検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ソファーの張り替えは自分でできる?そのやり方や業者に頼んだ際の相場を解説!

同じソファーをずっと使用していると、どうしても気になるのが汚れや傷などで外見がくたびれてしまうこと。でも張り替えは業者に頼むもの…と思ってしまいますが、ソファーの張り替えは自分で出来る場合もあるのです。ソファーの張り替えを、いろんな観点から見てみましょう。
更新: 2021年10月11日
咲良09
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

傷付いたソファーはどうするか

リビングにあると、それだけで快適なくつろぎスペースを演出してくれるソファーですが、日常生活に密接にかかわる分、様々なトラブルにも遭いやすい家具でもあります。汚さないように意識していても、飲み物をこぼしてしまったり、思わぬ事故で傷付けたり、特にお子様やペットのいる家庭ではこうした「傷」が度々起こる事でしょう。

意識してもやってしまう、生地の汚れ

ソファーの汚れは意識していなくてもついつい付けてしまうもの、特に白やベージュなどの汚れが目立つ色では尚更「意識していないのに汚れていた」と言う事例が頻発します。

このツイートのように「汚れが目立たない色」を購入するというのも防止策の1つですが、そのぶん部屋のコーディネートが狭まってしまうため、デニム、革など、あらゆるソファで起こり得る「汚れ」に向き合いたいところです。

意外と気になる、布のシワ

ソファの生地につく傷や汚れが気になるのはもちろん、意外と気になるのが布のシワ、布のシワがあるとそれだけで「くたびれた」風に見えてしまい、おしゃれからは遠ざかった姿になってしまいます。気にしてはいけないと言えばそれまでですが、自室でくつろぐ分はともかく、客間のソファーは布のシワを整え、生地を綺麗に保っておきたいものですよね。

ソファーの張り替えとは

ソファーの張り替えは字の通り、新品のソファに買い替え等を行わず、表面生地を張り替えることで新品同然に戻すこと。

言ってしまえばソファーを「リフォーム」する方法の1つです、ソファーの張り替えを行い、今あるソファーをリフォームするのと、新品を購入するのは「どっちがお得なのか」と言うと、一言では言い切れませんが、今使用しているソファーに「愛着」がある方には、ぜひ覚えていただきたい方法の1つです。

生地を張り替え、大幅リフォーム

ソファーの張り替えを行う上で、最大のメリットとなるのは、なんといっても今使用しているソファーをもっと長く使用できるという事です。傷や汚れをリフォームし、生地を張り替えながら使用し続けたソファーは愛着もひとしお。

張り替えを行うことで「愛着」が沸き、前よりもっとそのソファーを気に入るという事もあるでしょう。単にリフォームするのみでなく、前とは違う生地にし「模様替え」することができるというのも、見逃せません。

他ソファー情報が気になる方はこちらもチェック

「洋室やリビングに置くもの」と言うイメージの強いソファーですが、実は和室とも相性がいいのです。和室洋室どちらにも合う、落ち着いた色合いのソファーを紹介します。さらにソファーは自分で購入するのみでなく、ソファーカバーを手作りしたり、もっと言えばソファーそのものをDIYする方法もあります。

一から作ったソファーは尚更愛着が沸くこと請け合いなので、どうしても傷が気になると言う場合は「張り替え」を検討してみましょう。

ソファー張り替えにかかる価格


ソファーの張り替えを確実に行いたいなら業者に頼むのが一番、ですが前項で「今あるソファーをリフォームするのと、新品を購入するのは、どっちがお得と言い切れない」と書いた通り、ソファーの張り替えは所謂「平均価格」と言うものが存在せず、業者やソファーの状態、さらに使用生地やソファーの製造年数などにより、リフォーム価格は大幅に変動します。

張り替え価格の相場はいくら

ソファーの張り替えにかかる価格相場は、もっとも安いもので3万程度、さらにソファーの布が破れていたり、著しい故障が見える場合は10万以上かかる場合もあり、平均5~7万程度の相場と言えるでしょう。

長期的に使用する家具の分、リフォーム価格の相場はやや高めで、決して「安上がり」とは言えません。場合によっては「新品に買い替える方が価格が抑えられる」場合もあるでしょう。

ソファー生地によって張り替え価格が変わる

ソファーの張り替え価格に関する相場が安定しないのは、ソファの状態はもちろん、ソファに使用されている生地や布質によっても相場が細かく変動するからです。部屋にあると、それだけで高級感を演出してくれる本革ソファは記事の張り替えにかかる価格も他より高価、逆に、あらかじめ安い生地を購入しておけば張り替えの価格も抑えられます。

革製ソファはまったりできる一方、手入れも大変。ソファは相場のみでなく、リフォーム価格を念頭に置いた生地選びを行いましょう。

自分で出来るソファー張り替え

業者に頼むのが確実だと知っていても、安くても数万はかかるという相場の高さがネックのソファ張り替え。出費を抑えつつ、今あるソファーをリフォームしたいという方の為、自分で生地の張り替えや布の修復が行える、自分でできるソファー張り替えDIYのやり方も解説していきます。

意外と簡単!ソファーDIY

基本的に「相場を確認し、業者に布の状態を確認してもらいつつリフォームする」ものの為、自分でやるには敷居が高く感じてしまうソファーDIYですが、意外と簡単に材料を揃えられ、やり方も然程難しいものではありません、ちょっと傷が気になる程度なら自分でやる方がいいと言ってもいいでしょう。

ソファー張り替えDIYで用意するもの

・張り替えたい生地(材質はお好みで)
・針
・糸
・タッカー
用意する生地の目安は、幅2メートルの3人掛けソファに対し150センチ幅の生地を5メートル。ソファーに合わせた長さを用意すると確実なので、張り替えの前に生地の長さを把握しておきましょう。

自分でソファー張り替え、その方法

ソファー張り替えに使用する材料はどれもホームセンターで揃えられるようなものばかり、特にタッカーは他DIYでも使用する機会の多い、DIYお馴染みの道具なので、以前もタッカーを使用したことのある方なら同じ要領で、DIYは初めてでタッカーの使い方がわからないという方は、これを期にタッカーの使い方を覚えてしまいましょう。

張り替え手順①・まずは生地をかぶせる

まずは張り替えを行いたい場所に生地をかぶせてみましょう。座面のクッションが固定されていないソファーの場合はクッションも取り外し、どこを張り替えたいか、今のソファーの状態を事細かにチェックしましょう。傷が目立つ場所だけを張り替えたい場合は一部だけを、ソファー全体を模様替えしたい場合はソファー全体に生地を被せる感じで被せていきます。

張り替え手順②・生地を縫い付ける


張り替えたい場所に生地をかぶせたら、生地をソファーの形に合わせ折り畳み、生地がずれないよう「まち針」で固定します。固定し終わったら、まち針を打った場所を「まつり縫い」の要領で縫い合わせます。

まつり縫いは裁縫の基本の縫い方の1つ、被さった布をすくいあげるように動かし、針を動かしていきましょう。裁縫に自信がない場合は、他の肩にやってもらうか、動画を参照に「まつり縫い」をしてみましょう。

張り替え手順③・タッカーで固定する

DIYの定番「タッカー」で固定

SUN UP 2ウェイメタルタッカー STP-1214

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

まつり縫いを終え、生地を縫い付けたら更にしっかり固定させるため「タッカー」を使用します。タッカーは所謂「DIY用ホッチキス」で、縫い付けた面にタッカーをあて、ハンドルを握ることで固定することが出来ます。タッカーを使用する、使用しないでは布のズレにくさが変わってくるため「張り替え」自体は手順②で完了すると言っていいですが、ぜひ使用していただきたい道具です。

底面もタッカーでしっかり固定

張り替えた個所をタッカーで固定したら、さらに底面もタッカーで固定していきます。ソファを倒したら、被せた生地とリフォーム前の生地が重なり合っている場所に、感覚は適当で構わないのでタッカーをいくつか打ち込んでいきましょう。表面から見えない底面も固定することで、さらに安定感が増します。

張り替え手順④・気になる場合はクッションも

ソファーの張り替えはこの時点で完了と言っても良いですが、クッションに傷があるという場合や、クッションの生地も統一したい場合はクッションの張り替えも行いましょう。

基本部分はソファーと同じで、クッション全体を布でくるみ、折りたたんだ個所を「まち針」で固定し、裏側をまつり縫いするという要領で張り替えが行えます。こちらも、気になる場合はタッカーを使用されるとよいでしょう。

業者と自分で、どっちがお得

ソファー張り替えのDIY方法や、張り替えにかかる相場を見てしまうと「自分でやる方が価格を推さられるのだから、すべて自分でやった方が良いのでは?」と思ってしまいますが、業者に頼むのと自分でやるのはどっちがお得なのか、というと、どっちかがお得とは言い切れません。

ソファーに使用している布が高級な場合はホームセンターで揃えられなかったり、針や糸を通しにくい材質の場合もあります。さらに、中には自分でリフォームするだけでは「限界」が見える場合もあるでしょう。

完璧を望む場合は業者に頼もう

自分でソファーを張り替える方が「お得」なのは間違いありませんが、自分でやるだけでは対処しきれない場合もあります。完璧なリフォームや布の修復を行いたいのであれば、やはり業者に頼むのが一番と言えるでしょう。業者に頼む場合は価格相場の確認を、自分でリフォームを行う場合は「自分で対処できそうな範囲か」把握しておきましょう。

張り替えの前に、ソファーの掃除テクニック

ソファーの張り替えは何といっても「張り替えるような状態にしない」のが一番です、DIYのやり方や価格相場、ソファーの張り替えについて知ったら、今度はソファー張り替え前に知っておきたい、ソファーを汚したり傷付けたりせず、長期的に使用できる方法を知っていきましょう。

ソファーには正しいお手入れ方法がある!

購入し部屋に置いたら、時々ゴミを落とす程度という印象のあるソファーですが、ソファーには正しい掃除方法があり、これを知っておくことでソファーを長期的にキレイなまま使用することが出来ます。

ソファーのお手入れで重要なポイントは、肘掛けや背もたれなどの「隙間」を意識すること、クッションが取り外せるソファーの場合はクッションを外し、細かな隙間まで掃除機を当てていきましょう。


ソファーの生地は人が長期的に腰掛けることを前提としているため、とてもデリケート。ソファー掃除の際は掃除機はヘッドを取り外し、出来るならブラシ付きアタッチメントに変えるようにしましょう。

ソファーを掃除する回数は月に1~2回が目安、予めカレンダーなどに「ソファーを掃除する日」を書き込んでおいたり、この日に掃除すると決めておけば、習慣的に手入れできておすすめです。

カバーリングソファでもできる、お手入れ方法

クッションを取り外せるタイプでない、カバーリングソファの場合はどう掃除するのかというと、掃除機で表面のゴミを吸い取ってしまうより、カバーそのものを取り外し洗ってしまうのが一番です。

カバーリングソファーは「丸洗い可能」なものが多い為、汚れが目立ってきたなと思ったら、カバーを外し丸洗い。といっても洗濯機で洗うと色落ち等の心配があるため、クリーニング屋さんに頼むと確実です。

やや難しめ、張りぐるみソファーのお手入れ方法

カバーを取り外せず、布が完全に密着している張りぐるみタイプのソファーはやや難易度が高め、カバーの取り外し等が出来ないので、汚れてきたら「拭き掃除」を行いましょう。ソファーの拭き掃除にするものは、生地を傷つけないような柔らかい布に、ぬるま湯で薄めた中性洗剤が必要、これは張りぐるみ他にも、他のソファーにも使えるお手入れ方法です。

可能な限り優しく手入れを

中性洗剤をしみこませた布で、ソファーの表面をポンポンと叩くように汚れを落としていきます。強くこすると傷のもとになるため、優しくさするように洗剤をしみ込ませ、汚れが浮いてきたらキッチンペーパー等でふき取り、洗剤が残らないよう硬めの布を置いて自然乾燥させます。

張りぐるみタイプのお手入れはとにかく易しく行うのがコツ、無理に乾かしたりせず、汚れが落ちるのを待ちましょう。

ソファーを張り替え、長期的な使用を

長年使用してきたソファーに傷が出来てしまった…でも新品に買い替えたくない、という場合は、まずは業者を利用した場合の相場を確認してみましょう。自分でどうにかなる範囲であればDIYで張り替えを、完璧なリフォームを行いたければ業者に頼むと、ソファーの状態やライフスタイルに合わせ、ソファーを生まれ変わらせてあげてくださいね。

他ソファー情報が気になる方はこちらもチェック

これからソファーが欲しいという方や、張替えの参考にしたい為向けのソファ専門店特集に、一味違う生地にしてみたい方向けの「ソファーカバーをデニム生地にしたい場合」のおすすめ商品。そろそろコタツが欲しくなる季節という事で、コタツとソファーを同じ部屋に置くときの配置テクニックなども紹介します。これらの記事も参考に、より確実な張り替えを行いましょう。