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井の頭公園のボート営業時間や混雑、カップルが別れる都市伝説もご紹介!

東京都の吉祥寺駅から徒歩で行ける井の頭公園。都会にありながら、その緑の多さ、桜のきれいさでとても人気の公園です。特に井の頭池のボートは有名です。ボートに乗ったカップルが別れるという都市伝説もある位です。人気のボート場を中心にご紹介します。
更新: 2021年3月5日
山崎智香子
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井の頭公園について

東京近郊で子供と一緒に遊んだり、デートをするのにどこがいいかしらと考えている人。井の頭公園はいかがでしょうか?吉祥寺から徒歩で5分、武蔵野の面影を色濃く残す井の頭公園は、大正6年(1917年)に開園した東京都武蔵野市三鷹市にまたがる公園です。

公園の中にある井の頭池ではローボートやスワンボートが楽しめます。

井の頭公園は、正式名称「井の頭恩賜公園」です。井の頭公園の総面積は約430,000㎡。ボート遊びができる井の頭池はその1/10程の43,000㎡になります。吉祥寺駅、井の頭公園駅側から歩いてゆくと、いずれもすぐに井の頭池が迎えてくれます。

井の頭池の南東からは神田川が流れています。西側には御殿山の雑木林があり、さらに吉祥寺通りを挟んで井の頭自然文化園があり、動物とも親しめます。

井の頭公園への行き方について

公園は、JR中央線の「吉祥寺」駅から徒歩5分、京王井の頭線の「井の頭公園」から徒歩1分に位置しています。子供連れの家族にとっても、とても便利な場所にある公園といえます。

駐車場もありますが、土日祝日は大変な混雑になりますので、周辺の駐車場を使うことも考えておくことをお勧めします。駐車場もありますが、駅から徒歩であまりかからないので、公共の交通機関を使うのが一番のお勧めです。

井の頭公園のボート場について

井の頭池にかかる七井橋か狛江橋を渡ると、ボート乗り場につきます。池のまわりをのんびりと散策してからボート乗り場にいってみてください。池の周りを歩いていると、ここが東京都なのかと疑問に思うほど、緑豊かでいい雰囲気です。ボートでデートするのもいいですし、池畔から池を眺めるデートもお勧めです。

ボートに乗るものいいし、のんびりと池のまわりを散歩したり、ベンチに座ってボートに乗っている人を眺めていても心地よい気分になります。

井の頭公園で乗れるボートの種類について

井の頭公園のボート場では、3種類のボートを貸し出しています。(※ボートの料金については2018/7/31現在の物になります。)

ローボート

いわゆる手漕ぎボートになります。大人3人まで乗ることができます。60分間で700円、以降30分毎に300円がかかります。


サイクルボート

屋根がついているボートで、足で漕いで進ませるボートです。大人2人、子供1人まで乗ることができます。30分間600円、以降30分毎に600円がかかります。

スワンボート

屋根が付いていて足で漕ぐタイプのボートですが、その外見はスワンの形になっています。大人2人、子供2人まで乗ることができます。30分間700円、以降30分毎に700円がかかります。可愛い外見は子供にも人気のボートです。

始めはサイクルボートやスワンボートがおすすめ

カップルで行ったなら、ローボートで向かい合いながらのんびりとデートを楽しむのもいいですし、サイクルボートやスワンボートを一緒に漕ぐのもいいです。カップルの場合は、男性が漕ぐことが多いと思いますが、男性で一度もローボートを漕いだことがない人は、サイクルボートやスワンボートにするのが無難です。

やはりデートの時はいい姿をみせたいですね。

家族連れの場合は、サイクルボートやスワンボートがお勧めです。子供と一緒に家族みんなでワイワイしながら楽しむことができます。どのボートにのっても、池からみる四季折々の景色を楽しめます。

ちなみに雨が降ってしまった場合でも、小雨なら、サイクルボートやスワンボートで楽しめます。
 

井の頭公園ボート場の営業時間について

井の頭公園のボートは季節によって営業時間が異なります。

営業時間一覧

4~7月      10:00~17:50
8月           10:00~18:20
9月           10:00~17:50
10月         09:30~17:20
11~2月     09:30~16:50
3月           09:30~17:20

出典: http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/seibuk/inokashira/siki.html

定休日は12月から2月の水曜日になります。また、状況により営業時間等が変更になる場合がありますので、お出かけの際は事前に問合せてください。なお、ボートで池の中央まででていると帰ってくるのに時間がかかりますので、ボートを返却するのが時間ギリギリになるような時は注意してください。

井の頭公園ボート場の混雑状況

人気の井の頭公園ですから、やはり土日祝日は混雑します。ボートは一回貸し出されると、最低でも30分は帰ってこないので、回転がよい乗り物ではありません。

なるべくすいている時間を狙うなら、もちろん、平日午前中ですが、働いている人はなかなか難しいです。混雑を避けるためには、土日祝日でもなるべく朝一番にゆくようにしてください。

井の頭公園の桜について

季節としては、桜の季節が一番混雑しています。もちろん、混雑するのは、それだけ池から見る桜がきれいだからです。井の頭公園は桜は日本さくら名所100選にも選ばれています。そんな井の頭公園の桜を眺めながらのデートは思い出に残ります。


池の周囲には約400本のソメイヨシノが植えられていて、池の上に枝を広げています。水に映る桜、池に降り注ぐような花吹雪がきれいです。池のボートから眺めるのは本当にとてもいいものです。

普通にお花見をするよりも、たとえ、池の上がボートが混んでいても、ボートの上ではカップルや家族だけの空間になりますのでお薦めです。

井の頭公園ボート場の都市伝説について

井の頭公園のボートといえば、「恋人同士で乗ると別れる」という都市伝説があります。この”別れる”伝説、いつからあって、いったいどれくらいの人に広まっているのか?と思えるほど有名です。

井の頭公園のボートで別れてしまう理由①

弁天様?

「ボートに乗るとカップルが別れる」と噂される理由とはなんなのでしょうか?井の頭公園の井の頭池の西の端に弁財天があります。弁財天といえば、七福神の中の紅一点で、琵琶を弾く妖艶な姿で表されています。

福徳・諸芸能上達の神として信仰されている神様です。そして、この弁財天は嫉妬深い神様としても有名です。

そのため、弁財天が祭られている場所は、カップルでゆくと別れるという都市伝説があります。井の頭公園の池にも弁財天が祭られていますので、弁財天が仲良くボートを漕いでいるカップルを見て嫉妬すると考えられているとのことです。

また、井の頭公園の池だけではなく、江の島、上野の不忍の池も同じように、弁財天を祭っていますので、そこに行ったカップルが別れるという噂があります。

入水自殺?

また、弁天様が祭られているというだけではないそうです。どうも「昔、恋愛で苦しんだ女性が入水自殺をしたため」という噂もあります。そういう噂を信じた人がボートに乗って、不幸な暗示にかかってしまう人たちがいるのかもしれません。暗示って怖いです。

井の頭公園のボートで別てしまう理由②

井の頭公園に限らず、ボートに乗った時には、ボートの漕ぎ方が下手だから彼氏に幻滅したなんていう理由もありそうです。ローボートの場合は、漕ぎ手の得手不得手で相手に対する印象が随分変わってしまいます。

お花見の時など、ボートが混んでいる場合は特に方向転換をしようとして他のボートにぶつけてしまったりすることもありますので、もしも、心配ならローボートではなく、サイクルボートやスワンボートで楽しむ方がいいかもしれません。

漕ぎ手の交代の際は注意が必要

漕ぎ手を交代するために、ボートの上で場所を交代することがあるかもしれませんが、立ち上がったりしないでください。立ち上がると重心が上に行ってしまって、ボートから落ちてしまうこともあるそうです。

そうなったら、二人の空気も笑っていられなくなるかもしれません。そんなことにならないように十分に気をつけましょう。

都市伝説の暗示にかかることなく、相手のことを考えてあげることが、井の頭公園でボート遊びをしても、別れないために大事なことです。

井の頭池の工事について

井の頭公園にあり、ボートで遊べる井の頭は、開園100周年向けの事業としては「かいぼり」を実施していました。

「かいぼり」とは、従来、農地等のため池で実施していたもので、近年では、都市部の公園の池などで水質改善や、生態系の回復を目指して行われることが多くなりました。最近のテレビ番組で人気があるあの行為です。

出典: http://inokashirapark100.com/inokashiraike29/index.html

井の頭公園の井の頭池では、「かいぼり29」というプロジェクトで平成29年12月下旬から平成30年3月初旬にかけて実施しました。平成25年度、27年度にも実施しています。

その「かいぼり29」が無事に終わり、きれいになった池で、平成30年3月からボート場の営業を再開しました。今後も数年に一回の割合で「かいぼり」を実施してゆく予定です。公園に行く前には公式HPで工事中でないことを確認してください。

ボート乗り場以外の井の頭公園

ボートに乗った後は、周りにあるいろいろなところを散策してみましょう。井の頭公園は総面積が430,000㎡もあるので、いろいろな施設があります。
 

井の頭自然文化園

井の頭池側に水生物園、吉祥寺通りを挟んで本園である動物園があります。9:30~17:00までが開園時間になり、大人400円、中学生150円、シニア(65歳以上)200円、小学生以下は無料です。

吉祥寺通をは挟んだ動物園、水生物園のどちらも行き来することができます。リス、ヤクシカ、アカゲザルなどの生態や水生物の観察まで幅広く楽しむことができます。

ふれあいコーナーでは実際にモルモットをだっこすることができます。動物好きな人は是非行ってみてください。子供と一緒にかわいい動物との触れ合いが楽しめます。
 

三鷹の森ジブリ美術館

こちら「三鷹の森ジブリ美術館」は、有名な「スタジオジブリ」の世界観をそのまま再現しています。入館は、予約制になっているので、ローソンで日時指定で予約しておいてください。毎月10日に翌月分のチケットの予約が可能になります。ジブリの世界が好きな人にはたまらないところです。
 

スポーツランド

小さな遊園地になり、9:30~16:45まで開園しています。メリーゴーランド、ティーカップなどありますので、子供連れには楽しめる場所です。

出典: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/facilities044.html

まとめ

井の頭公園、特に井の頭池のローボートやスワンボートについて紹介してきました。東京都にありながら、自然豊かな公園としてとてもお勧めの公園です。

吉祥寺駅からほど近く、交通の便もいいですし、桜の季節には一度訪問してみて、池の上から桜が散ってゆくのと、池に浮かぶ桜の花びらを見ながらボートでデートなどを楽しんでみてください。

できれば混雑する時間帯を避けて楽しんでください。井の頭公園のボードでのデートは、カップルが別れるという都市伝説までありますが、そんな都市伝説を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか?