ポケットティッシュケースの必要性
女性らしく見える
ポケットティッシュにケースやカバーを付けている人を、女性らしいと感じる人が多いです。街中や店などでもらうポケットティッシュには、会社名などが書いてあります。ケースやカバーを付けると、その会社名などが見えなくなるので、小さなことにも気を配っている人だと思われるのです。ハンドメイドのケースを使っていると、さらに女性らしい印象を持たれます。
子供は使いやすくなる
ポケットティッシュケースを使うと、バッグやポケットから出し入れがしやすくなります。通常、ポケットティッシュはビニール製の袋に入っているので、滑りやすいです。特に子供は、ポケットに入れていることが多いため、動き回るとポケットから滑り落ちてしまうことがあります。そのため、子供が保育園や幼稚園の入園の際に、毎日使うものの1つとして準備しなければいけないケースもあるようです。
手作りポケットティッシュケースに必要なもの
材料
ハンドメイドのポケットティッシュケースに必要なのは、生地や型紙、はさみや糸などの裁縫道具です。生地は、綿やキルティング、ラミネート生地など、さまざまなものが使えます。裏地用の生地は、薄手の生地にしてください。最近では、100均でもいろいろなデザインの生地が販売されていますが、生地を買わなくても、古着やハンカチなどをリメイクするのもおすすめです。
型紙について
ポケットティッシュのケースやカバーを作る時に、型紙は絶対に必要というわけではありません。ただ、型紙を作っておくと、同じポケットティッシュケースをすぐに作れます。特に子供用の場合は、すぐにぼろぼろになる可能性が高いので、型紙を作っておくと便利です。型紙は、ネットでダウンロードもできますが、ポケットティッシュケースのパーツは少なく、複雑ではないので、自分で計測して型紙を作っても構いません。
手縫いでも作れる
ポケットティッシュのケースやカバーは、手縫いでも簡単にハンドメイドできます。ミシンがあれば、簡単に早く手作りできますが、ポケットティッシュのケースやカバーは縫う場所が少ないので、手縫いでも十分に満足できるものを作れますよ。
ポケットティッシュケースの作り方講座
ポケットティッシュケースといっても、蓋なしのオーソドックスなものから、裏地付きや蓋付き、ポーチにもなるポケットティッシュケースまでデザインはさまざまです。また、携帯用だけではなく、家庭でボックスティッシュのように使えるケースもあります。これらは、すべて簡単に手作りできるのです。ここからは、さまざまなポケットティッシュのケースやカバーの作り方を紹介します。手縫いでもできるので、参考にしてください。
ポケットティッシュケースの作り方:蓋なし
簡単でシンプルなポケットティッシュケース
まずは、オーソドックスな蓋なしで裏地なしのポケットティッシュケースです。蓋なしのカバーは、大人も子供も使いやすく、手縫いでも簡単に手作りできるので覚えておくとよいでしょう。子供の初めてのハンドメイド作品としてもおすすめです。
作り方
蓋なしのポケットティッシュケースは、動画のように型紙通りに切って、折る場所や縫う場所を間違えなければ誰でも簡単に作れます。ポケットティッシュのサイズにもよりますが、ものさしやメジャーで、生地を30×20cmくらいの長方形に測って切れば、型紙がなくても構いません。
蓋なしポケットティッシュケースのアレンジ術
縫い目を見せたくない場合は、両端(ティッシュの取り出し部分)を1回折ってから縫い、さらに1回折って折り目をしっかりつけたら、そのまま上下部分を縫いましょう。裏地付きのケースを作りたい時には、同じ大きさの生地を2枚準備し、生地を外表で合わせてください。作り方は、裏地なしの動画の作り方と同じです。
ポケットティッシュケースの作り方:蓋付き①
蓋付きのポケットティッシュケース
続いては、蓋付きのポケットティッシュケースです。蓋なしのものは簡単ですが、バッグやポケットに入れると、ティッシュの取り出し口が何かに引っかかってしまい、ティッシュにほこりなどがつくこともあります。蓋付きのものであれば、取り出し口をふさいでくれるため、引っかかる心配がなく、衛生面でも安心です。ケースの裏面に安全ピンなどを付ければ、子供のズボンなどに付けることもできます。
作り方
蓋付きポケットティッシュケースは、74×15cmの生地を準備します。この蓋付きのケースの作り方のポイントは、山折りや谷折りなどの折り方を間違えないことです。型紙を準備する場合は、型紙に折る場所と折り方をちゃんと書いてください。型紙の印が間違っていたら台無しなので、しっかり確認をしましょう。
きれいに仕上げるコツ
蓋付きのポケットティッシュケースをきれいに仕上げるには、生地を折る時に、アイロンを使いましょう。生地を折る度に、アイロンでしっかり折り目を付けることで、折り目がずれることがなく、次に折る時も折りやすくなります。
ポケットティッシュケースの作り方:蓋付き②
ポケット&蓋付きポケットティッシュケース
こちらは、蓋付きでポケットが2個ついているポケットティッシュケースになります。ポケットティッシュのカバーとしてはもちろんですが、小物入れとしても使えるので、とても便利です。絆創膏や裁縫道具、ヘアゴム、ハンカチなどを入れておくと、女子力も高まりますよ。ハンカチとティッシュを一緒に入れられるケースなので、子供用としても最適です。
作り方
2個のポケットと蓋付きのポケットティッシュケースは、85×18cmの生地を準備してください。作り方は、蓋付き①で紹介したケースの作り方と同じです。ポケットが2個のケースの時も、折り方を間違えなければ簡単に手作りできます。
蓋付きポケットティッシュケースを手縫いする場合の注意点
蓋付きのケースも縫う場所は少ないので手縫いでも作れますが、上下の部分は生地が折り重なって厚みがあるので、強引に針を通そうとするとけがをする可能性があります。手縫いで針が通らない場合は、生地を変えたり、指ぬきを使ったりなど工夫してみましょう。
ポケットティッシュケースの作り方:リバーシブル
リバーシブルのポケットティッシュケース
両面を使えるリバーシブルのポケットティッシュケースです。ただ単に、裏地を付けるだけではなく、リバーシブルとして使えるようにするので、裏地を付ける作り方より、少しだけ作り方が複雑になります。蓋なしのケースですが、気分によって簡単にデザインを変えられるので、大人も子供も使うのが楽しくなりますよ。
作り方
リバーシブルのケースは、19×13.5cmの生地を2枚準備します。このケースの作り方のポイントは、裏返すための場所をちゃんと開けておくことです。蓋なしのケースに裏地を付けるだけなら、縫い代などを気にする必要はありませんが、リバーシブルにするには、縫い代が見えないようにしなければいけません。そのためには、折ったり縫ったりする場所を間違えないようにしましょう。
きれいに仕上げるコツ
リバーシブルのポケットティッシュケースをきれいに仕上げるためには、まち針やアイロンを使うのがおすすめです。ティッシュの取り出し部分を合わせて折る時に、まち針でずれないようにするだけでもよいのですが、アイロンでしっかり折り目を付けておくと、縫いやすくなります。
ポケットティッシュケースの作り方:ファスナー付き①
ファスナー付きポケットティッシュケース
こちらは、蓋なしですが、取り出し口にファスナーがついたポケットティッシュケースです。ファスナーを付けるのは、面倒くさいと感じるかもしれませんが、コツさえつかめば、簡単に手縫いでも付けられます。
作り方
材料は、15×11cmの生地を表地と裏地用で2枚ずつ、縫い代用の生地12×5cmを2枚、12cmのファスナーが1本です。ファスナー付きのケースの作り方の1番のポイントは、ファスナーの付け方です。ファスナーと表地や裏地を縫い合わせる時に、ファスナーの向きを間違えないようにしてください。
もっとシンプルに簡単に作るには
動画の作り方より、もっと簡単にハンドメイドしたい場合は、裏地なしにしたり、ケースの両端の縫い代部分の処理を変えたりすることで、簡単にハンドメイドできます。ケースの両端の縫い代部分の処理は、最初に紹介した蓋なしのケースの作り方と同じで、裏返して両端を縫うだけです。縫い代部分は、裏側に残りますが、ティッシュを入れれば見えないので、簡単に手作りしたい場合は、試してみてください。
ポケットティッシュケースの作り方:ファスナー付き②
ポーチ付きポケットティッシュケース
ファスナー付きとはいっても、取り出し口にではなく、ファスナーを付けて、ポケットティッシュカバー兼ポーチにできるタイプです。ポケットティッシュのカバーには蓋なしですが、ファスナーが付いてポーチとして使えるため、小物を入れても落ちにくいので、使いやすくなります。子供に持たせるポケットティッシュケースとしても最適です。
作り方
準備するものは、表地①15×16cmと②15×6cmを1枚ずつと裏地15×20cmを1枚、ファスナーです。ポーチ付きのポケットティッシュケースの場合も、ファスナーの付け方を間違えないようにすることがポイントです。最後に両端を縫う際は、ティッシュの取り出し部分をきれいに合わせて、まち針などでとめて、ずれないように縫いましょう。
接着芯は必要?
ファスナー付きのケースの作り方動画では、接着芯が使われていますが、接着芯を使わずに作っても構いません。接着芯は、生地を補強してくれる役割があり、型崩れを防いでくれます。綿などの薄手の生地であれば、接着芯を使うと扱いやすくなりますが、デニム生地などの厚手の生地は、あまり型崩れをすることもないので、生地によって使い分けるとよいでしょう。
ポケットティッシュケースの作り方:手ぬぐい
折るだけのポケットティッシュケース
こちらは、手ぬぐいで作るポケットティッシュケースです。ミシンで縫ったり手縫いをしたりする必要がなく、折っていくだけで作れます。ポケットと蓋付きで、折り方さえ間違えなければ、簡単にできるのでおすすめです。
作り方
手ぬぐいを使ったケースの作り方は、広げた手ぬぐいにポケットティッシュを置き、そのポケットティッシュに合わせて動画のように折っていくだけです。作り方のポイントは、手ぬぐいの表裏を間違えないことです。作り始めは、表面が下で裏面が上になります。そして、折り方を間違えないことも重要なポイントです。
きれいに仕上げるコツ
手ぬぐいでポケットティッシュケースを作る場合、手ぬぐいを折るたびに、アイロンなどで折り目をしっかり付けると、折りやすくなるだけでなく、きれいに仕上がります。また、手ぬぐいを差し込んだ部分を縫うと、外れにくくなり使いやすくなるので、手縫いで角の部分だけでも縫うとよいでしょう。
ポケットティッシュケースの作り方:かぎ針編み
かぎ針編みのポケットティッシュケース
ここからは、布製以外のポケットティッシュケースを紹介します。まずは、かぎ針編みで作るポケットティッシュケースです。かぎ針編み初心者の人でも、簡単に作れます。花やキャラクターのモチーフ、ボタンなどを付けると、子供も喜びますよ。
作り方
準備するものは、毛糸とかぎ針、毛糸用針です。かぎ針編みのポケットティッシュケースの作り方のポイントは、毛糸に合った号数のかぎ針を使うことです。毛糸の種類や太さによって、最適なかぎ針の号数が違います。毛糸に合わない号数のかぎ針で編むと、隙間があったり、隙間がなさすぎて固い仕上がりになったりするのです。最適な号数は、毛糸のラベルに記載してあるので、確認してください。
ポケットティッシュケースの作り方:折り紙
折り紙のポケットティッシュケース
実は、折り紙でもポケットティッシュケースを手作りできます。通常の折り紙より大きい、30×30cmくらいの折り紙が必要ですが、針を使わないので、子供と一緒に作れるのでおすすめです。折り紙以外にも、きれいな包装紙なども利用できます。ただ、紙なので、耐久性はありません。
作り方
折り紙を使ったケースの作り方は、動画を参考にして折るだけです。紙のサイズや表裏、折り目などを間違えなければ、きれいに仕上がります。
ポケットティッシュケースの作り方:箱タイプ①
ボックスティッシュケースを使ったポケットティッシュケース
続いては、ポケットティッシュを自宅でボックスティッシュのように使用できる箱型のケースです。ポケットティッシュは、携帯用として作られたものですが、必ずしも携帯して使う必要はありません。箱型のポケットティッシュケースは、100均などでも販売していますが、ボックスティッシュの空き箱を使えば、箱型のケースを簡単にハンドメイドできます。
作り方
ボックスティッシュの空き箱を利用したケースの作り方のポイントは、ポケットティッシュのサイズに合わせて切ることです。大きすぎるとティッシュを取り出しにくくなり、小さすぎるとティッシュが入らなくなるので、気を付けましょう。
ポケットティッシュケースの作り方:箱タイプ②
牛乳パックを使ったポケットティッシュケース
こちらも、箱タイプのポケットティッシュケースです。牛乳パックをポケットティッシュのサイズに合わせて切るだけなので、とても簡単に作れます。
作り方
牛乳パックの横の部分を斜めに切る時には、切りすぎないように注意しましょう。切りすぎると、ティッシュの取り出し部分が広くなりすぎてバランスが悪くなってしまいます。ケースの左右の上部とティッシュの取り出し部分が、それぞれ3分の1ずつくらいの長さにするとよいでしょう。
箱タイプのポケットティッシュケースのアレンジ術
ボックスティッシュの空き箱や牛乳パックでポケットティッシュケースを作る場合は、好きなデザインの紙やリメイクシートなどを貼ると、オリジナルのケースを作れます。マスキングテープや生地を貼り付けるのも、おすすめです。
まとめ
ポケットティッシュにケースやカバーを付けると、使いやすくなり、見た目もよくなります。どのタイプのケースやカバーも、簡単に手作りできるので、参考にしてみてください。お好みの生地や紙で、世界に1つだけのポケットティッシュケースを作りましょう。
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