7月に花を植えよう
暑い季節が始まる
地域により差がありますが7月になると梅雨が明けてきていよいよ夏が始まります。そんな暑い日季節に花を植えると管理が大変に思えるかもしれませんが意外とたくさんの種類の花が7月に植えるとができます。7月に植える花といえばアサガオもその1つで上手に育てると開花時期が過ぎると種を収穫することができたりとガーデニングとしてだけではなく小学生が観察日記をつけるために栽培する植物でもあり有名です。そんな暑い季節に植える花を紹介します。
7月に植える花の品種1:アサガオ
花が咲く時期も夏
種まき自体は5月~6月ぐらいですが苗の植え付けは7がつになります。花が咲くまではわずか一ヶ月ほど開花時期は主に7~8月です。小学生でも水やりだけで簡単に開花まで育てることができるので比較的育てやすい植物で、つる性植物なのでガーデニングとして楽しむ方法以外にも緑のカーテンなどに使えます。
ガーデニングでの育て方
アサガオの育て方は土の表面が乾いたらたっぷり水をあげることが大切です。しかし季節的に昼は水温が高いので朝夕の涼しい時間帯に与えるようにします。肥料は市販の元肥入の土を使うと特に追肥は必要ありませんが大きく育てたい時は2週間に一度液体の肥料を与えるだけで大丈夫です。ガーデニングというより緑のカーテンとして育てるのであれば窒素を含んだ肥料を多めに与えます。
アサガオの花言葉
つるに関係する花言葉
アサガオの花言葉といえば「はかない恋」や「固い絆」というものがあります。はかない恋は朝には花が咲くのに昼頃にはすでに萎れていることから由来し、固い絆は弦が支柱に巻いていく様に由来しています。ほかにもアサガオの色によって花言葉の意味が少し変わってききて例えば青いアサガオは「はかない恋、短い愛」となりますが紫のアサガオでは「冷静、平坦」に変化し白い花言葉には「あなたに絡みつく」という少し怖いような花言葉もあります。余談ですがアサガオはサツマイモの仲間です。
7月に植える花の品種2:コスモス
秋に咲く花
植え付け時期は5~7月と長く丈夫な植物で乾いた土でも容易に栽培できるため初心者にもおすすめです。季節問わず早咲きの品種などもいっぱい出てきて初夏ぐらいから冬まで楽しめます。一般的にコスモスの開花時期は秋ですが早咲きを含めると7月、8月、9月、10月、11月と幅広く色も従来のピンクからオレンジ(黄色)、白いとたくさんありガーデニングとして植えるなら混植すると花壇が華やかになります。
ガーデニングでの育て方
日当たりの良い場所~半日陰と日当たりはあまり選ばず、乾燥に強いので容器栽培の場合は土が乾くと与え花壇などの場合は基本的に必要ありません。場合によっては支柱をすることで綺麗になりますがこちらも必ず必要でないのでほったらかしで栽培できます。施肥も不要です。
コスモスの花言葉
色で変わる花言葉
コスモスといえばピンクの花をイメージする方が多いと思います。ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」です。また白いコスモスは「優美、美麗、純潔」で黄色い(オレンジ)のコスモスは「自然美、幼い恋心」で黒いコスモスはは「恋の終わり、恋の思い出」などで赤いコスモスは「乙女の愛情、調和」と色によって大きく変わりますどの花言葉もコスモスらしい綺麗に整った言葉ばかりです。余談ですが秋桜でコスモス読むのは昔流行った歌がきっかけです。
7月に植える花の品種3:サルビア
初夏から冬まで花が咲く
サルビアの開花時期は非常に長く6月~11月までで種まきは4月下旬から6月下旬で、植え付けの季節は初夏から夏の5月~7月半ばまでになります。サルビアといえば真っ赤な花という印象の方が多いと思います。赤い花以外にも青(青紫)のブルーサルビアもあり綺麗です。バジルを育てことのある人はわかるかもしれませんが花の付き方など似ていてどちらもシソ科の植物でビビットの赤い色がガーデニングに向いています。
ガーデニングでの育て方
日当たりや通風がいい場所を好みあまり暑さに強くないため西日を避けた場所を選びます。植え付け時は有機物を多めに含んだ土を用意しましょう。追肥は月に一回株の周囲に化成肥料を与えて水やりは土の表面が乾いたら与えるようにします。成長期に水が不足すると成長が鈍ったり害が出でくるので注意です。
サルビアの花言葉
ハーブとしての効能から由来した花言葉
サルビアとハーブのセージは同じ種族で観賞用のセージがサルビアです。セージはハーブとして使われているようにサルビアも花言葉が「尊敬」、「知恵」、「良い家庭」、「家族愛」となりセージの花言葉の「尊敬」、「知恵」とおなじです。赤いサルビアが「燃える思い」となっていて青いサルビアが「尊敬」「知恵」を意味します。余談ですが抗菌作用のあるハーブのセージの綴はsageは英語の賢人、聖人を意味すること「sage」と同じです。
7月に植える花の品種4:ジニア(百日草)
初夏から初冬まで咲く花
百日草といえばお盆の時に仏壇に供える大きな菊の様な花という印象を受けると思います。百日草はジニアと呼ばれる花でさまざまな品種があり彩豊です。そのため切り花としてよく流通していて和名の百日草の由来は100日間(以上)ほど咲くことからそうなりました。開花時期としては5月~11月半ばまでとなり植え付け時期は5月~7月の半ばまでとなっています。古くからある植物ですが家庭園芸では種から作るものとしては強健と言われていて初心者でも作りやすい植物です。
ガーデニングでの育て方
百日草といえば供える花になるのでガーデニングではジニアと呼ばれています。ジニアは日当たりと風通しのよい場所を好み土は水はけのが良く有機質が豊富な土好みますが市販の培養土でも問題はありません。乾燥につよい植物で暑い季節でも1日ぐらい水やりを忘れても大丈夫ですが、水やりは土の表面が乾くと与え施肥は開花時期が長いため、定期的に追肥が必要です。
ジニアの花言葉
友達を思う気持ちが多い
ジニアの花言葉は「不在の友を想う」、「幸福」、「遠い友を思う」、「別れた友への想い」、「絆」、「古き良き時代」などたくさんあります。花言葉が多い理由としてはかなり種類がある植物で簡単に色分けしたけでも白、赤、黄色、ピンク、ビビットな赤、シックな赤、オレンジなどさまざまです。日本では仏に供える黄色い花がよく知られています。
7月に植える花の品種5:デュランタ(タイワンレンギョウ)
初夏から秋まで咲く花
デュランタ(タイワンレンギョウ)は青紫(藤色)の小さな花が房のようについて垂れ下がって咲く花木で観賞植物として鉢植えでも出回っていて開花時期は6月~10月で暑い季節に開花します。植え付け時期は4月~8月と春~夏に植え付け可能です。草花ではないので背丈が約2mほどになりガーデニングで植えるとなると一定のスペースが必要になりますが選定などで小さくもできます。沖縄では温かいため生け垣として使われますが本州などでは冬は落葉します。
ガーデニングでの育て方
もともと温かい地方原産の植物のため日当たりの良い土地を好み、花がたくさん咲く条件としては日当が大切で悪いと咲きにくくなります。土は水はけの良いものを好み水やりは露地の場合は根付けば基本的には水やりは不要です。肥料は2週間に一回液体肥料与えます。挿し木で増やすことができたりと育て方は容易で暖地では栽培しやすい花木です。
デュランタの花言葉
房状の花に由来する花言葉
デュランタ(タイワンレンギョウ)の花言葉といえば「あなたを見守る」、「目をひく容姿」があります。小さな花が房状になっている花に由来した花言葉です。一般的に藤色が多いのですが白いデュランタもあり「独りよがり」、「歓迎」などの花言葉もありますが色分けされた花言葉かどうかは不明です。花が咲き終わると褐色色(ややオレンジ色)の実を付けてこぼれ種から発芽することもあります。
7月に植える花の品種6:月下美人
夏から秋に咲く花(多肉植物)
月下美人はサボテンの仲間の多肉植物で花が咲くと香りだけで咲いているかわかるぐらいの芳香性があります。開花時期は7月~11月と夏の暑い季節から肌寒くなる季節まで咲きますがサボテンの仲間だけあって開花までには株の栄養状態、湿度や日当たり、季節などさまざまな条件があり開花させるには育て方が難しいのが特徴です。月下美人に限らずサボテン類は花が綺麗なものが多いので頑張って開花させると苦労が報われます。
ガーデニングでの育て方
サボテンといえば鉢植えの小さなものをイメージしますが月下美人は2mの大きさにならないと花を付けてくれません。また寒さにも弱いのでガーデニングで育てるより室内へと移動できる容器栽培が向きます。 植え付け時期は5月~9月で日当たりよい土地が向きますが梅雨明けから9月中旬ぐらいまでのは葉焼けを防ぐために日中の直射日光を遮る影を作って上げる必要があります。11月から室内へと移動できれば移動し不可能なら乾かし気味に管理すると0度近くまでは耐えることが可能です。
ガーデニングでの育て方②
水やりは5月~10月は土の表面が乾いたらたっぷり与えて、11月~翌4月までは乾燥して数日後に少量与えるようにします。4月~9月施肥は窒素が少なめでリン、カリウムが多い緩効性肥料を与えるようにして管理すると花が咲きやすいです。
月下美人の花言葉
花の咲き方に由来する花言葉
月下美人の花言葉といえば「はかない恋」「あでやかな美人」などで、朝咲いていた月下美人の花が翌日までにしぼんでしまう事に由来します。花の自体は大きいですが白い色で清楚な感じもあり名前にも美人が入っているためこのような花言葉になっています。余談ですが月下美人の花が咲き終えた後は食べることができ香りと甘みがあるそうです。
7月に植える花の品種7:センニチコウ
初夏から冬まで咲く花
センニチコウといえばシロツメクサ(クローバー)のような丸い花で赤い色をしたものが多いですが白などいろいろな種類のものがあります。開花時期は5月から11月下旬までとかなり長く、植え付け時期は5月から8月までです。夏の暑さや乾燥にも比較的強く作りやすい植物で花はドライフラワーなどにも使われます。実際に花のように見えているものは苞(ほう)と呼ばれるぼみを包んでいた葉です。
ガーデニングでの育て方
日当たりの良い場所を好み土は水はけの良い土を好むので水はけが悪い土の場合植え付けする前にあらかじめ腐葉土や鹿沼などを混ぜて土壌改良してから植えます。品種によって一年草、多年草にわかれるので毎年植えるかあらかじめ容器栽培にして冬は室内に避難させるようにします。乾燥には強いので水やりは露地での栽培の場合は不要で容器栽培なら土の表面が乾くと与えるようにし施肥は5月~10月の間に緩効性化成肥料を一回だけ与えるだけです。
センニチコウの花言葉
長い開花時期に由来する花言葉
センニチコウの花言葉としては「色あせぬ愛」、「不朽」があります。センニチコウはまず開花時期長い特徴がありこれが由来の1つです。もう一つはドライフラワーにすると更に長持ちするためにこれらの花言葉ああります。余談ですがセンニチコウのドライフラワーを作るには不要な葉っぱは全部落として茎を輪ゴムでまとめて苞が下になるように干すだけです。夏ならエアコンのかかった部屋で干しておくだけでドライフラワーになります。花でなく苞なので色あせしにくくなっています。
7月に植える花の品種8:トレニア
春から真冬まで咲く花
トレニアは4月から12月までさく非常にながい開花時期を持っている植物です。普通花といえばそんなに長く開花時期はなくトレニアのように長いものは珍しい部類になります。花はスミレのような小さな花で背丈もたかくありません。そのため鉢植えでも栽培が容易で家の中など屋内でも育てることができる植物です。色は主に青系ですが赤や白などもあり混植すると綺麗です。病害虫にも強いので初心者でも栽培しやすく植え付け時期は4月から8月までとなっています。
育て方
植え付ける時は日当たりのの良い土地を好みますが西日がが当たらない場所にします。容器栽培の場合梅雨明けから8月いっぱいまでの真夏は日陰に移動して栽培します。乾燥に弱いので土が乾いたら必ず水をたくさん与えて乾燥しすぎないように注意が必要です。真夏は朝夕のまだ日差しのない時期に与えないとダメージを負い、真夏に水切れが起きると花が咲かなくなります。施肥は元肥として緩行性の肥料を混ぜ込み、追肥として液体肥料を花が咲き始めたら2週間に1回与えます。
トレニアの花言葉
女性が嬉しい花言葉
「ひらめき」、「愛嬌」、「可憐」、「温和」などがあります。可憐や愛嬌は女性には嬉しい花言葉です。花言葉の由来はトレニアのめしべは先端が二つに分かれていてそこに触れると閉じるという食虫植物のような変わった性質があります。これは虫などが運んできた花粉の取り込みを確認する動作と言われていることからひらめきの花言葉が付けられました。
7月に植える花の品種のまとめ
季節によって咲く花がたくさん
なんとなく花の咲く季節は春というイメージがありますが、春以外の季節でもたくさん花をつける植物はあります。また炎天下になることが多い7月に植え付けしても無事栽培できるような丈夫な植物も多く初心者でも育てやすいものが多くありあります。夏に植え付ける花の花言葉はほとんどが愛や恋に関係するものがあり夏らしい花言葉です。
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