東南アジアの人気観光地!フィリピンが今アツい!
東南アジアに位置し、セブ島やボラカイ島、マクタン島などのリゾート地が人気急上昇中のフィリピン。フィリピンといえば、思い浮かべるのは暖かい気候やきれいな海、バナナやマンゴーなどのフルーツの特産品や、カラフルな雑貨や糖などナチュラルな雑貨などがありますよね。あまり治安がよろしくないイメージもありますが、実際のところフィリピンとはどんな国なのでしょうか。
フィリピンの概要
フィリピンは正式には「フィリピン共和国」といい、大小合わせて7109の島々で構成された国で、約1億人が暮らしています。南シナ海を挟んだ西にはベトナムがあり、北には台湾があります。東側はフィリピン海が広がり、南にはインドネシアがあります。
フィリピンの気候
フィリピンといえば、常夏で海が似合う国!というイメージですよね。一年中温暖な熱帯海洋性気候で、年の大半が暑くて湿度も高い国です。季節は日本と違い3つあり、3~5月の暑く乾燥した時期、6~11月の雨季、12~2月の涼しく乾燥した時期があります。気温は21~32度で、5月が最も高く、1月が最も低くなります。
フィリピンといえば台風?!
フィリピンは台風がよく通る地域でもあります。年に平均19回もの台風が通過するとのことですので、旅行に行く際には台風の発生状況も気にしながら、あたらないように時期を気を付けたいものです。
フィリピン旅行の前に!知っておきたい現地事情
フィリピンの言語
長い間植民地としてスペインやアメリカ、日本の統治下におかれていたこともあり、オリジナルはタガログ語という言語ですが、英語が公用語として使われています。宗教も90%がキリスト教徒といわれています。全くなじみのない言語ではなく英語が通じるという点も、海外旅行先としてフィリピンが人気な秘密のひとつかもしれません。
フィリピンの治安
フィリピンといえば治安が悪いイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。2016年6月にはロドリゴ・ドゥテルテ大統領が就任し、麻薬犯罪者などに対する厳しい取り締まりが始まったことにより治安は向上しています。とはいえ、他国に比べるとまだ治安は悪く、女性の一人旅や危険な地区への出入りは避けた方がいいでしょう。治安の悪い地区を事前に調べておき、スリなどには常に気を付けておくことをおすすめします。
フィリピン旅行の前に!知っておきたい物価事情
フィリピンといえば物価が安いイメージがあります。2018年4月現在、1JPY=0.48412PHPとなっています。具体的にスーパーや市場で売られている物でみてみると、玉ねぎ1キロが日本では200円程度ですが、フィリピンでは60ペソ=124円程度、鶏肉1キロ800円が170ペソ(351円)、卵10個200円が60ペソ(124円)…といったかんじです。
日本よりフィリピンの方が安いもの
フィリピンでは、上述した食べ物やバスなど交通機関の運賃、調味料や衣類、水道代、家賃などは日本に比べて安さが目立ちます。スタバやマックなどの商品やタバコ、ビールなどほとんどの物が日本よりも安く購入できますが、その分国民の平均賃金も少なく、日本円にすると4~5万円程度が相場となっています。日本ではマンゴーは数千円するものもありますが、フィリピンでは特産物ということもあり320円程度で購入できます。
日本よりフィリピンの方が高いもの
逆に日本よりも高いものも少数ながらあります。市販の薬は安いですが、処方薬は保険がきかないので高くなってしまいます。市販品は日本に比べて強すぎる物が多く質もよくないため、旅行に行く前に常備薬は日本で揃えておくことをおすすめします。また、物自体は安くても消費税は12%と高いです。その他、金利は銀行の普通預金で0.25、定期1%と高くなっていますが預金残高の最低基準があり、それを下回ればペナルティが発生してしまうとのことです。ちなみにローンを借りる場合の金利も住宅で6%と高くなっています。
フィリピンといえばココ!おすすめ人気観光名所
フィリピンにはたくさんの島や観光名所があり、とても1回の旅行だけではすべてを回りきれません。もちろん買い物やマーケットを回って食べ歩きや雑貨を見て回るのも楽しいですが、やっぱりメインは海などの自然ですよね。フィリピンには世界的にも知名度の高い有名な島もあれば、知る人ぞ知る秘境までさまざまです。中でも特に人気が高い島やおすすめの島をご紹介します。
セブ島
日本でもなじみ深いフィリピンのセブ島は、世界中から旅行客が訪れる屈指のリゾート地。なんといってもまずは海!透明度抜群のクリアな海だけでも感動的ですが、オスロブ地区ではなんとジンベエザメを間近で見ることができます。大迫力のジンベエザメと一緒にシュノーケリングすることができ、とても日本では体験できない非日常を味わうことができます。
ボホール島
セブ島からフェリーで2時間程度の場所にあるボホール島。ポコポコとした丘が1000個以上も並び、乾季になり丘の草が枯れると茶色くなることから「チョコレートヒルズ」と呼ばれる神秘的な絶景が人気です。そのほか、スターウォーズのヨーダのモデルになったともいわれる世界最小のメガネザル「ターシャ」などが有名で、多くの旅行客がその不思議な島の魅力を求めて訪れる人気の島です。
パラワン島
フィリピンの首都マニラから飛行機で1時間ほどのところにある絶景が人気の離島、パラワン島は、アメリカの旅行雑誌主催の企画で77000人が選んだ「世界で一番美しい島」として知られている有名な島です。「フィリピン最後の秘境」と称されるエルニドは、透明度の高い海にサンゴやマンタ、クジラやカラフルな熱帯魚が多数生息する世界中のダイバーの憧れの地です。近年は多くの旅行客が押し寄せる有名な観光地となりました。
フィリピンのお土産、定番や買う場所は?
フィリピンのお土産の定番といえば?
フィリピンのお土産としてよく見かける物といえば、ドライフルーツやチョコレート菓子、ココナッツやマンゴー、バナナなどの特産物を用いたもののほか、Tシャツや民芸品などの雑貨があげられます。
おすすめのお土産を買う場所
観光地なので旅行客向けに至る所にお土産のためのお店が並んでいます。その他、ショッピングモールや市場など地元の施設もいいですが、一番のおすすめは地元のスーパーマーケットでの買い物です。地元のスーパーなら値段も観光客向けではなく安く購入できますし、何より地元の人たちがどういった物を食べたり使ったりしているのか、物価がどれくらいなのかなど生活状況がよく分かります。バラ撒き用のお土産を買うならスーパーがベストです。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編①)
ドライフルーツ
フィリピンのお土産といえばやっぱりまずはコレ!マンゴーやパパイヤなどフィリピン特産物のドライフルーツです。日本で買うとドライフルーツって少量でお値段も張りますが、フィリピンで買うと日本の1/3程度で買うこともできます。量もたくさん入って、贅沢にバカ食いすることができますので、ドライフルーツ好きにはたまりません。おすすめは有名なセブ諸島産のマンゴーを使った7Dのドライマンゴーです。お土産店でも取り扱っていますが、スーパーで買う方がお得でおすすめです。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編②)
オタップ(OTAP)
日本ではあまりなじみがありませんが、現地ではスーパーなどどこでも売っている有名な焼き菓子です。サクサクとした固めのパイで、砂糖がかかったものと更にシナモンがかかったものなどがあります。卵たっぷりでココナッツオイルのフレーバーがコーヒーのおともにぴったりなお菓子。メーカーもいくつかあり、それによって味も多少異なるようです。スーパーでは1箱100円ちょっととお安いですので、買いだめして気軽にばらまけるお土産菓子です。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編③)
バナナチップス
こちらもフィリピン特産物のバナナを用いたフィリピン土産として定番の商品。中でもこのJOVY'Sのものは地元でも人気商品のひとつで、バナナの風味を活かした仕上がりと厚めのカットで歯ごたえも絶妙。さらにこれまたフィリピンの特産品であるココナッツオイルでコーティングされており日本のバナナチップスとはまた違ったフィリピンらしさが楽しめる逸品です。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編④)
バナナケチャップ
日本人からしたらケチャップとはトマトが原料であってそれ以外の何物でもないと思い込んでいましたが、フィリピンではトマトではなく特産物であるバナナを原料にしたものが定番なんだとか。赤い色は着色されたもので、トマトは全く含まずマッシュされたバナナに砂糖とお酢とスパイスと水が混ぜられただけのものです。味はやはり甘ったるく、バナナの味はそれほどしないようですが、日本人の舌にはなかなか受け入れにくいかもしれません。味はさておき話のネタにはなりそうですので、スーパーなどに寄った際には探してみてください。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編⑤)
チョクナット
フィリピンでは大人気の超有名チョコレート菓子「チョクナット」。「ピーナッツミルクチョコレート」と記載されており一見普通のチョコレート菓子のようですのでキットカットみたいなかんじかと思いきや、食感はホロホロとした和三盆や落雁に近いかんじです。その新食感が日本人にとっては新鮮かもしれませんので、お土産として好評を得られるかもしれません。スーパーなどで普通に100円未満で入手できます。
フィリピンのおすすめ人気お土産(食べ物編⑥)
ポルボロン
ポルボロンはスペインの伝統的な焼き菓子ですが、スペインの植民地としての名残から、フィリピンの有名な特産物として知られるようになったものの一つがポルボロンです。ホロホロとした食感のショートブレッドで、スペインではミルクとラードを使用しますがフィリピン版は粉末ミルクとバターを用います。定番の味のほかクッキー&クリームやコーヒーなど味もいくつかあります。こちらも落雁や沖縄のちんすこうに似た独特の食感が特徴的なお菓子です。
フィリピンのおすすめ人気お土産(飲み物編①)
カラマンシージュース
その豊富なビタミンCから「奇跡の果実」と呼ばれ、美容効果の高さが有名な柑橘系のフルーツです。地元では非常に人気が高く、料理に使ったりジュースとして飲むほか化粧水などの美容グッズにも配合され親しまれています。沖縄のシークワーサーに似ているといわれ、酸味が強く、暑いフィリピンの気候にぴったりな爽やかなドリンクです。地元のスーパーなどでも入手できるので手軽でおすすめです。
フィリピンのおすすめ人気お土産(飲み物編②)
アラミドコーヒー
現在日本ではあまりなじみがありませんが、実はフィリピンの特産物のひとつにコーヒーもあるんです。バラココーヒーと並んで有名なアラミドコーヒーは「ジャコウココーヒー」とも呼ばれます。ジャコウネコにコーヒーチェリーを食べさせて外側の皮のみを消化させ、その糞からコーヒー豆を取り出すというぶっ飛んだ製法で作られます。聞いたら飲めなくなりそうですが、アメリカでは1杯8000円ともいわれる世界有数の最高級コーヒー豆。それが現地のスーパーでは100g1800円程度で買うことができます。
フィリピンのおすすめ人気お土産(コスメ編①)
パパイヤ配合の美白グッズ
東南アジアの国なのでこんがり肌の人が多いのかと思いきや、フィリピンで美人に欠かせない要素は「美しい白い肌」なんだとか。フィリピンの女性は美白に対する意識が高く、フィリピンの特産物であるパパイヤの酵素に着目したパパイヤ石鹸やクレンジングなどの美白コスメが豊富に揃っています。スーパーなどでも普通に扱っていてどこでも入手可能です。
フィリピンのおすすめ人気お土産(コスメ編②)
human natureのコスメ
「human nature」は、フィリピン現地の女性だけでなく、今世界で注目されているオーガニックコスメブランドです。化学物質を一切使わず、マンゴーやモリンガ、パッションフルーツなどの特産物のほかはちみつなどの天然由来成分を用いた自然派コスメ。パッケージもかわいいのでお土産にも最適です。専門店もありますが、普通にスーパーなどでも扱っていて値段もリーズナブルなのがポイント高いです。
フィリピンのおすすめ人気お土産(雑貨編①)
貝細工グッズ
フィリピンといえば、カピス貝を使った貝細工雑貨が特産物のひとつ。白く透き通るような繊細な貝を用いたランプシェードや小物入れのほか、いくつも連ねてぶら下げるオーナメントなど様々です。シンプルにそのままの色を活かしたインテリアから、カラフルに絵付けされたかわいい小物雑貨まで、特に女性にはお土産として喜ばれること間違いなしです。
フィリピンのおすすめ人気お土産(雑貨編②)
アカシアの食器
フィリピン名産として有名な工芸品、アカシアの天然木を用いたキッチン雑貨や器も人気のお土産のひとつです。味のある木目とつやが印象的で、食卓に置くだけで明るくなごやかになります。インテリアとして小物入れなどに使うのもおすすめです。アカシアは軽くて割れにくいので、持ち帰る際にも割れる心配がなくお土産としても最適です。
フィリピンのおすすめ人気お土産(雑貨編③)
ラタンバスケットやかごバッグ
アジアンな雰囲気で日本でも人気のあるラタンやかごグッズは、フィリピンでは至る所で大小さまざまな種類が販売されています。現地の方の手作りですので味があって素敵です。日本で買うとかごって意外とお値段するものですが、現地では日本よりも大分お得です。大きなものになると持ち帰りが大変かもしれませんが、中に物を入れられるのでスーツケースの中でもそんなにかさ張らないかもしれません。
フィリピンのおすすめ人気お土産(雑貨編④)
アクセサリー雑貨
フィリピンでは天然石のアクセサリーも日本より安価で入手できます。手作り雑貨や美しい伝統工芸品も豊富で、アクセサリー雑貨は華やかなデザインが多いのが特徴です。特にセブ島ではアクセサリー類が豊富で、貝殻を用いたシェルアクセサリーやセブで取れる天然真珠のアクセサリーもたくさんあります。なお、真珠なのに安い物では200円以下で買えたりもします。女性へのお土産に喜ばれそうです。
フィリピンでお土産を買う際の注意
マンゴーなど果物の持ち帰りは不可
フィリピンの特産物として有名なマンゴーですが、生のままでは日本に持ち帰ることはできません。日本で買うよりも圧倒的に安いですし、フィリピンの特産品ですのでお土産として持ち帰りたい気持ちはわかりますが、こっそり持ち帰ろうとしても空港のエックス線検査でバレてしまいますので注意してください。ドライマンゴーなら持ち帰れますので、滞在中に思う存分生マンゴーを楽しんで、お土産にはドライマンゴーを持ち帰るようにしましょう。もちろんバナナやパパイヤなど他の果物も持ち帰ることはできません。
フィリピンでは申請して返ってくる免税制度はない
国によってはお土産店やスーパー、デパートなど観光中の買い物にかかった税金は、帰りに空港で申請すれば返金される場合もありますが、フィリピンではそういった制度はありません。免税店で購入すれば税金は取られませんが、価格設定が元々あまり安くはありません。フィリピンの消費税率は12%と高いので、その点も注意して買い物するようにしましょう。
日本でもフィリピンのお土産は買える?
フィリピン産のドライマンゴーなどであれば、日本のスーパーや食料品店でも取り扱っているところも多くあります。カラマンシージュースは日本のメーカーが製造している商品もあります。その他の現地で有名な焼き菓子「オタップ」やバナナケチャップ、パパイヤ石鹸などは店頭では販売しているところはほとんどないでしょうが、ネット通販で扱っているところはあります。現地にいかなくてもフィリピンの有名な特産物やコスメグッズを入手できますので、ぜひ取り寄せてみてください。
まとめ
世界中から人が集まる人気のリゾート地フィリピンは、お土産においても特産物や雑貨など個性あふれる特徴的な物が満載です。味や好みは人それぞれですが、もらっただけでフィリピンの雰囲気を味わえたり話のネタとしても盛り上がれるものばかり。現地にはまだまだたくさんの魅力的なお土産があるはずですので、ぜひ現地に行って探してみてください。
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