冬でも人気のバーベキュー
真冬でもアウトドアでご飯を食べよう
少し前までバーベキューは夏の暑い時期にするアウトドアの定番でしたが、最近は真冬でも人気が出てきました。違いは真冬に旬を迎える食材をえたり夏とは違うレシピでバーベキューをしたり、気温が低いため夏よりも温かい料理が人気です。
また暖かい日が少ないので肉類などをクラーボックスに入れたり保冷剤で冷やさなくても傷みにくいので、真冬のバーベキューに慣れていると夏よりも食材の管理などが楽になります。
真冬は温かい料理も冷めやすい
夏と比べるて難しい点もあります。例えば気温が低いので温かい晩ごはんを用意しても冷めやすく、服装も暖かい格好でないと楽しめません。
食材が傷みにくいメリットもありますが気をつけることもあり、真冬は空気が乾燥していることが多いため火事になると大変なので火の取扱にはくれぐれも注意して、スクリーンタープをフルクローズで使用するときは換気に必ず気を使って安全なバーベキューをしましょう。
冬のバーベキューの魅力1
バーベキュー場(キャンプ場)が空いている
シーズン真っ盛りの夏だとデイキャンプでバーベキューをしに行こうにも急には難しくバーベキュー場(キャンプ場)が満員で予約が取れない場合が多々ありますが冬は空いているので簡単に予約が取れます。食材を揃えてその日のうちに簡単にバーベキューできるのも真冬のアウトドアだからこそです。ただしキャンプ場によっては真冬は休業日、通常のキャンプだけ可能という場合もあるのでHPなどを確認することをおすすめします。
虫が少ない
夏はどうしても害虫がたくさんいるためアウトドアで料理を落ち着いて楽しむには難しくバーベキューをする際は食材の保管に気を使いますが、気温が低くなる冬~真冬は蚊、蛾、アブやブユ、蟻、蝿などの虫がほぼいないのでアウトドアでもゆっくり料理を楽しむことができます。
このように人と虫が少ないので落ち着いて昼ご飯食べれるのは冬ならではの魅力で、晩ご飯を食べるときもランタンに虫が来ないのも魅力です。
冬のバーベキューの魅力2
夏とは違う食材が楽しめる
冬に旬を迎える食材が使えるようになるのが最大の魅力で夏のバーベキューではあまり使わなかった魚介類などが美味しい季節です。特に鍋料理によく使われている魚介類はほとんどのものが冬に旬を迎えます。
魚介類以外にも秋から冬にかけてさつまいも、かぼちゃなど、芽キャベツ、長ネギなどの野菜もたくさん旬を迎えるため冬のバーベキューではさらに美味しく食べることができます。旬というほどではありませんが牛乳も冬が美味しいです。
燻製がしやすい
スモークチップを使って燻製を作る場合は季節関係なく真夏でも真冬でもできますが、初心者でも作りやすいスモークウッドを使う場合暖かい日より寒い日が作りやすくなります。
燻製のレシピは人気でいろいろありますがスモークウッドを使う場合高温で燻すのではなく低温でゆっくり燻すため夏の場合は35度超えないようにするのが難しいためです。冬だと暖かい日でも庫内も温度も上がらず燻製が作りやすくなります。
冬のバーベキューの魅力3
デザートも作りやすい
春のアウトドアは暖かく、夏のアウトドアでは暑いため冷たいものが欲しくなりますが、アウトドアで冷やすということは難しいためなかなか冷たいデザートを作るのは難しいですが、冬のバーベキューは暖かい日は少なく寒いのでホットデザートでも人気あります。
温めるのはアウトドアでも簡単に作れるため冬のバーベキューでも作れるレシピがたくさんあります。
冬のバーベキューのポイント
炭の量を使い分けて保温する
温かい料理を作っても冷めやすいので炭の量を使い分けて保温スペースを確保すると真冬でも冷めにくい料理を作ることができます。ポイントはコンロ全体に同じ量の炭を入れずにあえて一部だけ炭の量を減らして焦げないぐらいの火力にしましょう。
こうすることで簡単に弱火~強火の調整ができ弱火のところで保温することもできます。また火力を調整するように炭を配置するのは冬だけではなくアウトドアで料理するときのポイントです。
温かい料理のレシピが必要
冬には冬のいろいろな食材があり、いろいろなレシピがありますが暖かい日は少ないので夏のバーベキューよりも温かい料理を多く作るようにしましょう。
冬のアウトドアは暖かい格好でも寒いのでただの温かい料理だけではなく体を温める作用のある食材を使ったり、ご飯がすすむようなレシピも大切です。
暖かい服装で防寒対策
夏のように薄着でバーベキューはできません。暖かい服装になるように着込んだりして暖かい服装でバーベキューをしましょう。冬でも暖かい日はありますが風が強いと体感温度も低くなるので気温と共に風速などにも注意しましょう。
冬に人気のバーベキューのメニュー1
いろいろアレンジ自在アヒージョ
レシピサイトでもいろいろなアヒージョのレシピがあるように作り方は簡単ですが、入れる食材を変えるだけでレパートリーが豊富な料理です。
晩ご飯として人気の料理ですが、アウトドアでも作りやすくバーベキューでもスキレットや鍋がなくても使い捨てのアルミの容器で作ることができるので手軽でまさに冬のバーベキュー向きなメニューとなっています。
にんにくや唐辛子を使うのでより温かくなるレシピでもあります。
作り方
アヒージョに入れる食材を食べやすい大きさに切り、にんにくも適当な大きさに切ります。
次にオリーブオイル、にんにく、鷹の爪(唐辛子)を容器に入れて弱火で加熱し香りが出るまで炒めたら切った食材を入れてあまり熱くないとこでじっくり茹でるようにして煮ていきます。味付けは塩コショウで整えるぐらいで大丈夫です。
アヒージョ似合う食材はきのこ類やエビなどの魚介がおすすめで牡蠣は冬に旬を迎えるので特におすすめになります。
冬に人気のバーベキューのメニュー2
牡蠣を焼くだけのレシピ
海のミルクと呼ばれる牡蠣は冬に旬を迎える食材の一つで冬のバーベキューにおすすめです。牡蠣を使ったレシピはいろいろありどれも人気ですがアウトドアでも簡単にできる料理はそのまま焼くことです。
先程紹介したアヒージョに入れても美味しいですが、バーベキューの炭火で普通に焼くだけの焼き牡蠣でも十分おいしくなります。牡蠣には生食用、加熱用があるので特にこだわりが無ければ加熱用で問題ありません。
作り方
新鮮な牡蠣を軽く水洗いをして汚れなどを落としてから平らな面から焼いていきます。こうすることで後に殻から身が外しやすくなるためです。
貝殻が散乱しないようにアルミホイルをかぶせ加熱し、ひっくり返して再び加熱して加熱用なら特によく焼いて食べましょう。食べる時は平たい方を上にしてナイフを差し込み貝柱を切り取ります。
詳しい牡蠣の食べ方焼き方は下記のリンクを参考にしてください。
冬に人気のバーベキューのメニュー3
ご飯がすすむ麻婆豆腐
意外かもしれませんが麻婆豆腐はアウトドアでも作りやすく、にんにく、唐辛子を使うため体が暖かくなる料理です。
辛さを調節すれば子供にも人気のあるメニューでご飯がすすむため冬のキャンプの翌朝に作ったりする方もいるぐらいで、そのままでもご飯が進みますが丼にしても美味しいです。
作り方自体も比較的簡単ですが、レシピが無くても市販の麻婆豆腐の素と豆腐、ひき肉だけでも作ることができるので料理初心者にもおすすめできます。
作り方
にんにく、生姜を刻み油で炒め香りが出てきたらみじん切りの玉ねぎ、ひき肉を加えて炒めます。火が7割ほど通ったら豆板醤を入れ焦げないように炒め、中華スープ、豆腐、甜麺醤を入れ味を整えてから水溶き片栗粉でとろみを付けて完成です。
冷めないにするには水溶き片栗粉を入れ後もう一度しっかり沸騰させ熱した油を入れましょう。素を使う場合は素の作り方を参考にしてください。中国の山椒「花椒」があると更に美味しいです。
冬に人気のバーベキューのメニュー4
中華まんの蒸し直し
大したレシピではありませんが熱源があるため簡単に蒸し料理ができるのも冬のバーベキューの魅力です。
コンビニでもスーパーでも冬になると、肉まんやカレーまんなどいろいろな種類の中華まんがそのまま発売されていたり冷凍食品などで発売されどれも人気がありますが、バーベキュー行く前に買っても冷えておいしくなります。
そこで改めて現地で蒸し直してみましょう。中華まんに限らずシュウマイなど中華料理とは意外と相性がいいです。
作り方
蒸し器がある場合はそれで普通に蒸すだけでも美味しくなります。蒸し器がない場合はアルミホイルを使って容器の中に肉まんを置く土台を作って少量の水を容器に入れアルミホイルで蓋をして温めるだけです。
またホットサンドメーカーにバターを塗って中華まんを挟んで焼いてみるのもおすすめです。ホットサンドメーカーで焼くことにより食感は外側はサクッとしてなか中華まんなので柔らかく今までの中華まんとは違う料理になります。
冬に人気のバーベキューのメニュー5
チーズフォンデュのレシピ
チーズフォンデュは濃厚なチーズにいろいろな食材をディップして食べる料理で炭火の熱を使ってチーズを溶かす温かな料理です。好みに合わせていろいろな食材を美味しく食べることができるので大人数でも楽しくバーベキューをすることができます。
アウトドアで作る場合はチーズを単に溶かすだけの簡単なチーズフォンデュがおすすめです。
作り方
ピザ用のとろけるチーズを直火でも使える容器に入れ、予め焼いたり茹でておいた好みの食材をディップするだけです。もう少し手を加えるのであればチーズを溶かす時に牛乳を加えて少し緩くすることでディップしやすくすることができます。
牛乳の代わりに白ワインを入れても美味しいです。またチーズを溶かす時は容器がなくても厚めのアルミホイルなら容器として使うこともできるのでバーベキューをする時におすすめです。
冬に人気のバーベキューのメニュー6
冬だからこそ美味しい鍋料理
闇鍋はバーベキューでは楽しくないかもしれませんがなんでもいいので好きな食材は鍋にしましょう。温まるし魚介類が美味しい季節なのでおすすめです。
寒い場所で食べるので塩のあっさり系よりもどちらか言えばこってりしている味噌鍋やチゲ鍋のほうがおすすめになります。
鍋料理もご飯がすすみますが、しめとしてご飯を入れて雑炊としても楽しめつつ食材を切って入れるだけの簡単に作れるのでアウトドアでの料理が初めてでも作れます。
作り方
市販のスープを使えば簡単です。持ち運びが不便という場合は固形のスープもあります。鍋は家で作るときと同じようにスープを入れた鍋に好きな食材を適当な大きさに切って入れ炭火でそのまま温めればいいだけでになります。
鍋の具材が減ればご飯やうどんなどさまざまなしめを楽しむことができるので好きな食材を入れましょう。冬におすすめのしめやはり雑炊です。卵も旬ではないですが冬が美味しくなる季節と言われています。
冬に人気のバーベキューのメニュー7
ホイル焼き
バーベキューで使うことが多いアルミホイルを使った簡単な料理です。厚みのあるバーベキュー用のアルミホイルを使わなくても通常のアルミホイルでもできるため気軽に楽しめる料理です。
使える食材も幅広く白身魚やきのこなど秋~真冬にかけて旬になる食材が多く、味付けはレシピによって変わりますがバターや醤油、味噌などの基本的な調味料を使うことが多いのでアウトドアでも作りやすい特徴があります。
作り方
適当に切ったアルミホイルを広げ、バターを薄く塗りきのこや塩コショウで下味を付けた白身魚などを入れていきます。再びバターを適量のせてアルミホイルでそのまま包んで蒸し焼きにしていきます。
焼き方はフライパンなどにアルミホイルで包んだ具材をいれ少し浸かる程度の水をフライパンに入れて蓋をして焼いていくだけです。ご飯がすすむ料理で食材によってはチーズやマヨネーズなどを入れても美味しくなります。
冬に人気のバーベキューのメニュー8
簡単なぜんざい
寒い時期におすすめなのが缶詰を使って簡単に作るぜんざいです。缶詰めを使うためアウトドアでも簡単に作れるだけではなくレシピ自体も非常に簡単なんなで誰もすぐに作れる美味しいデザートです。
作り方
小豆の水煮の缶詰を鍋などにいれ缶詰と同量~少し多目の水を入れて水煮を溶かすようにかき混ぜます。その後沸騰させて砂糖、塩で味を整えてから、予め焼いた餅をいれて完成です。
餅を焼かない場合は水と小豆の缶詰を混ぜた時に餅を入れて適当に煮込んでいくと柔らかくなるので好きな硬さになったら出来上がりです。餅を入れずこの状態で寒天を溶かし固めると羊羹にもなります。
冬に人気のバーベキューのメニュー9
温かいチョコフォンデュ
チーズフォンデュと同じようにチョコレートを溶かすだけの簡単なメニューです。そのまま溶かしても美味しいですが牛乳を加えて粘度を調整することで食べやすくなります。
チョコフォンデュに合う食材はいろいろありいちご、バナナ、キウイフルーツやマシュマロ、パンは人気です。
作り方
低温の場所で容器に板チョコを割り入れ溶かします。そのままだと粘度が高いので牛乳を入れて適当に調整すると食べやすくなるのでおすすめです。さらに美味しくするには牛乳の代わりに生クリームもおすすめです。
冬のバーベキューのメニューのまとめ
冬でもバーベキューを楽しもう
冬にするバーベキューをウィンターバーベキューと言い徐々に人気が出てきました。冬キャンプより簡単に冬のアウトドアを楽しめ美味しいご飯が食べられるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
上手にバーベキューするコツは火加減と防寒対策です。炭の置き方を工夫したり防寒着をしっかり着用して暖かくして楽しんでくださいね。
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