キャンプで活躍する簡単カレーレシピを知りたい!
ちょっとした工夫で絶品カレーメニュー
キャンプといえばカレー!という人もいるでしょう。とても人気が高いキャンプめしレシピです。アウトドアで使える限られた道具で作る、簡単カレーレシピ、残り物カレーのアレンジメニューをご紹介します。
カレーに使えるキャンプ料理の道具
道具①鍋
大勢で食べるキャンプめしなら鍋はダッジオーブンが使えます。フタが重くて加圧調理できるので、無水カレーを作る事も。
道具②メスティン
本来は飯ごうであるメスティン。安くて軽くて深さのある飯ごうよりも使いやすくて持っている人も多いでしょう。メスティンを鍋代わりにしてカレーを作ることも可能です。
道具③スキレット
ソロキャンプで重たいダッジオーブンを持ち歩くのは面倒ですし、よほどの料理好きな人以外はあまり必要を感じませんね。そんな時に活躍してくれるのが安くてコンパクトでしっかり重量感もあるスキレットです。スキレットは基本的にフタが無いのですが同じサイズのスキレットを重ねてフタにすればダッジオーブンと同様に「上からも加熱」する料理が作れます。
簡単キャンプカレーレシピ①
缶詰で手軽にサバカレー
キャンプでカレーを作るのは良いけれど材料の中で鮮度が心配、肉汁がでて汚れるなど持っていくのに困るのが肉類の食材です。クーラーボックスがあれば良いけれど少しの肉のためだけに大きなクーラーボックスを下げて歩くのも大変。そんな時に簡単便利に使えるのが缶詰類です。野菜もできるだけ少なくするために缶詰のトマトなどを使います。
作り方のコツ
缶詰大活躍サバカレーの作り方と材料
1.鍋(クッカー大)にオリーブオイルを垂らし火にかけます。
2.カットして持参した野菜(今回はしめじと玉ねぎ)を入れ炒める。
3.水、250~350ccとトマト缶1缶、サバの水煮缶1缶を入れます。
4.フタをして沸騰させアクを取り、コンソメ(適量)、カレー粉(適量)を入れ混ぜます。
5.しばらく煮込んだらできあがりです。
鍋が小さいので吹きこぼれの心配があります。吹きこぼれに注意しましょう。野菜は自分でカットしたものを持参しても良いですし、キャンプ場に向かう途中のコンビニなどでカット野菜を調達しても。
簡単キャンプカレーレシピ②
スキレットで作る簡単焼きカレー
残り物のカレーや食べ飽きてきたレトルトカレーを新しい味にアレンジする「簡単焼きカレーづくり」にチャレンジしてみましょう。もちろん自分でカレーを作っても良いですが、できているカレーを使い切る、レトルトカレーを使うことで材料の野菜などを持参する手間が減ります。(作り方は動画15:45あたりから。)
作り方のコツ
北九州名物焼きカレーの作り方と材料
1.スキレットに油を敷き、熱してからごはんを食べる分だけ入れます。
2.その上に残り物やレトルトのカレーをかけます。
3.チーズを乗せ、中央に全卵1個を割り入れます。
4.もう一つの同サイズのスキレットをフタ代わりに乗せ、その上にも炭を乗せます。
5.チーズがとろけ、卵が少し固まった頃が食べごろです。
ニトスキなどスキレットは安く手に入りやすいキャンプにもピッタリな鉄鍋になります。チーズがとろけた方が断然美味しいので、上からも加熱しましょう。そんな時に上にも炭を置けるスキレットのフタは便利です。
簡単キャンプカレーレシピ③
野菜は別調理とんこつカレー
2018年冬アニメとして冬キャンプブームを作ったゆるキャン△の中に登場するカレーの再現です。野菜はあと乗せなのでサラッとしたカレーに仕上がります。基本のカレーの作り方はとても簡単で乗せる野菜で色々とアレンジできそうなレシピです。
作り方のコツ
とんこつ煮込みカレーの作り方と材料
1.鍋は動画ではフライパンを使用しています。水500mlが入る大きさの鍋ならば何でも。
2.油を敷き、鶏もも肉500gを食べやすい大きさにカットしたものを入れ炒めます。
3.水(上記分量)を入れカレールー(100g。フレークでも)を入れて溶かします。
4.とんこつスープの素(小さじ2~3杯)を入れてさらに少し煮込みます。
5.野菜はオクラ(ゆで)とじゃがいも、にんじん、玉ねぎを素揚げにしたものを用意して上に乗せできあがりです。
カレーが煮込めれば良いので、使う道具(鍋)はフライパンでもクッカーでも自分が持っているもので十分です。とんこつスープが隠し味になりますので、これは必ず入れるようにしましょう。最初からカレールーを入れて煮込んでいるので焦げやすいです。目を離さず時々かき混ぜつつ煮込みましょう。
簡単キャンプカレーレシピ④
粉末カレースープでカレー雑炊
キャンプなどアウトドアめしの材料として持参するのに箱入りよりも袋入りの方が持ち運びに便利です。カレールーはスーパーなどで手に入るのはほとんどが大きめの箱入り。余ってしまいますね。そこで使えるのが小袋入りのカレーうどんスープです。荷物にならず使い切りサイズが嬉しい。カレーうどんとそのあとの雑炊、両方が楽しめます。
作り方のコツ
カレーうどんスープで雑炊作り方と材料
1.肉を鍋で炒めます。
2.水(スープ袋の分量参照)を入れ、粉末のカレーうどんスープと野菜や加工食品をカットしたものを入れます。
3.粉末スープが溶けたらごはん(パックのもの)を投入。煮込んでできあがりです。
カレーうどんをしたあとの締めのメニューとしても。その場合は先にうどんを煮込み食べたあと、残ったスープにごはんを入れましょう。そのため動画ではうどんつゆの具材として長ネギ、あぶらあげ、かまぼこを使用しています。お好みの具材にアレンジ可能です。
簡単キャンプカレーレシピ⑤
5分でできる簡単ドライカレー
アウトドア料理はお腹が空いたという限界で作り始める人も多いでしょう。長時間炎を見つめながらコトコト煮込むカレーも美味しいですが、サッと短時間で作ることができるドライカレーは腹ペコさんには最適なレシピです。
作り方のコツ
ドライカレーの作り方と材料
1.サラダ油を敷いたフライパンににんにく少々を入れ熱し、まずは火が通りにくいにんじん(1/2本)をみじん切りにしたものを炒め、取り出しておきます。
2.同じフライパンにサラダ油を足して合いびき肉(300~400g)を炒め塩コショウで下味をつけます。
3.中濃ソースとケチャップ(各大さじ1)をいれて混ぜ合わせ、カレー粉大さじ3を加えさらに炒めます。
4.2を鍋に戻し、玉ねぎ1個をみじん切りにしたものを入れて炒めます。最後にピーマン2個のみじん切りも入れ炒め合わせたらできあがりです。
みじん切りの野菜なので早く火が通ります。野菜の分量は目安です。玉ねぎを多めに入れると甘みがでて美味しく仕上がります。カレー粉が手元にない人は固形のカレールーを包丁でみじん切りにして使用してもOK。その場合は少しだけ水分を足してあげると溶けやすく混ざりやすいです。
簡単キャンプカレーレシピ⑥
レトルトカレーで簡単パスタ料理
アウトドアでも少ない道具で簡単に作ることができるカレー味のパスタ料理をご紹介します。ご飯はないけどカレーが食べたいという人に。ご飯を炊くよりも早くできるのも魅力です。パスタの乾麺は持ち運びしやすいアウトドアでも使いやすい主食食材です。
作り方のコツ
カレーソースのパスタ料理作り方と材料
1.フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎとしめじを入れて炒めます。
2.コンビーフを入れ鍋の中でほぐしてさらに炒め合わせます。
3.レトルトカレー1袋、牛乳80cc、こしょうを入れて2分煮込みます。
4.別鍋に水500ccを沸騰させパスタ100gを茹でます。
5.4の水の分量が8割程度減ったら3のカレーソースを投入し、よく混ぜ合わせます。
6.お皿に盛り付け、トッピングで温泉卵を乗せたら完成です。
アウトドアのパスタ料理は茹で汁を捨てない、残さないレシピが多いです。この場合もパスタスープとして茹でた残りのお湯を使っています。100gに対して500ccのお湯を使うと残りのお湯がちょうどくらいに茹で上がるのを覚えておくと便利ですよ。
簡単キャンプカレーレシピ⑦
時短簡単スープカレー
アウトドアでも野菜たっぷりのカレーが食べたい。でも煮込むのには時間がかかる。そんなときにおすすめなのがこの簡単時短スープカレーレシピです。スープカレーの煮込み時に入れるのは玉ねぎとにんにくだけ。残りの野菜や肉類は網の上でバーベキューの要領で焼いて火を通してからトッピングしますのでひとつひとつの具材を食べたときそのものの味がハッキリ残り、歯ごたえもシャキシャキ。一味ちがったスープカレーレシピです。
作り方のコツ
時短簡単スープカレーの作り方と材料
1.ご飯の炊き方は割愛(動画を参照ください)。
2.スキレットでバターを溶かし、玉ねぎ(1個)のみじん切りを炒めます。
3.2に火が通って透き通ってきたら水500cc、コンソメ(2欠け)、カレールー(固形2個)を加え塩コショウで味を整えます。
4.肉は鶏手羽を使用。クレイジーソルトをまぶして1時間程度味を染みさせておきます。
5.網の上で鶏肉やブロッコリー、パプリカ、にんじんなど好みの野菜をカットしたものを焼きます。
6.お皿にごはんを盛り付け、3のスープパスタをかけ、5の野菜と肉をトッピングしたら出来上がりです。
煮込むカレーよりもずっと早くできあがる時短のスープカレーレシピです。焼いた野菜は甘みも増し美味しくいただけます。野菜の種類はお好みで色々とアレンジ可能です。
キャンプでも使える!カレーに合うメニュー
メニュー①前菜
カレーは美味しいですが、口の中をさっぱりとリフレッシュしてくれる付け合せや前菜があるとさらに美味しくいただけます。キャンプでも簡単に作れるさっぱりメニューとして玉ねぎサラダがおすすめです。薄くスライスした玉ねぎを水にさらして、細切りのにんじん、缶詰のコーンと一緒にドレッシングで和えれば即席コールスローのできあがり。甘酸っぱい味がピリ辛のカレーとよく合います。
メニュー②デザート
カレーのレシピでも登場することがあるヨーグルトは、カレーとの相性が良いデザートです。作り方も簡単なドライフルーツのヨーグルト漬けをご紹介します。キャンプに出かける前夜から仕込んでおくと良いでしょう。作り方は簡単で、ジップロックなどの密封容器に一晩ヨーグルトにドライフルーツを漬け込むだけ。ドライフルーツはヨーグルトの水分を吸って生っぽく戻ります。ヨーグルトは水分が少なくなってコクがでてまた美味しい一品に。
まとめ
キャンプを楽しむ簡単カレーメニュー
キャンプで作れる簡単なカレーの作り方、カレーアレンジメニューをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。カレーと一緒に食べたいメニューと併せて、アウトドアめしを楽しむ参考にしていただければ幸いです。
料理が気になる人はこちらをチェック!
カレー以外のアウトドアメニューもご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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