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「ダルマザメ」とは?その特徴や怖すぎると噂の捕食方法などをご紹介!

ダルマザメをご存知でしょうか?ダルマザメとはとっても恐ろしい食べ方をすることで知られているサメですが、まだまだダルマザメのことを詳しく知らない方も多い様子。今回はそんなダルマザメの特徴や意外な事実、怖すぎる捕食方法などについて解説していきます!
2020年8月27日
T・S
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目次

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しんかいさん ダルマザメ

ダルマザメとは?

しんかいさん ダルマザメ

ダルマザメとは、ヨロイザメ科に属するサメです。漢字では達磨鮫と書きます。かなり特徴的な名前をしていますが、水深1000m級の深海に住んでいますので、馴染みのある鮫ではありません。そして、実はかなり怖い存在でもあり、なんと超巨大なクジラすら食べるんです。今回はそんな本種を詳しく解説していきます!

ダルマザメの特徴

ダルマザメの体長は30~50㎝ほど

怖いサメと先述しましたが、サイズは30~50㎝ほど。つまり、人間の手のひら二枚分~もう少し大きいくらいですので、サイズとしてはかなり小さいことが伝わるかと思います。それくらいの小さなサメは世界中に沢山いますし、攻撃されてもあまり被害は無さそうに思えますよね。ところが、実はとても怖いんです。

ダルマザメは深海魚

ダルマザメの怖いところは攻撃方法なのですが、その前に、深海魚なので顔が怖いのです。深海魚はどうしてもグロテスクな見た目になりやすく、ダルマザメも上の画像のような見た目をしています。因みに、水深1000m以上の深い海に住んでいますが、80mくらいのところで捕獲されることもあります。逆に、3500m程の深さのところにいることもあります。

葉巻ザメとも呼ばれるダルマザメ

ダルマザメにも色々な呼び方がありますが、葉巻ザメと呼ばれることもあります。これは、単純に見た目が葉巻に似ていることから付いた名前です。この標本を見ると、色もかなり近しいことが分かりますよね。実際の個体はもう少し青っぽかったりもします。また、実はお腹に発光器を持っていますので、緑色に光ることも出来ます。

クッキーカッターシャークって?

ここから少し怖い話しになるのですが、ダルマザメの英名は「クッキーカッターシャーク」と言います。不思議な名前の由来は、画像のような丸い穴を開けることからついているのです。まるでクッキーのような丸い形を開けるのでクッキーカッターシャーク、ということですね。被害にあった魚は丸い穴だらけにされてしまいますが、すぐに死んでしまうほどでもありません。


恐ろしい口をしているダルマザメ

ダルマザメの口にはとても鋭いノコギリ状の歯が生えており、その口で嚙みついて対象の体に穴を開けてしまいます。体長30~50㎝程度のサメとはいえ、馬鹿に出来ない攻撃力ですよね。小型の魚に攻撃することもありますが、基本的に大型の魚などに傷をつけることが多いので、クジラなどにはよく穴があけられています。

ダルマザメってどんな味?

ダルマザメの味を知っている方はあまり多くはありません。ですが食べることは出来ます。皮は透明ですが厚みがあり、骨は軟らかめ。白い身をしており、適度に締まった身をもっています。煮付けやフライ、お味噌汁などにされることがあります。お刺身にして食べた方は、上品な味で美味と表現していますね。サメは基本的にもう一歩な味なのですが、それと比べると美味しいとされています。

ダルマザメは人食い!?

人食いと恐れられるダルマザメ

丸い穴を開ける恐ろしい口を持つダルマザメですが、人食い魚としても怖がられています。とはいえ、基本的に深い海に住んでいるため、被害にあおうにもあえません。しかし被害報告は過去にあり、腕などに傷をつけられた方もいます。あの大きな穴傷をつけられたらと思うと、とても怖くなりますよね。ゾッとさせる攻撃方法です。

ダルマザメの捕食

ダルマザメは基本的に大型の魚を捕食すると書きましたが、例えばカジキやマグロといった大型の魚や、クジラやイルカ、サメなどがそれにあたります。クジラくらいのサイズとなると、小さな穴を開けられた程度では大したダメージにはなりません。しかし、その穴の数が多くなってくるとパニックを受けるほどのダメージになり、穴の開いたクジラが打ち上げられていることもあります。

サメもダルマザメに襲われる


ちょっと不思議な話しですが、なんとホオジロザメなどのサメもダルマザメの被害を受けます。同じサメ同士ではありますが、あまり関係なく襲ってしまうようですね。基本的にはイカを普段食べているのですが、大きい魚であれば嚙みついてしまうのかもしれません。まだまだ分かっていないことがある魚ですが、かなり怖い習性を持っていることが伝わるかと思います。

潜水艦もダルマザメの被害を受ける

被害を受けるのは生き物だけではなく、なんと過去には原子力潜水艦も被害を受けたことがあります。1970年代に運用されていたアメリカの潜水艦のカバー部分が傷をつけられ、オイルが漏れる事故がありました。この時、未知の兵器による攻撃を疑われたのですが、調べたところダルマザメによる傷だったのです。また、海底ケーブルに攻撃したこともあります。

ダルマザメが開ける穴の不思議

実はダルマザメはあまり力が強くありません。綺麗な穴を開けるにはそれなりの力が必要ですが、どうやって食いちぎっているのかはまだ詳しく明らかになっていないのです。予想されているのが、噛みついたあと、対象が逃げ出す力を利用して回転し、ノコギリのような歯で切り取っているのではないかとする説です。

ダルマザメに関するTwitter

この世で一番遭遇したくないサメ

こちらのツイートでは、この世で一番遭遇したくないサメとしてダルマザメが紹介されています。ホオジロザメなどと比べれば、一匹に襲われても死に至ることはなく、危険度は下がります。ですが、怖いのはその捕食方法ですよね。人間が襲われた傷あとの画像もありますが、痛々しい衝撃画像となっています。確かに、ある意味で一番遭遇したくないサメと言えるでしょう。

浅瀬にきてしまったサメ

こちらのツイートでは、浅瀬でダルマザメの被害に会った方に対する感想が書かれています。実はオーストラリアで海水浴をしていた7歳の少年がクッキーカッターシャークに嚙まれるという事件がありました。亡くなりはしていないようですが、かなり痛々しい傷がついたようです。クッキーカッターシャークは人食いサメとも言われていますが、実際の被害もありますので真実と言えますね。

ダルマザメを見習う?


こちらのツイートでは、ダルマザメに対する面白い視点が書かれています。ダルマザメは嚙みついて痛々しい傷跡を残しますが、大型の生き物達にとってはあまり大きな傷ではありませんので、少しずつ傷あとは治っていきます。つまり、一部だけを食べることで相手を殺さず、また治った頃に食べるという観点で、相手の殖産を妨げないのです。恐ろしい話しではありますが、確かに面白くも考えられますね。

珍しいサメ図鑑

こちらのツイートでは、楽しげにサメ図鑑を購入した様子が書かれています。実はこの方がこのサメ図鑑を購入したのには理由があります。多くのサメ図鑑にはダルマザメが書かれていないのですが、このサメ図鑑は危険なサメまでしっかりまとめられている為、ダルマザメのことまでちゃんと書かれていたのです。サメ好きにとってはとても嬉しい図鑑と言えますね。

まとめ~恐ろしいダルマザメ~

今回の「深海魚「ダルマザメ」は巨大なサメより恐ろしい?!その怖すぎる捕食とは?」はいかがでしたでしょうか?

ダルマザメの特徴から、ダルマザメの怖い話し、ちょっとしたダルマザメ豆知識まで紹介させて頂きましたが、絶対に海の中で会いたくないと思った方が多いのではないでしょうか?人が被害を受けた報告もありますので、もし出会うことが会っても絶対に近寄りたくはないですよね。逃げる力を使って食いちぎっているとする説がありますので、もし出会ったら慌てずに引きはがしたいですね!

ダルマザメが気になる方はこちらもチェック!

今回はダルマザメに関して解説させて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも様々な魚・釣りに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。