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アンゲロニアの育て方・栽培方法まとめ!挿し木での増やし方や冬越しの方法は?

アンゲロニアをご存知でしょうか?アンゲロニアとは小さくカラフルな花を沢山つける植物で、ガーデニング初心者でも育てやすいことが知られています。今回はそんなアンゲロニアの育て方・栽培方法や、挿し木での増やし方・冬越しの方法などを解説していきます!
2020年8月27日
T・S
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花苗 アンゲロニア セレニータ シリーズ 3〜3.5号ポット開花株ラベンダーピンク ラズベリーローズ ブルー パープル スカイブルー ホワイトからお選び下さい

アンゲロニアとは?

アンゲロニアとはゴマノハグサ科アンゲロニア属に分類される植物で、世界には約30種類が存在します。本種は暑さにも強い特徴を持っていますので、夏に観葉植物を枯らしてしまった経験のあるガーデニング初心者でも育てやすい植物です。今回はそんなアンゲロニアの育て方・栽培方法や挿し木での増やし方・冬越しの方法などを解説しましたので、是非参考にして育ててみましょう!

アンゲロニアの特徴

アンゲロニアの花

花はとても小さく、およそ1センチほどの花を沢山付けます。花の色は紫色をはじめとし、ピンク色や白色、青色、二色混ざったものなどがあります。開花時期は初夏から秋までとなっており、長い間楽しめるのも特徴ですね。大きさは30センチくらいの品種から、1mまで大きくなる品種もあります。花の形は口を開けた骸骨のようとも言われることがありますが、別名は「エンジェルラベンダー」となっています。

育てやすいアンゲロニア

本種の大きなメリットは、なんといっても育てやすく、ガーデニング初心者でも育てやすいことです。暑さに強いので真夏でも耐えることが出来、また日当たりのあまり良くない場所でもちゃんと育ってくれます。暑さに強い分、真冬の寒さには強くないのですが、工夫次第では冬越しも出来ます。やり方は後述しましたので参考にして育ててみて下さい。

本来は多年草なアンゲロニア

本種は元々多年草の植物ですが、日本の寒さに耐えるのは難しい為、一年草として扱われています。かなり暖かい地域じゃないと、花壇などの地植えで冬越しをさせるのは難しいですね。しかし、花壇を華やかにしたい方によく選ばれている植物でもありますので、花壇で育てる場合は一年草として育てましょう。

アンゲロニアの種類

花苗 アンゲロニア セレニータ シリーズ 3〜3.5号ポット開花株ラベンダーピンク ラズベリーローズ ブルー パープル スカイブルー ホワイトからお選び下さい

出典:Amazon
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本種にはいろいろな種類がありますが、「セレナ」というシリーズや「カリータ」というシリーズがあります。また、「アングスティフォリア」「サリカリフォリア」という品種もよく流通していますね。上記画像はセレナよりも少し小さめなのが特徴の「セレニータ」という品種で、ネットショップなどでも安価で販売されていますのでチェックしてみて下さい。

アンゲロニアの育て方①環境

日当たり・水はけの良い場所に植える

日当たりと風通しの良い場所に植えてあげましょう。しかし、若干日陰になる程度であれば耐えられますので、置き場はあまり気にしすぎなくても大丈夫です。もちろん日当たりが悪くなった分、花付きは少し悪くなってしまいますが、真夏の強烈な西日を避けられるのであればそちらの方がおすすめです。また、基本的に寒さに弱いので、寒冷地では鉢植えがおすすめです。

夏と冬の管理


熱帯や亜熱帯地域が原産地の植物ですので、高温多湿の環境が適しています。冬は5度以下の気温になってしまうと枯れてしまいますので、寒い地域で地植えをするのは避けた方が良いですね。気温を保てるように保護してあげれば耐えられる場合もありますが、基本的に寒い地域では鉢植えにして、室内に入れることで冬越しをさせるか、もしくは一年草として楽しむかのどちらかになります。

アンゲロニアの育て方②用土と植え付け

アンゲロニアの土作り

水持ちが良くて水はけも良い土を好みます。乾燥には強くありませんので、水はけだけを重視した土作りはおすすめしません。赤玉土を5割、腐葉土を3割、ピートモスを2割で混ぜた土を使うのがおすすめですね。ピートモスが水を持ってくれます。水はけと水持ちは両極端なものですが、こうして混ぜることで対応出来ますので作ってみましょう!

アンゲロニアの植え付け

苗を購入して植え付けをするなら5~7月が適期となります。植え付け方法で特に注意点はありませんので、穴を開けて軽く覆土し、水やりをして活着させてあげましょう。種まきをする場合は4月下旬から6月の間に行いましょう。ポットに先述した用土を入れ、種まきをして軽く覆土をし、霧吹きなどでしっかり水やりをします。その後、発芽するまで水っ気が切れないように管理をすれば一週間ほどで発芽します。

アンゲロニアの育て方③水やりと肥料

アンゲロニアへの水やり

乾燥が苦手ですので、水やりはしっかり行いましょう。とはいえ、いつも水やりをするのではなく、土の表面が乾いたら水やりをするのがコツです。鉢植えで冬越しをさせる場合、冬は水やりの回数を減らしましょう。庭植えの場合は雨水により水分が補給されますので、土の状態だけ定期的にチェックして、乾燥している様子であれば水やりをするようにしましょう。

アンゲロニアへの肥料

沢山花を咲かせる為には肥料は不可欠です。特に、夏の開花期には肥料を切らさないようにしましょう。植え付けをする際に一度緩効性の肥料を与え、あとは二週間に一度ほど液体肥料を与えると花がしっかりついてくれます。また、冬越しをさせる場合は10月の秋時期にも一度、緩効性肥料を与えて栄養補給をしてあげましょう。

アンゲロニアの育て方④植え替えと剪定

アンゲロニアの植え替え

基本的に一年草として扱われていますので、植え替えをする機会は少ないかもしれません。しかし、鉢植えで冬越しをした場合は植え替えをしてあげましょう。一年か二年に一度植え替えをすることになりますが、根の状態で判断するのがおすすめです。鉢に根が詰まっている様子であれば植え替えをしてあげましょう。3月下旬から4月中旬の、暖かくなってきた時期に行いましょう。

アンゲロニアの剪定とお手入れ


種まきをして栽培をする目的がある場合は別ですが、そうでなければ花がら摘みをしてあげましょう。また、夏の開花期中は咲き終わった花茎が出てきますので、脇芽の上で半分から三分の一くらいの長さになるように剪定します。すると脇芽が伸びはじめてまた花をつけてくれます。また、高い背丈になる品種は倒れることがありますので、倒れそうであれば支柱で支えてあげましょう。

アンゲロニアの育て方⑤増やし方と注意点

アンゲロニアの増やし方

増やし方は種まきか挿し木になります。種まきの場合は種を採取して、先述して説明したようにやってみましょう。増やし方・栽培方法は挿し木が一般的で、春か秋に行います。2節くらいで茎を切り、切り口を30分間水に漬け、水を吸わさせてから土に挿して下さい。少し明るさのある日陰に置いておけば数週間で芽が出てきますので、そのタイミングで植え替えをしてあげましょう。

アンゲロニアの注意点

灰色かび病という病気になることがあります。これは雨の日が続いた時に、風通しの悪い場所で育てているとかかりやすい病気ですので、植え付けをする際は風通しの良い場所を選びましょう。また、害虫はアブラムシやナメクジがつくことがあります。アブラムシがついていたら薬で防除をしましょう。ナメクジは夜行性ですので、夜間に観察をして補殺します。

アンゲロニアの花言葉

アンゲロニアの花言葉は主に三つあり、「過去の恋人・無遠慮・拒否」となっています。どの言葉もあまり良くない雰囲気の言葉ですよね。とても美しい花で、カラフルなので人にプレゼントしたくなる花ではありますが、誰かに贈る際は花言葉の意味も考えておいた方がいいかもしれませんね。意図しないところで不愉快にさせてしまう可能性もあります。

アンゲロニアに関するTwitter

アンゲロニアを種まきで栽培

種から育てたものが開花したことが書かれています。ガーデニング初心者であれば、植え付けの際は苗を使い、増やし方は挿し木がおすすめではありますが、慣れてきたら種まきで栽培もしてみましょう!種まきは芽が出てくるまで不安になるものですが、覆土をしすぎないこと、水を切らさないことを守れば案外簡単に出来ます。

アンゲロニアの花言葉に納得

花言葉の意味を調べて納得した様子が書かれています。「過去の恋人」という花言葉が一番知られていますが、この由来は、花がまるで天使のように見えることが関係しているそうです。また、上記ツイートの方のように少し淋しい雰囲気を感じる方もいますね。逆に、ちょっと強烈な花言葉を持っているのを好む方もおり、そういった方に愛されている花でもあります。

剪定して仕切り直し

二週間前に購入したものがしおれてしまったので、剪定して仕切り直しをする様子が書かれています。しおれてきたということは環境が悪い可能性がありますので、まずは日当たりや土の状態、水やりをしすぎてないかチェックしてみましょう。剪定をすれば状態が戻るかは難しいところで、まずは日頃の状態を確認する必要がありますね。


寄せ植えのメインにアークエンジェル

寄せ植えにもおすすめな種類「アークエンジェル」が紹介されています。本種には種類が様々あり、小さな花・背丈のものからとても大きく育つものまであります。中でもアークエンジェルという種類は花が大きくなりやすい種類ですので、寄せ植えの際にメイン級になれる存在ですね。寄せ植えをしてみたい方は是非育ててみましょう!

アンゲロニアの寄せ植え例

本種を使った可愛らしい寄せ植えが紹介されています。アンゲロニアは背丈の高さ、花穂の形が特徴的ですので、それを生かして寄せ植えをするならば背景のようにするのがおすすめです。他の方の寄せ植えも大抵はバックに配置されていますね。開花期の長い花ですので寄せ植えには重宝します。

口を開けたようなアンゲロニア

「骸骨が口を開けたような花」という説明が伝わりやすい画像が紹介されています。ここまで紹介してきました内容・画像などではあまり伝わらなかったかもしれませんが、ツイートの右の画像を見ると、口を大きく開けているように見えてくるのではないでしょうか。一度そのように見えはじめると、ちょっと怖くなるかもしれませんね!

まとめ~アンゲロニアの育て方~

今回の「アンゲロニアの育て方・栽培方法まとめ!挿し木での増やし方や冬越しの方法は?」はいかがでしたでしょうか?

育て方や種まき・挿し木での増やし方・栽培方法、剪定(切り戻し)などのお手入れや花言葉などまで解説させて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなった方も多いのではないでしょうか。花言葉はちょっと怖い感じもしますが、見た目はとても可愛らしい花で、ガーデニング初心者でも育てやすいので是非挑戦してみて下さい!慣れてきたら寄せ植えも楽しみましょう!

アンゲロニアが気になる方はこちらもチェック!

今回はアンゲロニアについて紹介致しましたが、観葉植物の記事は他にも沢山ありますので、気になる方は是非見てみて下さい。