フルフェイスのヘルメットはどんな役割がある?
頭を守るだけではない?
バイク用ヘルメットの種類はいくつかありますが、その中でもフルフェイスのヘルメットにはとても重要な役割があります。それにはデザイン性もさることながら、頭を守る防護の役割を果たすアイテムであるからです。ファッション性豊かなフルフェイスのヘルメットで、頭部を守りながらもかっこいいスタイルでバイクに乗車できます。ちなみに公道では、ヘルメットを被らずにバイク走行をしてしまうと違反となって罰せられますので注意しましょう。
フルフェイスのヘルメットはデザイン性が豊富!
昨今のフルフェイスのヘルメットはとてもデザイン性に優れていて、視界性も上がり、バイク用としては格別なアイテムとなっています。頭部を防護しながらでも快適なツーリングを実感できる安心できるアイテムですので、併せて乗車ファッションも自在に楽しむことも可能です。どういった車種でもマッチングするものがありますので、選び方にも迷ってしまうほどでしょう。
フルフェイスのヘルメットでなければいけない?
半キャップはいいの?
バイクへ乗る際、ヘルメットは必須アイテムですが、フルフェイスでなければいけないという規律はありません。ジェットスタイルのヘルメットでも、安全基準に達しているものであれば問題なく使用できます。ですが、半キャップという小さいヘルメットは、法規で適正に認められているバイク乗車時のヘルメットではありません。頭部を守るアイテムですので、そのようなヘルメットは危険です。やはり一番安心なのがフルフェイスと言えるでしょう。
フルフェイスのヘルメットの安全性は一番高い!
フルフェイスのヘルメットは文字通り頭をすっぽりと覆うスタイルです。そのため、もしバイク事故に遭遇した場合でも、頭を衝撃から守ってくれる最上のアイテムと言えます。常に最新型のフルフェイスのヘルメットが販売されていますので、あまり古いヘルメットの使用はおすすめしません。経年劣化で内部が傷んでいることもあるため、定期的にヘルメットを新調することがおすすめです。
フルフェイスのヘルメットで自分を守る!
死亡事故と関連する?
バイクはスロットルワークで走行する乗り物ですが、誤って起こす交通事故は毎年発生しています。残念ながら死亡事故も多く発生していて、中でも死亡の原因に不適切なヘルメットの装着という要因も挙げられているのが現実です。デザイン性も高いバイクファッションの1つでもありますが、やはり1番大事なことは頭部を守り、死亡事故に遭遇しないという点です。ぜひ、安全性高いフルフェイスのヘルメットを被って乗車しましょう。
サイズが合ったフルフェイスのヘルメットを選ぼう!
フルフェイスのヘルメットは頭全体に被りますので、サイズが大きいものや小さいものですと完全装備とはなりません。やはり、自分の頭の大きさにしっかりとフィットするフルフェイスのヘルメットがもっとも重要です。中古で見付けたフルフェイスのヘルメットや譲り受けたものでも、大きいサイズであったり、小さい場合には残念ですが使用することは控えておきましょう。それでは、フルフェイスのヘルメットの選び方から見ていきます。
フルフェイスのヘルメットの適切な選び方①
視界性が重要!
視界性という点は選び方として大切なことです。バイクの運転は常に周囲の交通状況を確認しながら操作しますので、ヘルメットを被った状態でしっかりと適切な視界性が確保できていなければ、最適なアイテムとはなりません。購入時には必ず試着をして、どういった視界を得ることができるかのチェックも必須です。好みのデザインのフルフェイスを見つけたら、ぜひ1度試着をしてみてください。
フルフェイスはシールドで視界が変わる?
フルフェイスのヘルメットには、シールドという全面に付いた風除けがあります。こちらはバイク乗車時にとても重要な装備の1つです。バイクは強い風圧を受ける乗り物ですので、シールドのおかげで快適な走行を満喫できます。そして、このシールドにも色があり、黒系やクリアなどが販売されていて自在にカスタムできる箇所です。日光を避けるには黒系統がベストですが、夜間の視界性を格段に上げるなら、クリアのシールドを装備しておきましょう。
フルフェイスのヘルメットの適切な選び方②
息苦しいフルフェイスのヘルメットは駄目!
フルフェイスのヘルメットの選び方において大切な呼吸というポイントもあります。息苦しいほどに大きさが小さいフルフェイスですと長時間の走行は不可能です。バイクショップで実際に被った際に、どれだけ呼吸スペースに余裕があるのかをしっかりと確認しておくことがもっとも重要なことです。購入後、初めてツーリングで使ったフルフェイスが息苦しい場合ですと、せっかく高額で購入したヘルメットが台無しです。
首回りの大きさも重要!
フルフェイスのヘルメットの選び方は頭の大きさだけではありません。人それぞれ首の太さも異なりますので、頭の大きさはベストであっても、首周りが息苦しいとベストサイズとはなりません。この場合、首の大きさに合わせたヘルメットを選んだり、ショップでサイズ調整したりすることがよいですので、適宜サイズ調整をしてから購入することがおすすめの選び方です。
フルフェイスのヘルメットの適切な選び方③
頭が痛くない?
やはりフルフェイスのヘルメットでは、頭の大きさが合っていなければ使用できません。小さいものですと1時間ともたずにストレスを感じてしまいますし、大きいものですとブカブカでしっかりと安定せずに危険です。視界性や呼吸にも影響しますので重要なポイントと言えます。サイズの選び方が分からない場合、ショップの店員がアドバイスしてくれますので、適正な大きさのヘルメットを購入しましょう。
フルフェイスのヘルメットの適切な選び方④
重さも重要?
フルフェイスのヘルメットは大きいアイテムですので、どうしても軽量化は難しいポイントとなります。ですが、改良を繰り返された極力重くないヘルメットも販売されています。とくに中古で購入した旧いモデルのヘルメットですと余計に重さが感じられるものもあり、重さがかさむとロングツーリングではストレスの一因ともなりかねません。やはり、ショップで試着して重さの確認をしてから購入するといった選び方が最善の方法です。
重さが軽いフルフェイスのヘルメットは快適!
フルェイスのヘルメットは頭全体を覆うものですので、重さが軽い製品を選びましょう。各メーカーより軽量化されたフルフェイスのヘルメットが販売されており、大きさや視界性、呼吸しやすいアイテムも豊富にあります。乗車中に脱ぐことができないアイテムですので、どんな状況でも軽快に被れるヘルメットがベストです。1日中の走行でも疲れにくい重さのヘルメットで、最上のライディングを堪能しましょう。
フルフェイスのヘルメットの適切な選び方⑤
クッション性はいい?
フルフェイスのヘルメットで重要な最後のポイントはクッション性です。頭に直接被るものですので、内部のクッション性が悪いとストレスとなってしまいます。ですので、実際に試着することが最善の選び方です。頭の形も千差万別ですので、自分の頭の形に合った最適なクッションを感じるものを選びましょう。これにより、ツーリング中でも快活にバイク操作へ集中できます。
リペアできる!
フルフェイスのヘルメットは経年で内部が劣化していきます。永い間愛用すれば、ボロボロになってしまうこともあります。ですが、そういったヘルメットでも専用のリペアを行って、再度リフレッシュすることができます。気に入ったヘルメットであれば長期間使い続けたいアイテムとなりますので、経年劣化が生じた場合はショップにてリペアをして、再度快適なクッション性を得ることもおすすめの方法です。
おすすめのフルフェイスのヘルメット①
Z-7MARQUEZ
SHOEI Z-7 MARQUEZ BLACK ANTは人気モデルですのでおすすめです。マルケス選手のレプリカモデルとして製造されたフルフェイスですので、ファンにもうってつけのアイテムとなるでしょう。デザイン性も高く、黒をベースとして赤と白を配置しているかっこいいフルフェイスです。プロも愛用しているほど、重さも軽く、なおかつ視界性も抜群のヘルメットです。
価格とレビュー
こちらの価格は、定価57,000円ほどです。高額なモデルですが、使い勝手もよく、頭の大きい方でもスッポリと被れる安心設計となっています。インカムなどを装備するスペースも完備されていますので、一般的なツーリングモデルとしても十分活用できるフルフェイスです。おしゃれなデザインと相まって最上の使い勝手を実感できるヘルメットとなっていますので、どんなバイクでも適応して永年愛用できることでしょう。
おすすめのフルフェイスのヘルメット②
HR-INNOVATION
Arai HR-INNOVATIONも人気のフルフェイスヘルメットです。外観は丸みを帯びたデザインで、女性でも使いやすいデザイン性もかねそなえています。重さや視界性にも重点を置いて製造されているアライのヘルメットですので、安心して使用できるモデルです。シンプルなデザインですので、飽きのこないスタイルで万能な車種へマッチングすることでしょう。
価格とレビュー
こちらのヘルメットの定価は35,000円ほどです。とても求めやすい価格ですので初めてフルフェイスを使う場合、まずはじめの入門用としてもおすすめできる上、人気ヘルメットとなっています。頭が小さい女性でも適応するサイズまで揃っていますので、女性ライダーにも最適なヘルメットと言えるでしょう。
おすすめのフルフェイスのヘルメット③
Qualifier
Bell製のフルフェイスヘルメットで、とてもおしゃれなデザインとして人気があります。帽体も小さく、男性から女性まで柔軟に活用できる素敵なヘルメットです。サイドには目を引かれるBellのロゴが入っていて、外国車モデルにも適応できるデザインと言えます。アメリカンスタイルやロードモデルまで幅広く活用できる、洗練されたスタイリッシュで人気の絶えないヘルメットです。
価格とレビュー
気になる価格ですが、約17,000円という破格なモデルです。そのため売り切れ必至となる人気のヘルメットですので、見つけたら即購入もおすすめします。オーディオスピーカーのポケットも完備していますので、ツーリングにおいても楽しめるヘルメットと言えるでしょう。外観がシャープで小さいモデルですので、小さい排気量のバイクにもマッチしますので、バイクビギナーへもおすすめです。
おすすめのフルフェイスのヘルメット④
KAMUI-II Snap-on
OGK KABUTO KAMUI-II Snap-onはおすすめモデルのヘルメットです。ツールメーカーのSnap-onとのコラボで、その大きいロゴが全体のデザイン性を引き立てている、おしゃれでかっこいいモデルです。3年消臭素材という特殊加工もされているので、衛生面でも清潔にヘルメットを愛用できることでしょう。
価格とレビュー
価格は約30,000円です。重さや大きさにも対応して製造されているヘルメットですので、2つ目のヘルメットとして選ぶ場合でもおすすめできます。色違いもあり、とくにSnap-onファンにもおすすめです。大きいロゴのある自慢のヘルメットを被って、愛車の運転を楽しめることでしょう。併せてSnap-on工具でのメンテナンスも忘れずに行うことにより、常に快適なバイクライフを満喫することができます。
おすすめのフルフェイスのヘルメット⑤
NORIX
SIMPSONのNORIXのヘルメットは、独特なデザインのヘルメットで個性を放っています。ドラッグレースやビンテージモトクロスなどのイメージがあるメーカーですが、一般的な乗車でも十分活用できるヘルメットです。その小さい帽体によって、とてもスタイリッシュに被れるヘルメットです。個性的なバイクでもマッチする雰囲気をもった人気のフルフェイスですので、今までのデザインに飽きてしまった方へもおすすめできます。
価格とレビュー
価格は約47,000円ほどです。安くはないですが、個性的なデザインとしっかりとした視界性もかねそなえていますので、頭の大きさが小さい方でも大きい方でも難なく活用できるスタイルです。アウトロースタイルが好みの方にもぴったりですし、目立つヘルメットが欲しかった方へも最適と言えるでしょう。
おすすめのフルフェイスのヘルメット⑥
N405GT
NOLAN製のフルフェイスのヘルメットは、オフ車好きな方にも人気のモデルです。何と言っても大きいシールドが特徴的と言えます。バイクに乗るには最適な大きさですので、安全な走行を実感できることでしょう。やはりシールド面が小さいと視界性が限られてしまいますので、大きいシールドが装備されているヘルメットはとても使い勝手がよいです。今までよりも大きいシールドの付いたオフ車好きま方にも人気ですので快適に走れます。
価格とレビュー
価格は約39,000円ほどです。人気の秘訣としては、やはり大きい範囲の視界性です。シールド面が大きいことにより、ヘルメット全体の重さも軽減されていますので、使いやすい仕様となっています。また、チンガードを外せますので、さらに重さを軽くできますし、視界性や呼吸も安心して使用できます。頭が大きい小さいに関わらず、誰でも快適に使えるシステムスタイルのフルフェイスヘルメットです。
おすすめのフルフェイスのヘルメット⑦
KAGAYAMA5
SHOEI X-14 KAGAYAMA5の人気は高いです。大きいトライバル模様がデザインされていて、とてもかっこいいモデルのフルフェイスです。さらに、加賀山就臣選手が実際に使っているレプリカのモデルですので人気があります。視界性もしっかりと確保され、バイク乗車にも集中できるスタイルとなっていますので、ビギナーでも快適で安心な走行を実感できるヘルメットです。
価格とレビュー
気になる人気モデルの価格ですが約82,000円です。加賀山就臣選手のレプリカモデルということで、少々高価なヘルメットですが、入手欲をそそる逸品と言えるデザイン性があります。かっこいいバイクにはかっこいいヘルメットが一番似合いますので、安全面もクリアした最上のヘルメットで、街中やツーリングでも周囲の目を引く存在となれるでしょう。
フルフェイスのヘルメットはバイク初心者向き!
さまざまなフルフェイスのヘルメットをご紹介してきましたが、どれも安全基準をクリアしたものですので、これからバイクに初めて乗るビギナーへもおすすめできます。やはりバイク乗車時には、快適で安心なフルフェイスのヘルメットを使うことが最善です。男女問わずにマッチするものばかりですので、選び方に留意して最上のヘルメットを入手してみましょう。
メンテナンスも大事?
これから暑くなると余計ですが、フルフェイスのヘルメットの中はかなり汗をかき、蒸れた状態となることが多いです。1日中走った後のヘルメットの中は汗まみれとなっていることもありますので、そのままでは劣化が早まります。そのため、定期的なクリーニングも必須です。ぜひ愛車でツーリングした後は、適宜クリーニングをして清潔な状態を維持しておきましょう。
フルフェイスのヘルメットを被って安全第一!
今回は、フルフェイスのヘルメットの選び方を中心としてご紹介してきました。重要なポイントは人気アイテムに備わっていますので、いずれでも安心して扱えるものばかりをご紹介しました。人気モデルの中から好みのものを選択して、バイクライフを満喫してみましょう。頭部をはじめとして命を守るヘルメットですので、定期的なメンテナンスも必須となります。ぜひ素敵なフルフェイスを被って走りに出かけてみませんか。
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