ストリートファイター系バイクってなに?
近年のバイク業界ではストリートファイター系バイクというものが流行ってきています。どういった定義でストリートファイター系バイクと決まっているのかがネットなどでは頻繁に口論されている姿を良く目にするのですが、今回はそんなストリートファイター系バイクについて徹底的にご紹介していきたいと思います。また、おすすめのストリートファイター系バイクを12選でご紹介します、ストファイバイクを検討している方は是非とも最後まで見ていってください。
ストリートファイター系バイクってどんなバイク?
ストリートファイター系バイクと聞くと、最初に思い浮かぶのはストリート、街乗りのバイクだ!という事ですね。ファイターは攻めると解釈できますので、ぱっと思いつく限りでは街を攻めるためのバイクというのが先に出てきます。日本のバイクメーカーでもせっせとストリートファイター系バイクを販売していますが、では実際にはストリートファイター系バイクとはどんなバイクのことを言うのでしょうか、それでは見ていきましょう。
ストリートファイター系バイクの定義
ストリートファイター系のバイクとはいったいどんなバイクなのかということですが、結論を簡単に言うとすると「スーパースポーツをネイキッドのように乗りやすくしたバイク」というのがわかりやすい例えです。スーパースポーツは前傾姿勢で、フルカウルで、風を切るように走るようなバイクですが、ストリートファイター系バイクは、スーパースポーツのフルカウルをハーフカウルに変えたり、バーハンドルだったりと、まさにスーパースポーツをネイキッドにしたようなバイクなのです。
スーパースポーツが元になっているバイクが多い!
ストリートファイター系バイクは元を辿れば、あの有名な様々なパーツを使い、速いバイクを作っていたカフェレーサーが流行った時代からあるとされており、カフェレーサーが流行っていた時代に独自に開発された物とも言われています。スポーツバイクのような速さを追求したバイクでありながら、街乗りでも快適に乗りこなせるような、そんなオンロードであれば何でも出来るようなバイクがストリートファイター系バイクなのです。現在は大型や400cc250ccなどなど、様々な種類のストリートファイター系バイクが販売されています。
おすすめストリートファイター系バイクその1
ではさっそくストリートファイター系のバイクを紹介していきたいと思います。大型のストファイバイクと250cc、400ccをご紹介しますので最後まで楽しんでください。どれもパーツにこだわってカスタムされているバイクばかりです。
大型バイク:Z1000
1000ccの大型区分に入るZシリーズは、ZRX時代からとても栄えていたネイキッドタイプから大きく変わるストリートファイターモデルのZシリーズを販売、その見た目もかっこよく、大型ならではのパワフルな走行性能は現在でも人気が高いバイクです。漢kawasaki!と呼ばれるほどのメーカーが作るバイクの性能や乗り心地はとても快適で、高速道路も安定して走行できます、街乗りも手軽に走れて、どんな道も走れるのがストリートファイターの魅力ですね。
全長×全幅×全高「2,050mm×790mm×1,055mm」シート高「815mm」エンジン種類/弁方式「水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ」総排気量「1,043cm³」燃料タンク容量「17L」
おすすめストリートファイター系バイクその2
ドゥカティはイタリアに本拠地を置くバイクメーカーで、これまでドゥカティは多くのバイクを開発、販売してきました。パーツにこだわってカスタムされているバイクで、今回紹介するのはドゥカティの中でもとりわけ人気の高いストファイ:ドゥカティ ストリートファイターSをご紹介したいと思います。
大型バイク:ドゥカティ
ドゥカティ自体が海外製と言うこともあり、日本で購入するにはパーツの確保だったり、故障の際の修理だったりと海外製を買うには少し勇気が必要だったりして敷居が高いバイクですが、ドゥカティはパーツにもこだわり、カスタムされている、とても速く、パワフルな性能をもったバイクを販売するメーカーとして有名です。1000cc越えの大型ストリートファイターバイクですが、自分のライディングスキルに自信のある方にはとてもおすすめできるストファイバイクです。
シート高 (mm) 840 乾燥重量 (kg) 167 車両重量 (kg) 197 排気量 (cc) 1099
おすすめストリートファイター系バイクその3
YAMAHAが誇る大型のストリートファイターバイクをご紹介します。発売当初から人気が高く、現在の中古市場でも盛況なバイクであるXJ6Nをご紹介いたします。YAMAHAブランドのバイクとしてパーツをこだわっており、カスタムされていますので、初心者の方から、上級車の方まで満足できる乗り心地を体現しているバイクです。
大型バイク:XJ6N
今回紹介するyamahaのXJ6Nは600ccの大型バイクです。大型バイクではありますが、非常にパワフルながらも低速域がしっかりしており、低速域から高速行きまでしっかりと回せるバイクとして人気の高いストリートファイター系大型バイクです。YAMAHAブランドに恥じないその走行性能は初心者にとてもおすすめとされており、大型の免許を取ったけど、大型のバイクは少し怖いな、と感じられている方はこちらのXJ6Nで大型のバイクの操作を勉強できるのでおすすめです。パーツからこだわりを持ってカスタムされているストファイとしても人気です。
シート高 (mm) 785 車両重量 (kg) 205 原動機種類 4ストローク 気筒数 4 シリンダ配列 並列(直列) 冷却方式 空冷 排気量 (cc) 600
おすすめストリートファイター系バイクその4
ハヤブサなどのモンスターカスタムマシンを作ることで有名な日本のバイクメーカーであるSUZUKIのバイクの中でも人気の高いストリートファイターバイクをご紹介します。その名も:SV650です。SV650は本来パーツなどにコストがかかり、値段が高くなってしまいがちなV型二気筒のツインエンジンを搭載していながらも価格を抑え、消費者の目線に立った販売を行った事で有名なバイクです。
大型バイク:SV650
650ccという大型で、構造的にもコストがかかるはずのV型二気筒エンジンを搭載している、とてもパワフルで安定した走行が出来るSUZUKIの大型バイクです。「※上記のスペックは2018年に発売されているモデルのスペックになります」。また新型のSV650にはローRPMというシステムが搭載されており、クラッチ操作がとてもしやすく、スロットルを操作しなくても坂道発進が行えたりするなどの最新システムを搭載しています。
最低地上高 (mm) 135 シート高 (mm) 785 車両重量 (kg) 197 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 2 シリンダ配列 V型(L型) 却方式 水冷 排気量 (cc) 645
おすすめストリートファイター系バイクその5
今回紹介するGSX-S1000はGSX-R1000という同型の大型スーパースポーツを元に作られているストリートファイター系大型バイクです。GSX-R1000を元にしているだけあって、とても力強い、パワフルな性能と、走り心地の良い姿勢などなど、大型バイクとして完成されたストファイバイクです。
大型バイク:GSX-S1000
並列四気筒の水冷タイプエンジンを積んでいる1000cc区分の大型バイクです。見た目もスリムでありながらゴツさとかっこよさを持っているバイクですね。「※今回紹介しているGSX-S1000は2018年に販売されているモデルの物です」。スーパースポーツ特有の前傾姿勢でありながらも乗り心地と操作性が抜群に良いことで有名なバイクです。様々な方がインプレやレビューをしていますが、日本でも欧州で高い評価を得ているおすすめのストファイバイクです。
シート高 (mm) 810 車両重量 (kg) 209 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 4 シリンダ配列 並列(直列) 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 998 4スト・カム駆動方式 DOHC
おすすめストリートファイター系バイクその6
これまでは1000ccなどの大型のストリートファイター系バイクをご紹介してきました。これからは250ccや400ccの普通自動二輪の免許でも乗れるおすすめのストリートファイター系バイクをご紹介していきます。まずは250ccのおすすめストファイバイクからご紹介しますので、最後まで見ていってください。
250ccバイク:Z250
250ccクラスで最も人気の高いバイクとして有名なNINJA250をストリートファイター系バイクとして開発されたのがZ250です。NINJAに乗っている方ならおわかりいただけるかと思いますが、二気筒エンジンを搭載しており、走りから安さ、走行性能から、燃費まで総合的にとても優秀なバイクで、その性能をZ250も引き継いでおり、普通自動二輪の免許を取ったばかりの初心者の方にもとてもおすすめな250ccバイクです。
シート高 (mm) 785 車両重量 (kg) 170 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 2 シリンダ配列 並列(直列) 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 248
おすすめストリートファイター系バイクその7
今の250ccや400ccのバイクはカスタムされていても排ガス規制などで性能が低い!カスタムしないと遅い!と嘆かれている時代ですが、実際に販売されているバイク達は言うほど遅くはありません、昔のバイクは規制が無かったり、規制が緩かった時代ですので速いのは当然ですが、現在のバイクには現在のバイクの良さがあります、今回はそんな現在のバイクの良さを体現しているGSR250をご紹介します!
250ccバイク:GSR250
並列二気筒の水冷エンジンを搭載している、燃費も良い、走行しやすいストリートファイター系の250ccということで、販売されてから少し立ちますが、現在でも人気の高いバイクです。なんといっても250ccでありながら、パワフルとはいきませんが、低速を回しても楽しい、高速道路を走るのも十分なパワーを持っているバイクです。昔のバイクと比較すると遅く感じてしまいますが、走行性能はとても高い部類に入るバイクです。
シート高 (mm) 780 車両重量 (kg) 183 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 2 シリンダ配列 並列(直列) 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 248
おすすめストリートファイター系バイクその8
メガリはイギリスのバイクメーカーです。バイクを販売してからはとても評価の高いバイクを出してきたメーカです。今回紹介するのはそんなMegalliの中でも人気のストリートファイター系バイクです。
250ccバイク:Megalli250s
今回紹介する250ccストリートファイター系バイクは日本では少し珍しいバイクのメガリ250sです。メガリはフルカウルモデルの250Rも販売されていたりと、人気の高いバイクです。その人気の理由は、250cc出ありながら、シングルエンジンの走りやすさと、燃費の良さ、そして一番は車体が125cc並に軽いことです。カウルを外したモデルなので、重量も軽く、パワーも十分にあるので、手頃で軽い250ccに乗りたい方はこちらのMegalli250sがおすすめです。
水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 オールアルミセラミックメッキシリンダー Bore77.0×Stroke53.6 総排気量/249.5cc 圧縮比11.1:1 最高出力/27ps/8500rpm 最大トルク/22.4N・m/7000rpm シート高(m) 765mm 乾燥重量(kg) 137kg 装備重量(kg) 147kg 燃料タンク 11L
おすすめストリートファイター系バイクその9
今回紹介する250ccストリートファイター系バイクはなんとあの有名なCBR250Rをストリートファイター系にしたバイクです。CBR250Rは数十年前から愛され続けているスポーツバイクで、そんなCBRのカウルを取ってストファイにしたのが今回紹介するCB250Fです。それでは見ていきましょう。
250ccバイク:CB250F
シングルの水冷エンジンを搭載しているバイクで、CBRからカウルを取って、スポーツバイクとしてでは無く、手軽に街乗りから高速道路などを走れるようにと開発されたのがCB250Fです。単気筒エンジン特有の燃費の良さを持ちながらも、低速域を乗りこなし、高速行きもパワーを出せるバイクです。カウルがない分風に対する防御は薄いですが、ストリートファイター系として街乗りには最適な250ccバイクです。
シート高 (mm) 780 車両重量 (kg) 161 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 249
おすすめストリートファイター系バイクその10
これまでは大型のストリートファイター系バイクと250ccのストリートファイターバイクを紹介しました、これから最後に紹介するのは400ccクラスのカウルを取っているストファイバイクです。皆さんが知っている有名なバイクも出てきますので是非とも最後まで見ていってください。
400ccバイク:グラディウス
V型の二気筒エンジンを積んでいるSUZUKIが誇る400ccクラスのストリートファイター系バイクです。400ccバイクは普通自動二輪の免許で乗れる最大の排気量になります。250ccとは違い400cc独自のパワフルな走行を楽しむことが出来ます。グラディウスは発売されてから人気の高いバイクで、中古市場も賑わっているバイクです。街乗りから高速までストファイとしての性能はとても高く、とても安定した優秀な性能を持っている400ccバイクです。
シート高 (mm) 785 車両重量 (kg) 206 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 2 シリンダ配列 V型(L型) 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 399
おすすめストリートファイター系バイクその11
YAMAHAはこれまでもいろいろな種類の400ccクラスのバイクを出してきましたが、今回紹介するのはYZFシリーズをストファイにしたモデルでとても人気の高いバイクです。
400ccバイク:MT03
YAMAHAが誇る400ccクラスのバイクです、排気量は320ccで、エンジンは並列二気筒エンジンを搭載しています。現行種の中でも人気があるモデルで、YZF-3のカウルを取り、ストリートファイターバイクとしているモデルで、低速の走りやすさから、高速行きの400ccならではのパワーも持っているバイクです、そのため免許取り立ての初心者でも乗りやすく、足つきも良いのでとてもおすすめです。
シート高 (mm) 780 車両重量 (kg) 166 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 2 シリンダ配列 並列(直列) 冷却方式 水冷
おすすめストリートファイター系バイクその12
最後に紹介するのはKTM社が販売しているKTM390DUKEです。日本のバイク乗りの中でも使われているパーツの色がかっこいいなどから、とても人気のあるKTM社が販売しているバイクで、見た目がとにかくかっこいいことが魅力のバイクです。
400ccバイク:KTM390
オーストリアが誇るバイクメーカーであるKTM社が販売するバイクで、パーツにとてもこだわりを持って作られているKTM390DUKEは日本でも乗れるおすすめの海外社バイクとして非常に人気のあるバイクです。走行性のはとても高く、単気筒の水冷エンジンを搭載しており、フレームがオレンジ色であったり、トラレルフレームを搭載していることで有名なバイクです。細くコンパクトなストリートファイターとして、とても乗りやすいので見かけた際は是非とも購入したいかっこいいバイクです。
シート高 (mm) 830 乾燥重量 (kg) 149 乗車定員(名) 2 原動機種類 4ストローク 気筒数 1 シリンダ配列 単気筒 冷却方式 水冷 排気量 (cc) 373.2
ストリートファイター系バイク総まとめ
カウルの無い走りやすいスポーツバイク
さて、ストファイバイクをご紹介してきましたがいかがでしょうか。どれもパーツからこだわってカスタムされているバイクばかりです。おすすめしたバイク以外にも、もっといろいろなストファイバイクはありますので、この気にストファイに興味を持っていただけたら、いろいろなお店で市場などしてみることをおすすめします。カウル無しのスポーツバイクとして街乗りから高速まで走れる、通勤にも使えるバイクばかりなので是非とも購入してツーリングしてみてはいかがでしょうか。
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