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ブルーサルビアの育て方!冬越しから増やし方まで上手な手入れで長く育てよう!

ブルーサルビアはさわやかな青が夏の暑さをやわらげてくれる花です。暑さに強く真夏も元気で咲き続けてくれるのが嬉しい花。ブルーサルビアの冬越しや増やし方、剪定方法など育て方をご紹介していきます。ブルーサルビアをプレゼントしたいと思っている人は花言葉も必見です!
更新: 2021年12月22日
佐藤3
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目次

ブルーサルビアを育ててみよう!

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ブルーサルビアはパッと見はラベンダーに似ている姿形をしています。ブルーの花色も似ていますね。まっすぐに背を伸ばして青い花をつけていくその様子は暑い夏にさわやかさを届けてくれます。

盛夏に咲く花は鮮やかな赤やオレンジ色などの花色のものが多いですが、その中に青い花はとても映えます。花壇や寄せ植えにも重宝されるブルーサルビアの育て方のコツを知り綺麗な花を長く咲かせましょう。

ブルーサルビアの基本情報

育て方や見た目を愛でるだけでも植物は楽しいですが、その特徴や学名・名前の由来などを知ることによってもっと花に近くなれるでしょう。植物を見る目も少し変わってきます。まずは、ブルーサルビアはどのような花なのか、基本情報から見ていきましょう。

特徴

ブルーサルビアの特徴は、草丈30cm~50cm。花色はその名の通りブルーですが、一部ホワイトサルビアというブルーサルビアの品種改良品種もあります。花の大きさは1cm程度。花序(花の集団)は15cm~30cmほどとなっています。

科名

ブルーサルビアはシソ科アサギリ属の植物です。シソ科の植物といえばミントやローズマリー、セージなどハーブとして有名なものがたくさん名を連ねています。シソ科の植物は、どれもほぼ野草といえる原生に近い植物なのでその丈夫さが特徴です。

学名

ブルーサルビアの学名は「サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)」。赤いサルビアは「サルビア・スプレンデンス (Salvia splendens) 」となっていますので学術上別の植物として分類されています。

しかし、同じサルビア・ファリナセアの仲間に分類されているブルーサルビアの園芸品種である「ラベンダーセージ」は同じ学名を持ちながら性質が少し異なりますので育て方も変わってきます。

花名由来

ブルーサルビアは、スカーレットと呼ばれる緋色のサルビアと区別化されるためにつけられた名前です。サルビアの語源はラテン語の「健康」「治療」を意味する「salvare」です。

この花名はその葉が持つ強い抗酸化作用や不安を押さえる効能に由来しています。サルビアはセージの仲間。セージは「長寿のハーブ」と呼ばれているのでサルビアの語源にも納得ですね。


ブルーサルビアの花言葉・開花時期

自分の育てている花の花言葉を知っていると、植物に対する愛着がでてきますね。よい花言葉がつけられている植物なら、お手入れするのも楽しくなってきます。ブルーサルビアにはいったいどのような花言葉がつけられているのでしょうか。開花時期と共にご紹介します。

花言葉「永遠にあなたのもの」

サルビア全体の花言葉は「尊敬」「知恵」「良い家庭」「家族愛」となっています。花言葉は色別でも違ったものが付けられています。サルビアの中でもブルーサルビア固有の花言葉としては「永遠にあなたのもの」 「尊重」という意味があります。

花言葉の由来

先ほどもチラッと触れましたがサルビアはセージの仲間です。英語で「sage」と書くとサルビアも含まれていて一緒に考えられています。このsageには「賢人」という意味があります。サルビアの花言葉もこのセージの賢人由来で「知恵」や「尊敬」と付けられたものです。

ブルーサルビアの開花時期

サルビアは初夏から晩夏まで長く咲き続けている花として、街角を飾る花としてよく植えられています。その開花時期は5月から10月。なんと1年の半分も開花時期があるというとても長持ちな花となっているんですね。

ブルーサルビアの育て方・栽培方法

ブルーサルビアはとても強い植物ですので、1年草として花壇や鉢植え、寄せ植えなどで楽しむのであれば特に気にすることもないとても優等生な植物です。それでも初めてブルーサルビアを育てる人は何かと不安もありますね。ここではブルーサルビアの育て方・栽培方法を見ていきましょう。

難易度


ブルーサルビアを育てる難易度は初心者向けです。ほぼ雑草に近いほどの強さを持った花ですから、1年草として育てるなら誰でも簡単に育てることができるでしょう。

植え付け時期・植え替え時期

ブルーサルビアをはじめとするサルビアやセージの仲間は、水が大好き。植え付けや植え替えには水はけの良いよく肥えた酸性の土が向いています。ホームセンターなどで手軽に手に入る「ハーブの土」を利用するといいでしょう。

その植え付け・植え替え時期は4月~5月。肥料を与えるならこの植え替えの時期におこないましょう。

剪定

夏の暑い時期にたくさん花を咲かせるブルーサルビア。シビアな環境であまり株が大きくなりすぎると栄養不足になり秋の花をつけないこともあります。ブルーサルビアの剪定・切り戻しは夏が終わるころまでに株の大きさを整えるように行います。

切り戻し・増やし方

ブルーサルビアの増やし方は、切り戻した枝を使います。切り戻しの時期は4月~5月。この時に出た枝を土に差しておくだけで簡単に発根して新しい株に育ちます。冬越しさせたサルビアの木がある人は、切り戻しをして新しいブルーサルビアの株を増やしていきましょう。

株分け

冬越しをさせたブルーサルビアは春になると新しい芽をふきはじめます。新芽が増えてくると見た目もゴチャっとなってしまって見た目も発育に良さそうな状態ではありません。そんな時は、株分けをしてあげましょう。

株も増えて一石二鳥です。株分けの時期は、ブルーサルビアがこれから成長していく春4月~5月の植え替えのタイミングがベストです。

害虫

ブルーサルビアにはアブラムシがつきます。その他ブルーサルビアにつく害虫はほとんどないのですが、株が弱ってくるとハダニがつくこともあります。

ブルーサルビアの冬越し

サルビア(ブルーサルビア含む)は品種によっては十分な冬越しできる耐寒耐性がある植物です(約-3度)。

冬越しをさせる場合でも室内に入れてやらずとも路地植えは霜対策に根本をカバーしてあげる、鉢植えの場合は軒下など日当たりがよく温かい場所に移動してあげるだけで十分冬越しできます。心配な方はビニールなどで簡易的な温室を作ってあげるとよいでしょう。

春の新芽


秋になりブルーサルビアの葉がすべて枯れて耐えてしまったと感じるようなときでも、しっかり春になると伸びてくる新芽は作られています。

しかし、そのままマルチでカバーしないでおいたり、鉢植えを寒い場所に置きっぱなしにしてしまうことで霜でやられてしまいます。ブルーサルビアの冬越し対策は「霜対策」と覚えておくとよいでしょう。

品種

ブルーサルビアの仲間でも、最近は品種改良によって丈夫になっているもの、逆に花が美しく耐寒性を犠牲にしているものもあります。ブルーサルビアの品種によっては1年草扱いのものもありますので、そのような品種は冬越しをすることはできません。

ブルーサルビアを冬越しして育ていた場合は、まず株を買う時にその品種が冬越しできる耐寒性があるものかチェックが必要です。苗についているタグに耐寒性(耐寒温度)が書かれている場合も多いので、それを見て購入しましょう。

まとめ

ブルーサルビアはお手入れも簡単で丈夫な植物でした。品種によっては寒さにも耐性がありますので冬越しをして長く楽しむことも可能です。秋前には剪定して開花時期を伸ばすこともブルーサルビアのお手入れのポイントでした。

開花時期が長いブルーサルビアは、しっかりお手入れして少しでも長く美しい姿を保ってあげたいですね。

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