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スノーボード・グラトリ初心者へ!オーリー・プレスの基本系や技の種類を解説!

スノーボードの数ある遊び方の中でも初心者から挑戦しやすく、そして楽しいグラトリ。初心者がグラトリを楽しむためにも必ず通らなければいけない壁がオーリーとプレス系トリックです。今回はスノーボードトリックの中でも奥が深いこの二つのトリックを詳しく解説していきます。
2020年8月27日
ホランド
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スノーボードのグラトリ

グラトリはグラウンドトリックの略

出典: https://pixabay.com/ja/photos/?q=SNOWBOARD&hp=&image_type=all&order=&cat=&min_width=&min_height=

スノーボードのグラトリはグラウンドトリックの略で、コース上でスノーボードを使って飛んだり回したりする遊び方です。スノーボードの様々な遊び方の中でも難易度が低く、始めたばかりの初心者でもテクニックのコツをつかめれば簡単なトリックならすぐにできるようになります。

初心者のうちから基本を押さえておこう

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難易度も低く、怪我もしにくいグラトリは見よう見真似で出来るようになるトリックも多いです。ですが基本を押さえておかないと成長なども遅く、無理にグラトリを頑張っていると筋肉などを痛める可能性があります。今回はそんなグラトリを初心者向けに基本技であるオーリーやプレスのやり方を解説し、それらを利用した応用技も同時に解説していきます。

スノーボード・グラトリ初心者がすべきこと

グラトリ初心者はまず滑り込もう

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グラトリはたしかに難易度が低い遊び方ですが、スノーボードを始めたその日からグラトリばかりをやっても成長しません。スノーボードの遊び方全般に言えることですが、板の硬さやしなり具合、特徴や限界などを覚えるためにも最初は滑り込みましょう。最低でもスキー場の頂上から麓まで転ばずに滑り降りてこれるようにはなっておきましょう。それくらい出来るようになれば板のことや体の動かし方などもだいたい感覚が掴めているはずです。

グラトリ初心者はいきなり大技に挑戦しない

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グラトリに興味がわくと、リフトからコース上でグラトリしている人がよく目に入ってきます。そんなとき何回転しているかわからないくらい回っている人や、信じられないくらい高く飛ぶグラトリをしている人も見ることがあるでしょう。初心者でもそれらのグラトリをみて「よし!あれをやろう」と思う人も多いですが、ある程度基礎的な技ができるようになり、それらを使った応用技ができるようになるまでは大技には挑戦しないほうがいいです。徐々にグラトリのレベルを上げるようにしないと上手い転び方などもできずに大怪我をする可能性もあります。

グラトリ初心者は基礎を繰り返し練習しよう

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グラトリ初心者は基礎トリックを何度も何度も繰り返し練習しましょう。グラトリの基礎トリックはスノーボードの様々なことに応用が利き、スノーボードが上手くなればなるほどその重要性がわかってきます。ですのでいきなり難易度の高いグラトリに挑戦したい気持ちもわかりますが、まずはじっくり基礎トリックをやりこみ、応用テクニックを身に付けましょう。

飽きてきたら別のこともしよう

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早く覚えたいグラトリを延々と練習し続けるのではなく、飽きてきたら別の滑り方もやってみましょう。別の遊びを行うことスノーボードの新たな一面を発見できたり、遊び方や板の使い方を覚えたりもします。またストレス発散などの効果もありますので気分転換目的にも良いです。

スノーボード初心者がやるべきグラトリの基本

グラトリも基本がとても大事

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グラトリに限らず、スノーボードの遊び方は上でも述べたとおり全て基礎が大事です。下から書いているものは本当の基礎の基礎と呼べるものですが、これらを無意識のうちにできるようになっておけばグラトリの成長も非常に早くなりますので練習を繰り返しましょう。

グラトリの基本①転び方を覚える

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ちゃんとした転び方を体で覚えましょう。スノーボードの滑り方の中でもグラトリは特に多く転倒します。まだ転び方に慣れていない初心者は下手な体勢で転倒し、手首や筋肉などを傷めやすいです。グラトリごとにある程度決まった転び方もありますので体に染みこませるよう練習しましょう。

グラトリの基本②板に慣れる

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自分の使っている板になれましょう。板にはそれぞれ硬さやしなりかたにクセがあり、それらに慣れることによって板自体の限界を知ることができ、「ここまでならしならせることができる」というふうにプレス系などの限界がわかります。始めたばかりの初心者はとにかく滑り込み、自分の板に早く慣れるよう練習しましょう。

グラトリの基本③フェイキーを覚える


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いつもと逆の足を前に出し滑る”フェイキー”を覚えましょう。グラトリは足の前後が頻繁に入れ替わりますので必ずフェイキーライディングを練習し、急なスイッチにも慣れておくことをおすすめします。

グラトリの基本④周りを意識する

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滑り方には関係ないのですが、グラトリ中はできる限り周囲を意識するようにしましょう。グラトリはパークなどと違い、人がたくさん滑っているコース上で基本的にはおこないます。さらにグラトリのテクニックには回転がとても多く、誤って他人を傷つける場合があります。もしその行為で怪我を負わせて締まった場合、傷害事件に発展する場合もあります。グラトリをする前は必ず周辺を確認し、他人とぶつかる可能性が少しでもあるのであればやらないようにしましょう。

スノーボードのオーリーとは

応用の幅が広いスノーボードの基本トリック

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スノーボードトリックの基本であるオーリーは応用の幅がとても広く、スノーボードをやっていく上で必ず覚えておいたほうが良いトリックです。オーリーを使うスノーボードの遊び方はほぼ全てと言っても過言ではなく、ライディングの美しさを競う基礎スノーボード以外は必ずどこかしらで使用されます。

簡単そうに見えるけどかなり難しい!

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オーリーは一見とても単純なトリックに見えますが、その実かなり奥が深いです。平地でオーリーする場合はしなりを使用して飛ぶというイメージであっていますが、それがキッカーなどになると”飛ぶ”だけではなく、滞空時間中の安定感を出すためにも利用されます。ボーダークロスではオーリーをキッカーのリップ手前でおこない、あえて高く飛ばないようにするテクニックなどがあります。ここに書いただけでもオーリー利用のごく一部です。

スノーボードのオーリーのやり方

オーリーのやり方

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オーリーのやり方や練習方法、コツなどを細かく一工程ごとに説明します。今回は前提としてレギュラースタインの人の立場で説明します。またライディング中のオーリーではなく、止まった状態でオーリーをしているとして書きます。

オーリーのやり方①板の中央に立つ

バインディングをつけた状態で自然にまっすぐ立ちます。顔は進行方向に向け、目線は少し先の雪面を見ます。体はできる限りリラックスして準備します。

オーリーのやり方②姿勢を低くする

自然に立っている状態から膝を曲げ腰を落とし姿勢を低くします。左手はノーズの上辺りに置き、右手はお腹の前辺りに置きましょう。体はまだリラックスしたままです。

オーリーのやり方③重心をテール側へ移動する

やり方②の状態のまま重心をテール側に持っていきます。コツとしては骨盤をそのままテールに移動するように意識を持っておくときれいに重心移動ができます。

オーリーのやり方④板のしなりを利用しながら体全体で飛ぶ

しならせた板が戻ろうとする反動を利用して飛びます。重心をテール側にちゃんと移動できていればノーズが浮き、板のテールがしなっているはずです。流れるように重心移動ができればさらにしならせることができるので練習を繰り返しましょう。上に飛ぶときは体全体で飛ぶようにし、板のしなりが無くなったとき、体が伸びきっているのが理想です。

オーリーのやり方⑤板が雪面を離れたら膝を上半身へ引き付ける

板が雪面から離れ、浮いたら膝を上半身に引き付けるようにして体を小さくします。ちゃんとオーリーで飛んでいると体が伸びきった状態で飛んでいるはずなので、反動で戻ろうとするので自然と体が小さくなってきます。

オーリーのやり方⑥優しく着地する

着地する際は丁寧に、そして優しく着地しましょう。空中では体が小さくなった状態で保ち、着地にあわせてゆっくり足を伸ばすようにすれば自然と優しく着地します。オーリーのたびに意識して優しく着地しましょう。

板の反発を感じよう

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オーリーは奥が深いですが、工程自体は単純なので止まった状態でする分には難易度はそれほど高くはありません。上で書いた工程の全てを流れるようにできるまで練習を繰り返し、自分なりにコツやテクニックを見つけてやりやすい方法を確立しましょう。このあとはゆっくり滑りながらオーリーが出来るように練習し、次にどんな場所でも思ったとおりオーリーができるようになれば一応の完成と言ってもいいでしょう。


スノーボードのプレスとは

板をしならせたまま滑るトリック

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プレスとは板をしならせたまま滑るトリックのことを指します。プレスはコツを摘むまではかなり脚に負担をかけやすいトリックで、慣れないうちはプレスをやった直後から太ももが筋肉痛になったりもします。またプレスはグラトリのスピンのきっかけとしても使用されるので、覚えておけばのちのちかなり役に立ちます。

グラトリ以外でも使われるテクニック

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プレスはグラトリ以外ではジブでよく使われます。ボックスやレールの上でボードスライドと呼ばれるテクニックで使用され、上手くプレスができていないとジブアイテムの上に落下して痛い目を見ます。

スノーボードのプレスのやり方

プレスのやり方

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基本的にはオーリーの重心移動の時点で動きを止めればプレスになります。ですがその重心のかけかたによって難易度が変わり、脚に多大な負担を掛けることにもなります。プレス自体は脚の力はほとんど使用しません。もしプレスをおこなった際、短時間で脚に疲労がたまるようなら間違っていると解釈しましょう。前提として今回はテールプレスで説明いたします。

プレスのやり方①重心移動

スノーボードの上にリラックスした状態で立ち、そのままテール側へ重心を移動します。このとき脚には力を入れず、自然と板のノーズが浮くように重心を移動させます。もしノーズが浮かないようならば間違った方法でプレスしています。

プレスのやり方②板だ浮いたらその姿勢をロックする

プレスをおこないノーズが浮いたらその上体を維持します。このことを”ロック”とも言います。プレスをおこなったが短時間で脚に疲労感が出た場合は間違った方法でプレスをおこなっています。難易度は少し高くなりますが、慣れてきたら滑走しながらプレスの練習をしましょう。

骨盤の位置を意識しよう

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プレスをおこなう際は骨盤を移動させるイメージで重心移動をおこないましょう。テールプレスを例に説明いたしますが、体の軸を骨盤と一緒にテール側へ移動させると余計な力も入らず、また脚に負担も掛けずにノーズを浮かせることができます。難易度がそれほど高くないプレスができない人に「脚力が無いから」と説明する人もいますがそれは間違いです。前述したことがちゃんとできれば脚力の無い女性や子供であっても簡単にプレスをおこなうことができます。

スノーボード・グラトリ基本技の種類

グラトリの基本技と呼ばれるトリック4種類

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グラトリには基礎技や基礎トリックと呼ばれるものが4種類あります。それぞれ難易度は高くはありませんが、様々な場面や環境でちゃんとできるようになるにはかなりの経験が必要になります。またここで紹介するトリックはのちのち必ず必要になるテクニックばかりですので、初心者は特にスキー場へ行ったら毎回必ず練習するようにしましょう。

グラトリ基本技の種類①オーリー

スノーボードのトリックはオーリーから始まる

上でも説明したオーリーです。オーリーは数あるスノーボードのトリックで全員と言っていいほど一番最初にやるトリックでしょう。前述したとおり奥が深く、上級者の中でも自分で『完全にマスターした!』という人はほとんど居ません。難易度は高くはありませんが、ちゃんと出来るようになるにはかなりの時間がかかりますので練習を繰り返しましょう。

グラトリ基本技の種類②ノーリー

グラトリで特に使われるテクニック

ノーリーはオーリーの逆で板のノーズを使って飛ぶトリックです。難易度は高くはありませんが、前方に重心移動させ板をしならせるという行為が最初は非常に怖く、初心者はなかなか思い切ってやることができないので「苦手」という人も多いです。ノーリーはグラトリではかなり多用するトリックで、様々なトリックのきっかけや繋ぎなどで使用するテクニックです。グラトリをやるならしっかり安定して飛べるようになるまで繰り返し練習しましょう。

グラトリ基本技の種類③ノーズプレス

最初は恐怖心がとても出る


ノーズプレスはノーリーと同様に進行方向へ向かって重心移動をおこなうので最初は恐怖心がとても出ます。また前方へ重心移動する過程がなかなか上手くいかず、板が浮かせにくいです。恐怖心があるのでなかなか練習ができず難易度も高めですが、グラトリをやっていくなら必ず通らなければいけないトリックなので余裕をもってプレスできるようになるまで練習を繰り返しましょう。

グラトリ基本技の種類④テールプレス

慣れるまでは脚にかかる負担が凄い

上でも説明しましたが、最初は重心移動が上手くいかず脚に負担を掛ける場合が多いです。脚に負担がかかっている場合やすぐ疲れるようなら間違っていると判断し、ちゃんとできるようなコツを自分なりの方法で見つけましょう。テールプレスは恐怖心があまり出ないので挑戦しやすいですので、重心移動のコツをここで掴むと良いです。

基礎グラトリの応用

基礎を理解し応用しよう

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上で説明したグラトリの基礎トリックをおこない、体の動かしかたや板の使い方をある程度理解することができたら今度はそれらのテクニックを応用し、難易度の高いグラトリに挑戦しましょう。グラトリは基礎グラトリがしっかりできるようになっていれば、どんなに難易度が高いと言われるグラトリであっても動きを理解すればそれほど難しくはありません。数々の種類のグラトリを出来るようになり、そのグラトリを組み合わせていきゲレンデで目立ちましょう!

スノーボード・グラトリ応用技の種類

オーリーやプレスの応用したトリック

グラトリの応用技は基礎トリックの組み合わせやテクニックを利用したものを指します。例を挙げればアンディやコンパスなどがあり、アンディであればノーズの引っ掛けというテクニックを利用し360をやるグラトリです。

コンパスはテールかノーズを軸にして回転するトリックで、ちゃんとプレスができていれば延々と回し続けることもできます。これら以外でも様々な種類の応用技が存在し、種類ごとに上手く繋ぎ合わせることによってオリジナルグラトリに発展させることも可能です。

スノーボード・グラトリ初心者へ!まとめ

これらができればグラトリ初心者卒業!

今回書いてきたグラトリの基礎ができれば初心者卒業と言っても良いでしょう。今後は前述したように、基礎グラトリを組み合わせて滑ったり、テクニックを利用してさらに発展させたりしてグラトリを楽しみましょう。グラトリは進化しきったイメージはありますが、毎年毎年新しいトリックが今も見つけられ続けています。練習し続け、自分のオリジナルグラトリを是非完成させてください。ここで書いた事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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