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アメリカの治安ってどう?治安の悪い地域10選と旅行時の注意点をご紹介!

海外旅行をはじめ、留学やビジネスなど多くのの日本人が毎年アメリカへ入国しています。アメリカはとても広い国ですので都市や場所によって治安の良い悪いが異なるようです。そこで今回はアメリカの中で特に治安の悪い地域や観光旅行に行くときに注意すべきポイントを解説します。
2020年8月27日
くるみぱん
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アメリカは治安が良い?悪い?旅行時の注意点とは

日本人に人気の観光国アメリカですが、アメリカは治安が良いのでしょうか。悪いのでしょうか。アメリカはとても広いので都市や場所によって治安の良い悪いに差があるようです。
そこで今回はアメリカの中でも治安の悪いエリアと比較的良いとされるエリアをご紹介しながら、アメリカに日本人が観光旅行へ行く際に気を付けるべき注意点についてご紹介します。

アメリカの基本情報

アメリカ合衆国の概要

アメリカは正式名称を「アメリカ合衆国」と言います。英語では、United States of Americaとなり略してUSAと呼ばれることも多いです。
アメリカ合衆国は50の州から成る国で、面積は約985万平方キロメートルと世界第3位、人口は約3億1,700万人で世界第3位となっています。
公用語は英語で、宗教はユダヤ教徒とキリスト教徒が最も多いと言われています。

アメリカの世界的な位置づけ

アメリカには数多くの民族が住んでいて、それぞれの文化が融合する多民族国家です。そのため、都市や地域など場所によって全く生活習慣が異なることもあります。
また、アメリカは資源大国であり、かつ世界最大の経済国であります。そのため、政治的にも文化的にも世界中に影響を及ぼす国でもあります。

日本人観光客は多い?

アメリカ合衆国は国土がとても広く、場所によってさまざまな見所や観光名所がある観光大国でもあります。そんなアメリカに日本人はどれくらい訪れているのでしょうか。
統計データによると、1年間でアメリカ合衆国を訪れた日本人の数は約360万人とかなり多くなっています。日本人が最も多く訪れるのはハワイ州という統計があります。

アメリカで多い犯罪は?

日本人は犯罪に巻き込まれやすい

アメリカと言うと銃社会なので銃犯罪をイメージしがちですが、アメリカ国内で銃の危険にさらされることは稀です。それよりももっと気を付けるべき犯罪はほかにあります。
そもそも日本人は他国民と比較してセキュリティ意識が低いことで知られています。これは日本がかなり安全な国であるため、外の世界は危険であるということを忘れがちなためです。
よって日本人であることは旅行で危険な犯罪に合いやすいと自覚しておきましょう。

日本人観光客が気を付けるべき危険な犯罪

日本人がアメリカ旅行中や観光中に気を付けるべき犯罪は、スリ、置き引き、車上荒らしです。スリや置き引きは観光名所など人の多い都市や場所に多く出没します。自分の荷物からは目を離さないよう、特に貴重品は肌身離さず持っておくようにしましょう。

アメリカで治安の悪い地域①

デトロイト

それではさっそくアメリカ国内で特に治安が悪い都市や場所をご紹介したいと思います。
アメリカ国内で最も治安が悪いと言われている危険な場所は、ミシガン州のデトロイトです。アメリカで治安の悪い都市ランキングでもダントツで第一位になるのがデトロイトで、この都市の犯罪率の高さはとても異常です。
殺人や発砲事件など粗暴犯罪が多く、一言でいうとデトロイトへ観光旅行に行くのはおすすめできません。ただし、日系企業の集まっている郊外であれば中心部よりもやや治安は良いとされています。

アメリカで治安の悪い地域②

セントルイス

続いてご紹介するアメリカ国内で治安が悪い都市はミズーリ州セントルイスです。セントルイスはアメリカの中で殺人発生率が最も高い都市です。治安の悪いエリアと良いエリアが混在していて、土地勘のない観光客にはとても危険な場所です。
特に最近では白人警官が黒人を射殺した事件があり、大規模なデモが行われたりしてさらに治安が悪化しているようです。

アメリカで治安の悪い地域③

オークランド

続いてご紹介するアメリカで治安が悪いと言われているのはオークランドです。オークランドはカリフォルニア州にある都市で、最近ではおしゃれで洗練された街として人気を呼んでいるようですが、実は強盗がかなり多発しているエリアでもあります。
ギャング集団も多く、薬物取引もさかんな危険な都市だと言われています。


アメリカで治安の悪い地域④

メンフィス

アメリカ国内でギャングによる脅威にさらされている治安の悪い都市と言えば、テネシー州メンフィスです。メンフィスには180を超えるギャンググループと、およそ8,500人のメンバーがいると言われており、これが犯罪の件数が他の都市と比較して多い原因とも言われています。
昼間でも女性が一人で歩くのは危険だとされていますので、メンフィスには近づかないほうが無難です。

アメリカで治安の悪い地域⑤

ボルチモア

アメリカで治安が悪いと言われる都市として次に挙げるのはメリーランド州のボルチモアです。ボルチモアと言う場所はかつて輸出業で栄えていた都市ですが、1960年代を境に産業が衰退し、それと当時にスラム街が生まれ治安が悪化していきました。
郊外には大型ショッピングモールなどができて、やや治安や経済が回復しているものの、依然として中心街ではデモや暴動が頻発していてとても危険なエリアです。

アメリカで治安の悪い地域⑥

クリーブランド

6番目にご紹介するアメリカで治安が悪い都市は、オハイオ州のクリーブランドです。クリーブランドには世界的にも有名なケース・ウェスタン・リザーブ大学という大学もあるのですが、こちらからやや離れたダウンタウンにはギャングが数多く存在していて、薬物売買や傷害事件などが多発しています。
大学周辺は比較的安全とされていますが、あまり観光はおすすめできませんので近づかないことをおすすめします。

アメリカで治安の悪い地域⑦

ミルウォーキー

アメリカで暴行事件が特に多く発生している治安の悪い都市と言えば、ウィスコンシン州のミルウォーキーです。ミルウォーキーには、食品業や機械工業などといった産業があり、比較的栄えている港町ではありますが、スラム街がありそこにはアフリカ系アメリカ人が住んでおり、貧困が原因となる犯罪の温床となっているようです。
またギャングの数も多く、犯罪件数はアメリカでもトップ10に入っています。

アメリカで治安の悪い地域⑧

アトランタ

オリンピックが開催されたことでも有名なアトランタも意外とアメリカ国内では治安が悪いエリアであると言われています。アトランタはジョージア州にある都市で、ここ10年ほどは犯罪率が減少しやや治安が回復しているものの、まだまだアメリカ全土の平均値と比較すると犯罪件数は多いようです。
アトランタは大企業がある栄えた都市であるものの、失業率や貧困率が高いため、貧しい暮らしをしているスラム街人たちを中心に犯罪が多いようです。

アメリカで治安の悪い地域⑨

カンザスシティ

アメリカで治安の悪い都市として続いて挙げられるのは、ミズーリ州のカンザスシティです。カンザスシティの治安は20世紀に入ったころから悪化しました。これはギャングが街を支配し始めたからであり、薬物取引の横行や暴行事件、違法ナイトクラブの営業などが多発していました。
ここ最近は警察によるマフィアの一掃で犯罪率は下がって、さらに郊外に富裕層が移り住んできたこともあって治安が改善してきたものの、まだまだ中心街では危険なエリアも多く残っているようです。

アメリカで治安の悪い地域⑩

インディアナポリス

ここ最近治安が悪化し犯罪件数が急増しているのが、インディアナ州のインディアナポリスです。インディアナポリスはインディアナ州の中心地にある都市で、経済と文化の中心地ですが、若いアフリカ系アメリカ人を中心に犯罪やトラブルが多く起こっています。
特にダウンタウンには危険な場所が多いのでむやみに近づかないようにしましょう。

アメリカにも治安が良いエリアはある?


アメリカにも治安が良い都市はある

ここまで10か所ほど、アメリカ国内でできれば近づかないほうが良い危険な治安の悪い都市や場所をご紹介してきました。こうしてみると、治安が悪い場所と言うのはアメリカ国内に点在しているようです。ではアメリカに治安の良いところはないのでしょうか。
広いアメリカには治安が悪いと言われる場所もあれば、比較的良い場所もあります。もし、アメリカに観光旅行を考えているのであれば、そのような安全な治安の都市を選択しましょう。

アメリカで治安が良いとされる都市や地域

アメリカにも治安が比較的良いとされている都市や地域があるようですが、具体的にはどのようなところなのでしょうか。
アメリカで治安が良いとされている都市や地域は、基本的に国内外からたくさんの人が集まる大都市です。大都市は犯罪が多いイメージですので意外かもしれませんが、たくさんの人が集まっているからこそ警察や行政の機関がしっかりと機能しており、治安の維持につながっています。
次の章からは、アメリカで治安が比較的良いと言われている地域や都市を具体的にご紹介します。

アメリカで治安の比較的良いとされる地域①

ハワイ

アメリカで比較的治安が良いと言われている都市として、まずはハワイが挙げられます。日本人が最も多く訪問するアメリカの都市はハワイであり、特にハワイのホノルル州はとても安全であるとされています。それは、ホノルルであれば日本人が夜買い物に出歩いても危険はないと言われるほどです。
しかし観光都市として栄えているハワイには、スリや置き引きなどの犯罪が多く存在しています。ハワイが安全な都市であるからと言って日本国内と同じようなセキュリティ意識では危険です。
あくまで海外にいるということを忘れないようにしてくださいね。

アメリカで治安の比較的良いとされる地域②

ニューヨーク

アメリカ一の大都市であるニューヨークは意外にも比較的治安が良いと言われています。その理由としては、眠らない街と言われるように町中に24時間人が歩いていますし、地下鉄も24時間運行しているからだと考えられます。特に週末には深夜でも多くの人が街にあふれています。
重犯罪や粗暴犯罪はあまり多くないものの、人が多いため、スリや引ったくりなど日本人が巻き込まれやすい犯罪は多いですので、気を付けましょう。

アメリカで治安の比較的良いとされる地域③

サンディエゴ

アメリカの中でもほかの地域と比較して治安が比較的良いとされている都市3つ目は、サンディエゴです。サンディエゴはカリフォルニアの南にある都市でとても自然が豊かな地方都市です。都会ではないのですが、物価が安く気候も温暖なのでとても過ごしやすく、旅行にも向いています。
ただし車上荒らしや車両盗難など車に関する犯罪率は高めになりますので、もしドライブなどでサンディエゴに出かける際は、車を離れるときには注意しましょう。

アメリカで治安が悪いとされる都市の特徴

街が汚い

アメリカの中で治安が悪いと言われている地域や場所にはある一定の特徴があるようです。その都市の特徴を見ることである程度の治安の状況を予測できますので、覚えておいてください。
まず、街中にゴミがたくさん落ちているなど、街そのものが汚い場所というのは治安が悪いことが多いです。落ちているごみが何日も放置されている状況と言うのは、それだけ街の美化に資金が回っていないという目安にもなります。
街中を歩いていて汚いと感じたら治安の悪さを予測したほうが良いでしょう。

ホームレスが多い

街を歩いていてホームレスの人が多いと感じたら治安が悪いと考えたほうが良いです。犯罪の多くは貧困が根底にあります。ホームレスが多いということは失業率が高く、経済的にも困窮している街であると考えられます。
ホームレスによる犯罪に巻き込まれる恐れもありますので、不用意に近づかないようにしてください。

低所得者が多い

ホームレスが多いと治安が悪いというのと同じ理由にはなりますが、低所得者が多いエリアも犯罪の温床となりがちです。
所得が低いと高所得者と比較してもトラブルを起こしやすくなるようです。いわゆるスラム街のような場所には近づかないよう気を付けてください。

アメリカ観光旅行で治安についての注意点

治安の良い場所でも気を抜かないことが大切

ここまでアメリカ国内の治安の良い場所と悪い場所をご紹介しましたが、基本的にどんなに治安が良いところといっても日本と比較すると治安は悪いので、アメリカ旅行中に犯罪に巻き込まれたくなければ、これからご紹介する注意点をしっかり守って、気を抜かないことが大切です。
では、アメリカ旅行で気を付けるべき注意点を具体的にご紹介していきます。

注意点①人通りの少ない道を歩かない


アメリカ旅行中に気を付けたい注意点一つ目は、人通りの少ない道を歩かないという点です。夜はもちろん、昼間でも細く暗い道には注意が必要です。
特に女性は一人歩きは危険ですので、できるだけ人が多く通る道を複数人で歩くようにしてください。

注意点②現金をたくさん持ち歩かない

アメリカ旅行中に気を付けたい注意点二つ目は、多額の現金を持ち歩かないということです。日本人観光客はどうしても街中で目立ってしまいます。そしてスリや引ったくり犯のターゲットになりやすいです。
貴重品は体から離さないことはもちろんですが、万が一取られてしまっても被害が少ないように現金はあまり多くは持ち歩かないようにしましょう。

注意点③危険な場所に近づかない

注意点としては当たり前ともいえることですが、そもそも危険な都市や場所には行かない、近づかないということもとても大切な注意点です。
アメリカ旅行に行くときにはどの都市に行くかをまず検討すると思いますが、その際に今回ご紹介しているような場所はまず避け、さらに宿泊先や滞在先が危険なエリアでないかもしっかり確認しておくことをおすすめします。

注意点④海外旅行保険に加入しておく

アメリカへ渡航する際には危険な場所に近づかないことももちろん大切ですが、万が一何か犯罪に巻き込まれてしまったときのために旅行に行く前に必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
海外旅行保険は、掛け金にもよりますが、現地で病院にかかった際や事故にあった際に保障をしてくれるものですので万が一のときのために加入しておくべきです。

万が一アメリカで犯罪に巻き込まれてしまったら

犯罪に巻き込まれたら冷静に対処することが大切

アメリカ旅行へ行くときにどんなに治安に気を付けていても、犯罪に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。そんな時にはどのように対処すればよいのでしょうか。
元も大切なことはまず冷静になって、何がいつどこで起きたかをしっかり客観的に把握しておくことです。警察でも大使館でも事実確認が最も大切となりますので、何が起きたか忘れてしまわないようメモを取っておくと良いかもしれません。

警察へ行く

もしアメリカ滞在中に犯罪やトラブルに巻き込まれてしまったら、まずは近くの警察へ連絡しましょう。そしてポリスレポートと言う書類を作成してもらうと、後々何かあった時に役立ちます。
ただし、英語があまり得意でないという人もいると思います。大きな警察署なら日本語がわかるスタッフがいることもありますので、あまり英語が話せないというのを先に伝えておいたり、旅行代理店に相談することもできます。

大使館へ行く

アメリカ滞在中に犯罪に巻き込まれてしまったら、警察署と同じく日本大使館へも連絡をしましょう。特にパスポートを盗難されたときには必ず大使館への届け出が必要です。
日本大使館は、現地に滞在している日本人の生命や財産を守ることが仕事ですので、必ず届け出をしてください。その後、どのように対処したらいいのか相談にも乗ってもらえます。

治安の悪い場所に注意しながらアメリカ観光を楽しもう

今回はアメリカ旅行に行くときに注意したい治安の悪い都市や場所についてご紹介しました。アメリカと言っても広いので、治安の良い悪いには大きな差があるようです。今回ご紹介している治安が悪い場所にはできるだけ近づかないようにしてください。
また、治安が良いとご紹介している都市であっても日本国内の治安の良さとはレベルが異なりますので、スリや置き引きなどの観光地特有の犯罪に巻き込まれないよう注意して、アメリカ観光旅行を楽しみましょう!

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