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バイクのエンジンオイルの交換時期ややり方は?目安の基準や頻度などを解説!

バイクのエンジンには専用のエンジンオイルというものを使います。このエンジンオイルは走行するごとに汚れていくものですので、定期的な交換が必要となってきます。バイクにとってエンジンオイルとは非常に重要な役割をもっていますので、適宜交換が必須なものです。
2020年8月27日
Hobby Life
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バイクに使うエンジンオイルの役割

バイクのエンジン内にある金属パーツを滑らかに?

バイクに使うエンジンオイルとは、エンジンの中にある細かい多くの金属パーツを循環させるという重要な役割を担っているものです。エンジオイルがないと金属同士は滑らかに動くことができません。無数の金属パーツを駆使しながら馬力というパワーを生じているバイクですので、エンジンオイルがないと快適な通常走行ができないということが言えます。

オイル交換しないとエンジンが焼き付く?

バイクのエンジンにはオイルが不可欠ということはご理解いただけたことでしょう。つまり、エンジンの中にオイルが入っていない状態で始動してしまうと焼き付きと言って、エンジンが壊れてしまいます。それほど重要な役割を果たすのがエンジンオイルです。バイクの車種によってはエンジンの修理に50万円以上かかることもあるので、非常に大切なものと言えます。

バイクのエンジンオイルは自分で交換できる?

自分でやると面白い!

シンプルな機構のバイクであれはボルトを1つ緩めるだけで古いオイルを排出できます。残量や現状を確認しておくことで、交換しなければいけないタイミングも把握できますので、愛車のケアとも言えるオイル交換は手軽に行えます。バイクショップにて依頼することもできますが、やはり愛用ののバイクは自分でオイル交換することも楽しめるメンテナンスの1つです。

オイルフィルターも交換?

バイクのエンジンオイル交換をする際、併せてオイルフィルターという消耗品もあるので、適宜交換することが最善です。オイルフィルターとはエンジン内の汚れを集めてくれるものですので、エンジンオイルが消耗していくとオイルフィルターも同じようにダメージを受けていきます。フィルターがダメージを受けてしまうとオイルの流れが劣悪となり、バイクの調子が悪くなってしまうこともあります。

バイクを新車で買った場合のオイル交換の頻度

新車だと走行距離はどれくらいが目安?

バイクを新車で購入した場合、距離にして約100~500キロを目安にオイル交換するのが安心です。新車ですとエンジンの慣らし運転が必須ですので、走行距離も短く、頻度の高いペースでオイル交換をします。新車購入後、なかなかオイル交換しないとエンジン内部へ汚れが堆積してしまいます。せっかく新車で購入したバイクですので、快適に乗れるように適切なケアをしてみましょう。

新車のオイル交換は短期間でやろう!


新車のバイクをオイル交換しないとエンジン内部へ余計な劣化を招く場合もあります。慣らし運転がしっかりできていないままですと、新車とはいえ最高に快調なバイクとは程遠くなってしまうでしょう。新車時のオイル交換は早ければ早いほどよいですので、交換頻度を格段に上げてもまったく問題ありません。オイル代金はかかってしまいますが、それでも新車購入時には高い頻度でのオイル交換がおすすめです。

バイクのエンジンオイルの交換時期:走行距離編

バイクは何キロ走ったらオイル交換?

バイクのエンジンオイルは走行した距離を目安の判断材料として交換できます。一般的な目安としては約2,000~3,000キロとされています。ですので走行距離を確認するようにしておけば、オイル交換時期の目安が分かりやすくなるので便利です。忘れてしまうことのないように愛車の管理をしっかりとしておくことで、常に快適な走行を実感できることでしょう。

1万キロ走ったらどうなる?

かなり多くの距離を走ると、エンジンオイルはかなりのダメージを受けている状態です。高価で信頼のなオイルであっても、万単位での距離をエンジンオイルを交換しないまま走行してしまうと、時としてエンジン不調を招いてしまうでしょう。メンテナンスが苦手であったり、忘れてしまったりしないように、早目の確認と交換を行ことが最善です。

バイクのエンジンオイルの交換時期:時間経過編

バイクは何ヶ月がオイル交換の目安?

単車のオイル交換頻度の目安は経過時間でも判断できます。一般的には3ヶ月~6ヶ月ほどが目安となります。もちろん走行距離と重ねて検討することが望ましいですので、単車の状態やオイルの状態を確認してから適宜オイル交換をやってみましょう。オイル交換しないと、エンジンにとってよくないことばかりですので、なるべく早めのオイル交換を済ませておきましょう。

バイクに乗らなくてもオイル交換は必要?

バイクに乗らない時期が長くても定期的なオイル交換は必須です。なぜならオイルは酸化することで劣化していく消耗品です。そのため、ほとんどバイクのエンジンをかけない場合であっても、オイル交換しないとエンジンに不具合が生じることもあります。とくに冷間期が長い地域にお住まいの方であれば、数か月間エンジンをかけないままということもありますので、暖かくなって乗り出す頃にはオイル交換をしておきましょう。

バイクのエンジンオイルの交換時期:色編

どんな色になったらオイル交換の目安?

バイクのエンジンオイルは新品であれば透きとおった飴色をしているものが多いです。ですが、走行を重ねることで徐々に黒く汚れて劣化していきます。オイルが黒くなり始めの頃であればまだ問題ありませんが、そのまま交換しないと真っ黒となってしまい寿命となります。オイルタンクを開けて定期的にオイルの色を確認することで、最適な交換時期の目安が判断できますので確認してみましょう。

黒くなったまま交換しないとどうなる?

エンジンオイルが真っ黒になったままで交換しないとアイドリング不調になり、オーバーヒートといった最悪の状態にもなります。いずれも単車にとっては致命的な症状で、とくにこれから暑くなる季節の中ではもっとも不調が表れやすくなるでしょう。ダメージを受けたオイルを交換しないままでの走行はメリットがありませんので、走行距離や色なども目安として定期的な交換をしておきましょう。


バイクのエンジンオイルの交換時期:体感編

バイクはオイル交換しないと熱ダレしやすくなる!

オイル効果時期の目安として乗車した実感の判断目安もあります。たとえば、異様にエンジンが熱を持っていると走行や回転に影響を生じます。今まで快調であったエンジンでも、走行中にこうした症状を感じたらオイル交換をしないと、より不調を助長させてしまうこともあります。とくに空冷エンジンの場合、走行風が当たらないとどんどんとエンジンの温度が上昇し排気音も安定しません。

エンジンの回転が上がらない!

バイクのエンジンオイルの劣化は回転数へも影響します。今まで長距離を走っても何も感じなかった回転数域でも、短い距離の中で回転の上がり方が鈍くなり、落ち着かない場合はオイルの劣化を疑ってみましょう。単車であっても、原付などのスクーターであっても同じことが言えます。今までより走行距離を延ばした中、走行しにくくなったと感じた単車やスクーターはオイル交換をしてみましょう。

バイクのエンジンオイルの交換時期:オイルの量編

単車はどれくらいの量?

単車には大き目のオイルタンクが装備されています。おおむね2リットル前後のエンジンオイルを使います。やはりエンジンオイル量が多ければ、それだけ劣化するまでの期間や走行距離は延ばせることもあります。そのため、交換頻度も小さなスクーターや原付と比較すると少々長目でも問題ありません。前述のような頻度や目安を参考にしてオイル交換を行えば大きな問題は起こらないでしょう。

スクーターや原付の場合は?

単車とは違い、スクーターや原付は使うオイル量が少ない車種が多いです。オイルが1リットル入らないスクーターや原付もありますので、単車と比べるとオイルの交換頻度は高くなる傾向にあります。ですので、一般的な小排気量のスクーターや原付であれば約2,000キロほどの走行距離を目安ににオイル交換するとよいでしょう。とくに新車で買ったスクーターや原付ですと、さらに高い頻度でオイル交換をすることが必要です。

バイクのエンジンオイル交換:実践編

まずは工具を揃えておこう!

愛車のオイル交換を自分で行うには専用の工具が必須です。数は多くありませんので、ホームセンターでも揃えられる範囲の内容で構いません。スパナ、ドライバー、レンチがあれば大抵のバイクに適応できます。金額にして約1,000円~2,000円あれば専用工具が揃います。100円ショップであればもっと経済的に工具が入手できるでしょう。手軽な工具を使い、簡単なオイル交換をやってメンテナンスを楽しんでみてください。

走行距離を重ねたらオイルエレメントも交換!

単車、スクーター、原付のいずれにも車体に専用のエレメントを装備しています。走行距離を重ねた場合は併せてエレメントも交換しましょう。新車時はもちろんすべてのパーツが新品ですが、各メンテナンスのやり方も把握することで一層と愛用の単車、スクーター、原付での快適な走行を実践できます。エレメント交換のやり方はフィルターレンチを使って、反時計回りに回すだけですので簡単にできるでしょう。


やり方は簡単!

必ず交換しないといけないのがエンジンオイルですので、メンテナンスのついでにやってみましょう。やり方はとても簡単で、スパナが1本~3本あればほとんんどのバイクのオイル交換ができます。ここまでご紹介してきた目安や頻度も確認しながらやれば、愛車のオイル交換も安心してできることでしょう。難しい工程はないので一般的なやり方をご紹介しておきます。

まずはエンジンを暖めておこう!

やり方の基本としては、まずはじめにエンジンをかけて少し暖めておきます。これでオイルが排出しやすくなるので作業しやすくなります。次にドレンボルトをスパナやレンチを使って半時計周りに回して緩め、古いオイルをタンクから出します。次にドレンボルトを再度締め込んで、入れる量を測って新しいオイルを入れれば交換作業は完了です。このように、やり方は非常にシンプルですのでぜひ実践してみてください。

バイクのエンジンオイルを交換して快適走行!

困ったらバイクショップに依頼してみよう!

バイクのエンジンオイル交換についてご紹介してきましたがいかがでしたか。単車、スクーター、原付を問わず、すべての車両にとって付き物であるエンジンオイルと交換です。メンテナンスが苦手であったり、よくわからなかったりとケアを怠ってしまう要因もあることでしょう。ですが、各バイクにとっても重要な必須メンテナンスです。ただそうしたメンテナンスができない場合、専門のバイクショップへ依頼して愛車を快適な状態で維持しましょう。

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