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断線したイヤホンを自分で修理!断線箇所の修理方法とプラグ交換を解説!

断線したイヤホンケーブルを自分で修理出来るのはご存知でしょうか?イヤホンケーブルは断線しやすいものですが、断線しやすいだけに修理も簡単で、多くの方が実は自分で修理しています。今回はそんなイヤホンケーブルの断線修理やプラグ交換のやり方をまとめていきます!
更新: 2024年2月13日
T・S
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イヤホン断線修理は自分で出来る?

実は直し方は簡単

イヤホンケーブルってとっても断線しやすいですよね。普通に使っているとついつい引っ張ってしまうシーンがあるものですが、ちょっと引っ張っただけで片方が聞こえなくなったりするのはよくあることです。そんなイヤホンの断線事情ですが、実は自分で簡単に修理することが出来るんです!

一度やり方を覚えれば

イヤホンの断線修理は、最初は不慣れで大変に思うかもしれません。しかし、慣れてしまえば本当に簡単な作業です。一度やり方を覚えて慣れてしまえば、次からは自分でいつでも出来るようになりますので、イヤホンの断線が怖くなくなりますよ!値段もあまりかからないイヤホン断線修理を是非覚えましょう!

イヤホン断線修理で用意するもの

イヤホンジャックを用意

プラグ部分であるイヤホンジャックをまずは用意しましょう。断線する箇所は大体イヤホンジャックの根本付近ですので、プラグごと交換してしまうのがベターです。普通の家電量販店に売っていることもありますが、アマゾンや楽天などのお店を使えば確実ですのでおすすめです。値段も安いものが多いんですよ。

ハンダ付けをするやり方ならはんだごてなども

Quimat はんだごてセット

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

断線修理・プラグ交換のやり方は二通りあります。ハンダ付けするやり方と、ハンダ付けしないやり方です。ただ、基本的にはハンダ付けした方がいいですので、はんだごてキットは買っておきましょう。もしその場を一瞬しのぐ程度であれば、後述するハンダ付けしないやり方もアリです。

イヤホンの断線修理の前知識

分解すると分かるイヤホンの構造

イヤホンもヘッドホンも、ケーブル内を分解すると同じような構造になっています。線が3~4本入っており、赤色の線が右耳の音を、緑か青の線が左耳の音を、そして金色の銅線がアースという線になります。この各線をあるべき場所につなげてあげれば直りますので、イメージ的には簡単ですよね。

イヤホンを断線させたいメーカー!?

イヤホンやヘッドホンのケーブルは本当によく断線します。それにも関わらず、メーカー側が断線しないような対応をとっていないのは不思議だと思いませんか?

実は、メーカー側は沢山イヤホン・ヘッドホンを買って欲しい為に、わざと断線しやすいままにしているという話しもあるんです。しかし、自分で修理出来るようになれば、そういったメーカーの意図がもしあったとしても、巻き込まれずに済みますね。

イヤホン断線修理のやり方①準備

断線修理する配線コードの切断

まずは断線したケーブル部分とプラグ部分を、切り離してしまいましょう。ケーブルを切る際はニッパーがおすすめです。ハサミなどでも切れるかとは思いますが、ハサミを痛めてしまう可能性があるので注意しましょう。ニッパーは100均などでも安い値段で販売していますので、持っていない方は一つは持っておくことをおすすめします。

銅線を剝き出しに

次に、切って残ったケーブルの外側のカバーを剝ぎ取り、中の銅線を剝き出しにします。中には赤色や金色や緑色の銅線が入っていますので、その銅線を綺麗に出して下さい。大体3㎝ほど剝き出しにすると、その後の交換作業がとてもやりやすくなります。

銅線にライターとやすりがけ

剝き出しになった銅線に、ライターの火を軽くあてたあと、紙やすりでこすってコーティングを剝がしてあげましょう。色が全くなくなるほど炙ると分からなくなってしまうので、根本の方は色を残すことをおすすめします。


プラグカバーをコードに通す

銅線を剝き出しにしたあと、ケーブルにプラグカバーを通します。プラグカバーとは、最終的につなげた銅線に覆い被さる部分のことです。このプラグカバーを先にケーブルに通さずに作業をしてしまって、後でカバーができなくて困ってしまうケースは、イヤホン・ヘッドホンの断線修理あるあるなので注意しましょう。

イヤホン断線修理のやり方②ハンダ付け

ハンダ付けをする

プラグカバーをちゃんと通したら、いよいよハンダ付けを行っていきます。はんだごてをあたためて、銅線とプラグをハンダ付けしましょう。プラグによって違うのですが、プラグのはんだづけする部分はL線、R線、GNDを繋ぐ部分があります。このL線のところに青か緑を、R線のところに赤を、GNDのところに金色のアース線をはんだづけして下さい。

カバーをつけて断線修理終了!

はんだづけが無事に終わったら、プラグカバーを回してつけて修理完了です!はんだごてを先に持っていた場合は、プラグの値段だけで済みますのでとても安く修理が終わってしまいますね。特に細かな分解作業もありませんので、誰でも自分で出来る作業です。

ハンダ付けのコツは?

ハンダ付けのコツは先付け

ざっくりとやり方を説明させて頂きましたが、、ハンダ付けが上手くいかない!という方もいるかもしれません。ハンダ付けにはコツがあり、それはハンダをつける箇所(プラグ)と、つけるケーブルに先に少しハンダをつけておくことです。そして、先に少しだけつけた状態でお互いをくっつけて、そこにこてをあてれば上手くいきますよ。

つけすぎないように、少しだけ

また、ハンダ初心者がよくやってしまいがちなのがはんだのつけすぎです。はんだをつけすぎるとプラグカバーが上手く入らなかったり、他の部分に接触してしまったりして失敗する可能性もあります。自分でやると最初は難しい部分かもしれませんが、あまりつけすぎないことを意識してみましょう。

イヤホン断線修理の注意点

はんだでの火傷に注意

イヤホン・ヘッドホンの断線修理をする際に注意して頂きたいのが、火傷です。はんだごてはとっても熱くなりますので、触れば当然火傷をします。見た目に危険そうな雰囲気が無いのでついつい油断してしまいがちなはんだごてですが、とっても危険ですので注意して作業を行いましょう。

ハンダ付けは換気しながら行うこと

ハンダ付け作業では、金属蒸気というものが発生します。市販で出ているはんだは決まりに準拠したものが多く、大きな危険性はないように作られてはいるものの、念の為換気はしっかり行いましょう。軽く空気を入れ替えする程度の換気でも大丈夫です。

プラグカバーを忘れがち

先述しましたが、プラグカバーを先に通すのを忘れて、あとでつけられなくなるケースが本当に多いので注意しましょう。せっかくイヤホン・ヘッドホンが直ったと思って喜んでいたのに、やり直しとなるととってもがっかりしてしまいますからね。もう一度やるとなると、分解して切り離してという作業からになりますので、ここだけは気を付けましょう。

イヤホン断線修理を失敗した場合は?

ハンダ吸い取り機を使う

イヤホン・ヘッドホンの断線修理に失敗しても問題ありません。もう一度分解してやり直すだけです。しかし、分解といっても既にはんだづけしてしまいましたよね。実はハンダ吸い取り器というアイテムがあり、これでつけてしまったハンダを吸い取ることが出来るんです。


何度も分解してやり直ししよう!

ハンダ吸い取り器を使えば何度でもやり直しが出来ます。分解などの手間はもちろん回数分かかってしまいますが、失敗出来るというのは大きな安心感に繋がりますよね。また、分解して交換する作業を何回もやることで慣れてきますので、次にまた断線しても作業が早く終わります。

イヤホン断線修理を自分でやるメリット

セットを何度も買わなくていい

こちらの画像は、はんだごてのおすすめのセットです。自分で断線修理をする際には是非こちらをおすすめします。ケーブルの被覆をはがすものやハンダ吸い取り器、はんだごてを置く台なども全てセットになっていますよ。このセットを一回買ってしまえば、今後はんだごてを使わなきゃいけないシーンが来てももう買う必要はありません。また、このセット自体もあまり値段は高くありません。

良いイヤホンを長く使える

良いイヤホンが根本から断線するととってもショックですよね。高い値段を出したのに買い替えるのは辛いものです。しかし、自分で分解・修理出来れば問題ありません。多くの場合は根本に負荷がかかって断線しただけですから、プラグ交換をしてあげれば直ります。ほんの少しですが音質は変わるかもしれません。気になる方は修理のお店に持っていくといいですね。

ハンダなしでイヤホン断線修理①用意

カッターとライターと紙やすり

次に、イヤホン・ヘッドホンの断線修理をはんだごて無しで行う方法を紹介していきます。今回もプラグの根本が断線してしまったという想定です。まず、カッターとライターと紙やすりを用意しましょう。最悪、カッターだけでも大丈夫ですが、出来ればライターと紙やすりがあった方がいいですね。

ビニールテープとアルミホイル

ニトムズ ビニールテープ No.21

出典:Amazon

次に、ハンダなしでも固定する為に必要な、ビニールテープとアルミホイルを用意しましょう。ビニールテープとアルミホイルを使うので、見た目はかなりお粗末になりがちですが、とりあえず直せるのと、値段と手間がかからないのがメリットです。

ハンダなしでイヤホン断線修理②方法

銅線を剝き出しに

まずはハンダありの時と同じように、ケーブルを切って銅線を剝き出しにしましょう。画像のような、青色、赤色の、金色の線が出てくるはずです。ばらけているはずですので、ねじってひとまとめにしておきましょう。ハンダづけの場合もしかり、剝き出しにした銅線をライターでほんの少しあぶって軽く紙やすりでこすりましょう。

無理やりひとまとめにしてしまう

次に、銅線をアルミホイルで結合部分につなぎます。プラグに直接繋ぐのはかなり難しいのですが、ハンダを使わないとなると多少の手間は仕方ありません。しかし、このやり方であれば、例えばケーブル途中の断線の際などは楽です。同じ色のケーブル同士を繋げてアルミホイルを巻くだけです。最後に結合部分をビニールテープでくるんでしまえば完成です。

イヤホンの断線予防方法

L字型プラグに変換

イヤホン・ヘッドホンの断線はとにかく根本での断線が多いんです。しかし、実はプラグが画像のようなL字型になっていれば、根本断線の可能性は大きく減ります。全てのイヤホン・ヘッドホンのプラグがL字型になっていれば、こんなに根本断線で困ることはないのです。後から値段もそう高くないL字型プラグをつけることも出来ますので、根本断線が怖い方は検討してみて下さい。

延長コード


根本での断線が起きる原因に、ケーブルがそもそも短いということもあります。ケーブルを強くひっぱってしまって根本に負荷がかかってしまっているんですね。家電量販店に行けば延長ケーブルが安い値段で売っていますので、是非お店でチェックしてみましょう。100均などのお店でも売っていますが、音質が劣化する可能性が高いので注意です。

綺麗に8の字巻きで収納する

ケーブルは根本だけが問題ではなく、扱い方でも断線しやすくなります。8の字巻きという絡まない巻き方がありますので、イヤホン・ヘッドホンの断線を避けたい方は是非8の字巻きを覚えましょう。とはいえ、8の字巻きは最初中々イメージしにくい巻き方ですので、動画などを見るのがオススメです。

ヘッドホンの断線修理の場合

ヘッドホンの断線は、根本だけではなく、ヘッドホン内がおかしくなっている場合もあります。ヘッドホン内も自分で分解して修理することは出来ないことはありません。しかし、失敗してしまうともうやり直しが効かなくなる場合もありますので、内部に問題があると分かった場合は修理店にお願いするのがおすすめです。

イヤホン断線修理を業者に頼むのもあり

自分でやるより業者が確実

イヤホン・ヘッドホンの修理をお願い出来るお店はいっぱいありますので、自分で出来そうにないと思ったらお店にお願いしてみましょう。お店にお願いしてもあまり大きな値段はかかりませんし、間違いなく成功するという安心感もありますので、お店を頼ることも選択肢にいれましょう。

e-イヤホンの修理サービス

イヤホン・ヘッドホンの修理で有名なのが「e-イヤホン」というお店です。値段も安く、基本技術料3000円~に、交換パーツの値段が乗る形です。ケーブルの根本断線だけではなく、例えばヘッドホン内部の交換や、ケーブルを短くしてもらう、プラグをL字型にしてもらうなどのカスタマイズも出来ます。

まとめ~イヤホン断線修理~

今回の「断線したイヤホンを自分で修理!断線箇所の修理方法とプラグ交換を解説!」はいかがでしたでしょうか? 自分で修理するとなると、細かな分解作業などがあるのかと思われる方が多いようですが、実はとても簡単なんです。

ケーブルを切って、中の銅線を繋いであげるだけで音はちゃんと聞こえるようになっているんですね。また、交換部品もネットショップですぐに手に入りますので、好きなパーツに交換することも用意です。是非チャレンジしてみて下さい!

音楽が気になる方はこちらもチェック!

今回はイヤホンの断線修理について書かせて頂きましたが、今回の記事が気になった方におすすめしたい記事が、当サイト暮らし~のには沢山あります。下記にはお部屋の防音に関しての記事を用意しましたので、気になる方は是非見てみて下さいね。