車のライト・フォグランプの使い方が知りたい！
フォグランプとは読んで字のごとくフォグ(霧)の時に役に立つランプ(ライト)です。車を運転していると霧でとても視界が悪くて困ったことがあるでしょう。この霧には普通のヘッドライトでは役に立ちません。フォグランプがあると良いのですが、これはすべての車に装着されているライトではないのが実情。後付けすることは可能なのでしょうか。フォグランプの使い方や効果と後付けについて見ていきましょう。
車のライトの種類
フォグランプ以外にもヘッドライトやスモールランプなど車のライトはいくつもの種類があります。ここではそれぞれのライトにはどんな効果があるのか、どんな使い方をするのかを見ていきましょう。
車幅灯
車幅灯はスモールランプと呼ばれるものです。車の中のライトスイッチでライトを付ける時一度カチッと動かすとスモールランプが付くようになっている車がほとんどです。車幅灯をONにすると社内の計器のライトと車外の尾灯が点灯することになります。使い方はライトを付けるほどではないが薄暗く、安全面に心配があるとき対向車に自分の車の存在を知らせるために点灯します。雨天時などにも同様に使用します。
前照灯
前照灯はヘッドライトと同じライトの種類です。全面を照らす灯りということでこれも字を見るとその効果がわかりますね。ヘッドライトは先程のライトのスイッチをさらに奥に移動させることで点灯する仕組みです。夜間や雨天など暗くて視界が悪い時の視界の確保、また対向車や歩行者に自分の車の存在を知らせるという効果があります。ヘッドライトは不灯火だと違反になりますので、夜間の車の運転時には必ずヘッドライトを点灯するようにしましょう。
車のライト・フォグランプの効果とは
車のライトの種類やその効果がわかったところで、早速フォグランプがいったいどのような状況のドライブに向いているのか。フォグランプ無しだといったいどんな感じになるのかを見ていきましょう。ナイトドライブや天候の悪い時の車の運転で視界に不便を感じる人はぜひ、フォグランプの効果を知ってください。
フォグランプなし：前方が見づらい
フォグランプは霧の時に使うライトだというお話をしましたが、霧の時はどうしてヘッドライトが効果がないかというと霧にライトが反射してしまうため余計見にくくなってしまうせいです。
フォグランプあり：見える幅が広がり視界が広がる
フォグランプは上下を照らす効果を少なくして左右幅の視野を広げるため霧への影響が少なく広い範囲で前方を確認できるようになります。
車のライト・フォグランプの後付けは可能？
「フォグランプってすごい。今度霧の時にはぜひフォグランプを使おう！」と思っていたのに、いざつけようと探してもフォグランプのスイッチが見つからない！というのは車を買ったばかりの人あるあるです。フォグランプは標準仕様ではありません。はじめからついている車もありますがついていない車の方が多いでしょう。
後付けは可能
フォグランプはグレードの高い車には初期装置として付いているものです。オプションで装備できる車はもちろんのこと、はじめは付いていない車にも後付けで取り付けることももちろん可能となっています。
後付け方法は
車の電気関係に強い人なら自分で工事することもできるでしょう。自身の無い方は車を買ったディーラーを通して取り付けてもらう、オートバックスやイエローハットなどカー用品点の取り付けサービスを利用する、詳しい友人に依頼する・・・などなど方法はあります。
後付け費用はどのくらい？
自分で取り付けるのであれば部品代で済みますので2万もあれば取り付けることができるでしょう。カー用品で部品を買うと取付費が無料になったり割引になるサービスを使った場合取付費だけなら5,000～10,000円くらいで収まるでしょう。ディーラーに依頼する場合は、まず部品が純正品で高価なものになること、取付費も込みで30,000～55,000円くらい見ておいた方が良いようです。
後付けするときの注意点
フォグランプを取り付ける事は悪いことではありませんが、たとえばフォグランプが故障したとき、ディーラーに頼んでも「社外品だから」と保証がつかないばかりか修理を断られてしまう場合すらあります。オーナーが勝手に取り付けたものならディーラーは保証できないのは仕方ないですね。ディーラーで純正品を付ける以外の場合は、そこは自己責任で納得した上で取り付けるようにしましょう。
車のフォグランプの後付け・車検に影響は？
はじめから車についていないものを取り付けると「車検に通るのか」という心配がでてきます。車検のたびに外すというのも面倒です。フォグランプを後付けした場合車検への影響はどのようになるのでしょうか。車検に通るフォグランプの取り付け方をご紹介します。
後付けフォグランプの扱い
後付けフォグランプは後から車を改造することですね。車の改造は車検が通らないのでは？と心配される方もいると思います。でも、フォグランプのDIYでの後付けでもフォグランプの規定を満たしていれば車検は通ります。
車検に影響するのは色と明るさ・向き
フォグランプが車検の時に引っかからない条件は白色、または黄色であること。明るさが7000ケルビン以下(LED基準)のもの。そしてライトの照射範囲の基準内に向きを照らしていることの3点です。この他、2つ以上付けてはいけないというものもありますが、これは同時点灯しない限りは違法にはならないので車検に通る場合もあります。しかし車検をする検査員のさじ加減なので2つまでにしておくのが安パイでしょう。
黄色のフォグランプは平気なの？
平成17年式より後の車は黄色が車検に通らないというのはヘッドライトにおける色の基準です。フォグランプは年式関係なく白か黄色であれば車検を通すことができます。
車のライト・フォグランプのおすすめ
フォグランプを自分で後付けしたい人のために、通販サイトで人気の高いフォグランプを3つご紹介します。
おすすめフォグランプ①
フォグランプを買うなら、省エネで寿命が長いLEDのフォグランプがおすすめです。もちろん、こちらのGreenClick フォグランプはLEDランプ。先端のレンズのデザインにより、集光性と投光性がアップされた人気のデザインです。ライト色は白色。暗すぎず明るすぎず、ちょうどよい明るさで車検も安心です。
おすすめフォグランプ②
フィリップス LEDフォグランプバルブ
フィリップスのこのフォグランプは昼間のような明るさを実現した蒼白色のLEDフォグランプです。照らして欲しいところにきちんと集光してくれるので安全なナイトドライブを楽しめるでしょう。もちろんLEDだからライトの寿命も従来品よりも長持ちを実現しています。(同一メーカー品比較)
おすすめフォグランプ③
このIPFフォグランプの特徴は黄色と白色の色の切り替えができるところ。ランプ色によって集光性や照射範囲の設定を変えているので、見やすいものに切り替えることができます。日本製。3年保証付き。
まとめ
あると劇的に霧の時の視界がよくなるフォグランプ。その効果や後付けの時の車検の心配などについても言及してきました。いかがでしたでしょうか。フォグランプは普段は必要性を感じないかもしれませんが、一度取り付けてみるとその素晴らしさに手放せなくなるライトです。まだ体験したことのない方はぜひ一度その目でフォグライトの性能を実感してみることをおすすめします。
車の整備が気になる人はこちらをチェック！
フォグランプ以外にも車の整備に関する記事を掲載しています。車やバイクがお好きな人は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。あなたの役に立つ情報が見つかるでしょう。
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