岐阜で蛍鑑賞のメリット
ホタルの光景が見れる場所は、コンビニのごとく随所に存在しているのが岐阜県ですが、ホタルを鑑賞することで得られるメリットがあるのです。
美しい蛍と自然で癒やされる
岐阜県は都会とはまるで異なり、山深さや清流といった、自然そのまんまの風景が身近に色濃い土地です。そんな自然のなかで、空中に光る幻想を具現化した蛍の群れ。都会のストレスを切り離し、心が癒やされる条件は全て岐阜に揃っているのです。
名所ならではの観光
岐阜のホタル鑑賞の名所の近くには、別の名所も存在しました。例えば自然に囲まれ口コミ人気の高い、キャンプやバーベキューのできる公園、歴史ある神社、御神木の巨樹など。さらに蛍祭りも開催されていることがあって、そこでは地元の美味しいものにありつけたりもするのです。
今回ご紹介する岐阜の蛍スポット地図
岐阜県内の蛍スポットの、全部は紹介しきれませんが、今回取り上げている場所は地図に示すとおりです。身近な名所、ちょっと離れた見知らぬ穴場など、各地をとことんチェックして、お気に入りを見つけてください。
岐阜の蛍スポット①
本巣ほたる公園と席田用水(本巣市)
岐阜の蛍の名所といえば、有名なのが本巣市のほたる公園です。ほたるが見られる公園として整備されています。この公園内から席田(むしろだ)用水の流れに沿って、南方の本巣市民スポーツプラザまで、1.5キロの区間が、本巣市もおすすめしている蛍観賞スポットなのです。
本巣ほたる公園の特徴
2017.05.29 岐阜県本巣市ほたる公園 道路沿いだからめっちゃ車通っていい感じの写真が撮れなかった。意外にきれいに撮るのが難しいから何回かトライせねば。#岐阜 #本巣市 #ほたる #ホタル pic.twitter.com/9xEjMt17JU
— お奈々キャップ (@onanacap_nanet) May 29, 2017
道路に沿って用水路が遠くまで流れ、その両脇には植物の多めなビオトープの環境が作られています。用水路沿いをずっとスポーツプラザ方面に歩いてみたくなります。本巣ほたる公園内の東屋でゆっくりしながら蛍が見れるし、市街地の道から気軽に撮影もできるとして、口コミの評価も高いです。
蛍の見頃
毎年5月の中旬を過ぎたあたりから、6月の上旬の頃までが、本巣ほたる公園と席田用水での蛍観賞の見頃となります。観賞に最適な時間は、毎日19時30分から21時30分頃とのことです。
アクセス
岐阜市内より国道157号線を北の本巣駅前へ。本巣ほたる公園の駐車場は10台。本巣市民スポーツプラザは駐車場が広め。樽見鉄道の本巣駅より、県道78号線を西へ歩いて10分。
岐阜の蛍スポット②
川浦川と廿屋川(美濃加茂市)
美濃加茂市で山林の広がる三和地区。キャンプ場のある御殿山の周囲に流れる川浦川と、まったく読めない廿屋川(つづやがわ)は、まさに蛍の穴場スポットです。三和のゲンジボタルは、美濃加茂市の天然記念物として大切にされています。
川浦川と廿屋川の特徴
美濃加茂市三和町廿屋の廿屋川
— xyzs (@xyzsxyzs) June 10, 2018
こちらはビンゴ(^^;
若干天の川が見えてましたw
サムヤン14mmのF2.8では蛍撮影は結構きついですね
ISO感度を上げないとちゃんと写ってくれない・・・(´・ω・`)
もうちょっと広角で明るいのがホシイ#廿屋川 #美濃加茂市 #蛍 #天の川 #K70 #PENTAX pic.twitter.com/8aPtOYI3VN
三和の森林に流れる川浦川と廿屋川の、数キロに渡る清流の上を、無数のホタルが飛び交います。地元ではゲンジボタルを守る会が清掃活動を行い、地元の三和小学校では蛍の飼育と放流も行っているので、毎年確実に蛍が見れると評価されています。
蛍の見頃
川浦川と廿屋川のあたりでホタルが見られるのは、6月上旬から下旬にかけて。特に見頃な時期は、6月の中旬頃です。
アクセス
東海環状自動車道の美濃加茂インターより、県道348を北進して三和地区へ。美濃太田駅から、愛あいバスのほたる線に乗り、廿屋口か三和交流センターのバス停まで20分程度。
岐阜の蛍スポット③
大安寺川ホタルの里(各務原市)
各務原市鵜沼の市街地を流れる大安寺川の上流には、ホタルの里という蛍鑑賞の名所があります。花菖蒲も咲き始める毎年6月になると、ここでは大安寺川ホタル祭りが開催され、蛍の光を見ようと多くの人々が集まります。
大安寺川ホタルの里の特徴
今日の用事というのはホタル撮影:sparkles:
— コテツ (@Ou0ctYpggiIS6g7) June 12, 2018
各務原市にある大安寺川ホタルの里に行ってきたんですが、ココのホタルはめっちゃアグレッシブ:flushed:
ホタルの種類が違うのかフツーに寄ってくるし点灯時間も明るさもこの前とは大違い:heart_eyes:
おかげでイイ画が撮れました:yum:
ココかなりオススメです:wink: pic.twitter.com/6Kf5QdrcXh
森に囲まれた、各務原ののどかな風景が見られる場所です。現地では、蛍の生育しやすい環境を再現した、ビオトープが南北に伸びています。祭りと言っても派手なイベントは全くなく、遊歩道を歩いたり、椅子に座って蛍を心ゆくまで鑑賞できるため、口コミでも人気を得ています。
蛍の見頃
毎年6月のはじめから、6月中旬過ぎまでが、大安寺川ほたる祭りの開催時期です。夜の20時前後が見頃で、元気よく飛び回っているのでおすすめです。
アクセス
各務原市街地からは、国道21号坂祝(さかほぎ)バイパスの脇道に入り、国道下をくぐって現地に向かいます。高山本線の鵜沼宿駅から、国道21号の脇道を通って、徒歩25分。
岐阜の蛍スポット④
桂川(揖斐川町)
岐阜県西部で、面積のほとんどが山間部という揖斐川町。各地にホタルが生息している清流が流れているため、ホタルの見れる名所が各地にあります。中でも地元の口コミや情報として知られているが、揖斐川町南部で、揖斐川に沿って流れている桂川です。
桂川の特徴
一番好きな空!田舎でしか見れん景色やよ田んぼの景色(*^^*)ホタルすっごいたくさんおった!!風がやんだら一斉に飛んだ(*^^*) 揖斐川町桂川。写真は服にとまったホタル。笑 pic.twitter.com/9eiF3r9wdK
— AYAKA (@maron761) June 11, 2017
桂川の周辺でも、上ミ野地区の揖斐厚生病院の付近が、もっとも蛍の乱舞する場所として有名です。ここは揖斐町役場から500メートルの地点。桂川の両岸には道路が伸びていて、なかなか鑑賞しやすい環境です。特に桂川に架かる龍橋や新籠橋の上がおすすめです。
蛍の見頃
6月の上旬から下旬にかけての時期、桂川の蛍が見頃であるとのことです。また、時間としては夜の8時から10時頃が良い時間帯ですが、特に風のない日の9時前後がおすすめされています。
アクセス
養老線の揖斐川駅から、国道417号線を北へ、岡島橋を渡って揖斐厚生病院近くまでは、徒歩20分。車の場合岐阜市街地からは、国道303号線を西の揖斐町へと向かいます。
岐阜の蛍スポット⑤
神洞ほたるの里公園(美濃市)
岐阜の市街地からは完全に離れ、南に誕生山、北に矢坪ヶ岳など飛騨高地の山々に囲まれている美濃市の神洞地区。ここでは板取川のほとりに、蛍が群れ飛び回る穴場、神洞ほたるの里公園があります。
神洞ほたるの里公園の特徴
自然に囲まれ、バーベキューやキャンプも楽しめるとして口コミで高い人気なのがこの公園です。誕生山から小川が流れ、公園の脇を通って板取川に注いでいます。地元では川の清掃作業と蛍のエサやりをしているために蛍の数も十分で、時期になれば蛍が数多く飛び交う様子が鑑賞できます。
蛍の見頃
神洞ほたるの里公園の見頃は、例年6月の中旬から下旬ごろとなります。特に夜の20時ころにピークを迎えているようです。
アクセス
東海北陸自動車道の美濃インターからは、国道156号を北上、途中県道81号に入り、長良川を渡って、板取川沿いに、西の神洞地区を目指します。バスは美濃市駅前からの牧谷御手洗線に乗り、神洞ほたるの里公園前バス停まで向かいます。
岐阜の蛍スポット⑥
根尾の上大須(本巣市)
飛騨高地のど真ん中、本巣市北部の根尾・上大須地区は、NEOキャンピングパークや、上大須ダムの存在感が大きい場所です。ここに、地元の口コミで評判のホタルスポットがあります。折越林道に向かう道の途中で、西の山から流れる小さな清流の上が、ホタルの光が見れる場所です。
根尾の上大須の特徴
【根尾のホタルが乱舞】 根尾上大須地区でホタルが乱舞し、見頃を迎えています。場所はNEOキャンピングパークから北へ2kmほどの地点です。ホタルが盛んに飛ぶ時間は午後8~9時ごろ。次第に見えてくる星空と一緒に楽しむのもおすすめです。 pic.twitter.com/8cQZM1in3K
— 本巣市 (@MotosuCity) July 2, 2016
上大須の山林が周囲に迫る中、人の手が加わっていないように見える、自然なままの川の流れがあります。夜になれば数えきれないほどのホタルが、上大須の川の周囲を飛び回り出します。特に湿度が高めな暑い日がおすすめです。
蛍の見頃
上大須地区では、6月下旬より7月の中旬のころが、ほたるの見頃とされています。最高潮な時間帯としては、19時30~20時30頃がおすすめされています。
アクセス
本巣市街地から国道157号線を北へ、途中418号線に入り、根尾からは県道255号線を北上します。NEOキャンピングパークを過ぎたら公衆トイレの角を左折、橋を渡って右折します。もう一つの橋を渡った先が、目指す蛍スポットです。
岐阜の蛍スポット⑦
迫間川(坂祝町)
岐阜県加茂郡坂祝町(さかほぎちょう)勝山の、迫間川のあたりが、昔からホタルの出現地として知られてきました。特に神明神社のあたりから上流にかけての場所がおすすめです。現地では蛍の時期がくると、勝山迫間川ほたる祭が開催されて、ホタルじゃなく食べ物目当ての女子も集まります。
迫間川の特徴
迫間川と神明神社の間は、祭りのイベント会場となる原っぱです。迫間川の周囲は開けた場所なので、ホタルの光が見やすい環境が整っています。ほたる祭は地元のホタルを守る会を主催とし、舞台でのイベントや、地元の美味しい料理や農産品の販売などのバザーが開かれます。
蛍の見頃
迫間川の神明神社あたりでは、6月の上旬よりホタルが見れるようになります。勝山迫間川ほたる祭の開催時期は例年6月7日ころで、この時期がホタルの見頃になると言えそうです。
アクセス
東海北陸自動車道の岐阜各務原インター方面からは、国道21号線を東へ、坂祝バイパスを通って勝山IC交差点で左折、勝山地区の神明神社前へ向かいます。JR坂祝駅から、坂祝バイパスを超えて徒歩20分。
岐阜の蛍スポット⑧
赤川(白川町)
飛騨高地の加茂郡白河町で、ゲンジボタルが見れる穴場な名所が、三川地区です。この場所は清流国体記念運動公園大野台パークの近くで、谷あいの盆地に流れている赤川に、穴場的なホタル鑑賞スポットがあります。
赤川の特徴
ホタル!とんでた!
— 白川町地域おこし協力隊 (@mino_shirakawa) June 17, 2014
はかない光を放ってました#白川町 #ホタル pic.twitter.com/W14MLWIEZ9
川幅は割と広く、石が丸い石がゴロゴロとした場所で、ホタルが舞い踊っています。県道68号線の友淵橋の上や、川沿いの道路も見どころです。その他下平のエノキという名木のそばの、松原鐵工株式会社の敷地内のゲンジボタルの里は、口コミで知られる穴場です。
蛍の見頃
赤川でゲンジボタルの見頃となる時期は、6月の中旬頃です。夜の20時から21時頃に、ホタルが活発に光を放っている様子で、特に気温の高くなった時が見頃です。
アクセス
東海環状自動車道の美濃インターからは、国道41号を北上して白河町へ。町役場の近くから県道68号を東へ、白川蘇原郵便局の近くです。
岐阜の蛍スポット⑨
神淵(七宗町)
神淵神社の大杉は、樹齢800年、樹高45メートル、幹周り7.5メートルという立派な御神木で、読める人が少ない七宗町(ひちそうちょう)のシンボルです。この神社を擁する神淵地区は山に囲まれた農村部ですが、神淵川の流域全体が、神降臨のごとく蛍の群がる名所として評判なところです。
神淵の特徴
北から南へと流れている神淵川の両岸は、山林の谷あいのきれいな田園風景が広がっている場所です。蛍が見れる頃に咲くウツボグサは、この地域ではホタル草とも呼ばれています。ゲンジボタルやヒメボタルが神淵川・葛屋川の水辺の各地に集まって、無数の魅惑的な光を放っている様子が見られます。
蛍の見頃
神淵川・葛屋川のゲンジボタルは、6月の中旬から下旬が見頃です。また、同じ場所で見られるヒメボタルは、7月の上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。
アクセス
東海環状自動車道、美濃インターからの場合、国道41号線を北上し、上麻生駅前県道64号飛騨街道に入って20分。
岐阜各地の蛍を見に行こう
岐阜県はどこの川辺に向かっても、口コミで有名な蛍の名所や穴場に満ちたところでした。岐阜の自然パワー溢れる土地で、無数の蛍がファンタジックに飛び回る光景は、見る人に感動を与えてくれます。見頃には岐阜のホタルスポット、是非とも行ってみたいですね。
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