ソファーカバーの作り方は簡単!
簡単な裁縫で作れる
手作りソファーカバーと聞くと、「簡単に作るのは難しそう」「裁縫のレベルが高くないと無理なんじゃないの?」と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。 複雑な作業は特にないので、簡単な裁縫ができるレベルであれば、誰でもおしゃれなソファーカバーを作ることができますよ!
今まで裁縫の経験があまりない人も、大丈夫。 ミシンの使い方と簡単な裁縫のやり方を覚えてしまえば、基本的な手作りソファーカバーを作ることは十分可能です。
手作りソファーカバーの簡単な作り方
手作りソファーカバーって一体何を準備して、どういう風に作りはじめたら良いのか疑問に思っている人も多いはず。早速、おしゃれで簡単なソファーカバーの作り方についてご紹介していきます!
おしゃれで簡単な手作りソファーカバー:作り方①
裁縫道具を全部揃えておく
まずは手作りソファーカバーを作るのに、必要な裁縫道具を全部揃えてしまいましょう。 何も考えず、いきなり手作りし始めると、作っている途中で「ミシン針がなかった」「チャコペンが使えなくなってた」など慌ててしまうことになるからです。 落ち着いてゆっくり手作りソファーカバーを製作するためには、事前準備はが大切です。
必要な裁縫道具は?
手作りソファーカバーを作る際に必要な裁縫道具は大きく分け2つ。 ミシン、裁縫セットの2つがあれば、簡単におしゃれなソファーカバーを作ることができます。 裁縫セットの中身については、布切りばさみ、針、糸、チャコペン、メジャーの5つが入っていれば大丈夫。 裁縫セットの中を確認し、見当たらない物がある場合は、手芸ショップや100均で購入し揃えておきましょう!
おしゃれで簡単な手作りソファーカバー:作り方②
ソファーのサイズを測る
ソファーカバー作りに必要な裁縫道具が揃ったら、メジャーを使ってソファーのサイズを測っていきます。 複雑な形のソファーの場合は、パーツごとにサイズを測っていきましょう。 あまり神経質にならなくても大丈夫ですが、不安であればなるべく余裕を持ったサイズで作っていくと、小さすぎて合わなかったという失敗を防ぐことができますよ。
おしゃれで簡単な手作りソファーカバー:作り方③
型紙をつくる
布を図ったサイズに合わせて直接切ってもよいのですが、きれいに作りたければ型紙を作りましょう。 一番簡単な方法は新聞紙を使うこと。 1枚では足りないので、セロハンテープで新聞紙をくっつけ、型紙として使います。
シンプルな形のソファーであれば、メジャーでサイズを測ることができなくても、新聞紙をソファーに直接あてて型紙を作ることができますよ。 ソファーのパーツごとに型紙をつくる場合は、こちらのサイトを参考にして型紙を作ってみると良いでしょう。
おしゃれで簡単な手作りソファーカバー:作り方④
布を裁断する
型がとれたら、きれいに布を裁断していきます。 型に布を当てたまま切っていく方法もありますが、おすすめなのは、布へチャコペンなどで印をつけてから裁断する方法。 ひと手間かかりますが、布に印をつけてから裁断したほうが、綺麗に簡単に裁断することができますよ。
おしゃれで簡単な手作りソファーカバー:作り方⑤
ミシンで縫い合わせる
布を裁断し終わったら、あとはミシンでどんどん縫い合わせていくだけ。 ソファーカバーは基本的に直線が多いので、初心者でも簡単に縫い合わせていくことができます。
上手なソファーカバーの作り方のポイントは?
初めてソファーカバーを作る場合、本当に上手に作ることができるのか不安な人も多いと思います。 ということで、ソファーカバーの作り方に加え、上手に作るためのコツを2つほどアドバイス!
ソファーカバーの上手な作り方:コツ①
サイズは大きめにつくる
初めてソファーカバーを作る人に多い失敗がサイズ間違い。 きちんとメジャーで測ってたのに、カバーがソファーより小さくて入らなかったということがよくあります。 ソファーとジャストサイズのソファーカバーを作れるのが理想ですが、ぴったりのサイズというのはなかなか難しいもの。
サイズで失敗しないためには、メジャーで測るとき、多少余裕をもって大きめに測っておくことがポイントです。
ソファーカバーの上手な作り方:コツ②
直線以外は手縫い
基本的にソファーカバーは直線の部分が多いので、作り方は難しくありません。 ミシンをまっすぐ縫うことさえできれば、初心者でも上手なソファーカバーを作ることができます。 ただ、直線以外の箇所は気を付けてください。 直線と同じスピードでミシンで縫っていると、失敗してしまう可能性があります。
自信がない場合、直線以外は手縫いで縫うと安心ですよ。
もちろんミシンで縫ってもOK!
ソファーカバーで使いたい生地が分厚くて、どうしても手縫いが難しい場合、ミシンのスピードを一番遅くして、慎重に縫っていきましょう。 それだけでもだいぶ縫い間違いを防ぐことができます。 万が一失敗してしまっても大丈夫。 手間はかかってしまいますが、失敗した部分の糸をニッパーなどで切って取り除き、きれいに縫い直しましょう。
手作りソファーカバーを上手に被せるには?
せっかくおしゃれで綺麗なソファーカバーが完成したのに、座るたびにしわが寄ったり、頻繁に落ちてしまっては残念ですよね。 ソファーカバーがずれないようにする方法って一体どのようなものがあるのでしょうか。 そこで、手作りソファーカバーが完成したら、ぜひ試してみてほしい「ソファーカバーがずれない方法」についてまとめてみました。
ソファーカバーがずれない方法①
サスペンダーで固定
ソファーカバーの端同士をしっかり固定し、カバーがずれないようにします。 ソファーを傷つけず、簡単にずれないようにしたい人にはぴったりの方法。
ただ、長さの足りないサスペンダーを選んでしまうと、すぐにズレ落ちてきてしまうなど上手く使えないことがあります。 サスペンダーを買う場合は、事前にソファーの大きさを測り、長さに余裕があるものを選ぶようにしましょう。
ソファーカバーがずれない方法②
ピンで固定する
ソファーとソファーカバーをピンで留めて、ずれないようにする方法。 何か所も裏からしっかり留めておけば、そう簡単にはずれないというメリットがあります。 ただ、ソファに穴が開いてしまう点がデメリット。 ソファーを傷つけたくないという人には向いていないかもしれません。
また、小さい子供がいる家庭の場合、遊んでいる最中にピンが外れて刺さってしまった...なんてことになってしまうと危険なので、別のずれない方法を試したほうが良いでしょう。
ソファーカバーがずれない方法③
マジックテープでしっかり固定
ソファーカバーがずれない方法の中でも一番おすすめなのが、マジックテープで固定する方法。 マジックテープは、100均などで売られている裁縫用のもので大丈夫です。 なるべく大きめで、ソファーの色と似ているマジックテープを選びましょう。
粘着タイプのもの使っても良いのですが、より強度をアップさせたいのであれば、グルーガンなどで直接貼りつけることをおすすめします。 同じような色のマジックテープを選べば、それほど目立ちません。それに、この方法であれば、ちょっとのことではずれないので、とても便利で快適ですよ。
ソファーカバーがずれないと快適!
ソファーカバーがずれないようにしておくと、わざわざ綺麗になおすストレスもなくなりとても快適! 常に見た目がきれいなソファーだと、清潔感があり急な来客があっても慌てず対応することができますよね。 手作りしたソファーカバーがずれない方法を3つほどご紹介しましたが、自分にあった方法で試してみてください。
手作りソファーカバーにおすすめの生地
基本的にどんな生地でソファーカバーを作っても良いのですが、生地の質によっては手作り中や完成してから後悔してしまうこともあります。 あまりに薄い生地だと、すぐボロボロになってしまったり、反対に厚みがありすぎる生地だとミシンがうまく使えないということがあるのです。
では、一体手作りソファーカバーに最適に生地って、どんなものがあるのでしょうか。
生地①:「リネン」でソファーカバーを手作り
ナチュラルな雰囲気で、シンプルにおしゃれを楽しみたい人に人気が高いのがリネン生地。 汚れにくく吸水性も高いので、ソファーカバーを常に清潔な状態で維持することができます。 特に汗をかきやすい夏におすすめの生地です。
ただ、手作りする際は、裁断前に地直しをしていないと、丸洗いしたときに縮んでしまうので、注意しておきましょう。
生地②:「フリース」でソファーカバーを手作り
冬用のソファーカバーを作るのであれば、フリース素材がおすすめ。 適度な厚みがあってミシンも使いやすく、温かみがあり冬でも気持ちよくソファーで過ごすことができますよ。 色は赤やオレンジなどの暖色系を選ぶと良いでしょう。 部屋全体が落ち着いた雰囲気になりますし、見た目的にも暖かく感じます。
生地③「レザー」でソファーカバーを手作り
レザーでソファーカバーを手作りすると、高級感のある見た目に仕上がります。 さほど高い生地ではないのに、立派な見た目になるのがレザー生地の良いところ。 来客用のソファーカバーにぴったりです。 ただ、普通の生地より少し作り方の難易度は高め。 上手く縫い合わせないと、最後が大変なことになってしまいます。
まずは安い生地で練習し、自信をつけてからぜひチャレンジしてみてください。
リメイクで一から自作しても楽しい!
手芸屋さんで良い生地を購入してソファーカバーを作るのもいいですが、家に余っている生地や着なくなった服などを使って、一から自作リメイクしてみるのも楽しいですよ。 実際に、自作リメイクで作られたソファーカバーの作り方参考例を5つほど紹介していきます!
自作でリメイク:作り方の参考例①
着物でリメイク&自作
日本人といえば着物。 そんな着物を使った自作リメイクが最近じわりと流行っているって知っていましたか。 着物のリメイクといえば、小物ケースやスマホケースを作る人が多いですが、大きな着物であれば、全部使いきることはできませんよね。 そこでおすすめなのが、余った着物でソファーカバーを自作リメイクすること。
初心者には少し扱いが難しい生地ですが、上手く作ることができれば、和の雰囲気が漂う素敵なソファーカバーが完成しますよ。
作り方のポイント:丁寧に着物をほどく
ソファーカバーへリメイクするためには、まず着物の縫い目をほどいていく必要があります。 はさみやニッパーを使って、丁寧に糸を切っていきましょう。
しっかりと縫い合わせてある箇所無理やり糸を引きちぎってしまうと、せっかくの着物が破れてしまう恐れがあります。 なかなか根気のいる作業にはなりますが、焦らずゆっくり丁寧にほどいていきましょう。
自作でリメイク:作り方の参考例②
カーテンでリメイク&自作
「新しくカーテンを買ったら、サイズを間違えてた」なんてことありませんか。 間違えて買ったカーテンをほかの人に譲ったり、フリマアプリで売ってしまうのもアリですが、リメイクしてソファーカバーを自作してみるのもおすすめです。
作り方のポイント:裁断した箇所は三つ折りで縫う
カーテンを裁断したままの状態だと、端からボロボロほつれてしまいます。 なので、はさみで必要な長さに切ったら、端を三つ折りにしてミシンで縫っておきましょう。
自作でリメイク:作り方の参考例③
いらなくなった服でリメイク&自作
子供が大きくなってしまって、まだ着られるけど捨てたり他の人にあげるのも何だかさみしい...そんなときはソファーカバーへリメイクすると良いですよ。 子供も自分の服がリメイクされたソファーカバーを見たら、きっと喜ぶことでしょう。
リメイクされたソファーカバーを見るたびに、小さかった頃の昔話がはじまり、コミュニケーションのきっかけとなるかもしれません。
作り方のポイント:はぎれにして縫いつないでおく
ソファーカバーを作ろうと思えば、ある程度長さと幅がある布が必要になってきます。 なので、まずはいらなくなった服を集め、使えそうな部分だけはさみで切り取りはぎれを作りましょう。
そのあと、切り取ったはぎれ同士をミシンなで縫い合わせておきます。 そうすることで、大きな1枚の生地が出来上がるので、それを使ってソファーカバーを作っていくというわけです。
ソファーカバーでお部屋をコーディネート
ソファーカバーがあれば、簡単に部屋をコーディネートすることができます。 カラフルな子供服をリメイクして作ったソファーカバーでポップな雰囲気にしたり、黒や茶色、グレーなど暗色系で作ったソファーカバーで落ち着いた雰囲気にしたり...。
雰囲気の違うソファーカバーをいくつか作っておくと、着せ替えるだけで簡単に部屋のコーディネートを変えることができますよ。
ソファーカバでコーディネート:ナチュラル&シンプル
ソファーカバーだけでなく、クッションや絨毯なども白と緑で統一し、まるで森林浴をしているような気分になれそうなコーディネート。
面積が大きいソファーを白にして、クッションや小さいソファーを緑にすることによって、部屋全体のバランスが良く見えますよね。 ソファーの隣に観葉植物を置くことで、さらに部屋のおしゃれ感をアップさせることができます。
ソファーカバーでコーディネート:かわいく&カジュアル
チェック柄がかわいくて女の子らしいソファーカバー。 ソファーの上にのせてあるスヌーピーのぬいぐるみが、また良い味を雰囲気を出していますよね。
クッションにも柄が入っていますが、ソファーカバーに入っている色が入っているので、全然変ではありません。 柄と柄を合わせるときは、色を合わせることがポイントです。
ソファーカバーでコーディネート:カラフル&ポップ
子供が喜んでくれそうなポップでキュートなソファーカバー。 落ち込んでいるときでも、カラフルなソファーに座れば、何だか元気をもらえそうですよね。
手作りソファーカバーで模様替えを楽しもう!
模様替えといえば、カーテンや絨毯の色、家具の配置などを変える人が多いと思います。 しかし、わざわざ違う色のカーテンや絨毯を買えばお金がかかるし、家具を移動させるのは大変ですよね。 そこでおすすめなのが、手作りソファーカバーによる模様替え。
手作りやリメイクで簡単に雰囲気が変わる
ソファーカバーを変えるだけで、お部屋の雰囲気はがらりと変わります。 「ちょっとお部屋の模様替えをしたいな」と思ったときは、お気に入りの柄や色の生地を見つけて、ぜひソファーカバーを作ってみてくださいね!