検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

焼き芋の美味しい焼き方は?焚き火、石焼、炭火?焼き芋の作り方とコツを解説!

焼き芋の美味しい焼き方をご存知でしょうか?焼き芋は焚き火や石焼き、炭火で焼く方法などがありますが、それぞれに良さがあり、またコツもあります。今回はそんな焼き芋の美味しい焼き方のコツと、焚き火など、それぞれの焼き方をご紹介していきます!
更新: 2023年9月29日
T・S
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

焼き芋の美味しい焼き方は焚き火、石焼き、炭火?

季節が秋時期に入ってきますとやりたくなるのが焼き芋ですよね。憧れはあるものの、「漫画のように落ち葉を集めて焼くなんて、どうやってやればいいの?」と考えている方が沢山いるようです。

焼き方は実はいろいろあり、必ずしも枯葉を集めてやらなければならない訳ではありません。今回はそんな、焼き芋の焼き方のコツや、さまざまな焼き方をご紹介していきます!焼き芋を作って、秋冬時期を楽しんでいきましょう!

焼き芋について

さつまいもは栄養豊富!

使うサツマイモについてまずは知っていきましょう!サツマイモは古くから食べられている、とても栄養価の高い食べ物です。

主に炭水化物で構成されているのですが、他にもビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食品で、お米と比較しても非常に優れた食べ物だと言えます。

ただし、100gあたりのカロリーは約130キロカロリー程ありますので、低カロリーという訳ではありません。食べ過ぎには注意して下さいね。

どのような芋を使う?

美味しく作る上で大切になるのが、「どのサツマイモを使うのか?」ということです。主にサツマイモは2種類に分けることができ、ねっとり系とほくほく系に分かれます。

ねっとり系と言えば紅はるかは安納芋、ほくほく系と言えば紅あずまや鳴門金時などですね。それぞれに色合いが違ったり、雨みにも差がありますので、是非いろいろ試してみましょう。

どれが美味しいと感じるかは人それぞれですが、甘いのが好きな方は安納芋がおすすめです。

美味しい焼き芋の焼き方には共通点がある

やり方はそれぞれありますが、どのやり方にも共通するコツとして、「温度は70度、水分を抜くように焼くこと」があります。サツマイモにはショ糖が含まれているのですが、この糖が焼くことで変化し、甘みが出ます。

大体60度くらいから変化していくのですが、70度を上回ってくると上手く変化しないので、温度を高くしすぎないことがコツになるのです。また、水分が高い状態だと美味しく感じられないので、上手く水分を抜くこともコツです。

場所にも注意

はじめて野外で作る際にネックになるのが場所ですよね。野外ですると言っても、どこで行えばいいのか分からない方が多いようです。おすすめの場所は、バーベキューが出来る場所ですね。

バーベキューが出来る公園や、バーベキューが出来る海辺などで行えば誰にも迷惑をかけません。逆に、普通の公園は火を使うことを禁止している場合がほとんどですのでご注意下さい。自宅のお庭で、しっかり管理した上でやるのも良いですね。

炭火での焼き芋の作り方①

炭火焼き芋①用意するもの

まずは炭火のやり方からいきましょう!炭火焼き芋をする際に必要なのは、焚き火台とトング、網、アルミホイルです。炭はホームセンターなどでお安く販売されていますので、購入も気軽でいいですよね。

また、燃えすぎることも無いので安心です。焚き火台とは、上記画像のような道具で、こちらもホームセンターなどで購入出来ますので持っておきましょう。トングはどのようなものでも構いませんが、ある程度長さがあった方が作業が楽です。


炭火焼き芋②熾火にする

まずは火の用意からしていきましょう。焼き芋のイメージは、「火の中にサツマイモを入れて焼いていく」というイメージかもしれませんが、実際は違います。

画像のような炭の状態を「熾火(おきび)」と言い、火が燃え上がっている状態ではなく、炭が白くなっている、火が落ち着いた状態が適切なのです。

火が高く燃え上がっている状態で焼くと焦げてしまいますので、火をつけて、熾火状態になるまで待ちましょう。

炭火での焼き芋の作り方②

炭火焼き芋③アルミホイルで芋を包む

炭で熾火を作っている間に、サツマイモの準備をしましょう。サツマイモを美味しく焼くには、水分を飛ばすのがコツと先述しましたが、実際に焼く時はサツマイモを濡らします。

水で濡らしておくことで蒸気が発生し、より熱が通りやすくなるのです。濡らしたサツマイモをアルミホイルに巻いたら準備完了。

アルミホイルは一回りで構いませんが、はじめてやる際、具合が心配であれば2重でも構いません。また、アルミホイルに巻く前に濡らした新聞紙で巻くと更に美味しくなります。

炭火焼き芋④アルミホイル越しに焼いていく

熾火状態になった炭の上に網を置いて、アルミホイル越しに焼いていきましょう。この時注意したいのが、置く場所です。炭の熱が集中する真ん中ですと、温度が高すぎて失敗してしまうことがあります。

ですので、網のはじの方に置いて、遠赤外線の地からでじっくり焼いていきましょう。大体30~45分ほどで焼けます。15分を目安に転がして、全体に万遍なく火が通るよう管理して下さい。30分経ったら様子を見て、まだであれば更に15分焼きましょう。

焚き火での焼き芋の作り方①

焚き火焼き芋①用意するもの

次は焚き火で焼き芋を作ってみましょう!焚き火で作る際は、キッチンペーパー(新聞紙でも可)、木材(流木や小枝)、枯葉、焚き火台(もしくは一斗缶)、トングを用意します。

特に炭火焼きの時と用意するものは変わらないのですが、材料がポイントですよね。お庭にたまった枯葉を使用出来ますので、漫画のように、お掃除した後に作ることが出来ます。

キャンプ場にも枯葉や小枝が沢山落ちていますし、海辺であれば乾いた流木がありますので、現地調達出来るのが嬉しいところです。ただ、地面に直に焚き火をする事を禁止している場所もあるので、あらかじめ下調べをして必要なら焚き火台を用意していきましょう。

焚き火焼き芋②火を作る

用意が完了したら火を作っていきましょう。焚き火台があれば、焚き火台に木材や枯葉を入れて火をつけましょう。焚き火台を使わない場合は、地面に薪を敷いてクッションを作ってから材料を重ねます。

その上に木材や枯葉を置いて火をつけましょう。火は炭火と同じく、熾火状態を作ります。火に直接サツマイモをあてる分けではなく、しっかり燃やしてたまった灰を使っていく感じですので、ある程度の量になるまで材料を入れて下さいね。

焚き火での焼き芋の作り方②

焚き火焼き芋③アルミホイルを巻く

次にサツマイモの準備です。網を使う場合は炭火と同じやり方で大丈夫ですが、網を使わずに焼いていく場合は、アルミホイルをしっかり巻きましょう。

アルミホイルの巻き数が少ないと直接火があたってしまう場合がありますので、5周くらい巻いておくと安心ですね。また、キッチンペーパーや新聞紙で先にサツマイモを包み、キッチンペーパーごと水にドボンと入れてから巻くことで、しっとりして甘い焼き芋が出来上がります。


焚き火焼き芋④火力と大きさで調整

木や枯葉で作った熾火の上に、しっかりアルミホイルで巻いたサツマイモを置いて焼いていきましょう。先に灰を沢山作ってあるはずですので、その灰の中に埋めるようにしてサツマイモを入れます。

火を直接当てるというより、灰越しに熱を当てていく感じですね。じっくり火が伝わっていきますので、炭火で網の上で焼くよりも時間がかかってしまいますが、趣があって楽しいやり方です。こちらも15分毎に様子を見ながら焼いていきましょう。

石焼き芋の作り方①

石焼き芋①用意するもの

次は石焼き芋のやり方です。用意するものはお鍋と炭火(焚き火でも可)と石。石は河原にある石でも構いませんが、出来れば市販の玉砂利や大磯砂などの石を使用すると良いですね。丸石系は遠赤外線が出ますので、より美味しく出来上がります。

石焼き芋屋さんが使っているような玉砂利は、ホームセンターなどでも販売していますのでチェックしてみて下さい。鍋はある程度サイズがあるもので、かつ蓋付きのものを選びましょう。

石焼き芋②石を入れて並べる

用意が出来たら、鍋に石を敷き詰めます。石の上に直接サツマイモを置きますので、先に石は洗っておきましょう。石を敷き詰めたら、サツマイモを並べていきましょう。

個数が多いほど時間がかかってしまいますが、気にせず敷き詰めて構いません。重ならないようにだけ注意して下さい。サツマイモだけじゃなく、画像のように栗を入れるのも良いですね。他にも焼いてみたい食材があれば、一緒に入れて焼いてみましょう。

石焼き芋の作り方②

石焼き芋③中火にして温めていく

準備が出来たら火をつけ、中火くらいに調整します。火が熱すぎると温度が上がりすぎる可能性がありますので、石をじっくり温めていくようにして下さい。石が温まるまで時間がかかりますので、1時間ほど時間がかかってしまうやり方です。

その代わり、石焼きは非常に美味しく仕上がります。温めるのには時間がかかりますが、火がついている間は危険ですので、放置しすぎず、しっかり見張るようにしましょう。

石焼き芋④様子を見て完成

石が温まれば次第に焼けていきますので、様子を見て、火が通れば完成です。アルミホイルを巻かないので、様子が分かりやすいのが良いですよね。串を通してみて、すんなり通れば食べごろです。

因みに、このやり方は鍋を使いますので、炭火や焚き火でなくとも、コンロなどで作ることも出来ます。野外で作る際、携帯コンロを持っていけば気軽に作ることが出来ますのでおすすめですね。より野外っぽさを楽しみたい方は炭火・焚き火で楽しみましょう。

焼き芋のやり方に関するTwitter

焼き方・焼き時間に注意


こちらは焼きすぎて焼き芋が半分炭化してしまったことが書かれています。焼き芋で一番難しいのは、火加減と焼き時間ですよね。火力が強すぎると一気に焦げてしまうことがありますので、なるべくじっくり焼くようにしましょう。

網の上で焼く場合は端に寄せ、熱くなりそうであればアルミホイルの巻き数を増やすなど工夫すると良いですね。

ダッチオーブンで焼き芋

こちらはダッチオーブンで焼き芋を作った様子が紹介されています。野外・アウトドアで活躍するダッチオーブンは、多くの方が持っている便利アイテムですよね。

ダッチオーブンでも焼き芋は作れますので、他のやり方と同様の手順で作ってみましょう。ただし、水分が上手く飛ばないことがありますので、甘みのある芋を使用し、なるべく水分が飛ぶように工夫しましょう。

まとめ:焚き火、炭火、石焼きでの作り方

今回の「焼き芋の美味しい焼き方は?焚き火、石焼、炭火?焼き芋の作り方とコツを解説!」はいかがでしたでしょうか?サツマイモの概要から、野外で行う際の注意点、それぞれの美味しい焼き方を解説させて頂きましたが、今すぐ作ってみたくなりましたよね。

台を使わず作ることも可能ですが、焚き火台を購入しておけばより簡単に作ることが出来ますのでおすすめです。野外で作る際は、火に十分気を付けて楽しんで下さいね!

焼き芋が気になる方はこちらもチェック!

今回は野外で焼き芋を作る方法について解説させて頂きましたが、他にも野外・アウトドアでの食事に関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。