東京・浅草はこんな所!
東京浅草は浅草寺の門前町として江戸の昔から栄えてきた歴史がある街です。江戸庶民に愛された文化がそのまま現代まで残された下町の雰囲気を感じることができます。繁華な街としても賑わいを見せている浅草寺門前仲見世通りや、花やしきなど多くの人たちがのんびり過ごせる憩いの場ともなっています。
東京下町の顔「東京スカイツリー」
最近では浅草からも程近い場所に634mと世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」が建てられて新しい顔となり、世界各国からも観光客が訪れる日本の顔となっています。
銭湯とスーパー銭湯!
銭湯
少し前の時代に遡ると集合住宅などには一般にお風呂はついていませんでしたね。洗面器や手ぬぐい、石鹸などの入浴道具を抱えて町の銭湯に入りにいったもので、ある意味町の社交場の雰囲気がありました。現在はマンション、アパートでもユニット式の風呂設備がついています。銭湯とは、”日常生活における保健衛生上必要な入浴のために設けられた公衆浴場”と定義づけられているのです。
スーパー銭湯
これに反し「スーパー銭湯」は銭湯の様に「公衆浴場法」の「普通公衆浴場」に分類されていず、「その他の公衆浴場」としての分類され、銭湯よりも設備など他の機能性の高いサービスも提供できる浴場施設、いわゆるスパ施設のことを云います。サウナ設備やリラクゼーション設備、大規模駐車場などを要し、日帰り入浴施設に含まれ「○○ランド」などの施設名が付けられていることが多いのです。
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人気銭湯「改栄湯」
浅草駅からは距離があり南千住に近い趣きのある銭湯です。フロントに掲げられた詩人の”田村隆一”氏の「銭湯すたれば人情もすたる・・・」の詩額が目を引きます。創業は戦後まもなくの頃で現在はマンションの1階での営業を続けていますが、風呂はいまだに薪を使って沸かしています。
浴槽のタイル絵
男湯の浴場には動物たちが神輿を担いでいる様子、女湯には鶴が飛翔している絵柄で子供たちに喜ばれていますよ。
「改栄湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区三ノ輪2-10-15 電話:03-3807-8405
休業日:月曜日 営業時間:13:30~24:00(日曜日8:00~12:00も営業)
アクセス:地下鉄日比谷線「三ノ輪」駅より徒歩約5分
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人気銭湯「武の湯」
浅草駅から三ノ輪方面に約1.5㎞ほど向かった奥浅草にこの銭湯があります。スカイツリーも間近に見え、レトロな佇まいの銭湯との対比が絵になります。浴室には竹林を模した壁紙が目を引きます。少し前の懐かしさを残した趣が良いですね。
「武の湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区浅草5−72−2 電話:03-3872-8237
休業日:火曜日 営業時間:15:00~24:00
アクセス:JR浅草駅、地下鉄銀座線「浅草」駅よりバス利用。「東浅草1丁目」下車、徒歩約5分
設備:サウナ・薬湯
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人気銭湯「大久保湯」
地下鉄メトロ日比谷線「入谷駅」からも銀座線浅草駅からも歩いて約10分ほどです。白いモルタル造りの建物で銭湯のイメージがちょっと違うかな?という感じのお風呂屋さんです。壁に描かれた絵は海の情景を模したもので、主浴槽の他、ジェット湯、じっこう薬湯があります。湯温は少々熱めですが、銭湯の趣きを残していてのんびり入浴できるのが嬉しいですね。
「大久保湯」基本情報
日帰り温泉
住所:東京都台東区松が谷3-13-10 電話:03-3844-6369
休業日:金曜日 営業時間:12:30~24:00
アクセス:地下鉄日比谷線「入谷」駅、銀座線「浅草」駅下車、徒歩約10分
駐車場:なし 備付品:館内着・乳液 設備:食事処・休憩室
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人気銭湯「白水湯」
JR浅草駅、地下鉄「入谷駅」のほぼ中間点に位置しどちらからでも徒歩でも約5分ほどです。マンションの1階にあるという事で、少々天井が低いのが気になりますが、フロントの天井には「牡丹」の花、脱衣場の天井には「梅」、浴室には「鶴」の絵が描かれていて健康と長寿の願いが込められているとのことです。サウナ設備もあり、日替わりの健康薬湯風呂が人気でのんびりリラックスできる銭湯です。
「白水湯」基本情報
日帰り温泉
住所:東京都台東区入谷1-21-12 電話03-3872-0853
休業日:月曜日 営業時間:15:00~25:00
アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷」駅下車、徒歩約5分
設備:禁煙フロア・ サウナ
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人気銭湯「有馬湯」
JRでは浅草駅より南千住駅の方が近くです。地下鉄日比谷線「三ノ輪駅」からスカイツリーに向かって徒歩約10分の距離にあります。コンクリートの高い塀に囲まれていますが、内部のガラスからは庭園も望める落着いた雰囲気があります。ちょっと懐かしさを感じる木桶と脱衣所には藤篭が使用されています。浴場内には「鯉」の絵が美しい色彩で久谷焼だというタイルに描かれていて目を和ませてくれ、のんびりとリラックスできる雰囲気を楽しめます。
「有馬湯」基本情報
日帰り温泉
住所:東京都台東区竜泉3-31-2 電話:03-3873-2978
休業日:水曜日 営業時間:14:00~24:00
アクセス:東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅下車、徒歩10分
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人気銭湯「日の出湯」
地下鉄銀座線「稲荷町」駅を出て浅草駅方面に向かって約3分ほどです。創業は明治の初期頃と云われる歴史があり、設備なども充実したスパ的要素のある銭湯でリラックスできますよ。
ひのき造りの浴槽
現在はマンション内にあり浴室は1階、2階に別れていて、1階はサウナ、古代檜で作ったひのき風呂、ジェット風呂。2階は露天風呂、ひのき風呂、ジェット風呂になります。浴室及び露天風呂は木曜から火曜の1週間ごとに男湯と女湯が入れ替わります。
「日の出湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区元浅草2−10−5 電話:03-3841-0969
休業日:水曜日 営業時間:15:00~23:30
アクセス:東京メトロ銀座線「稲荷町」駅下車、徒歩約3分
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人気銭湯「鶴の湯」
浅草駅より少し遠く浅草高校の近くであまり賑やかさはなく周辺は住宅地の一角にあります。創業は戦前からで、内部には箱庭風で灯篭などが置いてあり雰囲気があります。スパ風銭湯が感じられる赤外線ラドンサウナやラドン浴も楽しめ、露天風呂は薬湯となっていてライトアップされた浴槽はのんびりと柔らか味を帯びた湯加減が楽しめます。
「鶴の湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区浅草5−48−4 電話:03-3872-7753
休業日:木曜日(祝祭日前日休) 営業時間:14:00~23:00
設備:ボディーマッサージ風呂、ミクロバイブラ風呂、電気風呂、水風呂
アクセス:JR浅草駅より徒歩約20分
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人気銭湯「三筋湯」
JR浅草駅と御徒町駅の中間点あたりで町工場が多く立地している一角にあります。一昔前からの風情を残す宮造りの二重の千鳥破風の建物はどっしりとした趣を感じます。浴場は男湯には富士山、女湯は立山連峰のペンキ絵が描かれており、岩の間からお湯が流れ落ちる仕掛けと浴槽がライトアップされています。スパ的要素を取り入れた銭湯が増えたなか、この三筋湯は今でも番台がおかれている全体に古風なイメージが残されていますが、何となく落着いた雰囲気でのんびりとリラックスできる銭湯です。
三筋湯の池のある内庭
脱衣所からは内庭が眺められ、池には鯉や金魚が泳ぐ様が見られます。湯上りにはホッと一息のんびりとした気分にさせてくれる癒しの銭湯です。
「三筋湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区三筋2−13−2 電話:03-3851-2683
休業日:月曜日 営業時間:15:00~13:30
アクセス:都営浅草線「蔵前」駅下車、徒歩約10分
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人気銭湯「弁天湯」
JR浅草橋駅のすぐ近く、勤め帰りにも利用できるでしょう。注目はこの銭湯では浴場を会場として年に何回か「弁天寄席」と称して落語を企画し催しています。入場料は入浴券付きで1,500円と寄席に行くよりも格安で人気となっています。のんびりとお湯に使って落語を聞いて、リラックス気分で心も身体もリフレッシュできますよ。
弁天湯の場所はマンション1階に有りますが、入口に小ぶりな弁天様の祠があるので、それが目印となっています。
「弁天湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区浅草橋1−33−6 浅草橋シティハイツ1階
電話:03-3864-7100
休業日:第2・第4月曜日 営業時間:15:30~23:30
アクセス:JR「浅草橋」駅下車、徒歩約3分
HP:http://www7b.biglobe.ne.jp/~bentenyu/
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人気銭湯「荒井湯」
地下鉄都営浅草線「浅草駅」から歩いて10分ほどにあり、神社風の造りが目印です。スパの要素のある強力ジェット風呂や日替わりの薬湯、各種泡風呂が売りの銭湯です。
浴場のペンキ絵
荒井湯さんで何といっても注目したいのが浴場に描かれたペンキ絵です。2年に1度銭湯絵師の中島盛夫氏に依頼して描いてもらっているとのことで、現在は男湯にあの有名な葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」、女湯には「甲州三坂水面」が描かれていて目を引きます。
「荒井湯」基本情報
日帰り温泉
住所:墨田区本所2−8−7 電話:03-3622-0740
休業日:水曜日(第5水曜は営業) 営業時間:15:30~24:00
アクセス:都営浅草線「本所吾妻橋」駅下車、徒歩約10分
設備:ジェットバス、超音波風呂、薬湯(日替わり)、座風呂
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人気銭湯「湯どんぶり栄湯」
ちょっと変ったネーミングの銭湯ですが、下町的情緒を残している上スパ的要素も兼ね備えたリラックス効果満点の人気銭湯です。2017年5月にリニューアルオープンし新たに温泉認定を得たもので、サウナを始め風呂の種類はバリエーションに富んでいます。
太陽光を利用した湯沸し
湯は業界でも始めてという太陽光で沸かしているとのこと。マッサージルームも有りのんびりと長い時間過ごすことができます。
「湯どんぶり栄湯」基本情報
日帰り温泉
住所:東京都台東区日本堤1-4-5 電話:03-3875-2885
休業日:水曜日 営業時間:14:00~24:00(日曜・宿祭日は12時より)
アクセス:地下鉄日比谷線「三ノ輪」駅、JR「南千住駅」から徒歩約15分
駐車場:2台 設備:寝湯・サウナ・露天風呂・エステ・マッサージ
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人気銭湯「アクアプレイス旭」
浅草駅からは徒歩で約15分ほどのマンション内にある設備も充実したスパ的銭湯です。下町にありながら下町っぽくない雰囲気があります。
ハイパージャグジー
お風呂の種類も多く、強力な噴出力のあるハイパージャグジーや電気風呂、薬湯など疲れなどを癒してくれる効果抜群の設備が有り、リラックスできるスパ銭湯です。
「アクアルレイス旭」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区浅草5-10-10 電話:03-3872-3091
休業日:火曜日 営業時間:15:00〜25:00
アクセス:地下鉄銀座線「田原町」駅よりバス利用「浅草4丁目」下車、徒歩約1分
設備:電気風呂・サウナ・薬湯(日替り)・コインランドリー
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人気銭湯「曙湯」
懐かしさを覚えるレトロな雰囲気を愛す方にはまさにおすすめの和の趣きを残した銭湯です。創業は戦後の昭和24年、宮造りの建物の入口には創業時から植えられていて、台東区の”みどりの条例”や街角百景にも指定されている藤の樹木で5月頃の花時はカメラマンたちで賑わうほどです。
曙湯格子天井
脱衣場の室内は高く、天井は風格ある格子天井となっていて、そこには花の絵が描かれているのが目を引きます。歴史のある銭湯ですが、時代に合わせてスパの要素も取り入れた浴槽設備なども取り入れていて、和の趣きのなかリラックスできる銭湯です。
「曙湯」基本情報
日帰り温泉
住所:台東区浅草4−17−1 電話:03-3873-6750
休業日:第1・第3金曜日 営業時間:15:00~25:00
アクセス:東京メトロ銀座線「浅草」駅下車、徒歩約15分
設備:個室ジャグジー・ジェットハイパーバス・ボディバス。座風呂
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人気銭湯「浅草ROXまつり湯」
浅草にある複合商号施設「浅草ROX」館内にあるスパ施設が「まつり湯」です。多彩な浴槽設備やリラクゼーション施設、食事処も備えた充実感溢れる、浅草観光などで疲れた身体をのんびりと癒したりとリラックスできる施設となっています。
まつり湯展望風呂から眺めるスカイツリー
地上30mの翡翠露天風呂からは東京スカイツリーを間近に眺められます。
「浅草ROXまつり湯」基本情報
日帰り温泉(宿泊可)
住所:台東区浅草1-25-15浅草ROX6・7F 電話:03-3836-7878
休業日:2月・8月に休館有り
営業時間:(月~土曜日)10:30~翌日9:00(大浴場終了 翌日8:00)
(日曜日)10:30~23:00(大浴場終了 22:30)
アクセス:地下鉄銀座線「田原町」駅より徒歩約5分
駐車場:有り(有料)
設備:ひすい露天風呂・トルマリン風呂・フローディング浴・海水風呂・変わり湯・ハイパージェットバス・水風呂・ボディマッサージ風呂
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人気銭湯「蛇骨湯」
浅草寺からも程近い歩いても5分位の所に位置する「蛇骨湯」は江戸時代から続く歴史のある銭湯です。スパ型とも云って良い健康増進型の銭湯で、お湯は地下水を使い、黒褐色澄明で微かに塩分を含んだ無臭の通称「黒湯」と呼ばれ、”メタ珪酸”及び”重炭酸ソーダ”を含んだ天然温泉です。身体を芯から温めてくれる効果があり湯冷めをしないというのが特徴です。江戸時代の庶民からも愛され、現代にも多くのファンを集めている銭湯です。
蛇骨湯浴槽のペンキ絵
浴槽上の見事な筆遣いのペンキ絵は雄大な雪を被った富士山。
「蛇骨湯」基本情報
日帰り温泉
住所:東京都台東区浅草1-11-11 電話:03-3841-8645
休業日:火曜日(祝祭日は翌日) 営業時間:13:00 ~ 24:00
アクセス:東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩約5分、
設備:サウナ・露天風呂・エステ・マッサージ
HP:http://jakotsuyu.co.jp/
まとめ
日本の一大観光スポットである浅草は、江戸の時代から庶民に愛された街であり、生活文化もそのままに残されている趣を感じます。そんな庶民が集い社交の場となっていたのが「銭湯」です。常日頃の疲れを癒しのんびりとリラックスすることの出来る銭湯は浅草周辺には数多くありました。現代でも昔ながらの銭湯や近代的にリニューアルしたスパ施設などをご紹介してみました。あなたも狭い自宅の風呂だけではなく、ぜひ開放的な銭湯に出かけてみてはいかがでしょうか。