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オランダのおすすめ観光スポット15選!旅行中に行きたい名所はココ!

運河、チューリップ、風車などで有名なオランダは、日本と古くから交流がある国です。ゴッホなどの芸術家も多く輩出し、建築物も見どころが多く、観光スポットは沢山あります。そんなオランダからおすすめの観光スポットを15か所選んで紹介します。
2020年8月27日
山崎智香子
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オランダについて

日本では「オランダ」といいますが、オランダ語 Nederlanden 英語 Netherlands(ネーデルランド)といいます。なぜ、オランダというかといえば、日本に来たポルトガル人がネーデルラント連邦共和国をオランダと呼んだことが定着していったといわれています。

オランダの歴史

1581年にスペインから独立宣言を行い、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)が成立します。その後、海に面した地の利も活かし、国際商業の中心となっていきます。日本とも長崎の出島で貿易を続けていたことは日本でも有名ですね。日本はオランダからは西洋医学が入ってきました。学校にいるときにシーボルトという医師の名前は聞いたことがあると思います。オランダからシーボルトがやってきて蘭学塾を開いたことは有名です。オランダと日本は昔から縁があるといえます。

オランダの地理

人気の観光地も多いオランダは、ライン川の河口とマース川の河口にできた低地にあります。国土の4分の1は堤防で守られたポルダーとよばれている海面よりも低い干拓地になります。最低地点は港湾都市であるロッテルダム北東のマイナス6.7メートルになります。

オランダの気候

オランダは、偏西風とメキシコ湾流の影響を受けて、夏はさほど暑くなく冬の積雪も少ない温和な気候になります。西方海上から吹き付ける風と曇った天気が多いことが特徴といえます。6月から8月はからっとしていて旅行しやすいシーズンです。チューリップの季節である4,5月に旅行する場合は、天候的には変わりやすいのでジャケットなどを用意して変化に対応できるようにするといいです。

オランダの治安

2018年8月現在、外務省が発表している治安情報ではオランダに危険情報はでていません。海外旅行に行く際、日本とは違って、持ち物などを気を付けることは当然ですが、オランダ旅行特有の注意点もあります。旅に出た際、ちょっとした休憩をしたい場合に、コーヒーを飲みたくなると思います。オランダでは、「カフェ」(Café)なのか「コーヒーショップ」(Coffee Shop)をよく見てください。カフェは普通にコーヒーなどが飲めますが、コーヒーショップはソフトドラッグの売買をする店ですので、間違わないようにしてください。

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所①

オランダといえばチューリップ!人気のキューケンホフ公園

たった8週間しか開かない公園ですが、写真でみてもわかるようにとてもきれいな公園で人気の観光地です。チューリップが有名で、チューリップを見るために、写真撮影のためにこの8週間に世界から旅行客が訪れます。広大な敷地に咲き誇るチューリップの花がとても人気です。

この時期のモデルコースに入っているので、ツアーで参加することもできます。園内は徒歩になります。5月で気温が高くなる時は水分の補給を忘れないようにしてください。木陰やベンチがあるので、のんびりと休みながら、チューリップの鑑賞を楽しんでください。

施設情報

施設名:キューケンホフ公園(Keukenhof)
住所:Stationsweg 166a, Lisse Nederland 
営業時間:3月後半~5月中旬頃 8:00~19:30(入場は18:00まで)

Home - Keukenhof.nl

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所②

世界で一番有名なユダヤ人少女・アンネフランクの家

第二次世界大戦中、ナチスの迫害から逃れるために、フランクフルトから逃げてきたフランク一家がアウシュビッツに送られるまでの間に住んでいた家です。当時の様子をそのままに展示しています。抜け道として使った階段や隠れていた屋根裏部屋など見どころ満載です。世界中の観光客がやってくる有名な観光地になっています。

チケットは事前予約制になりますので、ここを訪問する日程を決めたら、予約をとってください。中に入ったら、日本語のオーディオガイドが無償貸し出しされていますので、ガイドできちんと説明を聞いてください。そして、もし、アンネの日記を読んでいない方は、ここに行く前に事前によんでおくことをおすすめします。深い理解につながります。

施設情報

施設名:アンネ フランクの家(Anne Frank Huis)
住所:Prinsengracht 263-267, Amsterdam 
営業時間:11~3月 9:00~19:00(土曜は~21:00)
4~10月 9:00~21:00(土曜と7・8月は~22:00)最終入場は閉館30分前
なお、特定日に営業時間が変更になっているので、事前にHPなどでチェックしてください。

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所③

絵画鑑賞には時間を割きたい!国立美術館

1885年に開園した美術館です。観光都市アムステルダムだけではなく、オランダで最大の美術館です。レンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』など見どころ満載です。そして、この美術館はとても広いので、ゆっくり見て周りたい方はここに時間を沢山割くように予定を立ててください。

グルメを楽しみたい方にも、ここのミュージアムカフェはおすすめです。予約制ですが、ハイティを楽しむことができます。広い美術館ですから、見て回ると足も疲れます。そんな時はカフェでゆっくりしてください。

施設情報

施設名:アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)
住所:Museumstraat 1, Amsterdam 
アクセス:トラム:2・5系統、Rijksmuseum停留所、7・10系統、Spiegelgracht停留所、他
営業時間:9:00~17:00


アムステルダム国立美術館

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所④

ここもとっても有名!飾り窓地区

観光都市のアムステルダムの名所の中でちょっと怪しげな雰囲気のある名所です。夜はもちろん、昼間からセクシーな姿の女性が窓から客引きを行っています。日本では禁止されていることでも海外では許されているものがあることを知ることができます。ただし、ここはスリなども多い地区なので、観光にゆくなら昼間にしましょう。

それと、注意しなくてはいけないのは、女性や客の撮影は禁止です。女性の客引きの印象ばかりになってしまっていますが、ここはもともと商人発祥の地ともいわれている古い地域です。

施設情報

施設名:飾り窓地区(Red Light District)
住所:Red Light District Amsterdam

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑤

アムステルダムの心臓!ダム広場

なぜ”ダム広場”と呼ばれているかといえば、アムステル川をダムでせき止めた場所であった由来です。また、観光都市・アムステルダムの中心地であるので「アムスの心臓」などとも呼ばれています。王宮、戦没者慰霊塔、マダム・タッソー蝋人形館などに囲まれている人気の広場です。

トラムやバスなどの路線がこの広場を多く通っていますので、とても便利な場所にあります。周りにはレストランやカフェなども多くありますので、グルメを楽しみたい方もここにきてください。広場ではパフォーマーがいてにぎやかな場所です。

施設情報

施設名:ダム広場(Dam Square)
住所:Dam Amsterdam

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑥

風車はやっぱり逃さないで!ザーンセ・スカンス風車村

アムステルダムから電車やバスで気軽にいける観光地です。オランダといえば有名な風車が間近でみれることで人気です。風車だけではなく民家も古い建物で、そこに見える風車と素朴な景色は、古き良きオランダを感じてみたい人にはとてもおすすめの観光地です。

外観を楽しむだけなら無料で楽しめます。風車の中に入ってみたいのであれば有料になります。また、オランダグルメとしてはずせないチーズなどを買えるお土産やさんもオープンしています。トップシーズンはかなり混雑しますが、グルメを楽しむレストランも雰囲気がよいのでお勧めです。

施設情報

施設名:ザーンセ スカンス風車村(Zaanse Schans)
住所:Zaanse Schans Nederland

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑦

海抜の低さを体感?運河クルーズ

観光都市のアムステルダムといえば運河が有名です。そんな運河から見る観光地は陸上から見るものとはちょっと違う視点になります。イヤホンガイドがあるので、観光地を効率的に見て回ることができます。

運河の上からグルメを楽しむこともできます。人気のディナークルーズです。船上グルメを楽しみたいかたは事前に予約してゆくのがいいです。いい席がとれます。窓を流れる人気の観光地を見ながら食べる食事はよりおいしさをアップさせてくれることは間違いありません。ワインや食事の評判も高く、魚料理、サーモンなどのグルメを楽しめます。

施設情報

施設名:運河クルーズ(Gracht / Canal)
住所:Amsterdam 

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑧

ゴッホ好きなら是非予約して!ゴッホ美術館

オランダを代表する画家、ゴッホの作品を中心においている美術館になります。日本では「ゴッホ」と呼んでいますが、「ヴァンゴッホ」とミドルネーム込みで呼ぶ方が自然です。日本でもとても人気のあるヴァンゴッホですが、その作品を集めているのがこの美術館になります。ヴァンゴッホだけではなく、人気のゴーギャンやロートレック、ヴァンゴッホが影響を受けたといわれていることで有名な浮世絵もあります。

ゴッホ美術館には、「ひまわり」、「ファン・ゴッホの寝室」、「ジャガイモを食べる人々」など人気の絵画が沢山あります。オランダ旅行をしたらぜひ行ってみたい美術館です。日本語音声ガイドもありますので、有料ですが、ぜひ、使用して作品の理解を深めてみてください。館内にはカフェもあり、美術館を巡って疲れた時にも是非行ってみてください。

施設情報

施設名:国立ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)
住所:Paulus Potterstraat 7 Amsterdam 
アクセス:トラム:2・3・5・12系統、Van Baerlestraat停留所から徒歩5分
営業時間:9:00~18:00 (ただし、金曜および7、8月と9/25~10/31の土曜は22:00まで。11~2月は17:00まで)入館は閉館30分前まで。

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑨

唯一の木造跳ね橋!マヘレの跳ね橋


観光都市・アムステルダムに現存する、17世紀に作られた木造の跳ね橋です。この跳ね橋が有名になったのは、ヴァンゴッホが描いた「アルルの跳ね橋」のモデルだからだといわれています。人気の運河クルーズ船からもみることができます。

夜はライトアップもしています。ただし、トップシーズンの夏に旅行する方は時間に気を付けてください。オランダは緯度が高く、太陽が落ちるのが遅いので、相当遅い時間にならないと暗くなりません。

施設情報

施設名:マヘレのはね橋(Magerebrug)
住所:Magerebrug Amsterdam

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑩

いろんな角度で見てみて!キューブハウス

オランダ第二の都市、ロッテルダムにある形状が不思議なことで有名なキューブハウスです。写真で見ただけでもわかるように、四角形(キューブ)を積み重ねたような外観です。ここは集合住宅群で、現実に賃貸に出されています。

せっかくキューブハウスへ行ったなら、いろいろな角度で写真をとってみてください。写真としてとても映えます。インスタグラムなどで人気の画像がとれることは間違いなさそうです。ただ、実際に人が住んでいますのでマナーには注意してください。

施設情報

施設名:キューブ ハウス(De kijk-Kubus / Het Blaakse Bos)
住所:Overblaak 70 rotterdam 
営業時間:11:00~17:00(土日~18:00)
休業日:1/1、12/25、1・2月の月~金

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑪

由緒ある建物が集まるビネンホフ

オランダの都市・バン・ハーグには政治の中枢です。そして、ビネンホフは国会議事堂になります。建物も美しいです。ライトアップされている姿もとても雰囲気があります。それもそのはず、この国会議事堂は13世紀にたてられている由緒あるものなのです。デン・ハーグまで旅行をされたらぜひ見てみてください。池越しの眺めはとても人気です。

施設情報

施設名:ビネンホフ (Binnenhof)
住所:Binnenhof 8A 2513AA Den Haag 
アクセス:トラム 2、3、4、6 Spui、 15 Centrum 下車
営業時間:9:30~17:00
休業日:日祝、12/31

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑫

国際間の紛争解決の場所!平和宮

オランダ第三の都市、バン・ハーグは世界的にみても意味ある”平和宮”があります。ここは国際司法裁判所になります。つまり、国際間の紛争を裁くところなのです。内部はガイドツアーだけなのですが、外観だけでも一見する価値があります。

チューリップの咲く季節に旅行される方は、平和宮をチューリップ越しにみてください。まるでお城でもあるような雰囲気で、写真撮影するのに人気です。

施設情報

施設名:平和宮 (国際司法裁判所)(Vredespaleis)
住所:Carnegieplein 2 2517 KJ The Hague 
アクセス:トラム:1・17系統、Vredespaleis停留所前

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑬

「耳飾りの少女」がみれるマウリッツハイス美術館

日本でも一大ブームを巻き起こしたフェルメールの有名な「真珠の耳飾りの少女」が展示されているのがここマウリッツハイス美術館です。観光地デン・ハーグにあります。デン・ハーグはオランダの第三の都市になります。国の機関も多くあり、実質的な首都ともいえる都市ですが、観光地としてもいろいろな見どころがあります。大都市のデン・ハーグまで来たら、グルメも楽しんで帰ってください。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だけではなく、レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」など、沢山の名画があります。フラッシュ撮影は禁止ですし、マナーを守って鑑賞してください。

施設情報

施設名:マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)
住所:Plein 29 Hague 
アクセス:トラム 15、17 Buitenhof 下車
営業時間:10:00~18:00(月13:00~、木~20:00)
休業日:祝

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑭

世界遺産!17世紀の環状運河地域


アムステルダムに旅行をしたら、絶対に運河を見ることになると思いますが、ここ、ダム広場から広がってゆく環状に走る運河を見てみてください。地図をみるだけでも面白いです。

運河沿いの道を散策したり、運河クルーズで回ったりと楽しみ方はいろいろです。運河沿いにはいろいろなお店がありますから、歩き疲れたらカフェでお茶をしたり、運河を見ながらグルメを楽しんだりとできます。

施設情報

施設名:アムステルダムのシンゲル運河の内側にある17世紀の環状運河地域(Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht)

オランダ観光で行きたい見どころ満載の名所⑮

世界初の歩行者天国!ラインバーン商店街

ロッテルダムまで足を延ばしたら、ここラインバーン商店街にも来てみてください。ロッテルダムの中心にある商店街です。ここが有名なのは、世界で最初に歩行者天国を実施したといわれていることです。おみやげ物屋やグルメを楽しむレストランなどが沢山あります。ヨーロッパ全体的な注意点ですが、レストラン以外は18時ごろには閉店してしまう店も多いので注意してください。日曜日もお休みのところが多いです。

施設情報

施設名:ラインバーン商店街(Lijnbaan)
住所:Lijnbaan Rotterdam

オランダ旅行のモデルコース

アムステルダム観光のモデルコース

アムステルダムはいろいろ見どころ満載の観光地です。しかし、それほど大きな都市ではないのでテーマを絞ってみればコンパクトに回ることができます。モデルコースを紹介しますが、モデルコースの割にはあまり沢山の場所を訪問するモデルコースにしていません。散策をしたらどうして途中で興味のあるところで立ち止まりたいし、無理に詰め込むと疲れてしまいます。そんなことを考えてゆるめのモデルコースを紹介します。

概要を見たい人のモデルコース

アムステルダム全体を見てみたい人向けのモデルコースです。ダム広場で周辺にある王宮などの外観を見学→アンネフランクの家の外観を見学→グルメスポットでランチ→フラワーマーケット→国立美術館の外観を見学。それぞれ、内部まで見ることにすると随分時間がかかりますが、外観だけであれば人気スポットを半日程度でまわることができます。

運河中心のモデルコース

アムステルダムといえば運河が人気ですが、運河を満喫したい人におすすめのモデルコースです。ダム広場から17世紀の環状運河地域と散策します。環状になっているので、ダム広場に戻ってくることができます。その後、運河クルーズを楽しみましょう。運河クルーズでマヘレの跳ね橋を見ることができます。また、運河でグルメを楽しみたい方は、スタート時間を調整して、クルーズの時がディナーにあたるようにしてください。

美術中心のモデルコース

オランダに来たからには、人気の画家の作品を見て回りたい人は多いと思います。そんな方へのモデルコースは実は難しいです。なんといっても、美術館が広いし、時間がいくらあっても足りないからです。あえて、まわるなら、国立美術館をみてみてから、ゴッホ美術館を回ってください。時間があれば、ハイネケン エクスペリエンス(ハイネケンの博物館です)で試飲で終わらせるのもおすすめです。

まとめ

オランダは、古く昔から日本にはなじみの深い国です。観光地としてとても人気のある国ですが、まだまだ知られていない良さが沢山あります。歴史を感じて、美術に触れて、グルメを満喫してみてください。紹介したところ以外でもまだまだたくさんの行くべきスポットがあると思いますので、自分なりの良さを探してみるのも旅行の楽しみの一つです。

ヨーロッパ旅行に行ってみたくなったらこちらもチェックしてみてください。