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冬の新潟は見どころ満載!冬に楽しめる観光スポットおすすめ12選をご紹介

「新潟」と聞くと、雪を連想する方は多いと思います。日本屈指の豪雪地帯であり、関東からのアクセスも良いので毎年観光客で賑わいます。寒い冬でも元気な新潟ですが、冬を楽しく過ごせる観光スポットが数多くあります。ここではその魅力についてまとめてみます。
更新: 2021年4月24日
佐藤尚登
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新潟ってどんなところ?

「新潟」と聞くと、どのようなイメージがあるでしょう。雪やお米を連想する方が多いと思いますが、そんな新潟では、冬になると楽しめる人気お出かけスポットが数多くあります。

新潟とは

新潟県は日本海に面しており、金山や朱鷺で有名な佐渡島を有する県です。人口は230万人近くにのぼり、全国では15番目の人口数をほこります。多くの観光資源を有しており、また美味しい食も魅力です。

県境は全て険しい山々に囲まれており、そんな新潟を憂えた地元出身の田中角栄元首相が、新幹線と高速道路を東京まで開通させたことは有名です。

新潟は面積が広い県

新潟県は、佐渡島を含め、全国で5番目に面積の大きい県です。また、日本海に沿って細長い形をしており、上から下まで車で高速道路を使っても2時間以上かかります。

また、そこそこの人口数をほこる新潟ですが、稲作が盛んなこともあり広大な土地が広がっているため、人口密集度でいうと全国でも下位になります。

上越、中越、下越、佐渡と4つのエリアに別れており、最も広いのが多くの山間部を含む中越、人口が一番多いのは新潟市を擁する下越です。

新潟で思い浮かぶワードについて

「新潟」のイメージを思い浮かべると、大抵3つ程度に絞られると思います。多くの方が思い浮かぶワードについて、まとめてみます。

雪国新潟

新潟というと雪を想像する方が多いでしょう。事実、新潟は日本屈指の豪雪地帯であり、毎年3mを有に超える積雪になります。

新潟の古い町並みを残す商店街などでは、「雁木通り」という観光名所となっており、雪が降っても買い物などに行き来できるように先人たちの知恵が見て取れます。

昭和38年には、多くの家の1階が埋まるほどの豪雪に見舞われ、死者も出た38豪雪として語り継がれています。

米どころ新潟

新潟というと有名なのがお米「コシヒカリ」です。魚沼産コシヒカリはお米の中でも初期からブランド米として、全国へ出荷されています。魚沼という地方は、新潟の中でも山間部に位置し、水と空気がきれいな環境です。

また平野部では、弥彦山の眼下に広がる広大な水田を見る事ができ、観光名所となっています。その水田は、ドラマ「下町ロケット2」の舞台にもなっています。

朱鷺の里、新潟

全国でも唯一、国鳥である「朱鷺」を飼育繁殖している施設のある佐渡島も、新潟の有名な名所です。ピンク色に愛らしく染まった朱鷺を見ようと多くの観光客で賑わっています。

佐渡島は、「島」として国内最大級の面積をもち、古来は金山として、江戸へ向けて出荷していました。

そんな財宝を抱える島は、今では国の宝として、朱鷺の放鳥を続け繁殖に力を注ぐ観光名所へと変わりました。

冬の新潟の雪事情について

新潟は毎年多くの雪が降る街です。しかし、新潟県は広く、一概に県内全てで豪雪と呼ばれる降雪量とは限りません。県外の方も驚く、新潟の雪事情について解説します。

新潟の積雪量について

昨年の新潟県内では、最大積雪深は多い所で山間部に位置する十日町市松之山で、約289cmとなっています。新潟の山間部ではスキーなどレジャーが盛んで、多くのスキー場が営業しています。人の背丈を超える積雪で、家が隠れるくらい道路沿いには雪が溜まります。

まったく降らない街も

新潟に対して雪のイメージを持たれるでしょうが、実は豪雪となるのは山間部や山間部にほど近い地域、盆地になっている地域に限られます。県下最大の都市、新潟市の積雪量は海沿いで高い山々から遠く離れているこため、実はごく僅かです。

冬の新潟の気温について

雪が多い新潟ですが、冷凍庫のようなとてつもなく寒いイメージがあります。実際、冬の新潟とはどの程度の気温なのでしょうか。

平均気温について

新潟で冬と言えば、12月~3月までをさします。この4ヶ月間は、最高気温が10度を下回っており、最低気温は1~2月で氷点下まで下がります。ですが、東京と比べても大差が開いているわけではなく、2~3度低い程度です。

新潟の冬は日照時間が極端に短く、東京の半分程度です。常に分厚い雲に覆われており、冷たい雨や雪に見舞われます。その代わり、東京のように乾燥せず、強い風が吹くことも稀です。

冬の服装について


新潟の冬は、常に雪や雨の影響で足元が悪いです。歩道が埋まるほど雪が積もり、また除雪をしても濡れてぐちゃぐちゃです。その為、基本はブーツや長靴が必須です。

仕事上、ヒールや革靴が必要でも、長靴やブーツで通勤し履き替えています。以前には、新潟県の女子高生は日本一スカートが短い県としても取り扱われました。新潟の女性は冬でもお出かけの際はオシャレに気合が入っています。

冬の新潟の食材について

冬は新潟に美味しい食材がたくさん揃います。特に、海鮮魚や野菜が多く、年越しを見越して昔から食べられてきた郷土料理なども並びます。

魚がウマい冬の新潟

新潟の冬は、晩秋頃より鮭やブリなど、地元産の魚が多く並びます。晩秋では何と言っても鮭が有名で、冬には正月用に加工品も多く出回ってきます。

県内では村上市が鮭漁の一大産地で、なんと鮭の消費量は全国トップクラスです。何十匹もの鮭を吊るして干して作る塩引鮭は地元の名産品で、その作る光景も全国的に珍しく、人気の観光地になっています。

旬の野菜が美味しい

新潟の冬には、おいしい野菜、根菜類が並びます。代表的なのは、寒さで甘さの増した長ネギ通称やわ肌ネギ、サトイモ、レンコン、そして小松菜のような食感と味わいが楽しめる新潟の冬野菜の定番「冬(とう)菜」が有名です。

冬菜は県内でも場所によって呼び名が変わる珍しい野菜で、場所によっては女池菜として売られています。サトイモを使った冬の郷土料理「のっぺ汁」も人気です。

冬の新潟は人気の観光名所が多い?

豪雪に負けず逞しく魅力が詰まった新潟ですが、県外の方にもおすすめの人気の観光名所があります。新潟旅行にお出かけの際には、新潟の何を楽しむか、キーワードにしてください。レジャー以外にも楽しい見どころが満載です。

冬の新潟の楽しみ方

新潟の冬の遊びといえば、多くの方がスキーを思い浮かべます。人気レジャーで、関東から新幹線1本で来れるうえに、上越新幹線GALA湯沢駅に降りて目の前がスキー場なので、県外客に人気です。

また、湯沢には温泉も多く、旅行や日帰りのお出かけにも人気がありおすすめです。レジャーで汗を流したあとの温泉は格別です。

スキーだけじゃない?

新潟の冬の楽しみは、スキーだけではありません。小さいお子さん連れに人気の、雪遊び広場などレジャースポットも多くあります。また雪が積もり別の顔を覗かせる観光名所なども写真撮影に最適ですし、レジャーの楽しみの1つである温泉も各地にあります。

また、意外にもイルミネーションが有名で、一般家庭から街をあげて取り組んでいるデートスポットなども見どころで、新しい観光名所となっています。

食を楽しめる冬の新潟

新潟の冬は、ご飯も美味しい季節です。なんとっても、秋に取れた新米が食べられることが一番のおすすめです。また、地元の魚を使ったお寿司も賑わいが活発になるのが冬です。

冬になると、地元の居酒屋などでも提供されるのが「のっぺ汁」という郷土料理です。各家庭により味付けが異なり、出汁のきいた素朴な煮物料理を堪能できます。新潟に旅行の際は、お出かけのついでに美味しいご飯を召し上がってはいかがでしょう。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット①

観光地の概要

名称/GALA(ガーラ)湯沢
所在地/新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢字茅平1039-2
アクセス/上越新幹線GALA湯沢駅直下
おすすめ/スキー、雪遊び、温泉が楽しめます。

楽しみ&見どころ

関東圏のスキーヤーに広く知られ、東京方面から上越新幹線でスキー場まで直結の便が出ています。何とってもアクセスの便利さが一番の魅力です。お子さん連れや初心者の方でも、安心してお出かけできます。

また、県内トップクラスの広大なスキー場で、GALA湯沢の他、湯沢高原スキー場、石内丸山スキー場の3つが併合した一大レジャースポットです。東京から1時間半で来れる、温泉も楽しめる旅行にぴったりな場所です。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット②

観光地の概要

名称/国営越後丘陵公園
所在地/新潟県長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1
アクセス/関越自動車道長岡ICより10分
おすすめ/イルミネーション、雪遊びが楽しめます。

楽しみ&見どころ

国営の広大な敷地面積をもつ公園です。12月には巨大なイルミネーションが飾られ、若者に人気の観光名所となります。また、1月以降になると雪が1m以上積もるため、広場は日本海側最大級のソリ専用ゲレンデとなります。

子供達がソリや雪遊びできる巨大なレジャーエリアとして営業され、地元の子供達のお出かけスポットとして人気です。広大な敷地にできるイルミネーションは旅行客にも人気で、写真撮影などレジャーに最適です。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット③

観光地の概要

名称/瓢湖
所在地/新潟県阿賀野市水原313-1
アクセス/磐越自動車道新津ICより15分
おすすめ/景観、野鳥観察が楽しめます。

楽しみ&見どころ


国内でも有数の、白鳥の飛来地として人気の観光名所です。白鳥の見ごろは毎年10月下旬~3月までで、毎年5,000羽近くの白鳥が飛来します。ラムサール条約に登録された人工の湖です。

写真撮影をする方も多く、県外からの旅行者もカメラを持って訪れます。白鳥への餌やりもできるのでお子さん連れにもおすすめです。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット④

観光地の概要

名称/寺泊魚の市場通り(アメ横)
所在地/新潟県長岡市寺泊町下荒
アクセス/北陸自動車道見附中之島ICより30分
おすすめ/買い物、食が楽しめます。

楽しみ&見どころ

新潟にある巨大な魚市場の1つで、県外からも多くの方が旅行に訪れる観光地です。冬になると、地元で水揚げされたブリなどを中心に並び、特に年末になると正月用に海産物を買い求めるお客で大混雑します。

ここでは焼きたての魚やイカなどをその場で食べられ、カニ汁も提供しており熱気で溢れています。食堂が併設している市場もあり、獲れたての魚で海鮮丼が召し上がれます。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑤

観光地の概要

名称/越後村上鮭塩引き街道
所在地/新潟県村上市庄内町・小町坂周辺
アクセス/日本海東北自動車道村上瀬波温泉ICより5分
おすすめ/買い物、食、景観が楽しめます。

楽しみ&見どころ

新潟の鮭の産地、村上市に代々伝わる伝統的な塩引鮭をつくる様子が見られます。家々の軒先に地元の三面川で獲れた鮭が吊るされ寒風に揺れる様子が、歴史的な景観を作っています。

厳しい冬の新潟を乗り切るための保存食として古くから食べられてきた、新潟の冬の味覚です。鮭料理を堪能できるお店も村上市内には点在します。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑥

観光地の概要

名称/新潟駅南口けやき通り(NIIGATA光のページェント)
所在地/新潟県新潟市中央区新潟駅南口けやき通り
アクセス/北陸自動車道新潟西ICより15分
おすすめ/イルミネーション、食が楽しめます。

楽しみ&見どころ

新潟市の中心部に位置する繁華街である「けやき通り」、そこでは200本ほどのけやき並木がモダンな景観をつくっており、冬になると26万個の電球でけやき通りが光り輝く道へと変わります。軒を連ねるバーで、輝く通りを眺めながらお酒のグラスを傾けるのもオツです。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑦

観光地の概要

名称/見附市街路樹イルミネーション
所在地/新潟県見附市中心街
アクセス/北陸自動車道見附中之島ICより3分
おすすめ/イルミネーションが楽しめます。
 

楽しみ&見どころ

地元民しか知らない穴場スポットですが、冬の間、全長2km以上の距離をライトアップしているイルミネーション通りです。

厳冬期で積雪もあり歩道が埋まっているため歩いている人はほとんどおらず、車でしか見る事ができませんが、この区間を通るとまるで幻想の世界のような美しい景観が広がります。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑧

観光地の概要

名称/上越市立水族博物館うみがたり
所在地/新潟県上越市五智2丁目15-15
アクセス/北陸自動車道上越ICより15分
おすすめ/生き物の見学が楽しめます。

楽しみ&見どころ

世界一の飼育数をほこるマゼランペンギンの大遊泳が見れる水族館です。その他、非常に珍しいシロイルカも飼育されています。2018年に改装オープン以来、県外からも観光客が集まっています。北陸新幹線が止まる上越妙高駅から近いのも魅力です。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑨

観光地の概要

名称/ぽんしゅ館
所在地/新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3
アクセス/関越自動車道湯沢ICより5分
おすすめ/買い物が楽しめます。

楽しみ&見どころ

米どころ新潟は、日本酒の一大産地でもあります。ここでは、県内の主な酒蔵のお酒が販売されており、人気のある日本酒や県外では滅多に見れない日本酒がここでは販売されています。しかも、試飲が可能なため、お気に入りの1本を選んで購入することができます。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑩

観光地の概要


名称/燕三条地場産業振興センター
所在地/新潟県三条市須頃1-17
アクセス/北陸自動車道三条燕ICより3分
おすすめ/買い物が楽しめます。

楽しみ&見どころ

全国的にも有名な金属製品のまち「燕三条」の洋食器やカップをはじめとした数々の製品が集まり、購入もできる会場です。職人による金属の磨きや鍛治をする様子も見学でき、小さなお子さん連れにも人気があります。

ノーベル賞の晩餐会でも使われた洋食器など、職人が手掛けた高級品が並びますが、贈答品やお土産にいかがでしょう。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑪

観光地の概要

名称/回転寿司弁慶
所在地/新潟県佐渡市東大通833
アクセス/両津港より車で30分
おすすめ/食が楽しめます。
 

楽しみ&見どころ

新潟県でトップクラスの人気をほこる回転寿司です。佐渡で獲れた地のネタと新潟のコシヒカリで炊いたシャリのマッチングは、この店でしか味わうことはできません。

冬はブリ、ヤリイカ、アンコウ、タラなどが旬を迎えますが、特に佐渡産の寒ブリはブランド化しており一番人気です。佐渡へお出かけの際は、ぜひお立ち寄り下さい。なお、新潟市内にも支店があります。

冬の新潟旅行におすすめ観光スポット⑫

観光地の概要

名称/弥彦神社
所在地/新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
アクセス/北陸自動車道三条燕ICより30分
おすすめ/景観が楽しめます。

楽しみ&見どころ

県内で一番の人気をほこる越後一宮弥彦神社、ここでは正月になると20万人を超える参拝客で賑わいます。

周辺道路は大渋滞し、正月三が日は近寄りがたいですが、正月以外は落ち着いており、特に冬は空気が澄んでいるため厳かな雰囲気がより一層増しているので、お参りに訪れてみてはいかがでしょう。

冬の新潟についてまとめ

新潟は冬でもレジャーや旅行におすすめの観光地です。特に、お子さん連れにおすすめのレジャースポットが多いのが魅力です。

冬の新潟は車でお出かけがおすすめ

冬の新潟への旅行は、移動が便利な車がおすすめです。冬は公共交通機関の時間が大幅に狂うことが多いので、観光名所へお出かけの際は注意してください。また冬のレジャーは荷物が多くなるため、車の方が運搬も楽です。

新潟のお土産が気になる方はこちらもチェック!

新潟に観光へ行かれたなら、ぜひ帰りはお土産を買っていきたいですね。新潟は雪国ならではのお土産や、米どころとして発達した日本酒など、数多くの魅力的なお土産があります。お出かけの際には、ぜひチェックしてみてください。以下に参考記事を載せます。

新潟の温泉が気になる方はこちらもチェック!

新潟は広く、1日で観光名所を巡るのは大変です。まして、冬は天気が悪く交通状態もまったく予測不可能となりますので、県外からお越しの際はぜひ温泉にでもつかって、ゆっくり過ごされた方が良いでしょう。

雪による交通障害を加味してお出かけの際は気を付けて、ゆっくり安全な冬の新潟を満喫したいですね。