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自転車のタイヤ交換費用と時間は?自分で行うやり方も合わせてご紹介!

愛用の自転車のタイヤは定期的な交換を必要としている消耗品です。自転車の走行性にも影響がありますので、早目のタイヤ交換をしておくことで、いつも安全で快活な走行を実感できることでしょう。自分でタイヤ交換をしたい方でも、その方法がありますのでぜひご覧ください!
更新: 2024年5月1日
Hobby Life
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自転車のタイヤは交換が必要!

自転車のタイヤはホイールという金属パーツを覆うようにして、ゴムでできた専用のタイヤを装着しています。このタイヤは走行すると同時に路面と摩擦しますので、時間経過と共に必ず劣化していく消耗品です。

普段はあまりチェックしないことも多い箇所ですが、定期的なタイヤ交換をしていくことにより、常に安定したクッション性を得ることがでますので快適となります。

ゴムが路面とのグリップ性を高める!

自転車タイヤのゴムは適度な弾力があるので、一般的な路面上では最適な性能を発揮します。とくにアスファルト上では路面とのグリップ性がよく、コーナリングでも滑ることがありません。

これはタイヤの性能をはじめ、その溝にも路面とのグリップ性を高める役割があります。

経年で自転車タイヤのゴムは削れていきますので、知らない内に表面がツルツルになっていることがあります。自転車タイヤの表面がツルツルになってしまうと路面とのグリップ性は格段に落ちてしまいます。

そのため雨天時には、とくにスリップしやすい状態となっていますので、これから梅雨に入る前に早目に自転車タイヤの交換をすることが最善と言えます。

タイヤチューブも交換しよう!

自転車のタイヤの構造ですが、中に専用のチューブを入れており、そのチューブへ空気を入れることで空気圧を維持しています。自転車はタイヤの空気が適正でないと、余計な力を入れてペダルを漕ぐこととなります。

そのため、自転車のタイヤ交換をする際には同時にチューブの交換をすることも重要なメンテナンスと言えるでしょう。

自転車のタイヤの状態で走行性が変わる

空気圧低下は走行性を低下させてしまいますが、併せて適度な溝が重要です。この溝は路面とのグリップ性を高める以外にも雨などの水はけも行う役割があります。

そのため、自転車タイヤの溝がなくなってしまうと安全な走行ができなくなり、場合によっては非常に危険なケースも出てきます。走行性が変わってしまった自転車はタイヤが寿命を迎えていることもありますので、チェックが必要です。

自転車は修理が必須!

自転車タイヤを中心としてご紹介していますが、他にも自転車には消耗パーツが数多く使われています。いずれも常にメンテナンスして安全な状態であれば最善と言えますが、中でも一番気を使うパーツがタイヤです。

タイヤが適正でない自転車では、まともな走行ができないものもあります。ぜひ、これを機会として愛用自転車の点検をしてみましょう。

自転車のタイヤ交換にかかる費用

自転車店でタイヤ交換をする際にかかる費用の相場は、約3,500~7,000円の料金です。装着するタイヤによって費用も変わりますが、各自転車店でもそれぞれ工賃を含めた料金設定が異なりますので、多少の費用は前後します。

愛用の自転車のケアはプロの自転車店で行うことが望ましいですので、劣化が目立っている場合は早目のタイヤ交換をしておきましょう。

自転車タイヤの費用

自転車用タイヤとひとくちに言っても、その種類は多様にあります。一般的な自転車タイヤであれば、約1,000円~4,000円ほどの料金で入手することができるでしょう。

サイズや自転車メーカーによってもタイヤの料金は異なりますので、どういったタイヤが自分の自転車に最適であるかは、やはり自転車店で相談することが1番です。ぜひ、お近くの自転車店へ行ってみましょう。

タイヤ交換の工賃


自転車店でタイヤ交換をする場合、工賃という費用も必要です。工賃とは、要するに作業員の手間賃ということが言えます。そしてこちらの工賃ですが、平均的な相場でみてみると約1,000円~3,000円の範囲です。

やはり、車体のサイズや自転車の構造によって工賃に違いが出てきます。ぜひ1度自転車店へ行って、愛車のタイヤ交換にかかる工賃や料金設定を聞いてみましょう。

自転車タイヤのホイールの費用

タイヤのみの交換であれば、前述のような工賃や費用ですが、ホイールまで劣化が進行している自転車は併せて新品へ交換することが望ましいです。

一般的な乗車をしている自転車であれば頻繁な交換をするパーツではありませんが、転倒したり、強い衝撃が加わったりするとホイールが歪んでしまうこともあります。

一般的なホイールであれば料金は約5,000円ほどですので、あまりに劣化が激しい場合には併せて交換しておきましょう。

自転車用タイヤチューブの費用

自転車のタイヤにはチューブという内蔵されたパーツもあり、こちらのチューブに空気を入れることにより、空気圧を調整して快適な走行をすることができます。自転車のタイヤ交換と同時に劣化がひどい場合には、一緒に交換することがおすすめです。

自転車用のタイヤチューブは1つ約1,500円程度の料金で、1度新調すれば数年間使えますので、工賃などの料金が余計にかかってしまいますが、タイヤ交換と併せて同時に換えてしまうことが安心でおすすめと言えます。

自転車のタイヤ交換にかかる時間

自転車のタイヤ交換は、自転車店での作業を依頼すると約1時間以内で終えることができます。熟練の作業員がスムーズにタイヤ交換を行ってくれますので、安心ですしとても早いです。

そのため、自転車走行中にタイヤがパンクしてしまった際でも容易に修理してくれます。タイヤを交換する作業ばかり修理ではありませんので、詳しい作業時間は自転車店へ相談することがよいでしょう。

1つのタイヤ交換をする時間

自転車には2つのタイヤがありますが、主に摩耗しやすいのが後輪です。そのため、2つ同時にタイヤ交換するケースは少ない傾向にあります。ただ、やはり走行性を考えるといずれか1つではなく、2つ同時に新品タイヤへ交換することの方がおすすめです。

この場合の時間ですと約1~2時間程で作業が完了します。急いで自転車が必要な場合であれば、代車をレンタルしたり、修理後に自宅へ届けてくれたりする自転車店もあるので便利です。

チューブ交換もするとどれくらいの時間?

先に述べたように、自転車のタイヤ交換とはチューブ交換をすることもあります。チューブがまだ新しい場合であれば、再度流用することもありますが、タイヤ交換するまでの期間が長い場合ですと、やはり同時に新調していきます。

この場合にかかる作業時間は約90分が相場です。混雑していない自転車店であれば、とてもスムーズに交換作業を行ってくれることでしょう。

自転車のタイヤ交換は自分でできる?

ここまでは主に、自転車店でタイヤやチューブの交換をする際に関する内容でご紹介してきました。ですが、自分で自転車の修理をやりたい方も多いことでしょう。

自分で自転車の修理やメンテナンスをすることで、走行中の急なトラブルでも対応できるスキルが身に付きますし、何よりも工賃などの料金がかかりませんし、空いた時間で自転車のケアをじっくりと楽しむことができます。

自分で自転車ケアをする場合に用意するパーツ

自分で自転車の修理をするには、現在履いているタイヤのサイズをチェックしておきます。自転車用タイヤはインチサイズの表記がありますので、まずは同じサイズの自転車用タイヤを入手しておきましょう。

さらに念のためにチューブも新調することがよいですので併せて購入しておきます。自転車のタイヤ交換には以上が主に必要な交換パーツです。

自転車のタイヤ交換に必要な工具


自転車のタイヤ交換を自分で行うには工具も必要です。

自転車専門店でも購入できますし、ネット通販でも安価な費用で入手可能です。自転車のメンテナンスを自分で行う場合ですと、最低限で必須となる工具がいくつかあります。

いずれにしても、そんなに高額な費用の工具ではありませんので、一家に1セットあれば常に自転車の修理やメンテナンスを自分でできますので、長い目でみると経済的な方法と言えます。それでは、どういった工具が必要となるかご紹介しましょう。

レンチが必須

スパナやメガネレンチといった自転車修理に必須の工具がありますが、ラチェットとソケットというさらに使いやすい工具もありますので、そのいずれかでサイズが合った工具を用意しておきましょう。

1本ですと不便ですので、必ず2つ以上は準備しておきます。安い工具であれば数百円のものもありますので、初めて自分で行う自転車の修理であれば、まずは安価な工具を購入しておきましょう。

タイヤレバー

それ以外ではタイヤレバーが必要です。これがなければ自転車からタイヤを外すことができませんので、必ず事前に用意しておきましょう。こちらの工具は靴ベラのような形状をしている金属製のレバーです。

価格は製品によって、約500円~3,000円ほどまで幅広くあります。慣れてくれば1本あれば簡単に外せるのですが、初めて自分で自転車の修理を行う場合ですと2~3本の工具があるとよいでしょう。

ビードワックス

タイヤの装着時にはビードワックスという自転車タイヤ専用のワックスを使います。タイヤを外した際、ホイールの内側が錆びているケースが多いですので、それらも除去して仕上げにビードワックスを塗布しておきましょう。

これによりタイヤを組みやすく、なおかつホイールが長寿命となりますので安心して自転車走行を満喫できます。

空気入れ

最後に必要なものが空気入れです。これはタイヤ交換を終えた後に使う最終仕上げの道具ですので、準備しておきましょう。

空気入れがないと、せっかくタイヤ交換まで自分でやっても、結局自転車店まで持ち込むこととなり、手間と時間がかかってしまいます。そのため家庭用の空気入れを1台購入しておきましょう。

自転車のタイヤ交換の方法

①工具を使ってタイヤを車体から外す

まずは自転車から古くなったタイヤを外します。それにはアクスルシャフトというという、タイヤの軸となっているパーツを外します。これにはメガネレンチやモンキーレンチ、もしくはソケットレンチのいずれかの工具を使って行う作業となります。

反時計回りに回すことで、中央のアクスルシャフトを外すことができますので、これで古いタイヤが自転車から外れますので行ってみましょう。

②ホイールからタイヤを外す

ホイールからタイヤを外すのですが、この作業に必要となる工具が先にご紹介したタイヤ外し専用のレバーです。ホイールを足で抑えながら、タイヤレバーをタイヤとホイールの隙間へねじ込みながら、少しずつタイヤを外していきます。

テコの原理を使って外していきますので、初めて自分で自転車修理する場合には時間がかかることがありますが、時間がかかっても必ず外せますので、慎重に作業していきましょう。


ホイールを傷付けないようにやろう!

ホイールからタイヤを外す際、タイヤレバーの使い方に慣れず、ホイールに傷を付けてしまうことがあります。

また、やり方に慣れていない場合ですと誤って手をケガしてしますことがありますので、慎重なやり方として数本のタイヤレバーを使った方法がおすすめです。

リムに大きなキズや凹みを付けてしまうことがありますので、余計な力を抜いたやり方が最善の方法と言えます。

足で抑えるとやりやすい

タイヤを外す際の、もっとも重要なポイントがタイヤレバーのみで外すのではなく、タイヤをしっかりと押さえつけることも重要です。専用の機材は料金が高いですので、DIYで行う簡単な自転車タイヤ交換であれば足で押さえつけて行います。

地面にタイヤを置き、足でしっかりとタイヤを固定しながらタイヤレバーを使って外していくやり方が簡単ですのでおすすめです。

②チューブを外す

タイヤを外すことで、中に入っていたチューブも取り外せるようになります。長期間装着していたチューブですと、すでに劣化していることもありますので、ついでに交換しておきましょう。

自分で交換することで工賃などの料金がかなり抑えられるのでおすすめでもあります。ここまでのやり方を進めていけば、長時間かからずに自転車のタイヤを外せることでしょう。

③ビードワックスを塗る

タイヤを外したら、新しいタイヤをはめる前にホイールをきれいに掃除します。ホイールの内側は錆が発生していることが多い箇所ですので、サンドペーパーなどで取れる範囲の錆を除去しておきましょう。

あとは新品タイヤを装着するのですが、その前にビードワックスというタイヤ専用のワックスをホイールへ塗り込んでおきます。最後に自転車に装着すればタイヤ交換の完了です。

自転車のタイヤ交換をしてリフレッシュ!

今回は自転車のタイヤ交換についてご紹介しました。自転車のサイズはさまざまありますので、タイヤのサイズもまちまちです。

やはり小さなサイズのタイヤであれば交換しやすい傾向がありますので、ご家庭で大人用と子供用の自転車を所有している場合、小さなサイズの子供用のタイヤからDIYしてみましょう。

1度コツをつかんでしまえば、サイズが変わっても難なくタイヤ交換を自分でスムーズに完了することができます。ぜひ実践してみてください。

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