クロダイ(チヌ)とは?釣り方のコツやおすすめの調理方法・レシピをご紹介!のイメージ

クロダイ(チヌ)とは?釣り方のコツやおすすめの調理方法・レシピをご紹介!

クロダイ(チヌ)とご存知でしょうか?名前の通りモノトーンな色をした魚で、釣り人には親しまれた存在ですよね!今回はそんなクロダイの特徴や生態、旬の時期、釣り方や調理方法まで解説しました!料理レシピも合わせてご紹介しましたので、是非参考に作ってみて下さい!

2019年02月18日更新

T・S
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元農家で農業検定を持つライターです!植物に関すること、海のこと、DIYについて主に書かせて頂きます!
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目次

  1. クロダイとは?
  2. クロダイの特徴
  3. クロダイの生態
  4. クロダイの旬
  5. クロダイの釣り方①種類
  6. クロダイの釣り方②タックルと仕掛け
  7. クロダイの料理レシピ
  8. クロダイの食べ方・さばき方
  9. クロダイに関してのTwitter
  10. まとめ~クロダイとは~

クロダイとは?

クロダイという名前を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?画像のような黒色、灰色をした魚で、釣り人なら一度は釣ったことがあるはずの魚です。また、これから釣りを始める方には是非知っておいてもらいたい魚ですね!今回はそんなクロダイの特徴や生態から、旬の時期、釣り方や調理方法などを解説していきます。

クロダイの特徴

クロダイの名前は「棘のある鯛」

クロダイは漢字で書くと「黒鯛」となり、名前の通り黒っぽい鯛なのです。スズキ目タイ科の魚ですので、マダイとも親戚ですね。また、チヌと呼ばれることもあり、その場合の漢字は「茅渟、海鯽」です。学名は「Acanthopagrus schlegelii」と書くのですが、「Acanthopagrus」は棘のある鯛という意味で、背ビレの棘のことを指しています。

クロダイは最大で70㎝まで成長

あまり大きいイメージを持たれていないかと思いますが、実は最大で70㎝程度にまで成長します。大人の手のひらで3~4枚程度ですので、かなり大きいですよね。しかし、よく漁獲されているのは30㎝程度のものが多いので、あまり大きいイメージが無いのです。そのくらいの大きさですので、小魚などよりもエビやカニといった甲殻類、海藻などを食べています。

クロダイだけど灰色

名前の通り黒い鯛ですが、個体によってはかなり灰色っぽいものもいます。また、お腹側は白っぽくなっていますよね。ちょっといびつな縦縞が入った個体もいます。また、目のあたりに黒斑も持っています。形はマダイと比べて口が前に突き出ていますね。

性転換するクロダイ

とても面白い豆知識として、性転換があります。性転換をするのは一般的な魚はメスがオスになりますが、クロダイの場合はオスがメスに性転換します。大体3歳くらいに性転換してメスになるのですが、全ての個体がメスになるわけではなく、ホルモンが不足している場合はオスのままです。生物界では性転換をする生き物は多くいるので、実はよくある現象です。

出世魚であるクロダイ

実は出世魚です。地域によって呼び方が違い、関東の方ではチンチン、カイズ、クロダイの順番に変わります。対して関西ではババタレ、チヌ、オオスケの順で呼ばれていますね。チヌと呼ばれることがあるクロダイですが、チヌと呼ぶ方は関西の方が多いです。九州では単に「チン」と呼ばれたり、北陸地方では「カワダイ」と呼ばれることもありますね。

クロダイの生態

クロダイはアジア圏に幅広く生息

ある程度温かい海であれば生きていくことが出来、日本では北海道南部から九州までいます。ただし、奄美大島より南の地域には泳いでいません。そのあたりにはクロダイの近縁種であるミナミクロダイやナンヨウチヌといった種類の魚が泳いでいますね。また、朝鮮半島付近や台湾付近でも泳いでいますので、海外でも食べられています。

クロダイは浅い海を泳ぐ

釣り人に親しまれている理由は、浅い海を泳いでいる魚だからです。タイ科の大型魚は基本的に浅い海をあまり泳がないのですが、クロダイは水深50mより浅い海を泳いでおり、河口などの汽水域にも沢山います。また、川を泳ぐことも出来ますので「川鯛」と呼ばれることもあるのです。環境適応能力も高いため、色々な港で釣ることが出来る魚ですね。

成長があまり早くないクロダイ

それなりに大きな魚ではありますが、あまり成長の早い種類ではありません。幼魚として生まれてからは浅い海に集まって泳ぎ、プランクトンを食べて大きくなっていきます。生後一年で12㎝程度、5年でやっと25㎝くらいまで育ち、9年ほどすると40㎝くらいまで大きくなります。浅い海を泳いでいる小さなクロダイも、案外年数が経っていたりするかもしれませんね。

クロダイの旬

クロダイの味

気になるのは味ですよね!クロダイの身はタイ科の魚らしい歯ごたえがある白身です。お刺身や塩焼き、煮付けなど、どんな調理方法でも食べられます。しかし、美味しい魚ではありますが磯臭いと感じる方もいますね。釣ったあとは真水でしばらく生かしておくことも出来ますので、冷蔵庫が無いような時代にはありがたがられました。

クロダイの旬

旬は夏頃の5~10月です。旬のクロダイは高級魚であるマダイにも劣らない味とされ、多くの方に親しまれていますね。旬に限らず安定的に入荷されている魚ですが、初めて食べる場合、またお刺身などにする場合は是非旬のものを食べてみましょう!養殖されているものもありますが、どちらも美味しく、安価で取引されています。

クロダイの釣り方①種類

ここからは釣り方を見ていきましょう!クロダイは釣りやすい魚で、浅い海に沢山泳いでいます。冬は深いところへ移動しますので、夏場に釣るのがおすすめですね!

ヘチ釣り

クロダイの釣り方と言えばヘチ釣りです。クロダイは案外警戒心が強いのですが、ヘチ釣りなら簡単に狙うことが出来ます。ヘチ釣りはシンプルな釣りで、ゴカイやカニ、スイカやミカンといったものを餌にし、垂らして待ちます。貝類を餌にするのも定番で、フジツボをガン玉にかませて針につけ、岸壁の際に落として狙いましょう。クロダイは壁について貝類を捕食しますので、その際に狙うことが出来ます。

ルアー釣り(チニング)

ルアー釣りで狙うことも出来ます。ただし、餌釣りと比べると難易度が上がりますので、釣り初心者の方はヘチ釣りがおすすめ。ツアー釣りをする場合は、河口や砂地の浅瀬、橋棚や岸壁沿いなどを狙って投げていきましょう。ルアー釣りをされる際のおすすめルアーは後述しましたので、是非参考にしてみて下さい。

クロダイの釣り方②タックルと仕掛け

ヘチ釣り用のロッドとリール

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ヘチ釣りは投げる必要が無い釣り方ですので、ロッドは軽くて取り回しの良いものがおすすめです。画像のものはヘチ釣り用の竿で、60㎝クラスの魚にも十分対応してくれます。価格もお手頃ですので、初めて挑戦する方におすすめですね。リールはシンプルなタイコリールというものが主に使われており、ロッドと同じメーカーである「プロマリン」からも販売されていますのでチェックしてみて下さい。

ヘチ釣りの仕掛け

ヘチ釣りの仕掛けはとてもシンプルです。ヘチ釣りは糸部分でアタリをとりますので、視認性の良い色を選びましょう。ガン玉は重すぎると不自然になってしまいますので、自然にエサを落とせるよう軽めのものを選びます。針は狙うサイズによりますが、小さなものであれば伊勢尼の5~7号、大きなものであればチヌ針4~6号がおすすめされています。

チニングでのルアー選び

ルアー釣りをする時に大切なのが、その時その場所のクロダイがどんなものを食べているかを知ることです。クロダイは雑食性ですので、食べている餌に似せたルアーを使いましょう。ポッパーやミノー、クランクベイトやラバージグなど、様々なルアーを用意しておき、色々試しながら釣ってみて下さい。

クロダイの料理レシピ

料理レシピ①お刺身

おすすめの食べ方は様々ありますが、まずは素材の味を楽しめるお刺身で食べてみましょう!新鮮な旬のクロダイは真鯛に負けない味で、脂が乗っておりとても美味しいですよ。皮引きまでしたものを食べやすい大きさに切っていくだけですが、切る際は筋の角度に合わせて、斜めにきっていきましょう。包丁の切れ味も大切ですので、研いでから切って下さいね。大葉を沿えると見栄えがよくなりますのでおすすめです。

料理レシピ②湯引き

お刺身の一種に湯引きという調理方法があり、そちらも合わせて試してみましょう!やり方はとても簡単で、皮引き直前の段階で切れ目を入れ、ザルに入れた状態で沸騰したお湯にさっと入れてから氷水に入れて身を〆ます。キッチンペーパーで水気をとってから食べやすい大きさに切りましょう。お刺身とはまた違った美味しさですので、是非試してみて下さいね。

料理レシピ③塩焼き

お魚の食べ方と言えば、塩焼きは外せませんよね!塩焼きにする場合は頭を落とさず、ウロコ取りと内蔵とり、中の血合いのお掃除までしましょう。画像のものは切り目が入っていませんが、魚の分厚い箇所に切り目を入れて火を通りやすくし、1ℓあたり10グラムほどの塩水に二時間ほど付けて放置。最後に外身に塩をすりこんでから焼いていきます。大根おろしと一緒に食べると絶品ですね!

料理レシピ④煮付け

煮付けも魚の食べ方の定番ですね!煮付けにする場合は、下処理が完了したもの(頭はつけたままでOK)を、醬油、お酒、砂糖、生姜を入れて沸騰させた鍋に入れ、キッチンペーパーで落し蓋をします。最初は蓋をして強火にし、中まで火が通ったら蓋を取って中火で煮詰めていきましょう。お好みの煮詰め具合になれば完成です!

料理レシピ⑤ムニエル

ムニエルも定番の料理レシピですね!こちらも調理方法は簡単で、下処理が完了したものに塩コショウをかけ、薄力粉をまぶし、強火のフライパンにオリーブオイルを入れて焼き始めます。その後バターを入れ、溶けたバターを魚にまわしかけるようにしながら火を通していけば完成です。間違いなく美味しい調理方法ですので、是非作ってみて下さいね。

クロダイの食べ方・さばき方

食べ方・さばき方①ウロコ落とし

クロダイのさばき方は一般的なお魚とあまり違いはありません。まずはウロコ取りをしていきましょう。ウロコ引きがあると簡単ですのでおすすめです。また、ヒレなどの部分はウロコが残りやすいので、出来るだけ丁寧に落とし、難しい場合は包丁の先でこそげ落とすようにしましょう。

食べ方・さばき方②頭を落とし内蔵を取り出す

胸ビレと腹ビレを頭につけるように包丁を入れて頭を切り落とします。次に、肛門から包丁を入れてお腹を開き、内蔵を取り出しましょう。内蔵を取り出してお腹を開くと、中骨あたりに血ワタがついているので、包丁で節目をいれ、いらない歯ブラシなどでこすって掃除してから水洗いをします。その後、水気を拭き取れば下処理は終わりです。

食べ方・さばき方③三枚おろしにする

三枚おろしにする場合は、背中側から中骨主骨に沿って切り開いていきましょう。お腹側からも同様に切っていきます。反対側も同じようにして切れば三枚おろしの完成です。その後節身にする場合は身についている腹骨を包丁ですき取り、背身と腹身に分けてから血合い骨を薄くそぎ取ります。皮と身の間に包丁を入れてから皮をひっぱってはがせば節身の完成です。

クロダイに関してのTwitter

大物から小さなクロダイまで

こちらのツイートでは、クロダイの大物から小物まで釣れた様子が書かれています。大物が釣れた際は是非お刺身にして楽しんで頂きたいのですが、小物が釣れた際はフライもおすすめ。ささっと下処理をして、そのままフライにしてしまいましょう!

川を泳ぐクロダイ

こちらのツイートでは、散歩道の川にクロダイが泳いでいたことが書かれています。クロダイは川鯛と呼ばれることもあり、普通に泳いでいたりしますよね。川を泳いでいることを知らなかった場合、いきなり釣れて驚くこともあるかもしれません。川からも狙ってみて下さいね。

まとめ~クロダイとは~

今回の「クロダイ(チヌ)とは?釣り方のコツやおすすめの調理方法・レシピをご紹介!」はいかがでしたでしょうか?

特徴や生態から食べ方・さばき方、調理方法、釣り方までご紹介させて頂きましたが、今すぐ釣ってみたい、食べてみたいと思った方も多いのではないでしょうか。スーパーなどでもよく販売されていますが、新鮮なクロダイのお刺身が食べたい方は、是非釣りにもチャレンジしてみて下さいね!

クロダイが気になる方はこちらもチェック!

今回はクロダイについて解説させて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」では他にも様々な魚・釣りに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。

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