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庭木でも人気な「ツリバナ」の特徴と育て方!成長に合わせた管理方法とは?

石倉

庭木でも人気な「ツリバナ」の特徴と育て方!成長に合わせた管理方法とは?

石倉

「ツリバナ」という植物をご存知でしょうか?日本の至るところで自生している「ツリバナ」は、枝から吊られるように付く花や実が特徴的です。生命力が強く害虫も付きにくい「ツリバナ」は育て方も簡単で手間もかかりません。庭木で人気の「ツリバナ」についてご紹介します!



はじめに

「ツリバナ」で日本の四季を楽しもう

日本は古くから四季を自宅で楽しむために庭木を栽培する文化があります。ツリバナは北海道から九州にまで広く山野に自生している生命力溢れる植物です。美しい樹形と可憐な花、そして紅く可愛らしい実を付けるツリバナについてご紹介しましょう。

庭木でも人気な「ツリバナ」とは?

ニシキギ科ニシキギ属の「ツリバナ」とは

ニシキギという種類の植物は美しい樹形をしていることで知られています。「ツリバナ」もそんなニシキギの例に漏れず美しい枝の付き方をする植物です。季節の変化に応じて花を付け、実を結ぶこの樹木は美しいだけでなく、花言葉も切なさを感じられるワードが選出されており「シンボルツリー」として自宅に植えられます。

シンボルツリーって?



「シンボルツリー」というカテゴリーをご存知でしょうか?シンボルツリーとは自宅の目立つ場所に植えておけるだけの「美しさ」を備えた植物のことを言います。「ツリバナ」もそんなシンボルツリーの一つです。ニシキギ属の植物は他にもシンボルツリーとして庭先に植えられるものが多く存在します。

「ツリバナ」の花言葉

自宅を象徴する木として庭先に植えられるこの植物には「片思い」という花言葉が付けられています。頭を垂れる花は、見る者に「いじらしさ」を感じさせます。



「ツリバナ」の花についてのツイート

このツイートにあるのはまだ若い花です。秋になるに従って色合いがどんどん濃くなっていきます。過剰に悪目立ちすることなく庭先をひっそりと彩ってくれるため、どんなお家の庭先でも喧嘩することなく調和します。

「ツリバナ」は自宅を彩るシンボルツリー

生来の樹形が整っていることで有名なこの植物。さらに剪定をすればお好み形状に整えられます。下から照明でライトアップすれば、来客の目を引くこと間違いなしのこの植物をご家庭の庭に植えてみましょう。

「ツリバナ」の基本情報

「ツリバナ」の樹高は?

落葉低木の植物で、樹高は平均で2~3メートルほどにまで成長します。ただ、個体によっては4メートル程度にまで成長するものもあるため、庭木として植えられる植物としては小さいとは言えません。そのため、場合によっては剪定をして樹高をお好みのサイズに整える必要があります。

「ツリバナ」の分布と自生場所

この樹木は、北は北海道から南は九州にまで広く日本の山々や野原に自生しています。特に好んで自生している場所は山間部の川沿いで、水辺に近い場所に根を張っています。山登りの最中に川沿いで休憩する際には周囲を見渡してみてください。天然の「ツリバナ」を見つけられるかもしれません。

「ツリバナ」の名前の由来は?

この植物の名前の由来は「花の付き方」にあります。漢字表記では「吊花(つりばな)」、すなわち枝からまるで吊り下げられているかのように小さな花が無数に付いている様子からこの名前が付けられました。

「ツリバナ」の特徴

「ツリバナ」の開花期

この植物の開花期は5月から6月です。5枚の特徴的な花弁を持つ美しい形の小さな花を下向きに咲かせます。やかましさを感じさせない儚げな佇まいはどんな庭にもぴったりと適合できます。ただ、ツリバナは花よりも実の方を主に観賞されている植物です。

「ツリバナ」の実

この植物の実は9月から10月に結ばれます。色は紅が多く、濃い色合いをしており見る者の目を引きます。秋ごろになる実ですが、冬になり葉が落ちても長く残るため、この植物のイメージとしては花よりも実の方が強いです。

「ツリバナ」の実についてのツイート

秋になると上記ツイートにあるように鮮やかな紅の実を付けてくれます。実の重みで枝から吊り下げられた姿を見れば、カレンダーを見るまでもなく秋の訪れを感じられます。

「ツリバナ」の実を動画で見る

秋から冬にかけて紅く鮮烈な色をした実が下向きに付き、見る者の目を楽しませてくれます。この実が演出する情景に惹かれて庭先に植える方が多く存在します。害虫なども付きにくく育てやすい植物なので、まだガーデニングを始めたばかりという方でもおすすめです。

「ツリバナ」は育て方も簡単!

元来、日本の気温や土壌などの環境に適合した性質を持つこの植物は、初心者の方でも比較的簡単に栽培することが可能な庭木です。剪定などのお手入れも容易で、ガーデニングの入門にぴったりの植物としても有名なツリバナの育て方を以下で簡単にご紹介していきます。

「ツリバナ」の育て方①:栽培環境

「ツリバナ」に乾燥は大敵!

この植物はもともと山野の水場付近に根を張っていた植物です。そのため、人工的に栽培する際にもある程度の湿気が必要となります。低木といっても3メートルほどにまで成長する植物で鉢植えのまま育てるには不向きです。そのため、基本的に地植えで栽培していくことになるでしょう。

半日陰の場所が最適な栽培環境

年を通して外気に晒され、日光に照らされることになる「ツリバナ」。特に夏の猛暑を想定して、適度に日陰になる場所を栽培場所に選びましょう。日の出から日没までの間、半分程度の時間日光が当たるような場所が最適です。

日陰すぎると実が付かない

日陰であっても枝はある程度は成長する植物ですが、あまりに日陰すぎると秋の実付きが悪くなりますので注意が必要です。日当たりが良すぎると土が過度に乾燥してしまうため、枯れる原因ともなりますが、逆に日当たりが悪すぎても本来の美麗な枝付きを生かした成長をしてくれませんので、最初の栽培環境選定は熟慮して行いましょう。

「ツリバナ」に最適な土とは?

もともと天然の山土でも成長する植物ですので、そこまで土にこだわらずともよく成長してくれます。一般の培養土でも十分ですが、とにかく乾燥に弱い性質があるためあまり水はけのよい土ですと枯れる原因となります。万全を期すならばやはり市販の培養土を使うのがおすすめです。

「ツリバナ」の育て方②:種まき・植え付け

「ツリバナ」は種まきでも栽培できる

苗の状態で販売されていることが多いツリバナですが、種まきでも栽培できます。秋になると紅い実を付けるこの植物ですが、この実から種を取り出して土に蒔くのです。

種まきは採取後すぐに行う

乾燥に弱いこの植物ですが、種まきの際にも種を乾燥させるのは厳禁です。種がもともと持っている発芽能力が落ちてしまうため、実を採取してから水で果肉を洗い落とし、すぐに土に蒔きましょう。

種まきのシーズンは秋から初冬

基本的に、この植物はシーズンを問わず種まきをすることが可能ですが、夏の猛暑日などはアッという間に種が乾燥してしまうため、実が付く秋から初冬にかけて種まきをするのがおすすめです。芽が出てくるまでに少しだけ時間が必要ですので気長に待ちましょう。早ければ初春の頃に芽が出始めます。

株立ちをすれば樹高を調整できる

あらかじめ株立ちをした苗を購入して後述する地植えの方法で栽培するのが簡単でおすすめです。種まきから栽培する場合には、ある程度まで株が太く成長してから刃物で根元からズバリと切り込みを入れます。切れ込みを入れた株から芽が出てくれば株立ち成功です。

株立ちって?

一つの株から複数の芽を意図的に出させて栄養を分散させて成長を調整する技法です。この樹木のような庭木によく用いられる技法でこの植物を栽培する際にも活用されます。

「ツリバナ」を苗の状態から地植えする場合

鉢植えで苗の状態にまで成長したものがよく販売されていますが、ここからお好みの場所に地植えする場合には鉢よりも2割ほど大きめの深さと幅の穴を掘り、そこに植え付けていきます。根に付いている土を軽くはらってから培養土をかけていきましょう。

あらかじめ株立ちしてある「ツリバナ」の苗がおすすめ!

沢山の花や実を付ける株立ちしてある苗ならば、シンボルツリーとしてより美しく自宅を飾ってくれます。価格もほとんど変わらないため、株立ちしてある苗を購入してお好みの場所に地植えしていきましょう。地植えの方法は通常の苗でも株立ちしてある苗でも同様です。

「ツリバナ」の育て方③:水やり・肥料

水やりは基本的に必要ない

この植物は庭植えで主に栽培される植物です。鉢植えで栽培する場合には、乾燥させないように適宜水やりを行う必要がありますが、庭植えで栽培する場合には基本的に自然の降雨で十分に成長します。

ただし猛暑時には水やりを行うこと!

ただし前述したように乾燥に弱い植物ですので、あまりに雨がない日が続くだとか、夏の猛暑時などの場合には水やりをして乾燥を防ぐ必要があります。一日に1回を目安に土の状態をチェックして乾燥しているようであれば水を与えましょう。

肥料は冬に与えよう

山野に自生するほどの強い生命力を持つ植物であるため、基本的に肥料は与えなくてもすくすくと成長します。ただ、より花や実の付きをよくしたい場合には、1月から2月の寒い時期に肥料を少量与えましょう。与えすぎると葉や枝ばかりが成長して花や実の付きが悪くなるので注意が必要です。

「ツリバナ」の育て方④:害虫・剪定

「ツリバナ」は害虫がほとんど付かない

この植物はもともと日本のいたるところに自生していた植物です。そのため、強い生命力を備えており害虫もほとんど付きません。庭木共通の害虫がごくまれに付いていた場合には、手で取り除くか殺虫剤などを適量使用して処理しましょう。

剪定はほどほどに!

害虫の処理もほとんど必要のない手間のかからない植物ですが、同じく剪定もほとんど必要ありません。自然の枝つきが美麗な樹木なので人の手で枝の手入れをしなくても庭木として立派に観賞できます。

剪定をするのなら冬の間に

剪定をするのなら葉が落ちる冬の時期に行いましょう。葉がないぶんだけ枝の形がよく分かるため、剪定作業を行いやすい時期です。ただし、あまり剪定しすぎると花芽まで落としてしまいますので、あくまで「ほどほど」に行います。

「ツリバナ」の育て方⑤:挿し木

種まきよりも挿し木の方が安定して株を増やせる

挿し木は種まきよりも簡単に株を増やすことが可能です。事前に挿し床などを準備する必要がありますが、剪定の際に出た枝を利用すれば手間を省いてどんどん挿し木できるのでガーデニング初心者の方も積極的にチャンレンジしましょう。

挿し木に使う枝は?

10センチから15センチほどの長さで適度に葉が付いたものがよいでしょう。水に1時間から2時間ほど漬けておき、赤玉土やバーミキュライトを用いた挿し床に挿し込んでいきます。

挿し床を用意してどんどん挿し木しよう

挿し床の土は肥料分が一切含まれていない単一のものを使用しましょう。肥料分があると発根前に土に面している部分が腐食してしまう可能性があるからです。大きめの鉢植えを挿し床にして、どんどん挿し木をしていきます。日当たりと風通しがよい場所で管理し、根が出てきたならお好みの場所に植え替えていきます。

まとめ

「ツリバナ」で自宅の庭を彩る!

元来、この国に自生していた樹木のなかでも美麗なことで有名な「ツリバナ」は庭木にすれば来客の目を引くこと間違いなしです。害虫や剪定などの手間もほとんどかからず、挿し木で簡単に増やすことも可能なこの植物で自宅の庭を彩ってはいかがでしょうか。

他の美しい庭木について知りたい方はこちらもチェック!

庭木はそのお家を象徴するシンボルツリーです。今回は「ツリバナ」をご紹介しましたが、当サイト「暮らし~の」には他にもユニークで美しいシンボルツリーについての記事がたくさん掲載されております。いくつかおすすめの記事をピックアップしておきましたので是非ご覧ください!

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