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カリブラコアとは?花言葉と育て方を解説!気になる増やし方や冬越しは?

カリブラコアをご存知でしょうか?カリブラコアとは小さな花を沢山咲かせる草花で、初心者にも育てやすいおすすめのガーデニング植物です。今回はそんなカリブラコアの花言葉から育て方の詳細、増やし方や冬越しのやり方までご紹介します!
2020年8月27日
T・S
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カリブラコアとは?

ペチュニアに似た小さな花を咲かせる

カリブラコアという草花に馴染みのある方はあまり多くないかもしれません。ナス科カリブラコア属に属している草花で、ペチュニアという花によく似ています。元々はペチュニア属に入っていたのですが、1990年に分類されました。カリブラコア属は現在、25種に分かれています。様々な色の花があり、お庭を色とりどりに彩ってくれる花です。

洋風の庭に合うカリブラコア

お庭に植えるとすれば、和風のお庭より洋風のお庭がおすすめ。花の雰囲気や色とりどりの具合が、洋風のお庭によく合います。また、庭植えだけではなく、鉢植えや寄せ植え、ハンギングなども出来ますので、どのように飾りたいかに合わせることも出来ます。初心者でも育てることが出来る草花ですので、是非チャレンジしてみて下さい!

カリブラコアの特徴

10~30㎝の草花

草丈は大体10~30㎝ほどになります。たまに大きく育ったものは40㎝くらいになることがありますね。30㎝でも十分大きいので、40㎝まで育てばかなり見応えがある状態になります。上記ツイートにありますように、とてもすくすく育ちますので、毎日見ていて飽きない植物です。

温帯地域が原産地

原産地は温帯地域。ですので、基本的に暖かな気候を好みます。育てる際の環境に関しては後述しますが、暑すぎても寒すぎてもいけません。冬越しさせる時は多少気をつける必要があります。

開花期が長いのが大きな特徴

最大の特徴は、開花時期が長いことです。開花時期は4月~11月となっており、春から秋まで花を楽しめます。大抵の花は一定の季節にだけ花を咲かせますので、それ以外の時期には花が見れませんよね。しかし、カリブラコアであれば長い間花を見て楽しむことが出来ます。これもおすすめポイントの一つですね。

カリブラコアの花言葉

花言葉は「あなたといると心が和む」「心が安らぐ」「自然な心」の三つです。実はペチュニアも同じような花言葉となっています。この花言葉がついている由来には実はタバコの花に似ているという理由があり、安らぎを感じさせる花言葉となっているのだそうです。どなたかに贈る際には、花言葉を添えて贈ると喜ばれるかもしれませんね。

カリブラコアの種類

王道の種類①ミリオンベル

種類の中で最も有名なのがミリオンベルです。最近ではミリオンベル以外の種類もよく見かけるようになりましたが、やはりミリオンベルが一番流通されていますね。ミリオンベルだから育てやすいという訳ではありませんので、他の品種にも是非チャレンジしてみて下さい。


王道の種類②スーパーベル

こちらもよく育てられているスーパーベル、またはスーパーベルズという種類です。スーパーベルは花がとても大きいのが特徴で、ボリューム感がありますね。派手に彩りたい方におすすめしたい品種です。

王道の種類③カリー

こちらはカリーという品種で、白色のカリーなどもありますが、基本的には鮮やかな黄色をしています。カリーという名前と黄色というイメージは、なんとなくカレーのようで覚えやすいですよね。カリーも人気ですので、是非育ててみて下さい。他にも様々な品種が作られていますが、まずは王道品種からはじめてみてはいかがでしょうか。

カリブラコアの育て方①生育環境

日当たりと風通しの良い場所で

育てる際の生育環境は、まずは日当たりと風通しを大切にしましょう。風通しが悪いと病気になりやすくなってしまいますし、日当たりが悪いと生育が悪くなってしまいます。また、冬越しをさせる場合は防寒をしてあげられるような場所に植えましょう。室内で育てる場合は冬越しは容易です。

耐暑性も耐寒性も高くないカリブラコア

少し冬越しについて触れましたが、基本的にあまり耐暑性も耐寒性も高くはありません。暑い地域の草花ではありますが、強烈な環境には適さないのです。ですので、日本の中でもとても暑い地域、寒い地域で育てる場合は、鉢植えで育てるのがおすすめですね。

カリブラコアの育て方②土作りと植え付け

カリブラコアの土作り

土作りで大切なのは、水はけを良くすることと、弱酸性にすることです。そのため、赤玉土を半分ほど、あとは腐葉土とピートモスを混ぜるのがおすすめです。販売されている培養土を使う際は、弱酸性に調整する為に赤玉土を少し混ぜるのがおすすめです。庭植えであれば、植え付け二週間前くらいに腐葉土を混ぜておくと良い状態になります。

カリブラコアの選び方

購入する際に覚えておきたいのが選び方です。基本的に植物は徒長しているとあまり良くありませんので、徒長していない、節の詰まったものを選びましょう。また、花がついているものであれば、花のつき方が良いものが元気な証拠です。この2点を踏まえて選んでみて下さい。

カリブラコアの植え付け

植え付けに適しているのは3月から9月の間です。開花時期は11月までありますが、その時期に植えてしまうとすぐに冬になってしまいますので、冬越しを考えると、もう少し前から植えておきたいですね。植え付けをする際に気をつけることは特にありませんが、複数の苗を植え付ける場合は20~30㎝は離して植えましょう。密集させると蒸れてしまいますので、病気の原因となります。

カリブラコアの育て方③水やりと肥料

表面が乾いてから水やりをする


水やりは他の観葉植物と同様に、土の表面が乾いてから行います。また、庭植え・地植えの場合はあまり水やりをしなくても大丈夫です。真夏は水が無くなりやすいので、よく観察して水が切れないようにしましょう。昼間に水やりをしてしまうと水が熱くなってしまいますので、朝か夕方がおすすめです。また、冬越しをさせる際は、あまり乾きませんので水やり頻度はグッと下がります。

肥料の具合

植え付け時に緩効性肥料を混ぜておきましょう。肥料がしっかりあれば、生育も良く、花も沢山咲きます。多少多めの肥料具合を好みますので、生育期には定期的に緩効性肥料を足してあげます。また、液体肥料も合わせて使い、肥料が切れないようにしましょう。液体肥料は大体二週間に一回程度施します。

カリブラコアの育て方④植え替えと増やし方

カリブラコアの植え替え

冬越しをさせた場合は、毎年植え替えをしてあげましょう。植え替えは春か秋に行い、一回り大きな鉢に移します。特に難しいことはありませんが、ナス科ですので連作障害に気をつける必要があります。元の土をもう一度カリブラコアに使うことは出来ませんので注意して下さい。

増やし方①種まき

種まきでの増やし方が一般的です。種まきは3~5月、もしくは9月に行いましょう。種まきをする為の種は市販されていませんので、自分で採集した種を使います。種をまく際は、5㎝ほど間隔をあけてまき、ラップをして乾燥しないようにします。あとは日陰で乾かないように管理すれば芽が出てきますので、ラップを外し、ある程度育つまで管理してあげましょう。因みに、種の殻が固いので少しこすって傷をつけておくと発芽しやすくなります。

増やし方②挿し木

挿し木での増やし方も出来ます。挿し木での増やし方は季節を問いませんので、春から秋のいつでも行えます。挿し木のやり方は、茎を2~3節ほどで切り取り、葉を3枚ほど残して他を落としてしまいます。切り口を斜めに切って水に30分ほどつけて水を吸わせたあと、挿し木用の土に挿して下さい。大体二週間ほどで根が出はじめ、しっかりと根が出たら植え替えをしましょう。

カリブラコアの育て方⑤剪定作業

剪定作業①摘心

摘心作業はとても重要です。摘心をすることで上手く成長させることが出来ます。植え付けをして二週間ほど経つとつるが少しずつ伸びてきますので、そのタイミングで先端を摘心しましょう。すると、摘心したところの左右から新たに脇目が出てきはじめ、ボリュームが増していきます。摘心をしないとただ伸びてしまいますので、ボリュームが欲しい方は是非摘心をしてみて下さい。

剪定作業②切り戻し

切り戻しも大切な作業です。切り戻しをしないと株がもさもさになって蒸れてしまいますので、梅雨時期の前に必ず切り戻しをしましょう。切り戻しをする際は、茎を半分くらいか、3分の1程度の長さまで切り戻しします。それくらいまで切り戻しをすればスッキリしますので、チャレンジしてみて下さい。

剪定作業③花がら


カリブラコアを育てる上でとても大切なのが花がらつみです。次々と花が咲きますので、枯れた花をそのままにしておくと種をつけてしまい栄養を奪ってしまいます。また、放っておくと蒸れの原因にもなりますので、こまめにつむようにしましょう。摘心や切り戻しといった剪定作業と、花がらつみをちゃんと行えば後は安心です。

カリブラコアの育て方⑥注意点

灰色かび病に注意

灰色かび病になりやすいので注意しましょう。灰色かび病とは、病名通り、灰色のかびのような模様が広がっていき、少しずつ枯れていってしまいます。蒸れが原因でなってしまいますので、剪定作業はしっかり行いたいですね。灰色かび病に一旦なってしまうと治せませんので、なってしまった部分は切り落とし、他の部分には薬剤をまきましょう。

アブラムシに注意

害虫で言えばアブラムシの被害に合います。アブラムシは基本的に春に発生しやすいので、春時期にはよく観察するようにしましょう。アブラムシをもし見つけたら殺虫剤が手っ取り早い対策です。葉水などでも対策は出来ますが、殺虫剤を使うことをおすすめします。

連作障害に注意

少し先述しましたが、カリブラコアは連作障害が起きてしまいます。連作障害とは、連続で同じ土壌で育てると上手く育たなくなることを指します。これはナス科植物でよく起きる現象で、カリブラコアもナス科です。植え替えをせずに育てていると、何年かする内に連作障害が起きてしまい枯れてしまいますので、植え替えは出来れば毎年行ってあげたいですね。

まとめ~カリブラコアの育て方~

今回の「カリブラコアとは?花言葉と育て方を解説!気になる増やし方や冬越しは?」はいかがでしたでしょうか? 特徴や種類、花言葉などから、植え替えや剪定、挿し木などのやり方までご紹介させて頂きましたが、今すぐ育ててみたくなった方も多いのではないでしょうか。蒸れに気をつけることで難なく育てることが出来ますので、是非チャレンジしてみて下さい!

カリブラコアが気になる方はこちらもチェック!

今回はカリブラコアについて紹介させて頂きましたが、当サイト「暮らし~の」には他にも様々なガーデニングに関する記事があります。下記に一部を用意させて頂きましたので、気になる方は是非見てみて下さい。