れて沈火させます。他にも処分する方法はありますが、火消壺で酸欠させた炭は「消し炭」として次回のバーベキューにも使えますので、火消壺がおすすめです。
他にも一斗缶や土鍋など、耐火性と密封性があれば何でも構いません。キャンプ場によっては貸し出しもしてますので確認してみてもいいでしょう。
火起こし器
キャプテンスタッグ 炭焼き名人 M-6638
必需品ではありませんが、火起こし器もあると便利です。空気の流れを考える必要なく炭を入れるだけの手軽さなので、バーベキュー初心者はこちらの方がいいかもしれません。
簡単なバーベキューの火起こし②:「着火剤を組む」
まずは着火剤を中心に組み上げていきます。火が回りやすいように、捻じった新聞紙を井形にして組み上げます。チップやジェルなど別の着火剤を使用する際は、説明書きをよく読んで使用しましょう。
組み上げるコツ:「新聞紙を捻じる」
新聞紙を捻じる理由は燃え尽きにくくするためです。炭に引火する前に新聞紙が燃えてしまってはどうしようもありませんので、新聞紙を捻じって密度を上げ、燃えにくくします。そうすれば燃焼時間を稼げて、炭に看過しやすくなるわけです。
炭から組んでも良い
今回は着火剤からですが、炭櫓が先でもいいです。その場合は、炭で囲いを先に作り、上や隙間から新聞紙を詰め込むようにして組み上げていきます。
簡単なバーベキューの火起こし③:「炭を組む」
着火剤を組んだら、次は炭を組んでいきます。極論をいえば空気の通り道ができていればいいので、好きな方法を試してみましょう。ちなみに、後で紹介しますが、火起こし器やバーナーを使用する際は炭を組む必要はありません。
小さい炭を先に入れておく
炭を組む際は、「繋ぎ」となる引火物も入れておきます。着火剤からだけでは引火しない場合がありますので、繋ぎ介して引火させるのです。
組むコツ①「井形」
一般的な方法として、着火剤と同じように井形に組んでいきます。縦横を順に置くことで空気の流れができ、空気の流れを良くしするのです。他にも、本数を増やして多角形にしてもいいでしょう。
組むコツ②「着火剤に立てかける」
一般的な組み方として着火剤に立てかける方法もあります。炭の先端を立てかけるように放射線状に炭を乱雑に並べていくのです。乱雑に組むことで隙間ができ、それが空気の通り道となってよく燃えてくれます。
組むコツ③「立てて囲む」
立てかけるのではなく、炭を垂直に立てて煙突のように組み上げます。すると、煙突効果により、火を集中させて火力を上げて着火するのです。そして、着火剤に火が付いたら炭で簡単に蓋をします。
蓋となる炭に火が集中されることで着火しやすくなり、そこから全体に火が広がり、すべての炭に火が付いたら炭バサミで崩して火起こし完成です。
組むコツ④「8の字形」
珍しい組み方として8の字に組む方法もあります。炭を8の字に並べ、二つある穴に着火剤を入れるのです。そして火を付けたら炭で蓋をして火を広げていきます。8の字とは言いましたが、基本は「立てて囲む」方法と同じと思っていいでしょう。火が広がりやすく、崩して広げる必要がなくおすすめです。
簡単なバーベキューの火起こし④:「火を付ける」
隅櫓を作ったらいよいよ点火です。特別な付け方はなく着火剤にマッチやバーナーで火を付けるだけで大丈夫です。火傷しないような付け方をしましょう。
炭を崩すコツ
炭を崩すコツは、炭の表面が白くなってからです。線香と同じで、炭が白くなるのは燃えている証拠です。炭によって違いますが、大体15~20分ほどで白くなりますので、崩しすぎないように注意してください。
簡単なバーベキューの火起こし⑤:「炭の追加」
ある程度時間が経過したら、炭を追加していきます。炭バサミを使用して、火傷しないように適宜炭を追加していきましょう。
追加するコツ①「下から追加する」
炭は下から入れていきます。上から追加していっても構いませんが、火に蓋をしてしまい火力が弱くなってしまいます。引火すれば問題ありませんが、それまでは火力が弱いままバーベキューをしなければなりませんので、下に潜り込ませるように入れるといいでしょう。
追加するコツ②「火元の近くに追加する」
当たり前ですが、火元に置かなければ引火しません。熱いからといって離した位置に置くと引火するまで時間がかかるだけではなく、場合によっては引火すらしないでしょう。炭バサミで動かせますので、火力が一番強い場所において引火させてください。
追加するコツ③「早めに追加する」
炭を追加する際は早めに投入します。もし、炭が燃え尽きるギリギリの時間になってから投入すると、先に燃え尽きて火が消えてしまいます。炭と新聞紙を組んで再び引火しないといけなくなりますので、そうなる前に追加して行きましょう。たとえ残っても次回に使いまわすことができますので、ケチってはいけません。
炭の種類を変える
炭の追加は同じ炭でも構いませんが、炭の種類を変える方法もあります。例えば、「炭を組む際は引火しやすい黒炭だったけど、火が付いてからは長持ちしやすい白炭を加えていく」などのように、特徴に合わせて使い分けることも可能です。無理に複数種類用意する必要はありませんが、こういう方法もあることを知っておきましょう。
簡単なバーベキューの火起こし⑥:「後始末」
楽しいバーベキューが終わったら後片づけもしましょう。炭はそのままでは熱くて片づけができませんが、火が残ったままでは引火して火事になってしまいます。
ですが、水をかけて消化すると、水が一瞬で蒸発して、その衝撃で炭も爆ぜてしまい大変危険です。安全に終わらせるためにも適切な処理が必要なのです。
火消壺
火消壺があるなら火消壺に入れて鎮火させます。火が付いている炭を火消壺へ移動させて蓋を閉めましょう。火消壺の中では酸素が供給されず酸欠で鎮火されます。
時間がかかりますが、安全かつ手間がかからず便利です。そして、しっかり鎮火したのを蓋を開けて確認してから捨てるなり持ち帰るなりしましょう。
水に沈める
火消壺が無ければ水に沈めて鎮火しましょう。水をかけると爆ぜてしまいますが鎮めるのなら問題ありません。ただし、放り込むと爆ぜる可能性がありますので、ゆっくりと一つずつ沈めてください。30分くらい沈めておけば完全に鎮火するでしょう。
水浸しの炭は臭い
余談ではありますが、水に入れた炭は臭いがきついです。持ち帰る際はビニール袋に入れるなどして、臭いを遮断できるようにしましょう。
埋めて鎮火は禁止
「鎮火させるだけなら土に埋めればいい」と思うかもしれませんが、土に埋めても火種が消えない場合があります。もしそこに枯れ葉があれば引火して火事になってしまいますので、絶対に止めましょう。
他にも、海岸などでバーベキューをする人も多く、足を火傷してしまうなど、事故をおこしてしまう可能性があります。
鎮火した炭の処分方法
炭が鎮火したら炭を処分します。主な方法としては、専用の捨て場に捨てるか持ち帰るかです。炭は自然物ではありますが、そこらへんに捨てると見た目が悪いです。モラルに関わりますので、捨てたり流したりしないようにしてください。
専用の捨て場に破棄
バーベキューが行えるキャンプ場によっては、炭の捨て場もあります。もし捨て場があるのなら、鎮火したのを確認して捨てに行きましょう。
持ち帰る
もし専用の捨て場が無ければ炭を持ち帰る必要があります。ビニールや入れ物に入れて持ち帰り、燃えるゴミに出しましょう。
残った炭は次回のバーベキューに
火消壺に入れて鎮火させた炭は「消し炭」として次回のバーベキューに使うこともできます。燃焼時間は長くはありませんが、引火しやすいので着火剤や繋ぎなどの使い方ができます。完全に燃焼して灰になっている場合は無理ですが、形が残っている場合は再利用してみましょう。
再利用は白炭がおすすめ
形が残っていれば大抵は消し炭になりますが、黒炭だと砕けやすく再利用が難しくなってしまいます。その一方で、丈夫で固い白炭なら形が残りやすくあります。白炭を使用する場合は、再利用も検討してみてはどうでしょうか?
道具を使ってバーベキューの火起こし①:「火起こし器」
ウェーバー コンパクトラピッドファイヤーチムニー
火起こしを簡単にするための火起こし器というのもあります。使い方は種類によって少し変わりますが、基本の使い方はどれでも同じです。後は火起こし器の中にある火が付いた炭をバーベキューグリルに移せば完成です。移す際にばらけますので崩す必要もなくとても便利です。
道具を使ってバーベキューの火起こし②:「バーナー」
ソト フィールドチャッカー ST-Y450
火起こし器以外にも、バーナーを使う場合もあります。バーナーを炭に直接火を当てる付け方をするため、炭櫓を組み必要がありません。引火するまで少し時間はかかりますがバーナーの火力があれば十分に火が付きます。他にも、バーナーで直接食材を炙るなど様々な楽しみ方があります。
付け方が悪いバーベキューの火起こし例
空気の通り道が無い
火起こしが上手くいかない理由として、酸素が足りない可能性があります。火が燃える条件には「新鮮な酸素」が必要ですので、密集して空気の通り道が無くなると火が広がらないのです。
着火剤と炭だけで火起こしをした
意外と忘れやすいのが、着火剤と炭の間に小枝などを入れ忘れることです。炭は意外と火が付きにくく、着火剤の火だけではなかなか日は付きません。そのため、先に火が付きやすい小枝などに燃え移らせてから炭に引火させる必要があるのです。
絶対に引火しないわけではありませんが、確実に引火させるためにも、着火剤と炭の他にも小枝などを用意しましょう。
送風が多い
火力を上げるなら酸素を送り込むのが一番です。炭に引火したと思ったら団扇で風を送ると火が燃え広がりますが、逆に風が強すぎると火は消えてしまいます。火を安定させるために送風するのは大切ですが、張り切りすぎて火を消さないようにしましょう。
バーベキュー用の炭の並べ方
炭をバーベキューグリル一杯に並べてもいいですが、よりバーベキューを楽しむのなら、炭の量を調整して火力の段差を作るといいですよ。単純に炭の多い左と炭の少ない右に分ければ、左で焼いて右で保温が可能となります。
他にも、野菜と肉で焼き方を変えるなら段差を3つにするなど炭の量が違う場所を作ると美味しく食べられるので、ぜひ工夫して炭を並べてみてはいかがでしょうか。
バーベキューは火に注意
火起こしをする際は火傷や火災に注意してください。炭が爆ぜたり熱したバーベキューグリルを触ったりなどすると簡単に火傷をしてしまいます。
また、キャンプ場は自然が近く、火の不始末によって火事になってしまう可能性も。特にバーナーは高温で危ないので、くれぐれも不適切な処理をしないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?一言でいえば「炭に火を付ける」だけではありますが、炭の組み方には様々な方法があるのです。他にも、バーナーや火起こし器などもあり、特に火起こしに決まりはありません。
いくら美味しい具材があっても火が無ければバーベキューはできないでしょう。楽しいバーベキューにするためにも、火の付け方には気をつけてください。
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