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バック駐車や車庫入れが苦手!上手く駐車する7つのコツと練習方法を徹底解説!

教習所でしっかりとバックで車庫入れするコツを教えてもらうのですが、いざ一人でやろうとすると駐車が苦手という人がいます。特に免許を取りたての人や教習所に通っている途中の人は慣れもあって苦手意識を持ってしまいがち。今日はバックでの車庫入れ駐車のコツをお教えします。
2020年8月27日
佐藤3
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車庫入れなどバック駐車が苦手でコツを知りたい!

バック駐車が苦手な人はたくさん

免許をとったばかりの人や、仮免中の人など左バックをはじめとした駐車が苦手という人はたくさんいます。車庫入れ駐車は慣れてくれば誰でも上手くなるものですが、慣れないうちは仕方のないこと。少しでも早く駐車が上手くなるために今日はバック駐車の練習方法やテクニックを見ていきましょう。コツや目印となるポイントを覚えれば、どこの駐車場でも簡単に左バック駐車ができるようになりますよ。

なぜ車庫入れが苦手と感じるの?

時間がかかる

左バック駐車をはじめとした車庫入れが苦手と感じる人の多くは、何度も切り替えして時間がかかるからという人です。上手な人は一度の切り返しでバシッと駐車エリアに車を入れることができます。慣れは練習を重ねることで身についてきますが、ポイントを抑えていない練習は回数だけ多くなるだけであまり左バック駐車が上達しません。駐車時間を短くするには、コツを抑えた練習法を実践してみましょう。

駐車場のエリアが狭い

運転している人の慣れ以外にも、外での駐車エリアに止める場合はエリアが狭いところもありますね。自宅の車庫入れと勝手が違って苦手だという人も少なくありません。自分の車の車幅感覚を身につければエリアが狭い駐車場の左バック駐車も怖さはなく、自信を持っておこなうことができます。

ミラーを活用できていない

よく見かける運転初心者の方の左バック駐車の中には、何度も目視で確認して少しずつ少しずつバックする人がいます。そのたびに車を止めて、窓を開けて右を見て、左を見てとやっているとどうしても時間が掛かってしまいますし手間でもあります。確認するのは悪いことではありませんが、ポイントを抑えておこなえばそれほど回数は必要ありません。車幅感覚や時間がかかるという苦手意識にも通じるのですが、これはミラーが活用できていないせいです。バックミラーやサイドミラーを正しく調節して活用すれば驚くほど駐車が上手くなるでしょう。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ1

テクニック:愛車の車幅感覚を持つ

左バック駐車の上達には、まず自分の車の車幅感覚を身につける必要があります。レンタカーなどを除き車の運転をする人は乗る車が決まっていることがほとんどです。一度乗っている車の車幅感覚を身につければ左バック駐車だけでなく、色んな場面で便利です。

上手くなる練習方法


車幅感覚といっても、運転初心者の方にはピンと来ない場合もあるでしょう。最初は一度ミラーで目印になる障害物と車の位置関係を確認します。そのあと、一度車を降りてさきほどのミラーの位置と実際の車の位置の差を確認します。この目視による車幅の確認をしたことがある人としたことのない人は、大きな差が出ます。

目視のやり方(目印)

目印にするのは前ならボンネットの中央のライン。バックなら運転席と反対側のリアガラスの端などにするとよいでしょう。そこに見えるものが実際の車とどのくらいの距離にあるのか目視で確認しましょう。これで降りて目印との距離を確認することなく、ミラーだけでだいたいの見えているものとの距離が把握できるようになります。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ2

テクニック:バック開始の位置

左バック駐車に時間がかかる人のほとんどが、バックを開始する位置が前すぎることに問題があります。ハンドルを切って下がっていくうちに、自分がイメージしているカーブよりも切りすぎてしまったり加減をしすぎて足りなかったりという目印を見失ってしまう問題が起こります。そのために、結局もう一度切り返しのために前進するということになってしまい、時間がかかるのです。一回でピタッとエリアに車を入れられないのは、開始位置が駐車エリアから遠すぎることが大きな原因のひとつです。

上手くなる練習方法

左バックで駐車するにはどのくらい前まで車を出したらいいのか、目視で確認するやり方があります。助手席側の窓から駐車エリアの左端の線を目印にして、自分と同じくらいの位置になったところで右にいっぱいにハンドルを切ります。どうしても前方ばかりに気がいってしまいがちですが、この目印だけはしっかり目視で確認して車を斜めにします。あとは実際の風景を目視することはありません。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ3

テクニック:ピボットエリアを知る

ピボットエリアという言葉をご存知でしょうか。駐車しようとするエリアの内角から50センチあたりのことをピボットエリアといいます。このピボットエリアを意識することで車庫入れ駐車がとてもやりやすくなります。車がどうカーブしていくのかを予測することができるのが、このピボットエリアを頭に入れた頭の中のカーブのシミュレーションです。

上手くなる練習方法

ピボットエリアを意識した駐車の方法は、後輪を駐車エリアの角に合わせることでおこなうことがポイントです。やり方は簡単。バック開始位置からまっすぐバックをはじめて、後輪の内角側のタイヤがピボットエリアに入ったらハンドルを左に切ります(左バックの場合)。バック開始位置が前すぎても、このピボットエリアに後輪をつけることを意識すれば上手に車を駐車することができます。逆に、それほど前進しなくてもピボットエリアにしっかり後輪をつけることができさえすればバック駐車は可能ということです。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ4

テクニック:左バック


それでは、具体的に左バックを例にしてここまでの駐車のポイントをまとめてみましょう。左バックとは運転席の左側の駐車スペースに車を駐車することです。まず、運転席の位置が駐車エリアの左側ラインの真横にきたら右にハンドルを切ります。車が右側にカーブしながらゆっくり前進しますので、左後輪がピボットエリアに付くまでそのまま前に進みます。コレがピボットエリアを意識した上手な車庫入れ駐車の前半部分となります。

上手くなる練習方法

ピボットエリアに後輪をつけることが出来ない人は、ミラーを見ていないことはないでしょうか。目視で確認すると現実の距離とずいぶんズレているように見えてしまいます。左バックでピボットエリアの確認、隣に車が止まっている場合は、その車との距離を必ず左サイドミラーで確認するのがポイントです。もうひとつ大切なのは、右サイドミラーで右側の車や壁などの距離も確認することです。隣の車との距離は、かならずサイドミラーで確認するように習慣づけましょう。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ5

テクニック:通路が狭い場所

車庫入れが苦手という人の中には、駐車エリアの前の通路が狭くて車をうまく斜めにできないという人もいるでしょう。バック駐車に慣れた人でも狭い通路では苦戦することもあります。通路が狭い駐車場ほど、先程のピボットエリアを意識した駐車のやり方が役に立ちます。

上手くなる練習方法

バックによる車庫入れ駐車のやり方が苦手という人は、ここまでの動作を車を動かしながら行っているのではないでしょうか。前進しながらハンドルを切る、バックしながらハンドルを切るのではなく、一旦とまってハンドルを切る、そしてアクセルを踏むというやり方にするとバック開始位置の進みすぎ、ハンドルを切りすぎてルートが狂ってしまったということがなくなります。バック駐車中に止まることは恥ずかしいことではありません。慣れてくれば流れるような動作で、綺麗な車庫入れができるようになりますよ。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ6

テクニック:隣の車と平行に

ピボットエリアに後輪が付く位置まで車を前進させたら、ここからバックギアに入れて後退させます。目標であり、ポイントとなるのは「隣の車と平行になるように、自分の車を調整しながらバックする」ことです。この時、まず動き出す時に、ハンドルは左にいっぱいに切っておきます(左バックの場合)。左サイドミラー(ドアミラー)で、隣の車との距離と平行具合を確認しながらバックします。

上手くなる練習方法

もしかしたら、バックで駐車するときにまず前進して駐車エリアと車を位置を合わせてからまっすぐ後退している人もいるのではないでしょうか。駐車エリアの通路が広ければこの方法でも上手に車庫入れする人もいますが、どんな場所でも対応できる方法ではありません。隣の車と自分の車を平行にする動作を、駐車エリア内で行うように練習しましょう。はじめは少し怖く感じるでしょうが、「ゆっくり動かす」、「サイドミラーを確認しながらバックする」ことで接触事故にはなりませんので安心してください。

苦手意識を克服!車庫入れバック駐車のコツ7

テクニック:これから免許を取る人の練習


ここまでご説明したのは狭い通路でも対応できる、車庫入れ駐車のポイントです。でも、実際に免許を取る時の車庫入れ駐車にはここにはないいくつかのポイントで教官がチェックをしていきます。最後に教習所で車庫入れ駐車の検定をおこなう際のポイントについてご紹介しましょう。

上手くなる練習方法

教習所の車庫入れのポイントは、次の◯つを見ています。
1.駐車エリア前の車の状態は、縁石と平行になっているか。
2.駐車エリアの横で一時停止してエリアの確認をする。
3.駐車エリアよりもホイールベース以上前にでて止まる。(ここが違います)
4.バックにギアを入れて目視で左後方を確認する。
5.車の後部(後輪ではないので注意)が駐車エリアの角にくるまでまっすぐバック。
6.ハンドルを切ってピボットエリアに後輪を付ける。
7.車が平行になるまでそのままバック。
8.ハンドルをまっすぐに直してぶつからずに駐車エリア内に車を収める。
ここまでが駐車のポイントになります。教習所ではこのあと駐車場から道路に出るところまで検定されます。

ポイントをつかめば誰でも簡単!車庫入れ駐車

バック駐車のコツを覚えて苦手を無くそう

左バックのやり方を中心にして、車庫入れ駐車(バック駐車)のコツをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。教習所で検定されるやり方と、実際に上手にバック駐車するコツは少し違うということがおわかりいただけたでしょう。実践では上手にできていても、検定ではポイントが違うのでそのあたりを覚えていかないと仮免で落ちてしまうということもありますのでお気をつけくださいね。免許証をすでに持っている人も、コツを覚えることで今までよりも狭い通路でも上手に車庫入れができるようになるでしょう。

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