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愛媛の方言「伊予弁」が可愛い!その特徴を告白シーンなどの会話形式で解説!

可愛い伊予弁の特徴をご紹介します。他にも可愛い方言や聞いたことない方言まで多数登場します!面白いものや全く伝わらない方言もあり、とても興味深いです。可愛いと人気の伊予弁を使っての告白はどのような感じになるのでしょうか?会話も含めてご紹介します。
更新: 2024年7月31日
yamaguchi
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目次

全国の方言

日本には各都道府県、地域によって方言があります。言い回しやイントネーション、特徴的な語尾、言葉そのものが違ったりとさまざまです。標準語、関西弁、東北弁、名古屋弁、京都弁、広島弁、博多弁などなど全国には多くの方言が存在します。

有名な方言はテレビでもよく芸能人の方が使われたりしています。標準語と言われている関東弁や関西弁などはみなさんよく耳にすると思いますが、今回は伊予弁、愛媛県の方言をご紹介します。

四国の方言

四国方言というのがあり、香川、徳島、愛媛、高知の4県で使われている方言です。四国方言の特徴としては、南四国と北四国で少し言い回しが違うという事です。南四国は強い言い回し、北四国は優しい言い回しとなっています。

ほかにも、四国共通の方言もあれば同じ県内、地域でも違う言い方をするものもあるようです。

愛媛の方言

その中でも、愛媛の方言は「伊予弁」といい、全国の方言可愛い方言ランキング8位になっています。みなさんご存知でしたか?他には可愛いで有名の博多弁や京都弁などがランクインしています!

では、その伊予弁でですが可愛いといわれる理由はなんでしょうか?特徴やイントネーションは?伊予弁を会話形式でみてみましょう!

特徴的な語尾

方言には特徴的な語尾が多いものです。伊予弁の語尾には「~わい」や「~んよ」とつくのが特徴です。「寝よわい」→「寝るね」、「見てみようわい」→「見てみるね」。「やるんよ」、「行くんよ」というように使います。

とても優しい言い方になり、聞いてる方も気持ちが和みますね。使ってみたくなる特徴的な語尾です。

伊予弁のイントネーション、なまり

伊予弁には独特ななまりがあります。しかし、簡単にいうと関西弁のイントネーションやなまりに似ています。基本的には関西が近いので、関西弁のように聞こえます。普段、伊予弁を聞きなれない人は関西弁に聞こえるかもしれません。

ただ、やはり伊予弁ですから、関西弁風の中にも伊予弁独特のなまりがあります。伊予弁のイントネーションは標準語、関東の言葉に比べると語尾が下がります。初めて聞く人などは、暗く感じるかもしれません。

ただ最近では、イントネーションやなまりを話す相手によって使い分けてる人が多いようです。

伊予弁のよく使う方言

具体的に伊予弁でよく使う方言、単語をご紹介します。聞きなれない単語ばかりですが、いざ聞いてみると可愛いものばかりです。

よく使う伊予弁「かまん」


かまんとは問題ないよという意味です。なにが頼みごとをされたときや相談などをされたときに使います。会話の中で使う時は「かまんよ」と使うのが一般的のようです。

よく使う伊予弁「おっとろしい」

おっとろしいとはびっくしたという意味です。おっとろしいだけ聞くと、恐ろしいというような意味かと思いますね。でも、愛媛ではびっくしたという意味で使われています。

会話の中での使い方としては、びっくりした!と同じように「あー、おっとろしい」などと使います。びっくりしたことがあった場合は「おっとろしいことがあって・・・」と使うのが一般的です。

よく使う伊予弁「ひやい」

ひやいとは冷たいという意味になります。どこの地方も冷たいという言葉に方言やなまりが多いですが、伊予弁もその一つです。「この飲み物ひやいね~」なんていうふうに使います。夏にはよく聞く方言になりますね。

よく使う伊予弁「だんだん」

「だんだん」だけ聞くとなんおことだか全くわかりませんね。「だんだん」とは伊予弁で「ありがとう」という意味です。お礼をするときなど、多くの場でだんだんと使います。初めて伊予弁を話す人と会ったとき「だんだん」といわれても、なんのことだかわからないですね。

伊予弁の可愛い方言

可愛い伊予弁「みとん」

みとんとは見てという意味です。日常会話ではよく使われる言葉のようです。「これみとん」などと使います。みとんとはなにか可愛い感じがありますね。みとんという字列だけをみると、なにか違うものや、意味にとらえてしまいそうですね。

可愛い伊予弁「まけまけ」

「まけまけ」と音だけきくとなんだか、不思議で可愛い方言ですね。「まけまけ」とは「こぼれそうなくらい」という意味です。「まけまけ入れたらこぼれる」などというふうに使います。「まけまけいっぱいにしてください!」言われた可愛いとなりそうです。なんだか使ってみたくなりますね。

可愛い伊予弁「もんた」

「もんた」も意味はわからないですが、こちらもとても音が可愛いですね。「もんた」とは「帰った、帰ってきた」という意味です。家に帰ったときなどに「もんたよー」と使います。彼女が「もんたよー」と帰ってきたら、可愛い!となってしまいますね。

伊予弁の面白い方言

面白い伊予弁「かく」


標準語だと、文字や絵をかくやかゆくて引っかくのかくだったりしますが、伊予弁では全く違います!伊予弁の「かく」は「運ぶ」という意味になります。「その荷物かいて」、「そのかばん車にかいといて」などというふうに使います。県外の人が聞いたらなんのことだかわからず、驚きますね。

面白い伊予弁「がい」

こちらも全く意味が想像できませんね。「がい」というかっこいい名前の男の子かと間違えてしまいそうです!「がい」は強い、強くや頑固、固くという意味で使います。「がいに閉めて」や「おじいちゃんはがいな人~」という形で使います。日常会話などでよく使う方言です。

面白い伊予弁「むつごい」

「むつごい」聞いただけだと、ムツゴロウさんに似ていると思ってしまいそうです!「このご飯むつごい」や「このケーキ生クリームがむつごくて食べれん」というふうに使います。

「むつごい」は脂っこい、甘ったるいという意味です。年を重ねるごとによく使う方言になりそうですね。しかし、初めて聞いたら、食べ物使うことが多い方言なので、ご飯が口に合わなかったのかな?と心配になってしまいそうです。

面白い伊予弁「けつまげる」

これは愛媛県外の小学生なんかは喜びそうな方言ですね。大人同士でもいきなり「けつまげる」なんて聞いたらびっくりして、こちらが赤面してしまいそうです。「昨日走ったらけつまげた」や「つまづいてけつまげた」などと使います。

おわかりでしょうか?「けつまげた」とは「転ぶ」という意味です。意味をしればびっくりもしませんが「けつ」だけが耳に残り、初めての時はびっくりしそうです。

伊予弁の固有名詞に使う方言

固有名詞の伊予弁「さし」

「さし」だけ聞くと、お肉のさしだったりさしで飲みにいくの「さし」が思いつきますが、伊予弁の「さし」は固有名詞です。いろいろ考えますが、全然思いつきませんね。伊予弁の「さし」は「ものさし、定規」のことです。

言われてみれば、なるほどねとなりますね。愛媛の人が県外で使ったら、伝わらないこと間違いないですね。

固有名詞の伊予弁「とりのこようし」

だんだんクイズのように思えてきましたね。さて、「とりのこようし」とはなんでしょうか?学校でよく使う物のようです。どうですか?わかりましたか?「とりのこようし」とは「模造紙」のことです。

これは、さしと違いえ、なんでとりのことようし?となってしまいますね。もし、愛媛から県外に転校したときは、伝わらなくて戸惑いそうですね。

固有名詞の伊予弁「ラーフル」

「ラーフルで消しといて」「ラーフルとって」などと使います、こちらも学校で使うものです。学生はなじみがあるものです。「ラーフル」とは「黒板消し、黒板拭き」のことです。なぜラーフルなのでしょうか?

これはオランダ語の影響が大きいと言われています。鎖国していた当時、オランダと交流があった西日本の一部では今でも使われているようです。方言には歴史が大きくかかわっているのですね。

伊予弁の告白に使う方言

告白の伊予弁「好きなんじゃけど」

「好きなんじゃけど」は比較的控えめな言い方です。言い切ってるわけではなく、この先に続く言葉がくるときに使います。また、「好きなんじゃだけど」で終わることもありません。「好きなんじゃけど、付き合ってくれん?」というような感じで使います。

「好きなんじゃけど・・・」と言われたら、なんだか照れてしまいますね。高校生とかがこのようなやりとりをしていたら、とても微笑ましいです。


告白の伊予弁「好きなんよね」

「好きなんよね」は開口一番に使ったりします。また、あなたのどこが好きなんて言う時に「好きなんよね、あなたの優しいところが」というふうに使ったりします。「好きなんよね」は少し照れ隠しで使うようなところがあります。

ふたりきりになったときにボソッと「好きなんよね」だけいうと効果があるかもしれません。そのシチュエーションを想像しただけで、ドキドキしますね。

告白の伊予弁「好きやけん」

「好きやけん」は一番メジャーな言い方です。一番ストレートな言い方で、「好きやけん、付き合ってください」というような形で使います。ストレートで一番伝わりやすい言葉かもしれません。

相手から残念な返事だったときに「それでもずっと好きやけん」というふうに使うこともできます。「好きやけん」は告白の場面で活躍する方言ですね。

愛媛の方言伊予弁で告白

「きみのことが好きやけん、つきあってくれん?」 「めっちゃ好きやけん、ずっと一緒におって」 「すきなんよね、ずっと前から」 「優しくて、頼りになるところが好きなんよ」 「好きなんじゃけど、つきあってください」 「きみが好きなんじゃけど、どうしたらいいかな?」 伊予弁で告白はこのような感じになります。

これになまりや伊予弁のイントネーションが加われば、さらに雰囲気がでますね。また、会話のなかで語尾も特徴ある伊予弁になり、可愛さますこと間違いなしです。

まとめ

愛媛の方言、伊予弁には可愛い方言がたくさんあることがわかりました。伊予弁には面白い方言や音が不思議で可愛いものもたくさんありましたね。是非、使うことがあれば実際の会話で使ってみたいものです。

語尾が下がるイントネーションが特徴

愛媛に行ったときに、このような伊予弁を聞いたら、意味がわかって、愛媛の方にびっくりされちゃうかもしれませんよ!

また、伊予弁のイントネーションは語尾が下がるのが特徴なので、会話するようなことがあれば、関東の方は「あれ?元気ない?」なんて勘違いしてしまわないようにしたいものです。

関西に近いなまり

なまりは関西に近いので、関西弁のように聞こえるかもしれませんが、特徴のある語尾で伊予弁だと気づけそうですね。全体的に伊予弁はとても可愛いですが、告白のときはさらに際立ちます。伊予弁で告白されたら、男女問わずときめいてしまいそうです。全国の方言の中でも特に可愛い伊予弁でした!