釣りでも人気な「シマダイ」とは?その釣り方と美味しい食べ方をご紹介!のイメージ

釣りでも人気な「シマダイ」とは?その釣り方と美味しい食べ方をご紹介!

釣り人に人気な魚「シマダイ」をご存知でしょうか?しましまの体が特徴的なシマダイですが、本当の名前や詳しい生態を知っている方は少ないようです。今回はそんなシマダイの特徴や生態、味や旬、釣り方や美味しい食べ方などを詳しくご紹介していきます!

2019年02月19日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. シマダイとは?
  2. シマダイの特徴
  3. シマダイの生態
  4. シマダイの味と旬
  5. シマダイの釣り方①
  6. シマダイの釣り方②
  7. シマダイの食べ方・さばき方
  8. シマダイの料理レシピ①生食
  9. シマダイの料理レシピ②熱調理
  10. まとめ:シマダイとは?

シマダイとは?

シマダイとは、スズキ目イシダイ科に分類される魚の一種です。釣りをしている方にはお馴染みの魚ですよね。非常に釣りごたえがありますので人気があります。そんなシマダイは食べても美味しい魚なのですが、ご家庭ではあまり馴染みが無い様子。スーパーなどでも販売されているのですが、あまり一般的な感覚は無いかもしれません。今回はそんなシマダイの特徴や生態、味や旬、釣り方や美味しい食べ方などをご紹介していきます!

シマダイの特徴

シマダイとは?

シマダイとは、イシダイの若魚の間の呼び方です。ですので、シマダイというのは正式な名称ではありません。イシダイが20㎝程度の大きさの時にシマダイと呼ぶことがあり、またサンバソウと呼ぶこともありますね。成長すると50㎝程度にまで大きくなる魚であり、稀に70㎝程度まで成長することもあります。アゴがわずかに前に突き出ており、口が頑丈なのも特徴。成長するとしま模様が少し変わっていくのもポイントです。

シマダイの名前の由来

シマダイはその名の通り、しま模様があるので付けられた名称です。なぜ20㎝程度の大きさの時にその名称で呼ばれるかと言いますと、実は成長するに従って黒いしま模様が薄れていくからなのです。若い間の方がよりしっかりと黒いしま模様が出るのですね。大きくなると、黒いしま模様ではなく、灰色のしま模様に変わっていきます。また、成魚になるにつれ口の周りが黒くなるため、クチグロと呼ばれることもありますね。

シマダイの地方名

地方名が沢山ある魚で、ハス、タカバ、ガダイ、ナベワリ、クロクチなど、ちょっと覚えにくい名前で地方ごとに呼ばれています。全てを覚えようとすると大変ですので、お住まいの地方の呼び方だけ知っておくと良いかもしれませんね。ただ、釣り人の間ではほとんどイシダイやサンバソウ、シマダイと呼ばれていますので、無理に覚えても使う機会はあまりないかもしれません。因みに、英語では「Striped beakfish」と呼びます。

シマダイの豆知識

シマダイの同類の魚で「イシガキダイ」という魚がいるのですが、このイシガキダイと交雑してしまうことがたまにあります。交雑した個体はナガサキイシダイやイシガキイシダイ、キンダイなどと呼ばれており、稀に漁獲されたり釣れたりすることがあります。この交雑種は子孫を残しませんので学名も付けられておらず、ただの雑種扱いとなっていますね。上記画像がその雑種個体です。しま模様がありますが、シマダイとは違う雰囲気がありますよね。

シマダイの生態

シマダイの生息分布と産地

シマダイは北海道以南の海に広く生息しており、日本各地で見られる魚。主に、暖流に面した浅い海を泳いでいます。日本以外では、韓国や台湾、ハワイ付近なども泳いでいますね。ただ、ハワイでは数が少ないようです。暖かい地方ほど漁獲量が多く、西日本沿岸でよく漁獲されています。特に大きな個体となると、九州や四国などでよく獲れるようです。普段は岩陰や洞窟に潜んでいるのですが、好奇心が強く、ダイビングをしているとつついてくることもある魚です。

シマダイの産卵期と成長

産卵期は春からで、4月~7月に産卵すると言われています。産卵する卵は分離浮性卵という形態で、稚魚が孵化すると流木などにくっついて海を漂流し、小動物やプランクトンを食べながら成長。ある程度大きくなると肉食に変わっていき、甲殻類や貝などを捕食するようになります。因みに、非常に強い歯・顎を持っており、貝の殻も嚙み砕いて食べてしまうため、石のような顎を持つ魚=イシダイと名付けられたと言われています。

シマダイの味と旬

シマダイの味は?

美しい血合いを持った白い身をしており、大きくなりすぎてない個体が美味とされています。大体40㎝を超えると味が落ちてくると言われていますので、シマダイの間は美味ということですね。皮目に若干の磯臭さがあると言われますが、鮮度の良いものはむしろ香ばしい香りとして評価されます。鮮度の良い個体は筋肉がしっかりと締まっているのも特徴ですね。ウロコが取りやすい魚ですので、調理が簡単なのもポイントです。

シマダイの旬は?

旬は寒い時期と言われており、秋以降から脂が乗りはじめ、旬真っ只中の冬になると最も美味しくなると言われています。しかし、実は旬の時期は諸説あり、夏が旬と本に書かれることも。しかし、産卵期が春~初夏ですので、産卵後は味が落ちるのが通常の流れであることを考えますと、やはり旬は秋以降、冬時期が美味しくなります。実際に食べても、旬である冬の時期のものは美味しいので、寒い時期が旬だと考えておくと良いでしょう。

シマダイの栄養と効果は?

特に変わった栄養・効果はありませんが、魚ですので良質なタンパク質を沢山摂取することが出来ます。魚特有の不飽和脂肪酸であるDHAやEPAはも摂取出来ますし、ビタミン類やカリウムなども摂取出来ます。これらの栄養は体だけでなく脳にも良いことが分かっていますので、老若男女問わず、積極的に食べていきたいですね。骨を丈夫にするビタミンDが入っているのと、老化予防に効果があるとされるビタミンEが入っているのが嬉しいポイントです。

シマダイの大型魚はシガテラ中毒の可能性も

シガテラ中毒という言葉を聞いたことがある方は少ないかもしれません。これは大きな魚が持っていることがある、シガテラ毒により起こる中毒で、食べると病院治療を受けなければならない事態になることがあります。シガテラ毒を魚が元々持っている訳ではなく、食物連鎖の中で体内に蓄積されてしまうのです。シマダイサイズの頃は心配ありませんが、40㎝以上の大きさになってくると蓄積されている可能性があるのでご注意下さい。

シマダイの釣り方①

シマダイ釣りの時期と場所

北海道以南の日本各地を泳いでいますので、どこでも釣れるのが嬉しいですよね。特によく泳いでいるのが西日本の、浅い岩礁地帯です。沢山釣りたい方は西日本に足を運びましょう!春~夏が産卵期となっており、この時期は釣りやすいとされています。適温は18~24度。釣る時は、テトラポッド周辺などの、身を隠せる場所を狙うのがおすすめです。シマダイは隠れて過ごす習性がありますので、隠れていそうな場所を狙いましょう!

シマダイ釣りの方法

よく行われる釣り方は2通りあり、前打ち釣りかぶっこみ釣りでの釣り方で狙っていきます。前内釣りとは、駆け上がりと呼ばれる魚の通り道を攻める釣り方です。ぶっこみ釣りは浮きなどを使わずに、針とおもりをポイントに投げて待つだけの簡単な釣り方。投げて待つ(ぶっこむ)だけですので、初心者にもおすすめの釣り方ですね。前打ち釣りは攻めの釣りですので、はじめてシマダイ釣りをする方はぶっこみから始めてみましょう!

シマダイの釣り方②

シマダイ釣りのタックル・仕掛け

ぶっこみ釣りで狙う場合の仕掛け等は、5m程度のイシダイザオを使用し、リールは中型の両軸リールを用意。ミチイトはナイロンの20号前後で、クレンサルカンを使用、針はイシダイバリの16号前後を使用します。ただ、専用に仕掛けを用意しなくても外道で釣れることがありますので、他の魚に合わせた仕掛けでチャレンジしても良いかもしれません。仕掛けの餌はガンガゼ・ウニ・サザエ・貝・ヤドカリなどが定番となっています。

シマダイ釣りのコツ

仕掛けを投入したらじっくりと待ちましょう。仕掛けを出来るだけ潜んでいそうな場所に投入したいですね。ある程度待っても釣れないようであれば、粘らずに横移動していき、隠れている場所を探します。風が強い日は釣りにくいので、出来れば強くない日に釣りたいですね。寒い日は食いつきが悪くなるので、気温も大切です。前アタリが来ても焦らず、糸を送り込み、本アタリが来たらアワセて一気に釣り上げましょう。

シマダイの食べ方・さばき方

食べ方・さばき方動画

こちらの動画では、シマダイ(イシダイ)の捌き方を解説しています。まずはウロコを取っていきましょう。動画で使われているようなウロコ取りがあると簡単です。胸鰭と腹鰭に沿うようして頭部を落とします。尻から包丁を入れてお腹を開き、内蔵を取り出しましょう。中の血合い部分に包丁を入れて水洗いをし、一旦水気を拭き取ります。あとは骨に沿って包丁を入れていき、3枚おろしの状態にしましょう。

美味しいシマダイの選び方

シマダイをスーパーで購入する際は、まず目をみましょう。新鮮な魚は目が澄んでおり、鮮度が落ちるにつれ目が濁っていきます。また、エラが綺麗な赤色をしているほど新鮮です。シマダイは鮮度が大切な魚で、鮮度が落ちるほど磯臭さが増してしまいます。なるべく新鮮なものを選びましょう。

シマダイの料理レシピ①生食

調理・料理レシピ①刺身

おすすめの調理・料理レシピ1個目は「刺身」です。新鮮なものが手に入った際は、まずは刺身にしていただきましょう!鮮度が良いものは食感が良く、臭みも少ないので食べやすいですね。刺身で食べると甘みをダイレクトに感じられます。大きな個体よりも小さめの個体の方が刺身にした際は美味ですので、シマダイはぜひ刺身にしてみて下さい。ただ、大型の方が脂が乗っていますので、大型の方が好みな方も多いようです。

調理・料理レシピ②カルパッチョ

おすすめの調理・料理レシピ2個目は「カルパッチョ」です。刺身よりも薄く切って、お皿に盛り付け、ニンニク風味+オリーブオイル+振り塩で味付けをすれば完成です。周りには彩り・香りの良い野菜を並べていただきましょう。見た目が非常に良いので、ちょっとしたパーティーなどにも良いですよね。

シマダイの料理レシピ②熱調理

調理・料理レシピ③塩焼き

おすすめの調理・料理レシピ3個目は「塩焼き」です。塩焼きは定番料理ですので外れが無く、安心して食べられます。大きな個体でも小さな個体でも美味しく食べられるのが嬉しいポイントですね。新鮮なものなら大丈夫なのですが、鮮度が落ちたものは、塩焼きにした際に塩臭さが出ることがあります。なるべく鮮度の良いものを塩焼きにしましょう!

調理・料理レシピ④煮つけ

おすすめの調理・料理レシピ4個目は「煮つけ」です。煮つけは間違いなく美味しく食べられる定番料理方法ですよね。お酒・醬油・みりん・お砂糖などでしっかり煮つけていただきましょう。内蔵をとるところまで下処理をして、身に切り目を入れて煮つけるだけですので、調理が簡単なのも嬉しいポイントです。

まとめ:シマダイとは?

今回の「釣りでも人気な「シマダイ」とは?その釣り方と美味しい食べ方をご紹介!」はいかがでしたでしょうか?特徴や生態、味や旬、釣り方や食べ方まで、全般的に解説させて頂きましたが、今すぐ食べたくなりましたよね!釣りをされる方であれば新鮮な個体が手に入りますので、ぜひお刺身にして食べてみて下さい。これから釣りを始める方も、ぶっこみ釣りであれば簡単ですのでチャレンジしてみましょう!

シマダイが気になる方はこちらもチェック!

今回はシマダイについて解説させて頂きましたが、他にも魚・釣りに関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。

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