検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

わさびの効能が凄い?体に良いと噂の健康効果を解説!チューブでもあるの?

近年、わさびの効能が凄いいわれています。昔から殺菌効果などで有名だったわさびですが、ダイエット効果など健康面でも評価されつつあるのです。わさびはなぜ体にいいのでしょうか?わさびが持つ効果や効能についてや、チューブでも問題ないのかなどを紹介します。
更新: 2024年6月17日
haduki0
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

わさびとは?

わさびとは、日本原産のアブラナ科ワラビ属の植物の事です。スッキリした刺激のある辛味が特徴の植物で、昔から殺菌目的や味のアクセント目的で食されていきました。現在でも調味料として使用されているほか、研究の結果から健康やダイエットに効果があるとして多くの人が食べています。

本わさびとは?

よくわさびの事を「本わさび」と表記されることがあります。これは、他のわさびと区別するため本わさびと表記されるようになりました。現在、日本で食されているわさびは本わさびだけではありません。

西洋わさびという本わさびとは別の植物も使用されています。どちらもスッキリした辛味が特徴のわさびですので「わさび」だけでは区別がつかない場合があります。そのため、昔から食用されている日本原産のわさびを本わさび呼び、区別できるようになったのです。
 

体に良いわさびの効能その1「殺菌作用」

わさびには殺菌作用があります。わさびの主な辛み成分である「アリルイソチオシアネート」には殺菌作用があります。また、菌だけではなく、寄生虫やカビなども予防できるという研究結果もあります。生魚など菌や寄生虫が心配な時はわさびも一緒に食べることで予防してくれます。

生食材の殺菌目的

直接食べて滅菌を期待することも多いですが、一番はさしみなどの生魚や生肉などと一緒に使用されています。生魚などの加熱していない食品は菌が繁殖しやすいです。特に、昔は冷蔵庫が普及しておらず、菌が繁殖することで食中毒などが問題視されていました。

そこで、食中毒の原因となる菌を滅菌できるとしてわさびが使用されるようになりました。以来、わさびの滅菌作用により食中毒が減り、その名残として今でも刺身や寿司などではわさびを一緒に提供しています。

口臭予防もできる

わさびを食べることで口臭効果も期待できます。口臭の原因はいくつかありますが、その一つは菌が原因といわれています。口腔内にある雑菌が腐敗し悪臭を放つのです。

ですが、わさびに含まれる殺菌作用が口臭の原因となる雑菌を殺菌し、口臭予防をしてくれます。口臭の原因が他にある場合もありますので絶対とはいえませんが、口臭が気になる人はわさびを食べ続けてみると改善するかもしれません。

体に良いわさびの効能その2「血栓予防効果」

わさびには血栓予防効果があります。わさびに含まれる「わさびスルフィニル」が血流を改善し、血栓が詰まるのを防いでくれます。また、わさびスルフィニルには血栓の原因となる血小板が凝結しやすくなるのを防ぐ効果もあります。わさびの成分には、血栓ができにくくし、できてもサラサラ血液によって詰まるのを防いでくれるのです。

血栓の危険

血栓は主に、脳梗塞や動脈硬化などの原因となります。血栓が詰まることで血流を阻害し、必要な栄養や酸素が送られなかったり、血管が破裂してしまう恐れがあります。脳梗塞や動脈硬化などは、無くなってしまう可能性のある病気です。長生きするためにも、ワサビを食べてサラサラ血液を作っていきましょう。

体に良いわさびの効能その3「抗がん作用」


血栓予防してくれる「わさびスルフィニル」には、他にも抗がん作用が期待できます。がんの原因一つである活性酸素を抑制し、がんになりにくくしてくれます。また、胃がんや胃潰瘍の原因といわれているピロリ菌の増殖を抑えたり、酵素を分解する解毒酵素を活性化させたりなど、様々な面でがん予防をサポートしてくれます。

体に良いわさびの効能その4「鼻炎改善効果」

わさびは鼻炎にも効果があるといわれています。わさびに含まれる「ワサビチオヘキシル」が、くしゃみの原因となるヒスタミンサンの放出を抑制します。ツンとした辛味が鼻をスッキリさせるのもそうですが、それとは別に科学的に鼻炎効果が証明されているのです。花粉症などに困っている人はわさびを食べて、くしゃみと鼻水を軽減しましょう。

体に良いわさびの効能その5「ダイエット効果」

血栓予防してくれる「わさびスルフィニル」には、他にも整腸作用が期待できます。腸内環境を整え体内に溜まった毒素を体外に排出してくれます。

また、血行改善することで新陳代謝を促し老廃物を排出したりなど、体内をデトックスもしてくれます。他にも、消化を助けたりなど、ワサビに含まれる様々な作用によってダイエット効果を実現するのです。

体に良いわさびの効能その6「美容効果」

アンチエイジング効果

血栓予防してくれる「わさびスルフィニル」には、他にも抗酸化作用が期待できます。抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素を抑制します。また、血行が良くなり新陳代謝が促進することで若々しい肌になります。老化を抑制し、肌艶を保つことでアンチエイジング効果を期待することができるのです。

美白効果

わさびには美白効果を期待することができます。わさびにはビタミンCが含まれており、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成をおさえる作用があります。また、潤いを保つコラーゲンの生成を補助したりなど、美白効果をサポートしてくれます。

他にも、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、亜鉛など様々な栄養が含まれています。十分な栄養を取ることで健康的な美肌を保ちます。

むくみ改善

デトックス効果は老廃物だけではなく、余分な水分も排出してくれます。また、血行改善することでむくみの原因となる細胞間液が染み出すのを予防し、むくみの改善をしてくれます。

体に悪いわさびの効能 

わさびは栄養価が高く、健康に良いことから沢山食べた方が良いといわれています。ですが、何事にも限度があり、食べすぎると逆に体に悪い効能になってしまう場合もあるのです。食べすぎは体に悪いということを理解して、わさびを楽しみましょう。

下痢作用

わさびには整腸作用があります。それによってデトックス効果も期待でき、ダイエットや美容効果を期待することができます。ですが、わさびを取りすぎると整腸作用が効き過ぎて、下痢や腹痛になってしまうことがあります。整腸作用もそうですが、刺激物であるわさびを取りすぎることはお腹に悪いといえるでしょう。
 

味覚障害


わさびの特徴の一つは、鼻にぬける刺激です。栄養価も素晴らしいですが、ツーンとした味が、味をスッキリさせ料理を美味しくさせてくれます。ですが、食べすぎるとわさびの刺激によって味覚障害になってしまいます。

舌が悪いと味付けが濃くなり体に悪いです。健康のためわさびを食べているのに、味付けが濃くなることで体に悪いと本末転倒です。たとえ味が気に入ったとしてもほどほどにしましょう。

体調不良

どんな食べ物にもいえることですが、食べすぎは体に悪いです。特にわさびやトウガラシなどの刺激物は吐き気を催すこともあります。場合によってはめまい、動悸、頭痛などの体調不良を感じる場合もありますので、少しでも体調が悪いと感じたらすぐに食べるのを控えるようにしましょう。

チューブわさびでも効能は期待できる?

チューブわさびは効果はあまり期待できない

残念なことにチューブわさびでは、健康に良い効果は期待できません。というのも、チューブわさびには西洋わさびが使用されているものもあるからです。西洋わさびでも効果は期待できますが、本わさびほどではありません。そのため、チューブわさびでは効能は期待しづらいのです。

西洋わさびとは?

西洋わさびとは、ホースラディッシュのことです。東ヨーロッパ原産の植物で本わさびどうようにすっきりした辛味があります。本わさびは清流でしか育ちませんが西洋わさびは生命力が強く、根の断面を土に飢えておくだけで発芽するほど栽培が楽です。そのため、市販されているチューブわさびは原料に西洋わさびを使用しています。

本わさびのチューブも販売している

市販のチューブわさびには西洋わさびを使用していることが多いですが、本わさびを使用したチューブわさびも発売されています。

すべてがそうではありませんが、「本わさび使用」や「生わさび使用」と記載されているものは本わさびの可能性が高いです。見つけたら商品の裏の成分表で確認してみましょう。本わさびを使用したチューブわさびなら十分効果も期待できるはずです。
 

わさびを美味しく食べるには?

どのように食べたらいい?

ダイエットやアンチエイジングに必要なわさびの摂取量は、「一日に約3g」といわれています。3gは大体ティースプーン1杯分です。効率的に栄養を摂取できるようにするために、本わさびをすりおろした物を食べるようにしましょう。なければチューブわさびでも仕方がありませんが、できるだけ本わさびが多量に含まれている物を選んで下さい。

わさびを加熱する

わさびの特徴の一つが鼻につく辛味です。好きな人も多いですが苦手とする人も多いと思います。そんな、わさびの辛味が苦手な人はわさびを加熱するといいです。わさびは加熱することで辛み成分が飛びまろやかな味わいになります。

わさびに含まれるたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養は加熱によって多少栄養価が下がりますが、全体的に見ればあまり変わりません。そのため、わさびの辛味が苦手な人は、加熱料理に使用することをおススメします。


わさび料理の紹介

紹介するわさび料理はほんの一部です。他にもいろいろありますので試してみましょう。

わさび照り焼きチキン丼

照り焼きチキン丼のアクセントとしてわさびが使用されています。すっきりした辛味が美味しい料理です。ポイントはわさびソースを作る際に加熱しないことです。加熱するとわさびの風味が飛んでしまうため、火を消してからわさびを加えます。わさびの量を調整して辛味を変えましょう。
 

さっぱり わさび風味の豚しゃぶサラダ

夏にぴったりの豚しゃぶサラダです。わさびはドレッシングに混ぜていただきます。食べ応えのある豚肉と唐辛子やワサビの効いたドレッシングが食欲をさそいます。肉が入っていますがビタミン豊富な豚肉ですし、茹でてあるため脂っこくありません。ダイエットに向いている一品といえるでしょう。

やみつき!わさび味噌香るアボカドチーズ肉巻き

わさび味噌タレが効いたアボカドチーズ肉巻きです。甘辛くすっきりしたタレがお酒にも合います。食事から晩酌まで、様々な場面で食卓を飾ります。チーズ、アボカド、豚肉とがっつりとしてやみつきになりますが、少々カロリーが多いです。やみつきになって食べすぎると大変なことになりますので、ダイエット中の人は注意してください。

まとめ

わさびは昔から様々な料理に使用されてきました。寿司や刺身はもちろん、わさび漬けやわさび茶漬けなど、殺菌目的だけではなく、すっきりした辛味も楽しまれてきたのです。近年では、殺菌目的や味目的以外にも、美容やダイエット効果があるとして好まれています。

あまりわさびを食べない人も、この機会にわさびを食べ始めてみてはどうでしょうか?美容効果もいいですが、血行改善など健康に良い作用が沢山あります。毎日わさびを食べて、健康で若々しい体にしていきましょう。

わさびの効能が気になる方はこちらもチェック!

わさびの栄養と効能に興味を持った人は下記の記事がおススメです。わさび以外にも栄養価が高く健康にしてくれる食材を紹介しています。効能や効果だけではなく、料理法も紹介されていますので、是非試して健康な体を維持していきましょう。