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釣り竿のトラブルと対処法!初心者が気をつけたいポイントもまとめて解説!

釣り竿のトラブルと対処方法についてです。頻度の高いトラブルを中心に、原因、対処方法を合わせて紹介しています。釣りを始めたばかりの方は要チェック!起きやすいポイントも合わせてチェックして、釣り竿をよい状態で長持ちさせましょう!
2020年8月27日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

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釣り竿のトラブルと対処法をチェック!

折れの直し方、固着の戻し方をチェック!

釣り竿が縮まなくなった、穂先が折れてしまった。初心者上級者を問わず、釣り竿に起きるトラブルと対処法をまとめてご紹介します!起きやすいポイントと対処法を知ってステップアップ!初心者の方は是非チェックしてみて下さい!

釣り竿のトラブルが起きやすいタイミング

気をつけたいポイント3つをチェックしておこう!

まずは釣り竿のトラブルが起きやすいポイントをチェック!事前に気をつけたいタイミングを把握しておくことで、トラブルの発生を抑えることができます。釣り道具に慣れている方であれば自然に見につけている部分ですが、初心者の方は要チェック!特に折れに繋がりやすいポイントを紹介しています。

1/3.持ち運び時の破損に注意!

釣り竿は運搬時、伸ばした後の準備中が折りやすいタイミング。車に立て掛けてスライドドアで挟んだり、近くに置いたのを忘れて車を動かして踏んでしまうトラブルが発生しています。特に複数人で遊びにいく時は注意が必要なポイントです。車の周りで準備する時は、折りやすいタイミングであることを頭の隅に置いておきましょう!気をつけていればトラブルは避けられるポイントです。

2/3.穂先の絡みに注意

綺麗に曲がっているときはなかなか折れない釣り竿の穂先ですが、ネジレたり角度が付きすぎている曲がり方をすると簡単に折れます。トップガイドに仕掛けを勢いよく巻き込んだり、ガイドにラインが絡まっている状態でキャスト、巻き取りを行わないように注意しましょう。軽く風の影響を受けやすいPEラインを使うときは特に気をつけたいポイントです。リールを巻いて擦れるような感覚が合ったら、ガイド周りをチェックしてみて下さい!

3/3.竿の曲げ方を確認しておこう!

釣り竿の曲げ方を紹介している動画です。初心者の方は動画4:00頃から始まる、正しい曲げ方の部分を是非チェックしてみて下さい。竿を曲げるときに腕を前に出す、手首を返して穂先に角度を付けようとするのは間違った曲げ方。手首を返さず竿の元部分を曲げるようなイメージで曲げるのが正しい曲げ方です。魚をネットに入れるときなど、急角度な時は特に注意です。ネットインの時は竿を持つ手を後ろに入れて、角度がつきすぎないように魚をネットに入れましょう!

釣り竿のトラブルが起きたら

釣具店への持ち込みが確実

トラブルが起きたときは、状態はそのまま大手釣具店に持ち込むのがベスト。釣り具に慣れた店員さんが、状況にあった対処方法を提案してくれます。竿が縮まない、継ぎ目が外れない、このようなトラブルなら、店頭ですぐに解決できる場合もあります。料金は掛かる場合、掛からない場合がありますが、無料の場合も何か購入して御礼を伝えましょう。自分で何とかしたい場合は、後述するトラブルの対処方法をチェックです!

買い替えと保証書修理について

折れなど完全な修復が不可能な破損の場合は、買い替えと保証修理から選択することになります。安価な竿なら買い替え、2万円程度の竿なら保証書修理がおすすめ。保証書が付く条件、保障期間や免責金額はメーカーごとに異なるので、条件を確認してから検討してみてください。保証書には購入日を示す捺印、もしくは購入日が分かる領収書が必要になります。通販の場合は捺印が無いので、レシートと一緒に保管しておきましょう!

釣り竿のトラブルを6つご紹介!


代表的なトラブルと直し方、戻し方を確認しておこう!

釣り竿の代表的なトラブルの原因と、直し方、戻し方をご紹介!頻度の高いトラブルと、初心者の方でも行える範囲の対処方法を紹介しています。事前に知っておけばもしもの時に役立つ知識なので、釣りを始めたばかりの方は是非チェックしておいてください!

1.釣り竿のトラブル:穂先折れ

原因:角度のつけすぎや叩くような衝撃

穂先は釣り竿でもっとも折れやすい部分です。稀に素材や継ぎに問題がある場合がありますが、折れる原因は角度の付いた曲げ、落としたり、挟んだりした衝撃によるものがほとんど。クレームという形でメーカーに検査をお願いすると、カーボン繊維の異常を調べてくれます。魚をキャッチするときの曲げ方、仕掛けの巻き込みに注意しておけば発生を大幅に抑えられるトラブルです。

対処法:穂先を詰めるか先端側を全て交換

穂先が折れた場合の対処法は2パターン。先を短くしてトップガイドを付け直す方法と、竿の先端側を全て交換する方法があります。詰める場合は折れた箇所に注目。徐々に太くなるので、根元に近いほど竿の先が硬くなることになります。元の曲がりにはならないので、性能を重視して選んだ竿なた先端側全交換がおすすめ。振り出し、継ぎ竿なら部分的に、ワンピースは全て交換することになります。

穂先の詰め方を動画でチェック!

穂先折れの直し方を紹介している動画です。動画内程度の位置で折れている場合は、影響が少ないので穂先を詰める直し方から検討してもいいかもしれません。まずは折れた先端側を焼いてトップガイドを回収。トップガイドが入るまで元側を細くします。ガイドが正しく並んでいることを確認したら、接着剤で固定して完成です。ガイドはバラ売りがあるので、折れた側が無い場合もこの直し方でOK!ルアーロッドも同じ要領で補修することができます。

2.釣り竿のトラブル:中央折れ

原因:耐久性を超えた負荷、衝撃

中央から折れる場合は、ロッドの耐久性を超える負荷が掛かった、キャスト時に勢いよくぶつけた、踏んだり挟んだりといった衝撃による折れが原因であることが多いです。この場合もクレームによる検査が受けられます。

対処法:折れた部分を交換

穂先折れと違って詰めて直すことができないので、全て交換するか買い換えるかを選ぶケースがほとんどです。交換する場合は折れた部分のみで対応できる場合も。釣具店からメーカーに問い合わせを行うと、金額や修理に必要な日数の目処を教えてもらえます。コミ調整といって上下パーツの継ぎ部分を整える作業が必要になるので、必ずロッドパーツを全て持ち込むようにしましょう!

根元で折れたら修理も可能?

竿を後ろから詰めて修理する直し方をご紹介。動画では元ガイドより下の部分で折れた竿を、接着剤で固定して修復しています。ロッドの中でも特にパワーを出したい部分なので、仕上がりの確認作業は必須です。折れた位置次第で完成後の状態は大きく変化、釣り具に慣れている方におすすめの直し方になります。

3.釣り竿のトラブル:振り出し竿が縮まない

原因:異物の付着、強すぎる差し込み、膨張

振り出し竿が縮まない、固まって戻らなくなるトラブルを固着と呼びます。固着は継ぎ目に異物が入ったり、水に濡れるのが主な原因で、熱による膨張が原因になるケースも。捻ったり軽く力を掛けて戻る程度から、まったく動かなくなる程度まで症状はさまざまです。

対処法:上から真っ直ぐ力を掛ける


捻ったり軽く押して戻らない場合は、上から落とすようにして力をかけます。竿が破損しないようにできるだけ真っ直ぐ、斜めにならないように作業するのがポイント。竿を真っ直ぐ立てて、振り下ろすように竿をコンコンと落とし続けてみてください!

固着の戻し方を動画でチェック!

固着の戻し方を紹介している動画です。軽くコンコン落としても戻らない時は、この方法を試してみましょう。竿にしっかり力が伝わるように、竿尻の下栓を抜いて硬い地面で作業します。割れないようにタオルを敷いておくのがポイント。後は力を少しずつ強くしながら、振り落とすように力をかけましょう。極端に力をかけると割れるので、無理だと感じたらそのままの状態で釣具店に持ち込んでください!

4.釣り竿のトラブル:振り出し竿ガイドが固着

原因:異物の付着、強すぎる差し込み、膨張

ガイド部分が動かなくなってしまう原因も、3番で紹介した固着と同じである場合が多いです。濡れたり海水が乾燥して結晶化したり、砂が噛んだり。普通に使っていても起きることなので、焦らず対処法を試してみてください。

対処法:上から真っ直ぐ力を掛ける

原因が近いトラブルなので、多くの場合は振り出し竿の固着と同じ要領で解決できます。ガイドパーツが変形しないように、根元を抑えながら作業しましょう。細くなっている上に向かって力を掛ける、同じ位置で捻るような力を掛ける。こんな方法で解決しない場合は、節の固着と同じように上から落とす戻し方を試してみてください。

ガイド固着の戻し方を動画でチェック!

上から落とす戻し方を紹介している動画です。糸が絡まないように必ず仕掛けは切ってから行いましょう。縮まる所まで竿を戻したら、振り落とすように真っ直ぐ力を掛けてください。強く行うよりも、何度もトントンと行うと確実です。

5.釣り竿のトラブル:継ぎ竿が外れない

原因:異物の付着、強すぎる差し込み、膨張

ルアー向けの2ピースロッド、バットジョイントロッドが抜けなくなるトラブルも、起きている原因は振り出し竿の固着と同じ。隙間に異物が入っていたり、深く差し込みすぎたことが原因になります。ルアーロッドの差し込み部分は、少し隙間が開いて節が見えている程度で正常!焦らず対処法を実行です!

対処法:引かずにその場で捻る

ロッドの構造が違うので、振り出し竿が縮まなくなった場合とは対処方法が若干異なります。捻る力を掛けて、回すように外すのが基本。押したり引いたりする力をかけながら行うよりも、その場で回すイメージで行うのがポイントです。ジギングロッドなどヘビーなロッドが固着した場合は、2人で作業を行うのがおすすめです!

バットジョイントの固着外しを動画をチェック!

ジョイント部分が抜けなくなった場合の対処方法を紹介している動画です。2ピースの真ん中部分が固着した場合も、同じ要領の作業でOK。捻りを効率的に行うには、滑らない素材を噛ませて力の伝達効率を上げるのがベスト。裏面がラバーのロッドベルトが役に立ちます。より力の入る全面ラバーの製品も展開中!二人で回しても動かない場合は、冷やしてから行う方法も試してみてください。

6.釣り竿のトラブル:節が緩い


原因:節部分の劣化

緩くなってしまった場合は、温度の関係で一時的に緩くなった場合と、何度も抜き差しするうちに節が痩せてしまったケースが考えられます。キャスト時に先側がズレたり、飛んでいってしまうケースは後者の場合が多いです。便利アイテムですぐに復活できるので、大切なロッドをあきらめる必要はナシ!メンテナンスして、気持ちよく釣りを楽しんでください。

対処法:ロウや専用製品で厚みを出す

スミス ロッドフェルールワックス【ゆうパケット】

出典:Amazon
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対処法方はテープやロウ、専用のワックスで節に厚みを出す方法があります。手頃な価格ですぐに使える専用アイテムを使う方法がおすすめ。フェルールワックスという名前で、ティムコやスミスといったルアーゲームお馴染みのメーカーから展開されています。使い方はスティックノリのように塗るだけでOKです!

フェルールワックスの使い方を動画でチェック!

フェルールワックスの使い方、使用感を紹介している動画です。バットジョイント、振り出し竿も同じ要領で使えばOK。継ぎ目に塗って余分を拭き取ったら、差し込んで感覚をチェックしてみましょう!厚みを出すだけでなく、動きをスムーズに、接続を確実にしてくれる効果もあります。

釣り竿のトラブルを解決しよう!

縮まない釣り竿は固着外しで解決!

縮まなくなった、抜けなくなったといったトラブルは、多くの場合自分で解決できますが、無理をすると破損の原因になります。自分では解決できないと思ったら、釣具店に持ち込んで相談してみてください。簡単なトラブルは自分で直して、楽しい釣りの時間を過ごましょう!

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入門向けの釣り具情報が気になる方は、下記のリンクをチェック!ルアーゲーム向けのロッドにリール、初めての釣りにピッタリのちょい投げ竿を紹介しています。本格的な使用感を持った釣り具で、快適に釣りを満喫しましょう!