ココナッツオイルのおすすめの使い方とは?
香りが良く、また使っているだけでおしゃれな気持ちになれるココナッツオイルには、使い方が沢山あるのをご存知でしょうか?多くの方が料理やデザート、飲み物に混ぜて使用していますが、実はそれ以外にもいろいろな活用法があります。
また、なんとなく使ってはいるけど詳しい効果・効能は知らないという方も多いようですので、今回はココナッツオイルのおすすめの使い方と、効果・効能を解説していきます!
ココナッツオイルとは?
ココナッツオイルはヤシ油
まず、ココナッツオイルとはどんなものなのかを知っていきましょう。ココナッツとはココヤシの大きな果実内にある「胚乳」から抽出精製されたものを指します。
ヤシ油とも呼ぶのですが、上記画像のアブラヤシという植物から精製されたパーム油をヤシ油と呼ぶこともありますので、ココナッツオイルと呼んだ方が区別しやすいですね。すべすべとして滑らかなイメージがあるかもしれませんが、少しぼそぼそっとした油です。
ココナッツオイルの成分
気になる成分ですが、主な成分としてラウリン酸が50%、ミリスチン酸が20%、パルミチン酸が10%という内訳になっており、飽和脂肪酸が多いのが特徴。
飽和脂肪酸と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、これらの成分、特にラウリン酸は私たちの体にとって非常に良いとされ、数々の健康効果があります。先述して少し紹介したパーム油とは成分が違いますのでご注意下さい。
ココナッツオイルは固まる
特徴として、固まってしまう性質を持っているのもポイントです。25度以上の温かい気温のときは液体状になっており、20~25度になるとクリームのようになり、20度を下回ると固まってしまいます。
液体状で購入したのに固まってしまったと焦る方もいますが、自然なことですのでご安心ください。また、仮に固まってしまったとしても、すくえる程度の固さですので使うことは容易です。品質変化も無く、安心して使えます。
ココナッツオイルの一般的利用法
今回は沢山の利用法・使用方法をご紹介させて頂きますが、日本では主にどのような利用法となっているかも気になりますよね。約6割ほどが洗剤や石鹼などに使われており、残りの4割が食用となっています。食用のイメージがある方が多いので意外に感じたかもしれませんね。利用法は多く、日常生活の至るところに実は使われています。
ココナッツオイルの保存期間
食用のものはどれくらいの間使えるのかも気になるところですよね。商品にもよりますが、約2年間が使用可能期間だと言われています。
普通の油は開封してしまうと酸化していくのですが、ココナッツオイルは酸化しにくい性質を持っており、長い間使えるのがメリットですね。ただし、日にあたる環境ですと劣化しやすいので、なるべく日のあたらないところで、かつ常温で保存することをおすすめします。
エキストラバージンオイルとは?
エキストラバージンオイルは化学処理をしていない
オリーブオイルなどでよく「エキストラバージンオイル」という名称がついていますよね。このエキストラバージンやバージンという名称はココナッツオイルにもついており、これは化学処理と品質によって分けられています。
「RBD・バージン・エキストラバージン」の3種類があり、RBDは化学処理をしたもの、バージンは化学処理をしていないもの、エキストラバージンは化学処理をせず、かつ高品質なものとされています。
エキストラバージンオイルは香りが良い
RBDは化学処理をしていると書きましたが、人体に有害という訳ではなく、品質が少し劣るというのが正しい認識です。バージンからは保存料も使われておらず、エキストラバージンになると更に丁寧に作られていますね。
エキストラバージンオイルは香りがとても良いのですが、価格が高いのがネック。その分品質は高いので、予算に余裕があるときは選びたいところです。美容に使う場合はバージンとエキストラバージンのものをおすすめします。
ココナッツオイルの使い方と効果・効能①
食事に使ってダイエットに
ここからは実際の利用法・使用方法と、効果・効能を解説していきます!一番噂されているのが「ダイエット効果」ですよね。オイルでダイエットなんて不思議な感じがするかもしれませんが、本当に効果があるとされています。
脂肪燃焼効果がありますので、いつもの食事に少し足すだけで代謝を上げてくれるのです。ダイエットをしている時も美味しいものが食べたい女性の、強い味方ですね!一日にスプーン2~3杯を目安に摂りましょう!
飲み物に大さじ一杯入れるだけで
食事に入れるだけが利用法ではありません!飲み物に入れるのも気軽で効果がある使い道です。おしゃれで健康効果の高いスムージーに入れても良いのですが、冷たい飲み物に入れてしまうと固まってしまいますので、常温以上の飲み物に入れるのがおすすめです。
お茶やココア、コーヒーなどに入れてみましょう!ただし、スッキリした飲み物なのに、見た目はまるで油が浮いているように見えるのがデメリットかもしれませんね。
揚げ物に使っても効果・効能が
オリーブオイル同様、通常の油のように使うのもおすすめの利用法です。ココナッツオイルで揚げ物をすると甘い香りがつき、サクサク感が維持されるのがポイントです。
また、普通のオイルと比べて代謝率が非常に高く、脂肪になりにくいのも嬉しいポイント。ダイエット中に揚げ物が食べたくなったら、ココナッツオイルで作ってみて下さいね。もちろん、揚げ物を食べても全く太らないという訳ではありませんので、食べ過ぎにはご注意下さい。
冷え性にも効果・効能あり
あまり知られていないのですが、実は冷え性にも効果的です。ココナッツオイルの栄養にはビタミンEが含まれており、血流・血行の改善に効果的ですので、冷え性の方は積極的に摂取してみましょう!特に女性は筋肉が少ないため、血行が悪くなりがちです。ダイエットにも効果的ですので、女性は特に摂りたいオイルですね。
ココナッツオイルは脳への効果・効能も
冷え性以上に驚かれるかもしれませんが、脳にも効果的です。脳の病気は様々ありますが、認知障害を防ぐ効果があるとされています。
中鎖脂肪酸という成分が自然界のものの中で一番含まれており、この中鎖脂肪酸によって作られるケトン体が脳には欠かせないのです。ただし、一度摂取してもすぐ効果が無くなってしまいますので、一日に2~3回程度摂ることを推奨されています。
ココナッツオイルの使い方と効果・効能②
ココナッツオイルでマッサージ
マッサージに使えることでも知られていますよね!マッサージ効果がとても優れるという訳では無いのですが、保湿効果もあってマッサージによく使われているのです。マッサージをする時は力を入れ過ぎず、リンパ液を流すようにゆっくりと行いましょう。
ココナッツオイルはベタつかない
マッサージに使われているのは保湿効果も期待されているからなのですが、マッサージ後の肌がサラサラに保たれるのも愛されている理由です。普通のオイルと比べて浸透率がとても高く、肌にすっと馴染んでベタつかないのが嬉しいポイント。
塗り心地が非常に軽く、潤いも与えられるので保湿になります。また、柔らかい肌にする効果がありますので、女性であればより女性らしい肌になるのが嬉しいですね。乾燥に困っている方におすすめです。
ココナッツオイルの使い方と効果・効能③
ココナッツオイルでヘアケアも
ボディ部分だけでなく、髪に使ってヘアケアをするのもおすすめの使用方法です。髪はカラーなどをするとダメージを受けてしまい、パサパサになってしまいますよね。そんな時は、オイルを塗って保湿・補修しましょう。
また、頭皮のマッサージにも使えますので、そのままゆっくりと頭皮を動かしてマッサージをするのもおすすめです。つけたオイルは落とさずそのままにしても問題ありません。適度な量の油分は髪にも頭皮にも良いのです。
ココナッツオイルでかゆみを抑える
肌に効果的であることを書きましたが、アトピーによるかゆみにも効果的です。アトピーになると皮膚の機能が低下してしまい、乾燥してかゆくなりますよね。
ココナッツオイルには肌に良い成分が沢山入っていますので、保湿をした上に肌の機能まで回復させてくれます。かなり敏感な肌の方は化学成分により荒れてしまうことがありますので、入れ物をしっかりチェックして「オーガニック」と表示のあるものを購入しましょう。
ココナッツオイルの使い方と効果・効能④
ココナッツオイルで美肌にする
お肌を美しくするための使用方法はいろいろありますが、ボディ全体を洗ったあとに、ケア目的で使ってみましょう。適量を手に取りながら、ボディをマッサージするように肌に馴染ませていきます。
全体に塗って10分ほど放置してから洗い流すと、肌の状態がとても良くなっているはずです。ココナッツオイルに少しグラニュー糖を混ぜて、スクラブにして優しくマッサージをすると更にすべすべになり効果的です。
ココナッツオイルでメイク落としも
シミ・しわ・たるみの効果を実験中
— あやの (@ayanob3) September 6, 2018
シャンプー → 石鹸
トリートメント → ココナッツオイル
メイク落とし → ココナッツオイル
洗顔 → 石鹸
化粧水 → ローズマリー水
乳液・美容液 → ココナッツオイル
他にも良いこといっぱい!
有害物質を避けれる
値段が高くない
種類が少なくできる
ボディに使えるのはもちろん、顔にも問題なく使用出来ます。オイル成分ですので、メイク落としにも使えるのが嬉しいポイント。ウォータープルーフで落ちにくいものですと難しいのですが、普通のメイクであれば落とせます。
オイルを1杯手に取り、マッサージをするように肌に馴染ませていきましょう。段々と溶けていきますので、溶けたら洗い流します。ココナッツオイルは分子が細かいので、毛穴の奥まで綺麗にしてくれますよ。
ココナッツオイルを入浴剤に
白銀・野馬の湯に来てみたよ
— おおさま (@ohsummerrainbow) January 31, 2018
今日の薬湯は紺色の「冬の夜空天体観測 風呂(ココナッツオイル配合)」
オシャレなネーミングの入浴剤だねー pic.twitter.com/Cpd1zT92oR
意外な使い道として「入浴剤」があります。この利用法はあまり一般的では無いかもしれませんが、お肌にも良く、また香りもほのかに漂ってとてもリラックス出来る使い道です。一般家庭サイズのお風呂であれば、大さじ2杯ほど入れると良いでしょう。温泉などでもココナッツオイル成分を入れることがあり、安心して使用出来ます。
ココナッツオイルの使い方と効果・効能⑤
エキストラバージンオイルで日焼け止め
昨日かなり日焼けしたのですが、
— カワセミドリ (@kawase_midori) July 17, 2018
直後のお手入れでだいぶ鎮静化してます.+.*
日焼けは直後72時間のケアが大切。
もちろん予防策も大切ですが、
市販の日焼け止めよりは、ココナッツオイル塗布がオススメです。
そして
上手に焼いて上手にケアして、
肌再生を促してあげるのが一番だと想います♪
更に意外な使い道が「日焼け止め」です。日焼け止めと言えば市販されているものをイメージしますが、実はココナッツオイルで代用可能。SPF10程度ですので、真夏の日差しを浴び続けるのには心もとないのですが、ちょっとしたお出かけ程度であれば頼れます。
市販の日焼け止めはお肌に悪い成分が入っていることがよくあり、お肌の弱い方は使いにくいことが多いですよね。そんな方はココナッツオイルを日焼け止めにしてみましょう!
妊娠線にもココナッツオイル
妊娠線への使い道もよく言われていますね。大きなおなかになるとどうしても出来てしまう妊娠線、防ぐためのクリームなどが沢山販売されていますが、中々防ぎきるのは難しいですよね。ココナッツオイルも効果はあるのですが、個人差がある様子です。塗ったあとはラップをかけるとより効果があるとされています。
ココナッツオイルはペットにも使える
ここまで私たち人間への使い道・使用方法を解説してきましたが、優しい成分ですのでペットにも使えるんです。ボディに塗るのはもちろん、毛のケア、傷口からの感染予防に使えます。またエサに加えることで口臭予防、消化の促進も期待出来ます。ペットを育てている方は是非使ってみて下さいね。
ココナッツオイルの使い方に関するTwitter
男性もココナッツオイルを
まてまて
— mina✿ (@TAISOUxxMINA) November 3, 2015
ココナッツオイル隠し味
とかに使うこの男性強すぎw
私はミランダ愛用
ココナッツオイル:palm_tree::hibiscus:
こちらはココナッツオイルを使う男性について書かれています。ココナッツオイルを使うのは女性が多いので、男性が使用しているイメージはあまり湧きませんよね。しかし、料理に使えるオイルですので、料理好きな方であれば案外普通に使っていたりもします。
好感度が上がるポイントとなりますので、料理を普段しない男性もチェックしておきましょう!使い道が多く、体臭を防ぐ効果もありますのでおすすめです。
ミランダ・カーのボディはココナッツオイルで
ミランダ・カー愛用★ココナッツオイルの用途 使うのは「ヴァージン」 ・温かい飲み物に大さじ1杯 ・揚げ物に ・酢と塩胡椒で手作りドレッシング ・パンにハチミツとかける 2週間摂り続けると便秘&冷え性が解消! pic.twitter.com/st4rbbkIo5
— 魅せボディになる!ダイエットレシピ (@misebody_recipe) September 14, 2018
こちらはミランダ・カーのココナッツオイルの使用方法が書かれていまさう。ココナッツオイルを愛用している有名人と言えばミランダ・カーですよね。食事の度に摂取しており、ココナッツオイルが無いと生きていけないと言っているほどです。あのスーパーボディに使われているのですから、試してみたくなりますよね!
まとめ:ココナッツオイルの使い方
今回の「ココナッツオイルのおすすめの使い方とは?効果・効能含めてご紹介!」はいかがでしたでしょうか?ココナッツオイルの概要から、おすすめの使い道・使用方法、効果・効能を紹介させて頂きましたが、今すぐ購入したくなった方が多いかもしれません。
ボディなどに使う分には問題ありませんが、料理での使用方法は注意が必要です。大量に摂取しすぎると逆効果となりますので、1日3杯にとどめて下さいね!
ココナッツオイルが気になる方はこちらもチェック!
今回はココナッツオイルについて解説させて頂きましたが、他にも食べ物や健康に関する記事が沢山あります。気になる方は是非チェックしてみて下さい。
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