アルミ 合金 ブルホーン バー フラット / ハンドル 幅 410mm クランプ 25.4mm バー 22.2mm (01 ブラック)
Ruler(ルーラー) ドロップハンドルバー 400mm ブラック HB-TE11
シマノプロ(SHIMANO PRO) LT コンパクト ハンドルバー(31.8) ブラック
ドロップハンドルってなに?
ドロップハンドルとは、自転車の特殊なハンドルの事を指します。 主にロードバイクで採用されているハンドルであり、スピードの出る自転車の多くはドロップハンドルを採用しています。特殊な形状のハンドルは様々な持ち方ができ、それにより、スピードを出したりブレーキをしやすくしたりなど、場面ごとに使い分けることができます。
ドロップハンドルの特徴
ドロップハンドルの特徴は形状が変わっているだけではありません。一般的に自転車に採用されているフラットバーと比べると持つ場所が低く、それによってハンドルを持つと前傾姿勢になる事が特徴と言えます。前傾姿勢になることで風邪の抵抗が少なくなり、ロードバイクを速く走らせることが可能になるのです。 また、持ち方のポジションを変えることで姿勢を変えられて、長時間乗っていても疲れたり痛くなったりしないメリットがあるのです。
ドロップハンドルの難点
ドロップハンドルは慣れれば長時間のサイクリングがしやすく、ロードバイク乗りから愛用されていますが、慣れるまでが大変です。前傾姿勢が辛いのはもちろん、ハンドルが持ちにくい、ブレーキがしにくいなど、持ち方のポジションを変えなければ使いこなせないのが難点と言えます。 前傾姿勢は視界が悪くなりますし、場面ごとのポジションチェンジができなければブレーキもしにくいです。ですが、慣れるだけなら数日でなれますし、何度も乗っていればポジションの有効性もわかってきます。それまでは、無理にスピードを出さず、交通量の少ない場所で練習する必要があるでしょう。
ドロップハンドルの選び方:1 【ハンドル幅】
ハンドル幅とは、ハンドルの長さの部分の事です。基本的に下ハン(ドロップ部)の左右の幅がハンドル幅です。
測定方法
測定する際は、ドロップハンドルの中心同士で測ります。「芯―芯(C-C)」と呼ばれる測り方で、日本のハンドルメーカーのサイズ表記は「芯―芯」がほとんどです。ただ、欧州メーカーでは少し変わります。表記は「外-外」になり、ドロップハンドルの外側同士を測ります。 「芯―芯」の400mmは、芯の太さが合わさる為、「外-外」の420mm と大体同じといった感じです。 ハンドル幅のサイズは主に「380mm」「400mm」「420mm」「440mm」の4サイズが多いです。他にも、ドロップ部が外側に広がっている場合もある為、表記や形状はしっかり確認するようにしましょう。
肩幅で選ぶ
選ぶ際のポイントとして、肩幅で選ぶ場合があります。 手をまっすぐ伸ばし、そのまま前傾姿勢をとった際、両肩と下ハンの位置が同じぐらいが一般的といわれています。ただ、あくまでも参考です。一般的であっても実際に乗ってみたら違和感を感じる人もいます。肩幅が基準といわれていますが、一番は実際に前傾姿勢で持ってみて、馴染むハンドルを選ぶようにしましょう。
選び方
ハンドル幅はこぎやすさに影響します。 ハンドル幅が肩幅より短ければ、風の抵抗を受けにくくなりますが安定感が下がります。逆に広ければ、安定感がありますが風の抵抗を感じるようになります。ただ、風の抵抗も安定感もそんなに変わるものではありません。上級者になり、スピードを出すようになると気にするようになる程度といえます。その為、風の抵抗などで考えず、自分が馴染みやすいかどうかで選んでしまって大丈夫です。
ドロップハンドルの選び方:2 【バークランプ径】
バークランプ径とは、ロードバイクのフレームと取り付けする幅の太さの事です。 クランプ径のサイズは色々ありますが、一般的なクランプ径のサイズは「25.4mm」「26.0mm」「31.8mm」が多く、その中でも特に「31.8mm」が多いです。
選び方
バークランプ径はフレームの取り付けに直接かかわります。その為、バークランプ径が違うとフレームに取り付けられない場合もあります。乗る際は気にしなくてもいいですが、交換する際はバークランプ径を必ず調べておくようにしましょう。
ドロップハンドルの選び方:3 【リーチ幅】
リーチ幅とは、横ハンドルからドロップ部分に移る縦方向の部分の事です。 幅は約60mm~120mmと、ドロップハンドルの種類によって変わりますが、日本では約70mm~90mmの短いリーチ幅が人気です。
選び方
リーチ幅は、ポジションの変化に影響が出ます。 リーチ幅が長いとポジションを変えた際に姿勢の変化が大きく、逆に短いと姿勢の影響もあまりありません。 ポジションの変更を楽しみたいなら長いリーチ幅、影響が少なく安定して乗りたいなら短いリーチ幅を選ぶといいでしょう。ちなみに、リーチ幅が長いと腕を伸ばす必要がある為、身長の低い日本人では辛くなりやすいです。
ドロップハンドルの選び方:4 【ドロップ幅】
ドロップとは、下方向に伸びるハンドル部分の事です。ハンドルの上の部分(上ハン)とドロップ部分(下ハン)の落差の事をドロップ幅といいます。
選び方
ドロップ幅は、ドロップ部を握った際の前傾姿勢に影響が出ます。より長ければ、それだけ前傾姿勢になります。 前傾姿勢になれば風の抵抗が受けにくくなりますが、その代わりに姿勢が辛くなり視界も悪くなります。その為、初心者はドロップ部を持つことはあまりしません。リーチ幅と共に、長いのは前傾姿勢になりやすく上級者やレーサー向き、短いのは初心者向きと考えるといいでしょう。
ドロップハンドルの選び方:5 【素材】
ドロップハンドルの素材はすべて同じなわけではありません。メーカーや種類によって違ってきます。 一般的に販売されている素材は「スチール」「アルミ」「カーボン」の3種類です。
スチール
鉄製のハンドルです。3種類の中で最も安いのが特徴です。 重量がありますが、その分丈夫で長持ちします。
アルミ
様々な自転車や自動車で使用されている素材の一つです。値段は大体3,000円~20,000円くらいで、スチームより高く、カーボンより安いといった価格です。軽くて丈夫な為、迷ったらこの素材を選ぶといいでしょう。
カーボン
3種類の中で最も軽く、高価な素材です。価格は大体10,000円~50,000円くらいします。とても軽くて柔軟性もあるのですが、そのかわりにスチームやアルミよりも耐久性が下がってしまいます。交換する際強く締めすぎてしまうだけで割れる場合もある為注意が必要です。 カーボン素材は高価で取引されている為、粗悪品も少なからず出回っています。ロードバイクはスピードの出る乗り物です。粗悪品を掴まされ、走行中に破損することが無いように慎重に選びましょう。
ドロップハンドルの選び方:6 【形状】
ドロップハンドルには大きく分けて3種類の形状があります。「シャロー」「アナトミック」「アナトミックシャロー(コンパクト)」の3種類で、それぞれリーチ幅やドロップ幅が違います。
シャロー
もっとも古くからある、ドロップハンドルの基本の形状です。丸みを帯びた形状から、丸ハンと呼ばれたりします。 ドロップ部が深くある為、ドロップ部を握った際は深い前傾姿勢を取れるのが特徴です。基本となるドロップハンドルではありますが、様々な種類が販売されている為、現在ではあまり見かけなくなってきています。
アナトミック
ドロップ部の一部が直線になっているドロップハンドルです。直線になっていることで持ちやすくなり、しっかりと踏ん張ることができるようになっています。 ただ、直線にすることでコントロールレバーまでの距離が遠くなってしまいます。手が小さい人や指が短い人はブレーキをしにくく危険になる為、あまりお勧めしません。
アナトミックシャロー(コンパクト)
リーチ幅とドロップ幅が短いドロップハンドルです。全体的に小さい形状から、コンパクトハンドルと呼ばれたりします。リーチ幅とドロップ幅が短いことでポジションの変化が少なく、初心者に向いているドロップハンドルです。
特殊な形状のドロップハンドル
ドロップハンドルの形状は、主に「シャロー」「アナトミック」「アナトミックシャロー」の3種類ですが、それ以外にも形状はあります。特殊な分、扱いも難しくなりますが、覚えておくといいでしょう。
ステム一体型
ステム(フレームとハンドルを取り付ける部分)とハンドルが一体になっている形状です。一体型になることで接合部の強度が増し、余分を省くことで軽量化もされています。 ただ、その代わりに非常に高価となっています。また、一体化することでそれぞれを調整できなくなる事もデメリットといえるでしょう。
DHバー
パッドに肘を乗せ、前方に突き出したバーを握ります。そうすることで、風の抵抗を極限まで減らすことができるようになるわけです。主にスピードを競う、トライアスロンやタイムトライアルなどで使用されることが多い形状です。
トラックハンドル
シャローよりも丸みを帯びた形状です。主にトラック競技に使用されるドロップハンドルで、ドロップ幅が深くなっています。より前傾姿勢になりスピードを楽しめますが、その分危険でもある為、使用する際は注意しましょう。
ドロップハンドルの持ち方:1 【基本ポジション】
基本となる持ち方。通称:ブラケットともいいます。 ブラケット部分(コントロールバーのゴムの部分)に親指をかけ、人差し指と中指をブレーキーバーにかけます。基本的に2本の指で行う2本がけですが、人によっては薬指もかけて3本がけをする場合もあります。 ポジションがズレないように、小指と薬指をブラケットの下から包み込むように握りましょう。ロードバイク初心者はこのポジションから覚えてください。
持ち方の特徴
ブレーキレバーに指をかけている為、すぐにブレーキをかけることができます。一般道路や見通しが悪いところなど、スピードを出せず急ブレーキが必要になる場合にポジションしましょう。
ドロップハンドルの持ち方:2 【リラックスポジション】
体勢が楽になる持ち方。通称:肩ともいいます。 ハンドルの肩の部分(ハンドルが前方へ曲がっている部分)を握ります。基本ポジションより後方で持つことにより、ブレーキバーから指が離れてしまいますが、手を前方に滑らせるだけで基本ポジションに変更できる為、安全性は高くなります。 簡単にいってしまえば「基本ポジション」と「クランプ部ポジション」の中間です。ポジションがズレないように、小指をハンドルの下から包み込むように握りましょう。
持ち方の特徴
基本ポジションより後方を持つ為、上体を起こしやすくなります。それにより、楽な体勢になり呼吸が楽になります。身体的に楽になるだけではなく、視界も広がる為、風景を見ながらのんびりサイクリングをする際などに向いていポジションです。
ドロップハンドルの持ち方:3 【クランプ部ポジション】
リラックスポジションよりもさらに楽な姿勢の持ち方。通称:上ハンともいいます。 ハンドルのクランク部(ハンドルの付け根)を握ります。クランク部を握ることで一般的な自転車と同じように乗ることができます。
持ち方の特徴
リラックスポジションよりも後方を持つ為、より上体を起こすことができます。呼吸が楽になる為、疲労回復やヒルクライム(坂道)など、呼吸を整える必要がある場合に変更しましょう。
持ち方の注意点
クランプ部ポジションは一般的な自転車とは違いブレーキレバーが近くにありません。その為、すぐにブレーキができないのがデメリットです。交通量が多い、人が近くにいるなど、ブレーキが必要になる場合は基本ポジションやリラックスポジションに持ち方を変えておきましょう。
ドロップハンドルの持ち方:4 【ドロップ部ポジション】
スピードを出すための持ち方。通称:下ハンともいいます。 ドロップ部(ハンドルの下部)を握ります。力強く扱ぐ為、普段は5指でしっかりハンドルを握りますが、ブレーキバーが近くにあり、安全性も高いポジションです。
持ち方の特徴
前傾姿勢になることで風邪の抵抗が少なくなり、より速く走ることができるポジションです。また、下方向に力が入る為、力強くロードバイクをこげるのも特徴です。高速走行や加速時に行うことが多いポジションです。
持ち方の注意点
スピードを出して楽しむことができますが最も前傾姿勢になりやすく、慣れていないと腰を痛めます。また、視界も狭まる為、危険も多くなります。ドロップ部ポジションは、どちらかといえば中級者向きのポジションといえるかもしれません。 ロードバイクはこのポジションでなくてもスピードは出せます。楽しみたいからといって無理にする必要はありません。
ドロップハンドルの交換方法
基本的にロードバイクとドロップハンドルはセットで設計されており、元々のドロップハンドルが一番ロードバイクに合います。しかし、ドロップハンドルが壊れてしまったり、相性が合わなかったりなど、ドロップハンドルを交換することもよくあるのです。 中には、ロードバイクと同じくスピードを出せるクロスバイクを、ドロップハンドルに改造してしまう場合もあるそうです。交換方法は基本的に同じですが、ハンドルの種類によって多少変わる為、説明書などで確認しながら行いましょう。
必要な道具
・アーレンキー(六角レンチ) ・ハサミ
最低限の確認
ハンドルとフレームはステムによって繋がっています。その為、ステムに対応していないハンドルの場合は使用することができません。バークランプ径がステムに対応しているかを必ず確認しましょう。
交換手順:1 【計測する】
一般的にドロップハンドルは、持ち主の幅や腕のリーチに合わせてあると調整されていると思います。ですから、交換することで調整した値が変わってしまっては困ってしまいます。 そのようなことが無いように、ハンドルの開き具合、地面からの高さ、ハンドルの角度などを測定しておくと交換後も違和感なく乗り回せるようになります。「ポジションが変更するのは困る」という人は事前に測っておくといいでしょう。そうでなければ、特に必要はありません。
交換手順:2 【バーテープを剥がす】
まずは、滑り止めなどに使われているバーテープをすべて剥がします。また、ワイヤーを固定してあるテープも一緒に剥がしてしまいましょう。ただ、基本的にバーテープは使い捨てです。一度は剥がすと粘着力は減ってしまう為、交換時は新しいバーテープを使用しましょう。
交換手順:3 【コントロールレバーを外す】
コントロールレバーとは、いわゆる、ブレーキレバーのことです。 ブラケットカバーを開けると、ハンドルとコントロールレバーを止めているボルトが見つかる為、アーレンキーで緩めて外します。レバーを外した後もシフトケーブルとブレーキケーブルが付いている為、折らないようにぶら下げておきましょう。
交換手順:4 【ハンドルを外す】
最後にハンドルを外すだけです。ステムのボルトで止まっている為、緩めれば簡単に外せます。付け替える際は、手順を逆に行っていけば完成します。
交換手順:5 【調整】
最後に細かな調整をします。 ハンドルの高さや持ちやすさなどを確認するし、悪いようなら調整します。特に、ハンドルが水平になっているかどうかは重要です。左右でズレが無いかを確認するほか、ハンドルバーとコントロールバーも水平になるようにしましょう。水準器などがあればいいですが、無ければ木の棒など、水平を測れれば何でもいいです。
交換の注意点
交換するハンドルは全く同じものではありません。クランプの太さや幅も違えば、形状も違います。シャローハンドルはドロップ部分が長いけど、コンパクトハンドルでは短くなるなど、形状や種類に合わせて調整する必要があることを理解しておきましょう。 また、それによってケーブルの長さが足りなくなる場合もあります。その場合はケーブルも変える必要があることに注意しましょう。
おすすめのドロップハンドル
アルミ 合金 ブルホーン バー フラット / ハンドル 幅 410mm クランプ 25.4mm バー 22.2mm (01 ブラック)
・ハンドル幅:芯-芯410㎜ ・クランプ径:25.4㎜ ・バー径:22.2㎜ ・素材:アルミニウム合金 ・重さ:282g
Ruler(ルーラー) ドロップハンドルバー 400mm ブラック HB-TE11
•幅:400mm •クランプ径:26.0mm •リーチ:77mm •ドロップ:144mm •重量:428g •材質:アルミ
シマノプロ(SHIMANO PRO) LT コンパクト ハンドルバー(31.8) ブラック
•カラー:ブラック •重量:280g~ •素材:AL-6061 ダブルバテッド • ハンドル形状:コンパクト • ハンドル幅:400mm •ハンドル:リーチ/ドロップサイズ:70mm/125mm •クランプ径:31.8mm
まとめ「目的に合わせた交換をしよう」
単にドロップハンドルといっても様々な形状や大きさがあります。その為、ハンドルが違うだけで使用感が全然変わってくるのです。 スピードを楽しむならシャローハンドルなどのドロップ部分が深めのハンドルを、のんびりサイクリングを楽しむならアナトミックシャローハンドルのように、目的に合わせてハンドルを使い分けましょう。
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他にも、ドロップハンドルやロードバイクを紹介した記事があります。ドロップハンドルへの改造や、初心者のロードバイク探しなど、ロードバイクをより知る為に読んでみてはいかがでしょうか?
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