長崎の美術館と博物館
長崎県には博物館法によるものと私立のものを含めて約28軒の美術館(アートミュージアム)と約77軒の博物館(ミュージアム)がある、となっています。いずれの数値も全国ベースで比較しますと、多い方ではありません。因みに美術館、博物館数のトップは長野県です。
長崎には風光明媚な海、島、山など絶景が楽しめるポイントがいっぱいあります。これに海外から持ち込まれた多くの美術品のコレクションや地元にゆかりのある芸術家の作品群が見られ、長崎の人々が歴史に翻弄された多くの遺構を示す博物館があり。どうしても見たい人気のポイントが多すぎるところです。しかし何度も訪れたい素敵な観光地ポイントでは常に上位に位置しています。大浦天主堂から見る長崎の街は絶景です。ここで長崎が辿ってきた重い歴史ときれいな風景とを重ね合わせながら美術館・博物館めぐりで過去と未来を一時テーマにしてみるのも一考です。(この記事は2018年6月22日現在の情報です。金額、内容についてはご確認ください)
長崎のおすすめ美術館(アートミュージアム)
長崎の美術館は、県の美術館以外はほとんど専門美術館で、対象が明確です。やはり個人の私立美術館も人気で、増加の傾向にあります。
長崎のおすすめ美術館①
長崎県美術館
大規模な大型美術館です。長崎県の芸術、文化の殿堂です。中世、現代のスペイン美術や長崎ゆかりの美術ほか各種の魅力的な企画展展覧会などをギャラリーでイベントとして開催しています。大人気です。外交官須磨弥吉郎の寄贈したコレクションが美術館の中心となっています。2005年開館で建築設計は隅研吾氏です。スペイン美術は、ジュアン・ミロ、パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリなどが代表作で多くの所蔵品があります。
現在、企画展展覧会は「戦没画学生慰霊美術展、無言館、祈りの絵」を開催中。常設展、コレクション展、企画展展覧会、特別展などが適時アートギャラリーで開催されます。イベントが多彩です。(口コミも参考にしてください)
今回、お江戸展を拝見する為、長崎県美術館に初めて行きましてが、隈研吾さんが設計したこのガラス張りの建物から見る ハーバビューは圧巻です!
基本情報
名称:長崎県美術館(ナガサキアートミュージアム)
住所:長崎市出島町2-1
電話:095-833-2110
開館時間:10:00-20:00
休館日:第二、第四月曜日
入館料金:無料、コレクション展400円、企画特別展は別途有料
アクセス:JR長崎駅から路面電車出島下車徒歩3分、長崎自動車道長崎ICより出島道経由5分
駐車場:クレインハーバー駐車場、有料
長崎のおすすめ美術館②
祈りの丘絵本美術館
こどもの絵本の専門店、童話館が運営する人気の美術館です。国宝大浦天主堂やグラバー園のある長崎市南山手に位置しています。絵本の芸術性のうち絵画に照明を当てて、アプローチの美術の小道を通って絵本の世界に導かれます。館内にはこどもの本、童話の絵本がいっぱい、おおよそ4000展10,000冊が用意されています。イベントとして絵本の原画による常設展や企画展展覧会が随時アートギャラリーで開催されています。絵本コーナーでは500冊ほどが入館者には自由に楽しむことができます。
現在企画展展覧会で人気の「太田大八絵本原画展 はなたれこぞうさま」が開催中。(口コミも参考にしてください)
グラバー園に行く途中、お土産屋さんの通りが並んでいるところにあります。 お庭が素敵です。ブリティッシュ庭園のような感じ。 手入れが行き届いています。 美術館に入ると、一階は本がたくさんあり、販売されていました。 庭園だけでも観る価値があります。
基本情報
名称:祈りの丘絵本美術館
住所:長崎市南山手町2-10
電話:095-828-0716
開館時間:10:00-17:30
休館日:月曜日
入館料金:300円
アクセス:路面電車石橋行き大浦天主堂下車すぐ
駐車場:なし、周辺の駐車場をお使いください。
長崎のおすすめ美術館③
ハウステンボス美術館・博物館
広大なハウステンボスの中にある美術館(アートミュージアム)です。オランダ文化に関する資料が収集され、収蔵されている美術品にはオランダ民俗資料、オランダ絵画、陶磁器などがあり、他にヨーロッパ各地のガラス工芸品やオルゴールなど多岐にわたって収蔵、展示されています。数にしておおよそ9000点に及ぶと言われています。
ハウステンボズの中には美術館・博物館の他テディベアキングダム、ギヤマンミュージアム、ポルセレインミュージアムなどの施設もあります。色々なイベントや企画展展覧会などがギャラリーで連日開催されています。(口コミも参考にしてください)
ハウステンボスの奥の方にあるパレス(宮殿)内にある施設です。パレスの入場は昼間のフリーパスでは無理なのですが、夜からのフリーパスなら無料で入れました。1階から入場、2階にも展示がありました。いろいろな絵がありましたが、少し地味?すいていました。
基本情報
名称:ハウステンボス美術館・博物館
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1ハウステンボス内
電話:0956-27-0001
開館時間:季節によって異なる、詳しくはHPをご覧ください
休館日:なし
観覧料金:季節や企画によって異なる、詳しくはHPをご覧ください
アクセス:JR長崎駅バスターミナルよりハウステンボス行きハウステンボス下車(1時間20分)、JR長崎線ハウステンボス駅下車すぐ、国道205号線経由ハウステンボス、西海パールライン江上ICからハウステンボス
駐車場:ハウステンボス駐車場5000台800円、周辺にも有料駐車場あり
長崎のおすすめ美術館④
雲仙ビードロ美術館
ビードロ美術館内にあるグランドファザー時計(おじさんの時計)が100年経って、今も正確に時を刻んでいます。江戸時代、ビ-ドル・ギアマンと呼ばれ珍重されていたガラスは長崎が発祥の地です。ビードロ美術館では、このビードロと呼ばれていた江戸時代の吹きガラスや19世紀ボヘミアンガラスなどのアンティークなガラス工芸品をコレクションしています。他に人気の柿右衛門、鍋島、古伊万里などの陶磁器、絵画などを季節に応じてギャラリーでイベントとして展示しています。まもなく始まる企画展展覧会は「百万本のバラ肉 山中敬子90年の人生展」です。(口コミも参考にしてください)
お友達の子供5人で髪留めのゴムを作りました。 簡単に作れて、みんな楽しめました。 届くのが楽しみです!
基本情報
名称:ビードロ美術館
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙320
電話:0957-73-3133
開館時間:9:00-18:00
休館日:臨時休館あり
入館料金
アクセス:JR諫早駅からバス(1時間30分)、長崎駅バスターミナルからバス1時間40分、諫早ICより車1時間30分
駐車場:30台無料
長崎のおすすめ美術館⑤
長崎市野口弥太郎記念美術館
戦前の日本洋画壇における代表的な洋画家です。日本の近代絵画史に輝かしい足跡を残したフォービズムの巨匠です。長崎ゆかりの深い野口弥太郎の作品を展示する記念美術館で、昭和初期のヨーロッパ滞在時の作品から晩年の作品まで、油彩、水彩画を中心に338点を収蔵し、その内40点をギャラリーで展示しています。
現在イベントは企画展展覧会として、野口弥太郎の足跡をたどる 絶筆カーニュの印象に至るまで、を開催中です。(口コミも参考にしてください)
明治後期に建てられた旧長崎英国領事館で、国の重要文化財に指定されている。中は野口弥太郎の美術館になっていました。歴史のある建物を利用されているんですね。
基本情報
名称:長崎市野口弥太郎記念美術館
住所:長崎市平和町7-8平和会館1F
電話:095-843-8209
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日
入館料金:100円
アクセス:電車赤迫行き浜口町電停下車3分、バス浜口町バス停徒歩3分、長崎自動車道出島ICから30分
駐車場:71台有料100円/H
長崎のおすすめ美術館⑥
佐世保市博物館鳥瀬美術センター
1983年4月に開館した、博物館(ミュージアム)と美術館(アートミュージアム)の機能を併せ持つ施設です。佐世保市の中心部にあり、市民の憩いの場、開かれた美術博物館を目指しています。人気の美術館の建物はギリシャ神話のレリーフが鋳込まれており、市のシンボルタワーとなっています。館所蔵品の美術展をはじめ、企画展、特別展、県展、市民展など年間140本ほどの展覧会がイベントとして開催されています。5階には泉福寺洞窟で発掘された土器などの資料がギャラリーで展示されています。
まもなく、イベントの第49回長崎美術協会展、77年前戦艦武蔵佐世保港入港 武蔵展展覧会が開催されます。(口コミも参考にしてください)
世界ネコ歩きの写真展へ行きました。初めて島瀬美術センターを訪れました。写真展は猫好きな人は楽しかったのではないでしょうか。
基本情報
名称:佐世保市博物館島瀬美術センター
住所:長崎県佐世保市瀬島6-22
電話:0956-26-7213
開館時間:10:00-18:00
休館日:火曜日
入館料金:無料(特別展は有料)
アクセス:JR九州佐世保駅より徒歩20分、松浦鉄道中佐世保駅下車5分、車は佐世保市島瀬公園を目指す
駐車場:なし。近隣の有料駐車場をご利用ください。
長崎のおすすめ美術館⑦
弓張の丘ホテル ガラスの丘美術館
アール・ヌーボーからアール・デコにかけて活躍したガラス工芸家ルネー・ラリックのガラス造形作品300展を常設展示している美術館です。弓張の丘ホテルに併設され、佐世保の街や九十九島の絶景が望めます。
基本情報
名称:弓張の丘ホテルガラスの丘美術館
住所:長崎県佐世保市鵜渡越町510
電話:0956-26-0800
開館時間:9:00-20:00
定休日:なし
入館料金:1000円
アクセス:佐世保中央駅から徒歩57分、中佐世保駅から徒歩59分、西九州自動車道佐世保みなとICから車で20分
駐車場:専用駐車場あり
長崎のおすすめ博物館(ミュージアム)
長崎の博物館(ミュージアム)の内容は多岐にわたる、というか魅力的な博物館が多いのですが、単に歴史民俗資料館の性格だけではなく、地域の特性を前面に押し出したような工夫のある博物館が多いです。おもしろそうです。1度行ってみませんか!
長崎のおすすめ博物館①
長崎歴史文化博物館
長崎歴史文化博物館は長崎県立であり、長崎市立の博物館です。江戸時代から近代にかけての海外交流に関する資料を扱う人気の博物館です。この場所はかっての長崎奉行所があったところです。長崎奉行所という歴史的な建物の復元と同時に現代的な博物館としての機能が施してあり、世界的にもユニークな博物館で、長崎の歴史の流れを身近に感じることができ、長崎学研究の拠点となっています。(口コミも参考にしてください)
歴史的には16世紀からの町ですが、キリシタン関係、外国との貿易関係(中国とオランダ)、長崎奉行としての役割など詳しく説明しています。 大変おすすめです。
基本情報
名称:長崎歴史文化博物館
住所:長崎市立山1丁目1-1
電話:095-818-8366
開館時間:8:30-19:00
休館日:月曜日
入館料金:600円
アクセス:長崎駅から徒歩6分、長崎自動車道長崎芒塚ICより10分
駐車場:62台140円/30分
長崎のおすすめ博物館②
シーボルト記念館
日本の近代医学の父と言われるシーボルトの全てを集めた人気の博物館です。博物館はシーボルトゆかりの鳴滝塾隣接地にあり、外観はオランダライデン市にあるシーボルト旧宅をイメージした赤レンガの3階建て洋館になっております。ギャラリーの1階はシーボルトの生涯、2階は6つのコーナーに分かれた常設展室、3階は展覧会特別展などのイベントの企画展示室、シーボルト関係資料1500点を収蔵し内216点をギャラリーで常設展示しています。(口コミも参考にしてください)
鳴滝は落ち着いた街です。シーボルトがなんで出島じゃなくて長崎郊外の鳴滝に住めたのか不思議な話ですが、シーボルトが遊女と言われるお滝さんを「小生もまた古いオランダの風習に従い、目下愛くるしい16歳の 日本の女性と結ばれました。小生は恐らく彼女をヨーロッパの女性と取替えることはあるまいと存じます。」とすればオランダの風習に従い当然キリスト教のプロテスタントでしょうし、もしかしたら楠本イネも洗礼を極秘に受けたかもしれない。
基本情報
名称:シーボルト記念館
住所:長崎市鳴滝2-7-40
電話:095-823-0707
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日
入館料金:100円
アクセス:JR長崎駅から路面電車中川電停下車徒歩7分、蛍石行き新中川電停下車7分、
駐車場:専用駐車場あり、無料
長崎のおすすめ博物館③
長崎市原爆資料館
1945年8月9日11時02分原子爆弾が長崎に投下されました。資料館には11時02分に停まった時計も展示されています。被爆地長崎の世界恒久平和の願いを込めて作られた資料館です。被害の惨状、原爆投下に至った経緯、核兵器開発の歴史、平和希求などストーリー性のある展示がされています。原子爆弾の悲惨さを伝える施設であり、原子爆弾ファットマンの模型も展示されています。(口コミも参考にしてください)
原爆の被害者の画像などは衝撃的でした。また、爆風により歪んだ鉄骨やガラス瓶の塊など、当時のものがなまなましく残っていて、悲惨さを感じさせられました。子供が小さいうちは少しトラウマにもなりそうですが、大人になってから行くのもいいなと思いました。
基本情報
名称:長崎市原爆資料館
住所:長崎市平野町7-8
電話:095-844-1231
開館時間:8:30-17:30
休館日:なし
観覧料金:200円
アクセス:JR長崎駅から路面電車赤迫行き浜口町下車徒歩5分、長崎自動車道長崎多良見ICから5分
駐車場:83台100円
長崎のおすすめ博物館④
壱岐市立一支国博物館
人気沸騰中の壱岐市立一支国博物館は、長崎県壱岐市にある博物館で近傍にある魏志倭人伝(ぎしわじんでん)に記された一支国の王都跡とされる原の辻遺跡や壱岐島内の遺跡に関する資料や出土品をギャラリーで収蔵展示しています。
魏志倭人伝とは、中国の歴史書三国志の中の魏書第30巻烏丸鮮卑東夷倭人条の略称、日本列島にいた民族、住人の倭人の習俗や地形を記したものです。
見所は4165枚の銅銭が入った壷(壱岐市指定文化財)や古墳時代の数多くの出土品でしょう。
博物館1階には長崎埋蔵文化財センターがあり、長崎県全体の考古学研究の拠点となっています。またイベントとして模擬発掘体験やキッズこうこがく研究所もあります。建築設計は黒川紀章氏です。
博物館1階には長崎埋蔵文化財センターがあり、長崎県全体の考古学研究の拠点となっています。また模擬発掘体験やキッズこうこがく研究所もあります。建築設計は黒川紀章氏です。(口コミも参考にしてください)
展示場では発掘された土器などを実際に触ることもでき、体感しながら楽しく学べる博物館です。市民の顔をモデルにした人形はとても精巧な造りで興味深いものでした。
基本情報
名称:壱岐市立一支国博物館
住所:長崎県壱岐市芦辺町深江鶴喜触(つるきふれ)515-1
電話:0920-45-2731
開館時間:8:45-17:30
休館日:月曜日
入館料金:400円
アクセス:壱岐島までは博多港からカーフェリー(2時間10分)高速船(1時間5分)、長崎空港から飛行機で30分、島内アクセス、芦辺港からバス1時間15分博物館下車、印通寺港バス13分博物館下車
長崎のおすすめ博物館⑤
雲仙岳災害記念館がまだすドーム
ド迫力のドーム型スクリーンにより、火砕流、火石流のイベントで疑似体験ができる平成大噴火シアター、火山や防災について11のゾーンに分けて展示されています。1990年の雲仙岳普賢岳の噴火の教訓を後世に伝えるために建てられたギャラリー、伝承館です。見て触れてリアルに体感できる、わかりやすく火山の体験ができる火山体験ミュージアムです。通称がまだすドーム、がまだすとは島原地方の方言でがんばるという意味です。2002年7月オープンの施設、こどもジオパークが人気です。(口コミも参考にしてください)
1991年発生の雲仙普賢岳の被災状況がジオラマで体験できます。開館してから年数経っていますが、新しい趣向が取り入れられ興味深い内容になっております。JAF会員証で割引になります。
基本情報
名称:雲仙岳災害記念館がまだすドーム
住所:長崎県島原市平成町1-1
電話:0957-65-5555
開館時間:9:00-18:00
休館日:なし
入館料金:1000円
アクセス:島原鉄道島原駅より島鉄バスがまだすドーム下車、長崎自動車道諫早IC島原街道を経てがまだすドーム10km40分
駐車場:400台無料
長崎のおすすめ博物館⑥
大浦天主堂
大浦天主堂は、日本最古の国指定重要文化財です。2018年世界遺産登録を目指しています。1865年に建立され、日本に現存するキリスト教建築物としては最古です。
正式名は日本二十六聖殉教者堂、大浦天主堂は殉教の地です。長崎市の西坂に向かって建てられています。二十六聖人とは、豊臣秀吉のキリシタン禁教令により捕縛され1597年2月、長崎西坂の丘で処刑された26人のことです。長崎におけるキリスト教の広がりの歴史をじっくり学ぶことができます。(口コミも参考にしてください)
グラバー園の隣にあるので、グラバー園を出てすぐに着きます。荘厳な感じがしました。このあたりはお土産屋さんが多いですね。またちゃんぽん発祥と言われている四海楼も近くにあります。
基本情報
名称:大浦天主堂
住所:長崎市南山手町5-3
電話:095-823-2628
開館時間:8:00-18:00
休館日:なし
入館料金:1000円
アクセス:JR長崎駅市電1番正覚寺下10分、長崎バス大浦天主堂下徒歩5分、国道324号線バイパス、499号経由5分
駐車場:グラバー園大浦天主堂駐車場、市営松が枝駐車場共に有料
長崎のおすすめ博物館⑦
軍艦島・軍艦島資料館
軍艦島の正式名は端島です。長崎市に属し、明治から昭和にかけて海底探鉱によって栄えた島です。東京以上の超過密都市が形成されましたが、1974年閉山となりました。採掘開始は1810年からです。閉山後は島民全部が島から離れ無人島となりました。2015年軍艦島を構成遺産として含む、明治日本の産業革命遺産製鉄製鋼造船石炭産業が世界遺産に登録されました。島の大きさは南北480m、東西160mで南北に細長く、島全体が護岸堤防で囲まれています。島には草木がほとんどないため、主婦の間で生け花が人気だったそうです。
現在は有名な観光地として、国の内外から多くの人が訪れています。(口コミも参考にしてください)
世界遺産認定前に上陸したときは、人が少なく予約なしでした。今回は世界遺産認定後とあり、予約は3ヶ月前からでないと無理と言われてしまいました。前回は、船の乗り降り場所が足元不安定でしたが、今はどうなんだろう。上陸できなかったけどミュージアムで十分楽しめました。
基本情報
名称:端島(軍艦島)
住所:長崎市高島町端島
電話:095-829-1314(長崎市観光推進課)
アクセス:軍艦島へ上陸するためには、以下4つの海運会社のツアーに参加しなければなりません。出航する港や駐車場も異なりますので、直接詳細をご確認ください。料金も参考価格です。
やまさ海運(4500円、095-822-5002)、軍艦島コンシェルジュ(3900円、095-895-9300)、高島海上交通(3400円、095-895-8410)、シーマン商会(4200円、095-818-1105)
軍艦島資料館
炭鉱の島、軍艦島、地下600m以上の海底から採掘される石炭、当時の炭鉱の様子や島民の生活風景など、軍艦島の歴史や文化、日本の近代化に貢献した役割などをパネルや映像でギャラリーで体験できるイベント施設です。明治日本の産業革命遺産を最近の4K映像で楽しめます。軍艦島ツアーに行く前に、ここに寄って学習すれば、軍艦島がより関心度が深く見学できます。帰航してからでも寄ってみてください。より印象深くなるでしょう。
基本情報
名称:軍艦島資料館
住所:長崎市野母町562-1
電話:095-893-1651
開館時間:9:00-17:00
休館日:なし
入館料金:200円
アクセス:長崎駅から車40分、長崎バス運動公園バス停すぐ
駐車場:ありません、周辺の有料駐車場をご利用ください。
まとめ
長崎県の美術館、博物館の1部を見ていただきましたが、どうしても大きなKWとして、原爆とキリシタンがあります。海と島と坂がすごくきれいなところで観光地としては最高のポイントです。そこに日本人としては避けて通れない戦争の傷跡や迫害の歴史であるキリシタンの遺構が多く残って、これも当然観光ルートに重要ポイントとして入ってきます。日本人の多くは、長崎のこうした原爆やキリシタン、雲仙岳の噴火災害などに曳きつけられるように何度も長崎に色々な方法で訪れ、歴史の残酷さを知り、将来へ伝承すると共に、人間の生きざまを学習することになります。