古着の魅力
古着の魅力は様々ありますが、一般的には「ブランド物が安い価格で手に入る」というイメージではないでしょうか。確かに歴史のあるブランドならば、梅田や中崎町に限らず全国的に安い価格でブランド服を手に入れることが出来ます。
しかし、たとえば近年人気のあるブランドとなるとリサイクルショップの範疇になるので古着屋で手に入れる事は難しいでしょう。ですが、大阪は梅田・中崎町だと話が違ってきます。なぜなら、梅田・中崎町の古着屋はブランド服を多く扱う繁華街と隣接しているからです。
梅田・中崎町の古着屋の特徴
梅田という街は、大阪にある繁華街の中でもキレイというイメージが非常に強い「キタ」と呼ばれる地区です。そのため人気のあるブランドショップも多くあり、梅田という街は流行の発信地ともいえます。ですので、梅田・中崎町にある古着屋やヴィンテージショップは大阪にある古着屋の中でも現代の流行にあわせやすい服を扱う古着屋が多いのです。
さらに言うと、レディースやメンズ関係なく利用できるアイテムを多く見つけることが出来ます。中崎町はもともと、そこまで人が多い土地柄ではありません。かなり静かな場所なので落ち着いて商品を見ることも出来ます。
梅田・中崎町の古着屋はデートにも最適
たとえばアメリカ村にある古着屋の場合、コアな商品が多く客層もそれに準じています。心斎橋筋で働くショップ店員さんにお伺いした話ですが、アメリカ村の支店では20万円越えのレザージャケットが最低でも2日に1回のペースで売れるのだとか。
古着屋でも、同じようなことが起こっていますし、中には安い商品をメンズ・レディースに限らず大量に買う業者のような人も居ます。
しかし梅田・中崎町の古着屋の場合はそこまでコアな客層ではありません。画像にあげたような初心者向けの古着を扱う古着屋が多く、それゆえにカップルが気軽に足を運べるのです。梅田・中崎町にあるため少し足を伸ばせばすぐにオシャレなお店が軒を連ねるエリアに行くことも出来るので、デートに最適だといえます。
古着とヴィンテージの違い
「古着」と「ヴィンテージ」は、同じ意味と認識している人が多いです。しかし実際には、大きく意味が異なります。古着とは「既に誰かが着用した服」という意味で、ヴィンテージは「最も良い出来の年の物」という意味合いが強いです。
ワインで考えていただけると分かりやすいですね。単に古い年代のワインは「ヴィンテージ」とは言いません。「もっとも良い出来の年」で「古い年代のもの」がヴィンテージワインと呼ばれ、ヴィンテージの古着もまったく同じと考えていただければと思います。
梅田・中崎町の古着屋はどっち寄り？
梅田・中崎町の古着屋は、ヴィンテージよりも比較的年代が新しい初心者にも人気のある古着を扱っている古着屋やヴィンテージショップが多いです。特に90年代～00年代を扱うショップが多い印象があります。
ですのでガチガチのヴィンテージがほしいという方にはあまりおすすめできません。ですが個性的なアイテムも多く、中には梅田・中崎町に老舗ショップの2号店を開いているというお店もあるので、顔を出してみると面白い発見があるでしょう。
古着の扱い方
古着屋の商品は価格が安くメンズ、レディース関係なく利用できるアイテムが多数あるので近年人気が高まってきています。ですが、新品とは違い既にダメージを負っているものが殆どです。
ですので、洗濯をする際にはなるべくであれば手洗いや、洗濯機を利用する際は弱い水流で洗濯したほうが無難でしょう。中には中には乱暴に扱ってヨレヨレにした方が好きという人も居ますが。気になることがあれば、古着屋のスタッフに遠慮なく訊いてください。
古着屋に行く前に
古着屋に行く前に必ずチェックしておいたほうが良いのが「ショップブログ」です。ショップブログには新しく入荷した商品の情報や着こなし方など、様々な内容が記載されています。梅田・中崎町はファッションの発信地だけあって頻繁にショップブログが更新されるため、古着屋ブログの中でも特にチェックしましょう。
また、梅田や中崎町に限らず古着屋は少々入りこんだ場所にあることが多いので、マップも良く確認しておくと迷いません。マップでの位置確認は難しいことが多いですが、ショップブログには、周辺の写真つきでマップが載っていることも多いので大変便利です。
ヴィンテージをうりにしている古着屋がおすすめ
数多くの古着屋ブログを見ていると、珍品のみを扱った古着屋が最近増えています。これは某古着屋ショップの店員がタレントとしても活躍していることが原因だと思います。LGBTの観点から、そういった動きは大いに盛り上がってほしいですが、はっきり言うとそういったアイテムはかなり扱いづらいのでおすすめできません。
ですので古着屋を選ぶ際は、古着屋ブログなどを見てヴィンテージに重点を置いている店から入るべきだと言えます。
古着屋の人気店in梅田・中崎町その１
梅田・中崎町の古着屋でまずはじめに行っておきたいのは「Born in N.Y. 中崎町本店」です。マニア垂涎のレアアイテムから、古着初心者の人でも楽しめる安いアイテムも販売しているショップになります。古着屋の中では珍しく、デットストックに力を入れているショップです。デットストックとは、一度も開封されていない古い年代の衣類のことを言います。
ですので「古着はちょっと苦手だ」という方にもオススメです。梅田・中崎町に限らずデットストックに着目して仕入れているのは全国の古着屋やヴィンテージショップを見てもここだけではないでしょうか。メンズだけでなくレディースのものもあります。
梅田・中崎町のどの辺にある？
〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西１丁目８−１東洋メリヤス有限会社ビル一階 電話番号：06-6374-8414 開店時間：正午から
マップのリンク
ショップブログ、通販サイトのリンク
通販をやっている古着屋やヴィンテージショップは、実はそんなに多くありません。梅田・中崎町のように大阪キタへ足を運ぶのは難しいという方は利用してみてはいかがでしょうか。価格も抑え目の安い商品も多いので、ぜひご覧になってください。
古着屋の人気店in梅田・中崎町その２
次にご紹介するのは「Pigsty 梅田店」で、古着屋の激戦区である、大阪はアメリカ村に1号店がある有名老舗ショップです。アメリカ村の店舗はガチガチのヴィンテージが数多く販売されておりますが、中崎町西にある梅田店は90年代以降のヴィンテージ衣類が多く販売されており、かなり安いですし認知度の高いブランドも数多く取り揃えています。
また、Pigsty 梅田店はメンズだけでなくレディースにも力を入れているのでカップルで訪れてみるのも良いでしょう。
梅田・中崎町のどの辺にある？
大阪市北区中崎西3-3-10 電話番号：06-6372-6680 開店時間：正午から（金曜日と土曜日は、夜9時まで開店）
マップのリンク
ショップブログ、通販サイト等
Pigsty 梅田店は他店に比べると商品紹介ブログがかなり見やすく感じます。単に入荷情報だけでなく、在庫にある商品の中からテーマを決めて紹介してくれるので、自身にマッチした商品を見つけやすいのが良い点でしょう。
そして価格も提示しているので、安い商品であるかどうかも事前に把握することが出来る点もおすすめ出来ます。ここまで親切なブログを作っている古着屋は、梅田・中崎町はもとより大阪でもかなり珍しいです。
古着屋の人気店in梅田・中崎町その３
そして最後にご紹介するのが「TAU」で、このお店はメンズ・レディース双方のヴィンテージアイテムをそろえている今最もおすすめの古着屋です。中には有名ブランドのアイテムもあります。古着という文化は、どちらかと言うとメンズの商品が多い傾向にありますので、レディースのものもここまで幅広く置いているというショップは珍しいため、おすすめできるのです。
梅田・中崎町のどの辺にある？
大阪府大阪市北区中崎西2−18クリエテ梅田ビル3階 電話番号：06-6225-7460 アドレス： [email protected] 12時から20時まで営業（ショップによっては早めに店を開けていたり、逆に開店時間よりも遅い開店になることもあるので、電話をして確認したほうが良いでしょう。）
マップのリンク
ショップブログのリンク
この古着屋のブログも、商品が確認しやすいので要チェックです。購入する前にブログで事前に商品を確認することで金額の安い高いを把握することが出来、古着屋の商品と自分の持っているアイテムとどう組み合わせればよいか、メンズ寄りかレディース寄りなのかをイメージすることも出来ます。
古着屋で購入をおすすめするアイテム１
真っ先におすすめしたいのが、「ボーリングシャツ」や「アロハシャツ」等のようなレーヨンで作られているシャツです。もう気温も高くなってきているので、これから買おうと思っている人はぜひとも梅田・中崎町にある古着屋で購入を考えていただければと思います。それには、大きな理由があります。
古着を上手く利用して失敗を避ける
レーヨンで作られた服は、必ず洗ったあとに縮んでしまいます。そのためかなり大きめに作られているのですが、それでも洗ったあとはの7割ほどの大きさになってしまいます。
下手をすると子供服程度の大きさになってしまうことまであります。そういったトラブルを避けるために、あえて古着屋で購入しましょう。なぜかというと、古着屋で販売されているものは「洗濯した後」のもの、つまり縮んだものであるからです。
ウメキタは入荷シーズン
さらに古着というアイテムの屋台骨でもある着古した感じを味わうことも出来ます。梅田・中崎町はウメキタという繁華街の近くにあるため、古着屋であっても季節性に特化した商品が多い傾向にあります。今まさに梅田・中崎町エリアの古着屋では入荷シーズンになっています。
古着屋で購入をおすすめするアイテム２
もうひとつは、ワークウェアです。古着屋では、実際に労働者が使用していたワークウェアを販売していることが多いためリアルなペンキ汚れや油染みなどがあり、歴史を感じさせてくれます。梅田・中崎町の古着屋でも、そういった本格的な古着を販売しているお店も数多くあり、上記三店舗がまさにそうです。
古着と現代の服の関係性
現代販売されている服は、いわゆるヴィンテージ古着と切っても切れない関係性にあります。画像に挙げたTシャツは、実際に古着屋で販売されていたヴィンテージ古着のエプロンを印刷したものです。ヴィンテージ古着そのものがデザインになっていると言えます。ちなみに、こういったエプロンも梅田・中崎町にある古着屋で販売されています。
古着屋には現役のアーティストやスタイリストも足を運ぶ
最も分かりやすい例ですと、ジーンズでしょう。高額で取引されるヴィンテージジーンズは、実は今現在販売されているダメージジーンズのモデルとして業者が購入するというケースがあります。ですので古着屋には現役のアーティストやスタイリストも足を運んでおり、特に梅田・中崎町の古着屋の中でも今回ご紹介させていただいた三店舗はそういった面が強いのです。
まとめ
梅田・中崎町に古着屋が出来始めたのは、実はここ10年のことです。つまり、中崎町は古着屋という文化が根付き始めている段階で発展途上なのだといえます。ですが中崎町は、梅田という繁華街と隣接しているため流行の波をいち早くキャッチできる場所でもあります。
ですので今後、中崎町にある古着屋は大きな発展を遂げるかもしれません。あの古着屋文化の草分け的存在であるアメリカ村も、最初は一軒のカフェから始まりました。中崎町の古着屋文化も、今後大きなムーヴメントになるかもしれません。
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