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火起こしのコツとは?やり方をマスターしてキャンプやBBQを楽しもう!

キャンプの季節は春夏秋冬関係ありません。冬キャンプも人気を集めている中、キャンプで一番困るのが火起こしです。BBQをやるせよ火起こしは欠かすことのできないポイントです。そこで、今回は簡単な火の起こし方をご紹介していきます。
2020年8月27日
kawakawaken5
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火起こしのコツとは

コツを掴んで時間短縮

火起こしのやり方や方法を学ぶ前に、火起こしのコツをつかむとどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。まずは、なんといっても時間短縮です。火起こしが苦手な方は基本的にキャンプで炭にまで火がつくまで1時間近くの時間を使ってしまい大変もったいないキャンプになってしまいがちです。そのため、火起こしのコツや種火の付け方を知っておくと圧倒的にキャンプの時間を長く使うことができます。

ただの調理だけはない火の効果

火起こしのメリットは決して、バーベキューのための炭起こしだけではありません。揺らめく火は心を落ち着ける効果を持っています。生物特に人間は火を起こすことでほかの生物を遠ざけ安全を確保してきた歴史を持っています。そのため、本能的に火を見ると心を落ち着く性質をもっています。そのため、火の付け方やコツを知っておくとキャンプの時に自然の中で更に癒しの効果を得ることができますので、より癒し効果のあるキャンプにするためにしっかりと火の起こし方をマスターしましょう。

火起こしの仕方

基本の種火

キャンプの火起こしで大切になってくるのが種火と呼ばれる小さな火です。着火剤に火を付けるもので、ライターなどを使ってもいいですが、上級者になると火打石のような道具を使って種火を作り、薪に火を移して炭起こしや大きな火にしていきます。そのため、初心者はキャンプでバーベキューをするときは必ずライターや着火マンを持っていくようにこころがけましょう。

薪を用意する

キャンプでの火起こしに必要となってくるのが、薪です。キャンプ場の付近に森や林があればその場で調達することもできますが、乾燥の具合や木の種類など初心者ではわかりにくいポイントもありますのでおすすめはキャンプ場やホームセンターで販売している薪を500円程度で購入できるので市販の薪を購入することが簡単に火の付け方のコツになります。火の起こし方も市販のものの方が簡単になります。

着火剤を使う

火起こしを行う際に、初心者でも簡単に火を付けることができるのが着火剤の存在です。市販の着火剤を使うことが簡単に火を付け方のコツになりますので、新聞紙などのゴミが出やすい着火剤を使うよりも市販の着火剤を使うと簡単に火を付けることができるのでキャンプでBBQをする際には、是非とも持って行ってください。

風を通す焚き火組み

火を着火剤につけ種火を使ったら、早速火起こしをしていきます。そのときに大切なのが風を通すように薪を組んでいくことです。始めは、ナイフで細かく刻んだ薪を使い種火を細かな巻に付けるのが一般的ややり方になります。そこから大きな薪に火を移していくのが火起こしの方法になります。

焚き火から炭起こしへ

焚き火から炭を起こす

炭起こしのやり方として、簡単に火がつく炭を使う以外の、例えば備長炭などの火のつけ方のコツとして焚き火から炭起こしをするのが一般的な方法です。バーベキュー台の中で火起こしを行うのではなく、焚き火の火を利用して炭を起こすとゴミも少なくなるので大きなメリットを持つテクニックですので是非とも覚えるようにしてください。

火起こしの道具

ナイフ

簡単な火のつけ方のやり方の基本は、薪をしっかりと細かく切るという作業を怠らないことです。いくら乾燥した薪を使用しても簡単には火起こしはできません。細かな薪から徐々に火を大きくして炭起こしを行います。そのため、薪を細かく切るナイフは、キャンプでBBQをするために必要不可欠ですので、簡単な火の付け方をマスターするためにナイフを用意しましょう。


簡単に火起こしを行うためと、炭起こしを行うためによく乾燥した薪は必要不可欠です。せっかくのキャンプでのBBQですので、着火剤を使って無理やり火を起こすのもいいですが薪を使い、炭起こしを行う一種のアクティビティとして薪を用意しておきたいところです。値段も500円程度で購入できるのでBBQを楽しむ方法としてチェックしておいてください。

焚き火台

キャンプ場では、芝生が敷き詰められており直火での火起こしがNGのところもありますので、このような焚き火台やBBQ台は必要になってきます。もちろん、専用の焚き火台がなくてもバーベキューコンロさえあれば簡単な炭起こしはできますのでご安心ください。BBQコンロを持ち込んでキャンプでバーベキューをする場合は、炭の後始末を行わなければならないところもあるので注意です。ご家庭で行う場合は、火事にならないようにしっかりと消火しましょう。

火を維持する道具

バーベキューをするときに、火起こしをしたあとに火を維持することが大切です。また、炭起こしをしたあとにほかの炭に火を移すにも活躍するのが「フイゴ」と呼ばれる火起こし器です。もちろん、簡単なうちわでも活用できますが、休日のBBQを演出するための1つのアイテムとして準備しておくと便利です。簡単な火の起こし方のやり方をさらに簡単にするアイテムです。また、炭に簡単に火を移すことができるアイテムもご紹介していきますので、ぜひアイテムもチェックしてください。

火起こしの場所

ベストは、木がなく広い場所

バーベキューで火起こしをする際には、やり方や方法の他に場所も重要な注意点です。ある意味火の付け方以上に重要なことで、火事を防ぐことにつながります。火起こしを行う際のベストな場所は、乾燥した木の葉などがなく木々が少ない開けた場所です。ご家庭の庭先でBBQを行う際にも可燃物の多い場所での火起こし、炭起こしは避けましょう。

火の粉に注意

バーキューで気をつけなければならないのが、火の粉です。炭での火起こしの際に、細かな薪や炭が飛び、服に穴を開けてしまう場合が多いです。そのため、火の粉のでにくいやり方としては、着火剤に新聞紙や雑誌などの細かなものは使わずに、できうるかぎり固形の燃料を使いましょう。しかし、完璧には火の粉を防ぐことはできないので一番は、穴のあいていい服装でBBQでの火起こしを行いましょう。

天然の着火剤を知ろう

簡単な火の起こし方には必要不可欠!

天然、市販問わずに簡単な火の付け方には着火剤を使わない方法は少ないです。下準備の時間を短縮して簡単に火の付け方をマスターするには着火剤を使った方法が一般的です。市販の着火剤を使った方法ですと市販の薪をより早く火を付けることができ、炭起こしも簡単でBBQをより効率的に行うことができ、自然の着火剤を使えばキャンプをよりアクティビティにそしてバーベキューをより楽しむやり方でもありますので天然の着火剤をチェックしてみてください。

探すのもBBQを楽しむ方法「天然の着火剤」

BBQをよりアクティビティにする方法が天然の着火剤探しです。薪を細かくする人と役割分担で行えば更に効率的です。天然の着火剤として一番メジャーなやり方は、「松ぼっくり」を探すことです。松ぼっくりに含まれる油脂は火を長く灯すことができるので、薪の火の付け方の天然着火剤として優秀です。大体、20~30個ほど集めることができれば、簡単に火起こし、炭起こしをしてバーベキューをより自然に根ざして行うことが出来るやり方ですので、バーベキューの際には松ぼっくりを探してみてください。

これも使える天然の着火剤

松ぼっくりがない場合は、ご家庭でも手に入る天然の着火剤を使うやり方もあります。それは、落花生の殻やみかんの乾燥した皮を使う方法です。この2つはどちらも天然の着火剤として活躍してくれます。バーベキューキャンプが決まったら、豆知識として披露してもいいですし、火がうまく付かなかった場合の保険として持っていくのも有用ですので、バーベキューの際にはチェックしてみてください。

自分で作れる着火剤

初心者向け「牛乳ボール」

着火剤は自分で作ることもできます。初心者が簡単にバーベキューで火起こしで使えるのが、牛乳ボールです。牛乳ボールは、乾かした牛乳パックを短冊のように切り、鳥の巣のようにボール状のまとめたものです。牛乳パックに含まれる蝋が火を長持ちさせ、火の起こし方を簡単にしてくれます。火の起こし方で困っている方やバーベキューの着火剤にお金を使いたくない人におすすめな着火剤です。

上級者向け「フェザースティック」


上級者の火の付け方でカッコイイのが「フェザースティック」と呼ばれる薪を作るやり方です。こちらの火の付け方は大変上級者向けです。まずは、薪をスティック状に細かく切り、その先端をまるで鉛筆をナイフで削るように、先端にフェザーを作っていきます。こうすることで、ライターなどの小さな種火で簡単に火がつき、あとは組んだ薪に差し込むだけで簡単に火が付きます。しかし、練習が必要ですのでやりたい方は割り箸で練習してからにしましょう。

道具なしで火起こし

きりもみ式の火起こし

更に上級者となると、種火を作るのに道具を使いません。サバイバル番組などでよくみる木と木の摩擦で種火を作るやり方で火をつけていきます。なかなか初心者がバーベキューでこの火の付け方をするのはハードルが高いのでライターなどは予備で用意しておき、市販されているきりもみ式セットは火起こしのアクティビティとしてBBQキャンプを楽しむのがいいでしょう。

きりもみセット火起こしのコツ

きりもみ式の火の付け方のコツは、摩擦で生じる細かな木屑をまとめることです。木が摩擦で細かく削れていき摩擦の熱がつたまり種火となります。そのため、木屑が離れているとどうしてに火がつきません。この火の起こし方のコツになりますのでしっかりと覚えておきましょう。また、種火は繊維質のものに着火させ少し大きな火にしてから薪などで組んだ焚き火につけるのがきりもみ式での火の起こし方になります。上級者向けですので初心者の方は、あくまでアクティビティとして考えましょう。

火起こしアレンジ

火の起こし方アレンジ

火の起こし方が大体理解できてきたら、火の起こし方をアレンジしてみましょう。おすすめは、大きな薪をキャンドルのようにして使う「ウッドキャンドル」がおすすめです。何本かの薪を針金などで円形に固めてその中心に火を起こすことでまるで、木でできたキャンドルのように火を付けることができます。別名「木こりのロウソク」「スエーデントーチ」とも呼ばれています。初心者でも基本的な火の起こし方を知っている人ならば実践することができるおしゃれな火の起こし方になります。

炭の起こし方

炭火でBBQ!

炭でのBBQは、ガスで焼いたバーベキューよりも味に風味がつき美味しいものですが、炭起こしに時間がかかってしまうのが難点です。ここでは、本格的に炭に付けた火を移す方法を解説していきますのでぜひチェックしてみてください。また、炭によって炭起しのやり方に多少の差が出てきますのでキャンプバーベキューに行く前に種類をチェックしておきましょう。

火加減を調節する

炭でのバーベキューは、火加減が調節しにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。弱火過ぎて火起こし器で風を送ったり、逆に強すぎてBBQの肉を焦がしてしまったりとバーベキューキャンプを成功させるには火加減が意外と重要です。そんな時の火加減調節は、崩れた炭と火が付きかけている炭で場所を決めることです。そうすることで、バーベキューの網内に火加減の違いを生み出すことができます。

炭起こしを簡単にする道具

火起こし器で

誰でも炭起こしを簡単に行えるのが火起こし器の「ハンディ火起こし器」です。こちらは、昭和の炭アイロンのように、炭を鍋のような火起こし器に入れて、焚き火などから火をもらい、炭に火を移す道具です。火起こし器のそこには、穴があいており炭に直接火を当てることができます。この火起こし器のメリットは、火が消えないところです。通常の場合、火の中に炭を入れるため火が消えてしまうこともあります。火起こし器を使えばその心配がなく炭起こしができるのが最大のメリットになります。

炭の種類を知ろう

炭起こしが大変「備長炭」

バーベキューで使う炭といえば「備長炭」が有名でよく使われていますが、しかし、火起こし器を使ったとしてもなかなか火が映らない炭でもあります。備長炭を使用する場合は、あらかじめ起こした焚き火に火起こし器を使うか、焚き火台にある焚き火で備長炭にある程度炭起こしを行ってから、BBQコンロに敷き詰める必要がありますので注意してください。

火起こし器不要「豆炭」

火起こし器などの面倒な道具を使わずに、種火やライターで簡単に火起こしができるのが「豆炭」になります。豆炭は、燃えやすい繊維などを炭に練りこんで火がつきやすいように作られた炭になります。そのため、めんどな手順を踏まずに、バーベキューキャンプで簡単に炭起こしをすることができます。そして、この豆炭を使って備長炭などの火のつきにくい炭に火を移して行くのも火の付きにく炭を使う際のコツですので、覚えておきましょう。


火を消すだけでは危ない?消火の基本

火がなくなるだけではダメ!

炭でのバーベキューキャンプで大切なのが消火です。消火の際に炭に水をかけて赤い部分がなくなればOKと思っている方も多いかと思われますが、実はその消火方法は炭の芯がまだ熱を持っている場合が多く、外に放置しておくと風に乗って燃えやすいものが飛んできた場合に再び火がついてしまう可能性があるので大変危険です。

完全消火には「土」を使う

火を完全消火するには、水よりも「水で濡らした土」を使うのが一番適しています。水で濡らした土は、風で飛ばされる心配もなく、そして、炭に長時間消火活動ができるのがメリットです。もしも、バーベキューコンロを使用している場合は、キャンプ場などでは炭の廃棄場がある場合もあるのでチェックしておきましょう。それ以外で、地面に炭をおいていい場合は地面でこの作業をし、置くことができなければBBQコンロの中に濡れた砂を入れて朝に掃除をすると不要な火災を防ぐことができますので、火起こし、炭起こしには細心の注意を払いましょう。

火起こしの注意点

やけど

火起こし、炭起こしで一番気をつけなければならないのが、やけどです。火起こしや炭起こしをしている時に火に集中しているとどうしても、不意に火を素手でいじってしまいがちです。しっかりと炭トングを使い、軍手や手袋を使ってやけどをしないようにしましょう。最悪の場合を予想して火を扱う際には近くに水を貯めたバケツなどを用意しておきましょう。

下準備

炭起こし、火起こしを効率的にするためには、着火剤や薪を細かく切るなど下準備をすることが大切になって来ます。当日に何を着火剤にするかどんな炭かを選んでいると効率が悪いのでしっかりと前日までには、火起こし、炭起こしの準備をしてBBQを楽しみましょう。また、仲間内の場合は、荷物が多くなるのでしっかりと役割分担をしておきましょう。

消火

最後に何度も取り上げていますが、火を扱うアクティビティをする上で最も大切なのが「消火」です。炭で行うBBQをするのは大変有意義なアクティビティです。しかし、少し油断すると火は大きな災害になってしまうので細心の注意が必要です。消火の際には、水ではなく「水で濡らした土」を使い完全消火をしてから、キャンプ場からでましょう。

火起こしのコツ:まとめ

いかがでしょうか?キャンプでのBBQは楽しいアクティビティですが、火起こしや炭起こしはコツが入り苦手な人には憂鬱な作業になります。バーベキューを楽しむためには、今回ご紹介しました火起こし、炭起こしのやり方で、読んでくださった方のキャンプBBQがより楽しいものとなって頂ければ幸いです。

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