徳島で出くわしたい冬の魅力とは?
氷と水の魅力
瞬時に鳥肌が発生するといえば、ゾッとする出来事に遭遇するか氷に触れた時ですが、徳島にも真冬になると凍りついて止まらない、天然氷の絶景スポットがあります。そこを観光すればまさに徳島でも冬を実感できます。さらに凍っていない水の風景も、これまた素晴らしいところが満載でした。
地形と眺望の魅力
じろじろと目を凝らすほど味わい深い徳島の不思議な地形や、遠方までも山並みが連なる絶景的な眺望。それらは冬の徳島でも出会っておきたい風景です。醸し出される独特な魅力が予め分かってみれば、冬に観光旅行で四国山地を訪れた時の寒さも吹き飛びそうです。
冬景色の温泉の魅力
寒気を吹き飛ばす暖かさをほんわか実感できるのが温泉です。徳島も温泉郷がところどころに確認できますが、冬ならではの景色も手に入る温泉ならばどうでしょう。冬の雪景色、冬の渓谷の絶景を目に焼き付けられる露天風呂は、観光のお供に取り入れてハズレなしです。
冬の徳島おすすめ観光地①
神通滝
雲早山から流れる鮎食川では、上流部で見られる神通滝の人気は衰えません。駐車場から神通滝を見に行く時の、数百mのハイキングも楽しみです。春~秋は滝の音に引き寄せられて到着すれば、落差30mと徳島1の規模を眺めつつ、絶壁から降る水が涼やか。しかし冬の観光では滝の全てが一変します。
冬の神通滝の氷爆
神山町の地表も白銀となりがちな真冬、雲早山を目指して歩いていけば、鮎食川と神通滝の周囲も全てが水墨画の世界のよう。30mの神通滝が見事に氷ついてつららに覆われた氷爆は、四国でも指折りな絶景として姿を知られるほどです。冬の徳島観光では外せない氷の風景です。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県名西郡神山町上分江田
電話 088-676-1118(神山町観光協会・神山町役場産業建設課)
2018料金 無料
アクセス 吉野川市街地から国道193号を南下し、神山町の雲早山北麓へ。
冬の徳島おすすめ観光地②
母衣暮露滝
川田川は奥野々山に端を発し、初見ではまるで読み方が不明な母衣暮露滝(ぼろぼろだき)として流れ落ちます。冬も目にしたい人気観光地は、神通滝と並び落差30mに達する徳島の名瀑です。むかし僧侶が衣をこれでもかとボロボロにするまで滝行を敢行した事実が、いつしか名前に反映されたとか。
冬の母衣暮露滝の氷爆
仄暗い樹林と絶壁や奇岩に包まれている母衣暮露滝は、真冬の厳寒な空気を受けて徐々に凍りつきはじめます。岩肌に大きな氷柱を並べた姿も、ボロボロ滝の楽しみとなります。徳島県内では数少ない氷爆観光ができる貴重な滝なのです。吉野川市の市街地からも近い場所で、密かな人気を集めています。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県吉野川市美郷西畠
電話 0883-22-2226(吉野川市役所商工観光課)
2018料金 無料
アクセス 吉野川市街地から県道248号を南の奥野々山方面へ。
冬の徳島おすすめ観光地③
大釜の滝
雲早山にしがきの丸など、山々が悠々と織りなす徳島の四国山地で、釜石峡に足を運ぶと見つかる滝の絶景観光地です。名称が大釜とある通りに、岩をくり抜いて釜のようになった滝壺に、冬も落差20mの膨大な水が流れ込んでいます。旅行中には伝説の大蛇が、ひょっこり顔を出すかもしれませんよ。
冬の大釜の滝の特徴
規格外な水量が滝壺へと常々流入しているため、大釜の滝の全体が氷爆と化すことは滅多にありません。しかし真冬の時期に観光に行けば、大釜の滝の背後の岩肌に、珍しいほど大きなつららを形成しています。徳島の大釜にたどり着くまでの道中にも複数の滝があるので、冬の滝旅行プランもおすすめです。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県那賀郡那賀町沢谷(木沢地区)
電話 0884-65-2111(那賀町木沢支所)
2018料金 無料
アクセス 吉野川市街地から国道193号を南下し、雲早山南方へ。
冬の徳島おすすめ観光地④
土釜
剣山からの貞光川の渓流が、悠久の時をかけて土釜のような滝壺風景を生み出していました。つるぎ町の土釜は県の天然記念物であり、土釜遊歩道が整備されているところです。凸凹とした岩肌はまるで芸術作品のよう。徳島を代表する紅葉の観光地でもあり、冬に見に行けば違う表情が見られます。
冬の土釜の風景
険しい表情の岩場の土釜に、青々と水流が映えるのは、樹木が坊主になって雪を積もらせる冬の時期だからこそです。鳴滝や毘沙門の滝といった人気のある滝の観光名所も近いので、ここでも旅行を滝尽くしとすることができます。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県美馬郡つるぎ町一宇
電話 0883-62-3111(つるぎ町商工観光課)
2018料金 無料
アクセス 徳島自動車道美馬インターから、国道438号を南下して土釜へ30分。
冬の徳島おすすめ観光地⑤
阿波の土柱
なんとなく朽ち果てた遺跡を思せる姿は、砂礫層が水による侵食を受け続けて完成した自然地形です。土柱は徳島どころか世界で3ヶ所しか見つかっていない稀な奇勝であり、当然のように国の天然記念物です。観光では土柱の様子がわかる春~秋も、違う風景を見せる冬も訪れてみたいところです。
冬の土柱の特徴
讃岐山脈の南麓に位置するために、徳島の阿波でも冬は積雪が見られる地域です。土柱が雪化粧になった姿もまた、観光の魅力があります。この付近は子供向けアスレチックの整備された土中そよ風公園や、土中の湯といった温泉も楽しみな地域です。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県阿波市阿波町桜ノ岡
電話 0883-35-4211(阿波市観光協会)
2018料金 無料
アクセス 徳島自動車道の阿波PAから歩いて10分。脇町インターからは15分。
冬の徳島おすすめ観光地⑥
塩塚高原展望台
塩塚峰は愛媛と徳島の県境を成す山のひとつで、その周囲は標高1,000mに満たない高原地帯です。近くには塩塚高原キャンプ場や霧の高原といった、アウトドア好きも推薦するキャンプ場もあります。冬も積雪は少なく、頂上までの簡単なハイキングの観光が楽しみなところです。
冬の塩塚高原展望台
ボウボウと野焼きをするために山頂部は樹木が失せた草原となり、徳島を始めとする四国山地や剣山地の山並みが、どこまでも見通せます。冬の周辺観光やキャンプを兼ねた日帰り登山もいいですが、春に多くの見物人を集める大迫力の野焼きイベントを見に行く旅行もおすすめします。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市山城町尾又
電話 0120-404-344(三好市観光案内所)
2018料金 無料
アクセス 徳島自動車道の井川池田インターから、国道32号と319号で塩塚高原へ。
冬の徳島おすすめ観光地⑦
大歩危・小歩危
途方も無い2億年という歳月をかけ、吉野川によって削られて険しい独特な景色を見せるのが大歩危(おおぼけ)・小歩危の景勝地です。8キロにも渡る区間は、徳島でも随一の観光地として整備されてきました。冬の間も舟下りやラフティングを通年楽しむことができ、渓谷の楽しみ方も色々です。
冬の大歩危・小歩危の特徴
瞭然とした紅葉が大歩危や小歩危の風景を飾る秋を終えれば、冬の渓谷は雪化粧到来のシーズンです。徳島を代表する観光遊覧船も、冬モードを搭載した楽しみが加えられます。大歩危・祖谷温泉の露天風呂のプランも、冬の旅行に加えてみませんか。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市山城町(大歩危) 三好市池田町(小歩危)
電話 0120-404-344(三好市観光案内所)
2018料金 無料
アクセス JR土讃線の大歩危駅から1分。徳島自動車道井川池田インターから、国道32号を南下し30分。
冬の徳島おすすめ観光地⑧
大歩危峡観光遊覧船
凄みを利かせる大歩危をひしと実感するなら、砂質片岩の地質と吉野川の清流にぐいっと迫れる、観光遊覧船がおすすめ。断崖上のレストランまんなかでチケットを求めれば、4キロの区間を30分で往復します。大歩危の定天然記念物・含礫片岩など、徳島のここでしか見られない冬の景色もお楽しみです。
冬の大歩危峡観光遊覧船の特徴
寒波が押し寄せれば両岸の岩場が雪模様にも覆われるのが、冬の徳島の大歩危です。なので人気の観光遊覧船からは、限定な渓谷の雪景色に出会える可能性もあります。そして観光遊覧船の客席にこたつを配した、こたつ船も可動し始めるのも冬です。まるで居間のまんまで旅行している気分です。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市山城町西宇1520レストラン大歩危峡まんなか
電話 0883-84-1211
営業時間 9:00~17:00(年中無休)
2018料金 大人1,080円、小人540円(15名以上団体割引・大人980円、小人490円)
アクセス 徳島自動車道井川池田インターから、国道32号を南下し40分。
冬の徳島おすすめ観光地⑨
祖谷渓の小便小僧
古えからの景勝地として徳島で上位の人気を不動とした祖谷渓(いやけい)は、入り組んだ渓谷と高原からの絶景が見事です。高さ200mの断崖の上には、何故かしょんべん小僧が道道立ちはだかる姿も有名です。観光では必ずと言っていいほど、小僧がしれっと写真に収まっています。
冬の祖谷渓の小便小僧
寒さを物ともしない冬の小僧の眼下には、中津山や国見山といった山岳の中を蛇行する祖谷川が勢いよく流れています。紅葉を終えた冬もその徳島の雄大な景色は感動的です。近隣の観光では、360度の景色がよい南日浦展望台や、ロープウェイと日帰り温泉のホテル祖谷温泉もおすすめします。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市池田町松尾六松(ホテル祖谷温泉近く)
電話 0120-404-344(三好市観光案内所)
2018料金 無料
アクセス 徳島自動車道の井川池田インターから、国道32号と県道32号で50分。
冬の徳島おすすめ観光地⑩
祖谷のかずら橋
とんと聞き慣れぬシラクチカズラという植物で出来た、祖谷渓のかずら橋。日本三大奇橋と讃えられるほど有名なつり橋なので、祖谷渓南部の観光地はみんな、かずら橋の名が付いているほど。ここは徳島の冬に訪れてみても、温泉にキャンプ場などと楽しみが広がります。
冬の祖谷のかずら橋の特徴
ビローンと架けられた四十五メートルのかずら橋の全体が、一歩踏み出しただけでも揺らめきます。徳島が冬の時期は寒さのせいで歩きづらく、眼下の祖谷川の清流は好き通り、スリルも一層増しています。夜間は通行禁止ですが、ライトアップされた姿も観光では必見の楽しみです。
お出かけ観光スポット情報
所在地 三好市西祖谷山村善徳162-2
電話 0120-404-344(三好市観光案内所)
営業時間 日の出~日没(年中無休)、毎晩19:00~21:00ライトアップ
2018料金 大人550円、小人350円
アクセス 徳島自動車道の井川池田インターから、国道32号と県道32号で1時間20分。
冬の徳島おすすめ観光地⑪
奥祖谷二重かずら橋と野猿
まさに秘境の表現が違わず似合う奥祖谷は、徳島の象徴の剣山西山麓に流れる、祖谷川の最上流部にあたります。ここに奥祖谷二重かずら橋と名のある橋が、冬が接近する時期まで人気を集めています。男橋・女橋の2本の総称で、平家の落人が最初に架けたと伝えられてきました。
冬の奥祖谷二重かずら橋と野猿
揺れる冬のかづら橋から見下ろす祖谷川は、源流なだけにこの上ないほどの透明度です。近くに渡された昔ながらのロープウェイの野猿は徳島でも珍しく、乗りこなすのも楽しみです。しかし真冬の間は渡ることができず、観光で旅行できるのは11月末まで、年を明けてからは4月初旬からです。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市東祖谷菅生620
電話 0120-404-344(三好市観光案内所)
営業時間 日の出~日没、冬季休業(12月1日~翌年3月31日)
2018料金 大人550円、小人350円
アクセス 徳島自動車道美馬インターから、国道438号と439号を南下。
冬の徳島おすすめ観光地⑫
新祖谷温泉 ホテルかずら橋
冬山を眺める天空露天風呂の絶景と和風ケーブルカーがちょっと有名な、かずら橋のそばに佇む温泉ホテルです。平家のかくれ里と呼ばれる祖谷の地で、絶景を眺めてお部屋付きのお風呂といった楽しみまでもあります。徳島の祖谷渓の観光では冬季もかなりの人気があります。
冬のホテルかずら橋の露天風呂
かっこよく天空と銘打たれたのは、山岳を見渡しつつ、専用ケーブルカーで温泉の湧き出す山上まで登っていく珍しいスタイルだから。徳島の冬山の絶景を眺めながらの露天風呂は雲海の湯と樹海の湯があり、口コミでも人気を獲得していました。かずら橋観光がてらの温泉なら、一番手の候補がここです。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島三好市西祖谷山村善徳33-1
電話 0883-87-2171
営業時間 日帰り温泉10:00~16:00
2018料金(日帰り温泉)大人1,200円、6歳から12歳600円、3歳から5歳300円、3歳まで無料
アクセス 徳島自動車道井川池田インターから、国道32号と県道32号を通って1時間20分。
予約や口コミチェックはこちらから!
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冬の徳島おすすめ観光地⑬
ホテル祖谷温泉
割と話題な崖の小僧が、祖谷渓を見守る場所の目と鼻の先に、徳島お料理からお部屋まで和風にこだわる人気の温泉ホテルがあります。平家の隠れ郷はフロノタニとも呼ばれる昔からの温泉地。冬に観光旅行で宿泊すれば阿波牛の会席料理や、貸し切り風呂でも癒やされます。
冬のホテル祖谷温泉の温泉
見れば素敵なケーブルカーはパノラマの風景が自慢で、ホテル祖谷温泉から祖谷渓の谷底まで送り出してくれます。徳島の観光気分を底上げする露天風呂は、渓谷を見通す渓谷の湯と、せせらぎの湯の2種類。渓谷の冬景色を、ここまで身近に感じさせるお風呂はここだけです。
お出かけ観光スポット情報
所在地 徳島県三好市池田町松尾松本367-28祖谷渓温泉観光株式会社
電話 0883-75-2311
営業時間 日帰り温泉7:30~18:00
2018料金(ケーブルカー・日帰り温泉)大人1,700円、小人900円
アクセス 徳島自動車道・井川池田インターより、国道32号と県道32号で50分。
予約や口コミチェックはこちらから!
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冬の徳島にお出かけしよう
冬の徳島で名所あちこち旅行してみたい
威圧感と変化に富んだ徳島の自然は、冬も観光旅行してみたい絶景ポイントに恵まれていました。大歩危や祖谷渓など全国的に知られた人気の名所は勿論のこと、未だマイナーな穴場の地形や滝も、訪れたい景色に彩られています。冬の徳島行脚は、あちこちの楽しみが増えそうです。
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